
院長:高木お気軽にご相談ください!

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静かな夜になると、キーンやジーという音が頭の中で鳴り続けて眠れない。仕事中も音が気になって集中できず、耳鼻科では「慣れるしかない」と言われて戸惑っている。耳鳴りについて、そんなお悩みをよく伺います。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、耳鳴りで考えられる主な原因、早めに受診したいサイン、耳鼻科で異常がないと言われたあとの考え方をお伝えします。
耳鳴りの原因は一つではありません。何を確認すればよいかがわかると、必要以上に不安を抱えずにすみます。整体でのご相談を考えている方は、当院の耳鳴りのページもあわせてご覧ください。


耳鳴りは音の聞こえ方だけで原因を決められません。まず耳の状態を確認して、そのうえで気になることを一緒に整理していきましょう
耳鳴りが続くと、このまま消えないのではと心配になります。最初に押さえておきたいのは、原因の幅が広く、まず耳の状態を確認することが出発点になるという点です。順番に整理していきます。
耳鳴りは、耳鳴診療ガイドラインで「体の外に音の発生源がないのに感じる異常な音の感覚」と定義されています。キーンという高い音のこともあれば、ジーやゴーという低い音のこともあり、聞こえ方は人によってさまざまです。出典:日本聴覚医学会
耳鳴りの中には、治療が必要なものもあれば、治療で軽くなるものもあります。そのため、耳鳴りを感じたときは、耳鼻咽喉科で診断を受けることが大切とされています。出典:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
疲れた日の帰り道や静かな部屋で、数秒から数分だけ鳴ってすぐ消える耳鳴りは、様子をみてよいことがあります。ただ、何時間も止まらない、消えてもたびたび繰り返すという場合は、一度耳鼻科で聴力を調べておくと安心です。
迷ったときは、耳鳴りのほかに聞こえにくさやめまいがないかを確認してください。音が高いか低いかよりも、こうした変化があるかどうかのほうが、受診を急ぐ判断の助けになります。
耳鳴りは、耳の病気が関わることもあれば、耳以外の状態や、はっきりした原因がわからないこともあります。ここでは代表的な考え方を整理します。自分に当てはまるものを探すのではなく、受診の判断材料として読んでください。
耳鳴りの原因として比較的多いのは、耳の病気です。外耳炎や中耳炎のように耳の入り口から中耳に起こるものもあれば、突発性難聴やメニエール病のように、音を感じ取る内耳に関わるものもあります。
加齢による聴力の低下や、大きな音を長く聞き続けたことで、内耳の音を感じ取る細胞が傷つくことも、耳鳴りのきっかけとして知られています。耳垢がたまって耳をふさいでいるだけ、という場合もあります。
これらは見た目や自覚症状だけで区別できません。聴力検査や耳の診察で初めてわかることが多いため、続く耳鳴りは音の種類で自己判断せず、耳の検査を受けることが近道です。
耳の入り口や中耳の状態が関わるもの。耳の診察で確認できます
ある日突然、聞こえにくさと耳鳴りが出ることがあります。早めの受診が大切です
回転するようなめまいや耳の詰まった感じとともに、耳鳴りが出ることがあります
内耳の音を感じ取る細胞の変化が関係し、聞こえにくさを伴うことがあります
耳に異常がなくても、高血圧や動脈硬化、貧血といった状態が耳鳴りに関わることがあると説明されています。使っている薬の副作用として耳鳴りが出ることもあります。
薬が原因かもしれないと思っても、自分の判断で飲むのをやめたり量を変えたりしないでください。気になる場合は、処方した医師や薬剤師にそのまま相談するのが安全です。
このほか、強い疲れや睡眠不足、ストレスが重なった時期に耳鳴りが目立つ方もいます。ただし、これらは耳の病気を確認したうえで考えるものです。耳の検査を後回しにしてよい理由にはなりません。
検査を受けても、耳鳴りの原因がはっきり特定できないことは珍しくありません。医師に相談しても原因がわからず、「様子をみましょう」「慣れるしかありません」と言われて戸惑う方もいます。
原因が特定できないことは、耳鳴りがあなたの気のせいだという意味ではありません。現実に聞こえている音であり、夜眠れない、人との会話が聞き取りづらいといった困りごとは、検査結果にかかわらず相談してよいものです。
耳の病気が見つからなかったときに、次に何を確認するかは、後半の章で詳しくお伝えします。先に、早めの受診が必要なサインを整理しておきましょう。
