
院長:高木お気軽にご相談ください!

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生理のたびに下腹部がずきずきと重く痛み、腰まで響いて動くのがつらいと感じる朝はありませんか。鎮痛薬を飲んでも痛みが引かず、仕事や家事をこなすだけで精一杯という方も多いと思います。生理痛は誰にでもある症状だと思われがちですが、その重さや続き方には差があり、どこまで我慢すべきか迷う方も少なくありません。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、生理痛が起こる仕組みと似た症状との違い、自宅でできる対処、婦人科への相談を考えたいサインについてわかりやすく整理していきます。
まずは、その痛みが我慢すべきものなのか、それとも一度相談してみた方がよいものなのか、ご自身で判断するための材料をお伝えします。生理痛について詳しくは生理痛の症状ページもあわせてご覧ください。


毎月の痛みを一人で抱え込まず、判断の目安を一緒に確認していきましょう
生理のたびに強い痛みがあっても、それを当然のこととして受け止めている方は多いようです。ですが、生活に支障が出るほどの痛みは我慢しなくていいと考えられています。
毎月同じように痛むと、これが普通なのだと思い込んでしまいがちです。しかし痛みの強さや期間には個人差が大きく、周囲と同じ経験をしているとは限りません。
仕事に行けない、家事が手につかない、横になっていないと過ごせないといった状態が続く場合は、体質だからと割り切らずに一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。
痛みを比べる基準がないまま一人で抱え込むより、状態を言葉にして相談してみることが、次の一歩につながります。
痛みの点数だけで重さを判断するのは難しいものです。それよりも、仕事や学校、家事、育児といった日常の行動にどれくらい影響しているかで考えるとわかりやすくなります。
鎮痛薬を飲んでもいつもと違う場所で動けなくなる、予定を変更せざるを得ない、そうした状態が毎月繰り返される場合は、一度婦人科で相談してみる価値があります。
逆に、軽い違和感程度で生活に支障が出ていない場合は、まず体を休めることから始めても構いません。
すべての生理痛に受診が必要というわけではありませんが、痛みの変化には注意しておきたいところです。
以前より薬が効きにくくなった、服用回数が増えている、月経以外の時期にも痛みがあるといった変化が見られる場合は、体質の範囲を超えている可能性も考えられます。
次の章で詳しく整理しますが、こうした変化に気づいたときは早めに相談先を検討しておくと安心です。
「生理痛」という言葉は広く使われていますが、医学的には月経痛や月経困難症という表現が使われます。まずは痛みが起こる基本的な仕組みと、言葉の違いを整理しておきましょう。
月経のときには、はがれ落ちた子宮内膜を体外へ押し出すために、子宮を収縮させる働きを持つ物質が分泌されます。この収縮が強くなりすぎると、下腹部や腰に痛みとして感じられます。
プロスタグランジンと呼ばれる物質の分泌量が多い方ほど、痛みが強く出やすいと考えられています。
この仕組み自体は誰にでも起こる自然な反応ですが、その強さには個人差があり、体質や年齢によっても変化していきます。
生理痛は下腹部の痛みだけにとどまらず、腰の重さやだるさ、頭痛、吐き気、下痢といった症状を伴うこともあります。
これらは同じ収縮の影響が骨盤周囲やほかの部位にも及ぶことで起こると考えられており、痛みの部位が一箇所にとどまらないことも珍しくありません。
複数の症状が同時に出ている場合、どれが生理と関係しているのかわかりにくく感じる方もいますが、月経の時期に合わせて起こっているのであれば、まとめて相談材料にして構いません。
月経困難症は、月経の直前や開始とともに下腹部痛などが起こり、月経の終了とともにおさまる状態を指し、原因のはっきりした病気がない機能性のものと、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が背景にある器質性のものに分けられると説明されています(厚生労働省 女性ホルモンとうまく付き合っていくには)。
年齢を重ねてから痛みが強くなってきた場合や、以前とは違う痛み方に変わってきた場合は、器質性の可能性も含めて確認しておくと安心につながります。
痛みが強いときは、まず無理をしないことが基本になります。ここでは自宅でできる範囲のセルフケアを紹介しますが、効果を保証するものではなく体調に合わせて無理のない範囲で試してみてください。
痛みが強いときは、可能な範囲で体を休め、下腹部や腰を温めることを試してみてください。血流が悪くなると痛みを感じやすくなるといわれており、湯船にゆっくり浸かる、腹部にカイロやホットタオルを当てるといった方法は取り入れやすいセルフケアです。
ただし、温めても痛みが強くなる場合や熱を持っているように感じる場合は、無理に続けず様子を見ながら中止してください。
いつから痛み始めたか、どのくらいの強さか、鎮痛薬を何回飲んだか、こうした記録を残しておくと自分の痛みの傾向がつかみやすくなります。
