
院長:高木お気軽にご相談ください!

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最近、しゃがんだり脚を大きく開いたりする動きに、なんとなく引っかかりを感じることはありませんか。股関節の正常な動き方が気になって検索する方の多くは、こうした日常のちょっとした違和感がきっかけになっています。歩くとき、階段を上るとき、靴下を履くときなど、ふとした場面で「これは普通の動きなのだろうか」と不安になることもあるかもしれません。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、股関節の正常な動き方について悩んでいる方に向けて、股関節が持つ6つの動きの仕組み、自分でできるセルフチェックの方法、そして動きが硬くなったときに気をつけたい生活の工夫についてお伝えします。
股関節の動きに違和感が続いていて、痛みも気になっている場合は、この記事とあわせて股関節の痛みの症状ページも参考にしてみてください。まずはこの記事で、股関節がどのような動きをする関節なのか、正常な状態とはどんなものかを一緒に整理していきましょう。


股関節は思っている以上に自由に動く関節なので、まずは正常な動きの仕組みを知ることから始めましょう
まず、股関節そのものの構造を簡単に確認しておきましょう。
股関節は、骨盤にある寛骨臼というくぼみと、太ももの骨である大腿骨頭がはまり合ってできている関節です。膝関節のように一方向だけに動くのではなく、前後・左右・回旋という三次元的な動きができる、体の中でも自由度の高い関節のひとつとされています。
この自由度の高さがあるからこそ、歩く、しゃがむ、脚を大きく開くといった日常のさまざまな動作が可能になっています。逆に、この自由度が生活の中で活かされていないと、少しずつ動きが硬くなっていくこともあります。
股関節には大きく分けて6つの動きがあり、それぞれが日常生活のどんな場面で使われているのかを知ると、自分の動きをイメージしやすくなります。
屈曲は脚を前に持ち上げる動きで、階段を上るときや椅子に座るときに使われています。しゃがみ込む動作もこの屈曲が大きく関わっている動きです。
伸展は脚を後ろに伸ばす動きで、歩くときに地面を後ろへ押し出す場面や、まっすぐ立つ姿勢を保つときに関わってきます。伸展がしっかり出せると、歩幅も自然と広がりやすくなります。
外転は脚を横に開く動き、内転は脚を閉じる動きで、横に体重を移動させたり、片脚立ちでバランスを保ったりするときに使われます。
外旋は脚を外側にひねる動き、内旋は内側にひねる動きで、方向転換をするときや、座って脚を組むときの動作に関わっています。これらの動きがそれぞれ滑らかに出せることが、股関節が正常に動いている状態のひとつの目安になります。
股関節の可動域には、一般的に目安とされる角度があります。もちろん個人差はありますが、大まかな範囲を知っておくと、自分の状態を確認しやすくなります。
| 動きの種類 | 目安となる角度 |
|---|---|
| 屈曲 | 120〜125度程度 |
| 伸展 | 15〜30度程度 |
| 外転 | 40〜50度程度 |
| 内転 | 20〜30度程度 |
| 外旋 | 40〜50度程度 |
| 内旋 | 30〜40度程度 |
これらはあくまで一般的に紹介されている目安であり、体格や年齢によっても差があるため、数値だけにとらわれすぎないようにしましょう。
むしろ大切なのは、左右差がないか、動かしたときに引っかかりや痛みがないかという点です。角度そのものより、動きの質を確認する意識を持つとよいでしょう。
実際に自分の股関節がどのくらい動くのか、簡単なセルフチェックで確認する方法をご紹介します。
壁や椅子に手を添えながら、片脚を前後にゆっくり動かしてみましょう。左右で振り出しやすさに違いがないか、確認してみてください。
同じように脚を横に開く動きも試してみると、外転側の硬さや左右差に気づきやすくなります。無理に大きく動かそうとせず、心地よい範囲で構いません。
椅子に座った状態で片脚を組んでみると、外旋や内旋の動きやすさの違いに気づくことがあります。
しゃがみ込む動作がしにくい、靴下を履くときに脚を上げにくいといった場面も、股関節の動きを確認するきっかけになります。
セルフチェックの際は、次のような点も一緒に確認してみましょう。
気になる項目がある場合は、無理に動かし続けず、後で紹介するセルフケアの内容を参考にしてみてください。
股関節の動きが硬くなる背景には、いくつかの要因が関係していると考えられています。
加齢によって関節周囲の筋肉や靭帯の柔軟性が低下し、動かせる範囲が徐々に狭くなることがあります。これは自然な変化のひとつでもあります。
長時間座る仕事や運動不足が続くと、股関節を大きく動かす機会が減り、可動域が狭くなりやすいとも言われています。反り腰や骨盤の傾きなど、姿勢の崩れが股関節の動きに影響することも考えられます。
股関節の動きが十分に出ないと、その分を他の部位が代わりに補おうとすることがあります。
股関節が硬いまま歩いたりしゃがんだりすると、膝や腰が余分に動いて負担を受けやすくなることがあります。これが続くと、膝や腰の痛みや違和感につながる場合もあります。
そのため、股関節だけの問題として考えるのではなく、体全体のバランスとして見ておくことも大切な視点になります。
股関節の動きを保つために、自宅で無理なく行えるセルフケアをいくつかご紹介します。
股関節をゆっくり大きく回すストレッチや、脚を前後にゆっくり振る運動は、痛みのない範囲で行うと動きの確認にもつながります。
痛みが強くなる場合はすぐに中止してください。無理に可動域を広げようとする必要はありません。
反動をつけて強く伸ばしたり、痛みを我慢しながら動かし続けたりすることは避けましょう。動かした後に痛みが残る場合は要注意です。
セルフケアを続けても動きの硬さや痛みが変わらない場合は、自己判断で継続するのではなく、状態を一度確認してもらうことも検討してみてください。
股関節の動きに関する不調の中には、医療機関での確認が望ましい状態もあります。
強い痛みが続く、しびれを伴う、力が入りにくいといった症状がある場合は、セルフケアより先に医療機関へ相談することを優先しましょう。
急に動きが悪くなった、外傷のあとから症状が強く出ているといった場合も、早めに専門的な確認を受けたほうが安心です。詳しい状態については、医療機関で確認してもらうことをおすすめします。
股関節は6つの方向に動く自由度の高い関節で、正常な動きを知っておくことは、自分の状態を確認するための手がかりになります。数字だけでなく、左右差や動かしたときの感覚も大切な判断材料です。
まずは今日、立った状態や座った状態で軽くセルフチェックをしてみて、左右差や動きにくさがないかを確認してみましょう。小さな違和感に早めに気づくことが、無理のない生活を続けるための第一歩になります。
気になる硬さや痛みが続く場合は、一人で抱え込まず、状態に合わせて相談先を検討してみてください。私たちも、そうした相談をいつでもお待ちしています。

