
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院です。サッカーやバスケットボール、部活動中の接触やジャンプの着地で、膝の内側に痛みや腫れを感じてしまうことはありませんか。
内側側副靭帯を痛めてしまったとき、悪化を防ぎながら回復へ向かうためには、受傷直後の対応と回復段階ごとの過ごし方がとても重要になります。「安静にしているだけでいいのか」「早く治すために何をすればいいのか」と不安に思う方に向けて、今日は内側側副靭帯損傷からの回復について、グレード別に詳しくお伝えしていきます。


膝の内側を痛めてしまったときほど早く動きたくなる気持ちはよくわかりますが、まずは今の状態を正しく知ることが回復への一番の近道になります
内側側副靭帯損傷は、痛みの程度や歩けるかどうかによって重症度が大きく異なります。まずは自分の状態がどのグレードに当てはまるのかを整理してから、今日から何をすべきかを考えていきましょう。「歩けるから大丈夫」と思っていても、実は注意が必要なケースが隠れていることもあるので、余計に不安になってしまいますよね。
内側側副靭帯損傷は、歩けるかどうか・腫れているかどうか・膝がぐらつくかどうかという3つの視点で、大まかな重症度がわかります。下の表を参考に、今のご自身の状態と照らし合わせてみてください。
| グレード | 歩行 | 腫れ | ぐらつき |
|---|---|---|---|
| Ⅰ度(軽度) | 普通に歩ける | ほとんどない | ほぼなし |
| Ⅱ度(中等度) | 庇いながら歩ける | はっきり腫れる | 軽度あり |
| Ⅲ度(重度) | 体重をかけると歩けない | 大きく腫れる | 強くあり |
ただしこれはあくまで目安です。自己判断だけで済ませず、腫れやぐらつきが強い場合は整形外科で状態を確認してもらうと安心です。
内側側副靭帯は、膝の靭帯の中でも比較的血流が保たれている部分にあり、保存療法だけで回復を目指せるケースが多いといわれています。同じ膝の靭帯でも前十字靭帯(ACL)は自然に回復しづらく、手術が検討されることが多いため特徴が異なります。もちろん重症度や合併損傷の有無によって対応は変わるため、痛みや腫れが強い場合は自己判断せず、整形外科で確認してもらうことが大切です。
次のような症状がある場合は、自己判断で様子を見ずに、早めに整形外科で確認してもらいましょう。
これらは重度の損傷や、前十字靭帯・半月板との合併損傷が隠れている可能性があるサインです。少しでも当てはまる場合は、痛みが落ち着くのを待たずに相談することをおすすめします。
内側側副靭帯損傷は、グレードによって回復までの期間や過ごし方が大きく変わります。ご自身の状態に合わせて、どのくらいの期間を見込んでおけばいいのかを確認していきましょう。「いつになったら普通に歩けるようになるんだろう」という焦りは、多くの方が感じる自然な気持ちです。
Ⅰ度は靭帯が伸ばされた程度の軽い損傷で、押すと痛みはあるものの歩行はほぼ普通にできる状態です。多くの場合、1〜2週間ほどでスポーツ復帰を目指せることが多いといわれています。ただし痛みが軽いからと油断して早期に負荷をかけすぎると、かえって回復が長引くこともあるため注意が必要です。
Ⅱ度は靭帯の一部が損傷している状態で、膝の内側がはっきりと腫れ、歩くときに痛みを庇うような歩き方になりやすいのが特徴です。回復までにはおおよそ3〜6週間程度かかることが多く、装具やテーピングで膝を安定させながら段階的にリハビリを進めていきます。
無理に早く動かそうとせず、腫れや痛みの経過を見ながら少しずつ負荷を上げていくことが回復への近道になります。
Ⅲ度は靭帯が完全に断裂している可能性がある重度の損傷で、体重をかけると歩けないほどの痛みや、膝の強いぐらつきが見られます。回復までに2〜3ヶ月以上かかることも珍しくありません。
MRIでしっかり状態を確認したうえで、固定や専門的なリハビリが必要になるケースが多く、半月板や前十字靭帯を同時に損傷している場合もあるため、早めに整形外科で確認してもらいましょう。
回復を遅らせてしまう典型的な間違いには、痛みが引いた時点で放置してしまうこと、炎症が残っている時期に入浴や貼るカイロで温めてしまうこと、そして安静にしすぎて筋力が落ちたまま復帰してしまうことが挙げられます。
炎症期に膝を温める行為は、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため避けてください。痛みがなくなった後も、正しい順序でリハビリを行うことが回復をスムーズに進めるポイントです。
内側側副靭帯を痛めた直後の対応は、その後の回復に大きく影響します。ここではスポーツ現場や自宅でもすぐに実践できるRICEのケアについて、順を追って説明していきます。痛めた瞬間はパニックになってしまい、何をすればいいのかわからなくなる方も多いのではないでしょうか。
Restは安静を意味し、受傷後24〜48時間は患部に強い負担をかけないようにすることが基本です。痛みが強いのに無理に歩こうとすると靭帯への負担が増え、炎症が広がってしまう可能性があります。
