
院長:高木お気軽にご相談ください!

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風邪が治ったあとも鼻づまりが続き、黄色っぽい粘り気のある鼻水や、頬の重だるさが気になっている方がいます。夜に鼻が詰まって眠りづらく、料理のにおいも分かりにくくなると、副鼻腔炎ではないかと気になり始めます。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、副鼻腔炎の代表的な症状と風邪や鼻炎との見分け方、耳鼻咽喉科へ相談する目安、診察や治療の大まかな流れについてお伝えします。
読み終えたときには、今の症状がどの程度気にかけるべき状態なのか、次にどう動けばよいのかが見えてくるはずです。当院での考え方は、副鼻腔炎の症状別ページでも詳しくご紹介しています。


鼻づまりや鼻水の様子は、思っている以上に多くのことを教えてくれます
副鼻腔炎は、鼻の奥にある空洞「副鼻腔」に炎症が起こった状態です。以前は蓄膿症と呼ばれることも多く、症状の出方には個人差があります。
鼻づまりが続き、粘り気のある鼻水が出やすくなるのが代表的な症状です。鼻水が喉のほうへ流れ込む後鼻漏があると、咳や痰が気になることもあります。
においが分かりにくくなったり、味付けの濃さが分からなくなったりする嗅覚の変化も、よく見られる症状のひとつです。出典:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
副鼻腔は頬骨の裏側や額のあたりにも広がっているため、その部分に重だるさや圧迫感を感じることがあります。頭を下げたときに痛みが強まると感じる方もいます。
ただし、こうした症状だけで副鼻腔炎だと自分で決めてしまうのは避けたいところです。似た症状が別の原因で起こることもあります。
鼻づまりや鼻水は風邪や鼻炎でもよく起こる症状のため、副鼻腔炎かどうかを症状だけで見分けるのは簡単ではありません。経過を見ることが手がかりになります。
風邪をきっかけに、鼻の粘膜の炎症が副鼻腔まで広がることで副鼻腔炎が起こる場合があります。発熱や喉の痛みが落ち着いても、鼻づまりや鼻水だけが長く続くようなら、経過をよく見ておきたいところです。
症状が出てから4週間以内のものを急性、3か月以上続く場合を慢性として扱う考え方があります。出典:日本大学医学部附属板橋病院
黄色や緑色の鼻水は副鼻腔炎の目安として語られやすいですが、色だけで細菌感染の有無や治療の必要性が決まるわけではありません。症状の組み合わせや続く期間を見ることが大切です。
| 状態 | 目安となる期間・特徴 |
|---|---|
| 急性副鼻腔炎 | 発症から4週間以内。風邪の後に起こりやすい |
| 慢性副鼻腔炎 | 3か月以上症状が続く。鼻づまりや後鼻漏が長引きやすい |
多くの場合、経過を見ながら対応できますが、症状の続き方によっては早めに相談したほうがよい場合もあります。ここでは目安を整理します。
鼻づまりや鼻水が数週間以上続いていたり、一度落ち着いてから再び強くなったりする場合は、耳鼻咽喉科で状態を確認してもらうことをおすすめします。市販薬を使っても変化が感じられないときも同様です。
まぶたの腫れや目の周りの痛み、視界の見え方の変化、これまでにない強い頭痛や意識のぼんやりする感じがある場合は、まれに炎症が周囲へ広がっていることもあります。こうした症状があるときは、様子を見ずに早めに医療機関を受診してください。出典:MSDマニュアル家庭版
受診すると、症状の経過や鼻の中の状態を確認しながら、必要な検査や治療が判断されます。すべての方に同じ検査や薬が使われるわけではありません。
問診で症状の始まり方や続いている期間を確認したあと、鼻の中を器具や内視鏡で観察します。症状や経過によっては、画像検査で副鼻腔の状態を確認する場合もあります。
急性副鼻腔炎の中には、抗菌薬を使わずに自然と落ち着いていくケースもあります。細菌感染が疑われる状態かどうかは、症状の重さや経過を含めて医師が判断します。自己判断で薬を増やしたり中止したりしないことが大切です。
受診の目安に当たらない範囲で、生活の中でできる工夫もいくつかあります。無理のない範囲で試し、悪化する場合は中止してください。
部屋の乾燥を防ぐために加湿を心がけると、鼻の粘膜への刺激がやわらぐことがあります。蒸しタオルで鼻のまわりを温めると、鼻づまりが少し楽に感じられる方もいます。
当院にも、鼻づまりが続いて夜眠りにくい、においが分かりにくくて食事の味付けに困るといった相談で来院される方がいます。来院時には、鼻の症状だけでなく、頬や額のあたりの筋肉の緊張や、首から上にかけての骨格の動きも確認しています。
症状によっては、首や背骨、関節の動き、周囲の筋肉の緊張などが負担に関係している場合があります。とはいえ、これはあくまで確認する視点のひとつであり、副鼻腔炎そのものの診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は耳鼻咽喉科での確認を優先してください。
副鼻腔炎は、鼻づまりや粘り気のある鼻水、頬や額の重さ、においの分かりにくさなどが起こる状態です。ただし、こうした症状だけで自分で診断を決めることはできません。
まずは症状がいつから続いているか、どのように変化してきたかを振り返ってみてください。数週間以上続く場合や、眼の症状・強い頭痛を伴う場合は、早めに耳鼻咽喉科へ相談することをおすすめします。
症状の経過を見ながら、必要に応じて医療機関での検査や治療を受けることが、回復への近道になります。ご自身の状態に不安があるときは、遠慮なく専門の医療機関や当院にご相談ください。