耳鳴りの多くは命に関わるものではありません。ただ、中には急いで対応したほうがよい状態が含まれます。次のような場合は、整体やセルフケアより先に、医療機関へ相談してください。
なかでも、突然の聞こえにくさを伴う耳鳴りは、突発性難聴の可能性があります。急に聞こえにくくなったときは、できるだけ早く受診してください。朝起きたら片方の耳が聞こえにくい、電話の声が急に遠く感じる、といった気づき方が典型的です。
頭痛やしびれ、ろれつの回りにくさがあるときは、耳ではなく脳の病気が隠れていることも考えられます。この場合は、耳鼻科に限らず、脳神経内科や脳神経外科、状況によっては救急の受診も選択肢になります。
耳鼻科にかかったことがない方は、何をされるのかわからず、受診をためらうことがあります。ここでは一般的な流れを説明します。医療機関によって内容は異なるため、あくまで目安としてお読みください。
耳鼻科ではまず、いつから鳴っているか、どんな音か、めまいや聞こえにくさはあるかなどを伺う問診があります。そのうえで、耳の中や鼓膜、中耳の状態を医師が診察します。
続いて、ヘッドホンをつけて小さな音が聞こえるかを調べる聴力検査を行うのが一般的です。難聴があるかどうか、あるとすればどの程度かを確認することで、耳鳴りの背景を考える手がかりになります。
必要に応じて、CTやMRIなどの画像検査に進むこともあります。片耳だけの耳鳴りや、脳の病気が心配される症状がある場合などに検討されます。検査を勧められたときは、目的を医師に確認してみてください。
中耳炎などの耳の病気が見つかれば、その治療が優先されます。感音難聴が背景にあるときは、内耳の働きを助ける目的の薬が使われることもあります。薬は必ず医師の指示に従って使ってください。
治療が必要な病気が見つからず耳鳴りだけが続く場合には、耳鳴りの仕組みについての説明を受ける教育的カウンセリングや、難聴があるときの補聴器の使用が、診療ガイドラインで推奨されています。
「慣れるしかない」という言葉は冷たく聞こえるかもしれません。実際には、耳鳴りを気にしすぎない状態を目指す、という治療の考え方が含まれていることがあります。納得できないときは、遠慮せず理由を尋ねてよいと思います。
耳の検査を受けて大きな異常がなかったのに、耳鳴りが続いている方もいらっしゃいます。そうした方から、整体で相談できるのか、何を見てもらえるのかというご質問をいただくことがあります。
当院には、耳鳴りに加えて首や肩のこり、頭の重さをあわせて訴える方がいらっしゃいます。耳鳴りとこりが関係しているとは限りませんが、首から肩、背中にかけての筋肉の緊張が、耳鳴りの感じ方に影響していることがあります。
そのため来院された際には、首の関節の動き方、首や肩、背中の筋肉の張り、左右差、あごの開け閉めの動き、耳のまわりの筋肉のこわばりなどを確認します。どこが硬く、どこが動きにくいかを、実際に触れて確かめます。
そのうえで、整体やカイロプラクティックで負担の軽減や症状の改善を目指せそうかを判断します。耳鳴りについても、当院でご相談いただけます。医療機関での検査結果や通院中であることを教えていただければ、それを踏まえて進めます。
自宅では、蒸しタオルなどで首の後ろをやさしく温める方法があります。温めて心地よい範囲で、ゆっくり呼吸をしながら行ってください。強く押したり揉んだりする必要はありません。
夜、部屋が静かすぎると耳鳴りが目立ちやすくなります。小さな音量で環境音や好きな音楽を流しておくと、気になりにくくなる方もいます。イヤホンで大きな音を長く聞くことは避けてください。
試してみて耳鳴りが強くなる、めまいや痛みが出るといった場合はすぐに中止してください。数日たっても変わらない、あるいは前に挙げたサインに当てはまる場合は、医療機関へ相談してください。
耳鳴りは、耳の病気、耳以外の状態、はっきりしない原因など、さまざまな背景が考えられます。キーンやジーといった音の種類だけで原因を決めることはできません。続く耳鳴りは、まず耳鼻咽喉科で聴力を含めた確認を受けることが大切です。
ご自身で確認できるのは、突然始まったか、聞こえにくさやめまいがあるか、片耳だけか、脈のリズムで鳴るか、頭痛やしびれがあるか、という点です。ひとつでも当てはまる場合は、様子をみずに医療機関へ相談してください。
耳の検査で大きな異常がなく、それでも音が気になって眠りにくい、首や肩のこりも続いているという場合は、当院でもご相談いただけます。ひとりで抱え込まず、気になることを気軽にお聞かせください。