婦人科を受診する場合にも、初経の年齢や月経周期、痛みの程度や部位、鎮痛薬の使用歴などを聞かれることが多いため(日本産婦人科医会 月経困難症)、事前に記録があるとスムーズに伝えられます。
スマートフォンのメモや月経管理アプリを活用するのも一つの方法です。
市販の鎮痛薬を使うこと自体は多くの方が行っているセルフケアですが、効きにくくなってきた、量や回数が増えている、そう感じたときは自己判断で使い続けるより薬剤師や医師に相談することをおすすめします。
薬の種類や飲み方が自分に合っていない可能性もありますし、痛みの原因そのものが変化している可能性も考えられます。
生理痛だからと決めつけず、変化に気づいた時点で相談先を持っておくことが安心につながります。
セルフケアで様子を見てよい場合と、婦人科への相談を優先したい場合があります。ここでは相談を考えたい具体的なサインを整理します。
以前は薬を飲めば楽になっていたのに、最近は効きにくい、あるいは服用回数がどんどん増えている場合は注意したいサインです。
月経困難症は日常生活に支障をきたすほど強い症状を指し、放置せず専門的な相談が必要な場合があるとされています(厚生労働省 女性の健康管理支援に関する資料)。
薬を増やして自己流で対応し続けるより、一度婦人科で相談してみてください。
以前より明らかに痛みが強くなってきた、毎月学校や仕事を休むことが増えた、そうした変化がある場合も相談の目安になります。
生理痛は体質によって差があるとはいえ、年を追うごとに悪化していく場合は単純な体質の範囲を超えている可能性も考えられます。
生活への影響が大きくなっているときは、我慢を続けるより早めに専門家の意見を聞く方が、結果的に安心して過ごせることが多いです。
月経の時期以外にも下腹部や腰が痛む、性交時や排便時に痛みを感じる、経血量が急に増えた、不正出血があるといった変化は体質だけでは説明しづらいサインです。
こうした症状は、子宮内膜症など月経困難症の背景にある病気と関連することがあるとされています(日本産科婦人科学会 子宮内膜症)。
心配な症状が重なっている場合は、自己判断で様子を見続けず、早めに婦人科への相談を検討してください。
生理痛の多くは病気が背景にない機能性のものですが、なかには子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症といった病気が関係している場合もあります。これらは月経困難症の中の器質性と呼ばれるタイプに含まれ、年齢とともに痛みが強くなる、鎮痛薬が効きにくくなるといった変化として現れることがあります。
こうした病気の有無を、症状だけから判断することはできません。整体院の立場から病気の診断や治療方針をお伝えすることもできませんので、気になる変化がある場合はまず婦人科で検査を受け、原因を確認してもらうことを優先してください。
実際に婦人科で治療方針を検討する際には、産婦人科の診療ガイドラインに基づいた対応が行われています(Minds 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編)。
婦人科での検査を受けたうえで大きな病気が見つからなかった場合でも、毎月の痛みやこわばりがつらいと感じる方は少なくありません。当院では、婦人科での確認を済ませたうえで体の状態を確認してほしいというご相談をいただくこともあります。
整体やカイロプラクティックでは、姿勢や骨盤周囲の状態、生活習慣などを確認していきますが、これは病気の治療にかわるものではありません。なお、鍼灸による生理痛への効果については、まだ十分な根拠が確立されていないとする報告もあります(コクラン 生理痛に対する鍼療法)。
当院での考え方や体の確認方法について詳しくは、生理痛の症状ページをご覧いただければと思います。
「これくらいで婦人科に行ってよいのか」と迷う方は多いようです。日常生活に支障が出ている、痛みが変化してきたと感じるのであれば、大げさということはありません。早めに相談することで、安心して毎月を過ごせるようになる方も多くいらっしゃいます。
検査を受けて大きな異常がなかった場合、痛みそのものをすべて解消できるとは限りません。ただ、大きな病気がないと確認できたことは、それだけで安心材料になります。そのうえで生活のなかで無理をしやすい部分を見直したり、体の状態を確認してもらったりすることは、毎月を少しでも楽に過ごすための一つの選択肢になります。
生理痛は多くの方が経験する症状ですが、その重さや続き方は一人ひとり異なります。痛みの仕組みや似た症状との違いを知っておくことで、我慢すべきかどうかの判断がしやすくなります。
今日からできることとしては、無理のない範囲で休息を取り、体を温め、痛みや薬の使用状況を記録しておくことが挙げられます。そのうえで、鎮痛薬が効きにくい、年々痛みが強い、月経以外にも痛みがあるといった変化に気づいたときは、我慢を続けるより婦人科での相談を優先してください。
婦人科での確認を済ませたうえで体の状態を見てほしいという場合は、整体やカイロプラクティックも選択肢の一つになります。当院での考え方について詳しくは、生理痛の症状ページをあわせてご覧ください。

