
院長:高木お気軽にご相談ください!

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朝起きた瞬間に天井がぐるぐる回り、同時に耳が詰まったような感覚や耳鳴りが続く。そんな経験をすると、「これはメニエール病なのでは」と不安になりますよね。一度だけでなく何度も同じようなめまいが起きると、次はいつ来るのかという心配も重なってきます。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、メニエール病がどんな病気なのか、めまいが起きたときに何を確認すればよいのか、そしてどのタイミングで医療機関へ相談すべきかを整理してお伝えします。
読み終えたときには、自分の症状がメニエール病の特徴に近いのかどうかを整理しやすくなるはずです。当院での相談内容についてはメニエール病の症状別ページでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。


めまいと耳の症状が同時に出ているかどうかが、判断のひとつの手がかりになります
メニエール病という名前は知っていても、具体的にどんな症状が出るのかは意外とあいまいなまま検索されている方が多い病気です。まず特徴を整理してみましょう。
メニエール病の大きな特徴は、回転性のめまいだけでなく、耳鳴りや聞こえにくさ、耳が詰まったような感覚が同時期に現れることです。
めまいだけが単独で起こる場合と比べて、耳の症状が重なっている点が判断のヒントになります。片方の耳だけに感じるケースが多いともいわれています。
症状の強さや持続時間は人によって差があり、毎回同じ程度で出るとも限りません。
もう一つの特徴は、めまいの発作が一度だけでなく、何度も繰り返し起こることです。発作の間隔は数日から数か月とばらつきがあります。
日本めまい平衡医学会がまとめた資料では、めまい発作が誘因なく反復し、持続時間は10分程度から数時間程度とされています。あわせて、発作に伴って難聴や耳鳴り、耳閉感などの聴覚症状が変動することも判断のポイントとされています。出典:日本めまい平衡医学会
めまいを経験すると、すぐにメニエール病だと結び付けてしまう方も多いのですが、実際はそう単純ではありません。ここで一度整理しておきましょう。
先ほど触れたとおり、メニエール病は発作を繰り返すことが特徴のひとつです。初めてのめまいの時点では、反復しているかどうかがまだわかりません。
そのため、耳鼻咽喉科では一度の症状だけで確定させず、経過や検査所見を合わせて判断していきます。自分だけで病名を決め込まないようにしたいところです。
めまいを起こす病気はメニエール病だけではありません。特に、寝返りや起き上がりなど頭の位置を変えたときに起こるめまいは、良性発作性頭位めまい症でもよく見られます。
どちらも「ぐるぐる回る」感覚がありますが、続く時間や耳の症状の有無に違いがあります。おおまかな違いを表にまとめました。
| 比較項目 | メニエール病 | 良性発作性頭位めまい症 |
|---|---|---|
| 持続時間 | 10分程度〜数時間程度 | 数十秒〜数分程度で治まりやすい |
| 耳の症状 | 耳鳴り・難聴・耳閉感を伴いやすい | 耳の症状は目立たないことが多い |
| 誘因 | 誘因なく起こることが多い | 頭の位置を変えたときに起こりやすい |
この表はあくまで一般的な傾向であり、当てはまらないケースも珍しくありません。気になる症状があれば、まず耳鼻咽喉科で相談するのが確実です。
原因や検査の仕組みを知っておくと、受診したときの説明も理解しやすくなります。ここでは大まかな流れを紹介します。
メニエール病は、内耳を満たしているリンパ液が増えすぎて、むくんだ状態(内リンパ水腫)になることに関係していると考えられています。
ただし、なぜリンパ液が増えすぎるのかという根本的な原因は、現時点でもはっきりと解明されてはいません。ストレスや睡眠不足が発症のきっかけの一つとして挙げられることはありますが、原因を一つに決めつけられる病気ではありません。出典:済生会
耳鼻咽喉科では、めまいの起こり方や続いた時間、耳の症状の有無を詳しく問診したうえで、聴力検査や平衡機能の検査を行うのが一般的です。
診療ガイドラインでも、これらの検査結果や経過を踏まえて診断や治療方針を検討していく流れが示されています。出典:Minds(日本めまい平衡医学会編)
他の病気の可能性を除外する目的も含まれているため、検査の項目が多いと感じても、それは慎重に見極めようとしている過程だと捉えていただければと思います。
めまいや耳の症状が出たとき、どのタイミングで受診すればよいか迷う方も多いと思います。特に注意したいケースを紹介します。
耳の聞こえにくさが突然出た場合は、めまいの病気とは別に、突発性難聴の可能性も考えられます。この病気は治療の開始が遅れるほど、聴力が回復しにくくなるとされています。
「そのうち治るかもしれない」と様子を見すぎず、早めに耳鼻咽喉科へ相談することが勧められています。出典:厚生労働省 e-ヘルスネット
めまいと同時に、手足のしびれや動かしにくさ、ろれつが回らない、視野の異常などが出た場合は、脳の血管の病気が関係していることもあります。
このような症状は、様子を見るのではなく速やかな受診が必要とされています。普段と違う神経症状を伴うめまいは、迷わず医療機関に相談してください。
耳鼻咽喉科でメニエール病と診断された後も、症状の出方に悩む方は少なくありません。当院にもメニエールのご相談をお受けしています。
メニエール病の治療は、症状の強さや発作の頻度によって、生活面での注意や薬物治療など、進め方が一人ひとり異なります。
薬を使っていても症状が完全に消えない場合もあり、その際は自己判断で服薬をやめず、経過を主治医に伝えることが大切です。
当院にご相談いただいた方の中には、すでに耳鼻咽喉科でメニエール病と診断され、薬を使っていても「朝起き上がったときや、夜横になったとき」「特に左を下にすると起きる」といった、動きに関連しためまいが残っていたケースもありました。
このように、いつ・どんな姿勢で・どちらを向いたときに起こるのかを具体的に把握しておくと、診察の際に医師へ伝えやすくなります。ご自身の症状を振り返る際の参考にしてみてください。
当院では、こうしためまいのご相談を受ける際、首や背骨、骨盤の状態、周囲の筋肉の緊張なども確認しています。これらが症状に関係している場合もあるためです。気になる方はご相談いただければと思います。
メニエール病は、めまいと耳鳴り・難聴・耳閉感などの聴覚症状が同時に現れ、発作を繰り返すことが特徴の病気です。一度のめまいだけで自己判断せず、症状の出方を振り返ることが大切です。
特に、聞こえにくさが急に出た場合や、しびれ・言葉の異常など神経症状を伴う場合は、様子を見ずに早めの受診が必要です。診断を受けたあとも、症状が起こる場面を具体的に振り返っておくと、診察や経過観察がスムーズになります。
ご自身の症状がどのタイプに近いのか気になる方は、まず耳鼻咽喉科での相談を検討してみてください。当院での対応は、下記のページもあわせてご確認ください。



