ばね指

ばね指の症例報告

ばね指とは

指を曲げ伸ばしする際に腱と腱鞘（けんしょう）の間で炎症が起こり、指の動きがスムーズでなくなる状態です。指の腱は手の平側にある腱鞘というトンネル状の組織の中を通っていますが、この部分で炎症が起こると腱の動きに引っかかりが生じます。その結果、指を曲げたり伸ばしたりする際にバネのような動きや痛みを感じるようになります。

仕事や家事、育児での細かい作用や趣味など日常生活で大きな支障をきたすだけでなく、進行すると指が完全に動かなくなるロック現象を引き起こすこともあります。

厚生労働省の統計によると、指の痛みや違和感を訴える人の約10〜15%がばね指に該当すると考えられています。日本整形外科学会の調査では、特に40歳以上の女性に多く見られ、中高年女性の約5〜10%が経験するとされています。

症状が悪化すると炎症が進行して指の動きがさらに制限されます。初期段階では違和感や軽い痛み程度ですが、重症化すると指が完全に動かなくなるロック現象を引き起こします。

また、痛みをかばうことで手首や腕に負担がかかり、腱鞘炎や手根管症候群などの二次的な障害を併発することもあります。一本の指のばね指を放置した場合、約30%の患者さんが1年以内に他の指にもばね指を発症するというデータもあります。

ばね指は初めは症状が出るのが時々だったため様子をみていたけれど、最近症状が毎日出るようになったと当院に来院されるケースが多いです。その頃には家事や仕事が通常通り出来なくなっている方がほとんどですが、早期に適切な処置をすることでこれらの問題を防ぐことができるため、我慢せず早めに私たちにご相談ください。

ばね指の原因

当院にはこれまで多くのばね指の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、ばね指の原因は一つではく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考えるばね指の原因としては次のものが挙げられます。

パソコン作業・スマートフォン操作・編み物・ピアノ演奏など反復的な手指の動作により腱と腱鞘に負荷がかかり続けると炎症を起こします。また、更年期の女性はホルモンの変化により腱や関節の柔軟性が低下し、ばね指になりやすくなります。

当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、ばね指の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

ばね指を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々なばね指の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。ばね指は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

効果は一時的で根本的な解決にはならないことが多く、長期間の使用は胃腸障害や肝機能障害など副作用のリスクがあります。

注射療法

即効性がありますが約半数の患者さんが3ヶ月程度で再発します。また、複数回の注射により腱断裂などの副作用リスクが高まります。皮膚の色素沈着や感染症のリスクも少なからずあります。また、手のひらへの注射はかなりの痛みを伴います。

理学療法

即効性はなく、継続的な通院が必要です。効果を実感するまでに時間がかかることがあり、症状によっては十分な効果が得られないこともあります。

手術療法

手術後のリハビリが必要で傷跡が残ります。また、手術部位の感染リスクや、稀に神経損傷の可能性もあります。術後の癒着による可動域制限が生じる場合もあります。

ばね指を改善するために

まずはあなたのばね指の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でばね指の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

当院でばね指が改善する理由

ばね指は適切な処置を行うことで、手術や注射に頼らずとも改善できる可能性が高いです。

検査結果を当院の豊富な臨床データベースと照合し、あなただけの施術計画を立てていきます。腱と腱鞘の炎症を鎮めるだけでなく手指の血行を改善し、関連する筋肉や関節の機能を回復させることで、根本的な改善を目指します。

また、日常生活での指の使い方や栄養状態の改善なども重要です。当院では施術だけでなく、あなたの生活習慣や食事内容にも着目し、総合的なアプローチで症状の改善をサポートします。

ばね指のQ＆A

ばね指は自然に治りますか？

軽度のばね指であれば、適切な休息と軽いストレッチで自然に治ることもあります。しかし、指のひっかかりや痛みが明らかな場合は、放置すると症状が悪化する可能性が高いです。早期に適切な処置をすることで悪化するのを防ぐことができます。

ばね指の人がやってはいけないことはありますか？

無理に指を曲げ伸びさせること、指を酷使する作業を続けることは避けるべきです。また必要以上に患部にマッサージなどの刺激を加えると炎症を悪化させ、症状を長引かせる原因になります。当院では患者さんの状態に合わせた適切なケア方法をアドバイスしています。

なぜ朝に症状が強くなるのですか？

夜間は指をほとんど動かさないため筋や腱が硬くなり、血液循環が悪くなり動かしにくくなります。また、寝ている間に体内の水分が組織に溜まりやすくなることも原因です。当院では血行を促進する施術で朝のこわばりを軽減します。

ばね指は再発しやすいのですか？

ステロイド注射後は約半数の方が3ヶ月程度で再発するというデータがあります。手術後の再発率は低いですが、生活習慣や仕事内容によっては再発することもあります。当院では再発予防のためのセルフケア指導も行っています。

ばね指と腱鞘炎の違いは何ですか？

腱鞘炎は腱とその周囲の腱鞘に炎症が起きた状態で、ばね指はその炎症が進行し指の動きに引っかかりが生じた状態です。つまり、ばね指は腱鞘炎から進行した状態と考えられます。当院では両方の状態に対応した施術を行っています。

どんな職業や趣味の人がばね指になりやすいですか？

パソコン作業が多い事務職、ピアノや弦楽器などの演奏家、編み物や手芸を趣味とする方、ゴルフやテニスなどのスポーツ愛好家、美容師や調理師など手を酷使する職業の方がなりやすい傾向があります。

ばね指で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

当院ではばね指の症状に悩む多くの患者さんが改善を実感しています。手は毎日使わないわけにはいかないため、安静にしておくことが難しく放置すると悪化する一方ですが、適切なケアを行うことで確実に改善できます。

当院の施術とばね指は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

ばね指は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。不自由なく手が使える生活を取り戻しましょう。

箸が普通に持てるまでに回復しました

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