必要に応じて松葉杖などを使い、患部を休ませることを優先し、痛みが強い間は無理に動かさないようにしましょう。
Iceはアイシングのことで、氷や保冷剤をタオルに包み、10〜20分程度を目安に1日数回繰り返すのが基本です。受傷後48時間以内は特に腫れや痛みを抑える目的で行われることが多いです。
氷を直接肌に当てると凍傷のリスクがあるため、必ずタオルなどを挟んで使用してください。冷やしすぎもよくないため、感覚がなくなってきたら一度外すようにしましょう。
Compressionは圧迫のことで、包帯やサポーターを使って膝を軽く圧迫し、腫れの広がりを抑えます。締めすぎると血流が悪くなり逆効果になることもあるため注意が必要です。指先の色が悪くなったりしびれを感じたりする場合は、すぐに緩めるようにしてください。
Elevationは挙上のことで、横になるときにクッションなどを使って膝を心臓よりも高い位置に保つようにします。これにより患部に血液がたまりにくくなり、腫れを抑える効果が期待できます。
日中もソファなどで足を高くして過ごす時間を意識的に作ると、回復をサポートしやすくなります。
痛みや腫れが落ち着いてきたら、次はリハビリの段階に入ります。安静にしすぎると筋力が落ちてしまうため、痛みのない範囲で少しずつ体を動かしていくことが大切です。「もう痛くないから大丈夫」と急に運動を再開したくなる気持ちもわかりますが、そこには思わぬ落とし穴があります。
炎症が落ち着いてきたら、痛みのない範囲で膝をゆっくり曲げ伸ばしする可動域訓練を始めましょう。動かさない期間が長いと関節が硬くなり、かえって回復が遅れてしまうことがあります。
タオルを使って膝を伸ばす運動などから始め、無理のない範囲で徐々に可動域を広げていくとよいでしょう。
膝を支える内転筋や大腿四頭筋の筋力が落ちると、再受傷のリスクが高まります。まずは膝を動かさずに力を入れるパテラセッティングのような等尺性収縮から始め、痛みが出ない範囲で少しずつ負荷を上げていきましょう。
両膝の間にクッションを挟んで軽く締めるような内転筋トレーニングも、回復期に取り入れやすい方法のひとつです。
スポーツや部活動への復帰は「痛みがない」だけで判断すると早すぎることがあります。痛みがない、膝がぐらつかない、左右差なく動けるという3つがそろって初めて、復帰を検討するタイミングといえます。
痛みが消えたことと、靭帯や筋力が十分に回復していることは別問題だと理解しておくことが、再受傷を防ぐうえでとても大切です。ジャンプの着地や急な方向転換で違和感がないかも、医療機関や指導者と確認しながら復帰前に見ておきたいポイントです。
内側側副靭帯損傷は、一度回復しても同じ場所を繰り返し痛めてしまう方が少なくありません。ここでは再発しやすくなる根本的な原因について見ていきましょう。「前にも同じところを痛めたことがある」という経験がある方は、余計に不安を感じるかもしれません。
股関節まわりの中殿筋や大殿筋の筋力が低下していると、着地や方向転換のときに膝が内側に入りやすくなります。これはニーインと呼ばれる動作の癖で、内側側副靭帯に負担がかかりやすくなる一因になります。
「痛みが消えた=完治した」ではなく、動作の癖が改善しているかどうかが再発予防の鍵になると覚えておいてください。
見落とされがちですが、足首の硬さも膝への負担に関係しています。足首の背屈という、つま先を上げる動きが制限されていると、しゃがみ込む動作のときに膝が代償して内側に入りやすくなります。
足首のストレッチを日常的に取り入れることも、膝への負担を減らすひとつの方法です。
サポーターは膝を安定させるうえで役立つ一方、長期間頼り続けると本来使うべき筋肉が働きにくくなり、筋力低下につながることがあります。
回復期にはサポーターを使いつつも、徐々に外す時間を作りながら筋力を戻していくバランスが大切です。使い始めと使い終わりのタイミングを意識しておくとよいでしょう。
膝の内側の痛みは、内側側副靭帯損傷以外にもいくつかの症状でよく似た痛み方をすることがあります。ここでは特に間違えやすい3つとの違いを整理していきます。痛みの場所が似ているだけに、「本当にこれは靭帯の損傷なのかな」と迷ってしまう方も多いはずです。
鵞足炎は、膝関節そのものよりも少し下、すねの内側あたりに痛みが出やすいのが特徴です。内側側副靭帯損傷は膝関節のライン上に痛みが出ることが多いため、痛みの位置を確認することが見分けの参考になります。
ランニングなど繰り返しの動作で発症しやすい点も、鵞足炎によく見られる特徴のひとつです。
半月板損傷では、膝を曲げ伸ばしするときに引っかかる感じや、ロッキングと呼ばれる動かせなくなる感覚が出ることがあります。
内側側副靭帯損傷でも痛みは出ますが、こうした引っかかり感が強い場合は半月板の損傷を合併している可能性も考えられるため、注意深く経過を見る必要があります。
前十字靭帯損傷は、膝が大きく前後にぐらつくような不安定感が特徴で、内側側副靭帯損傷に比べて自然な回復がしづらいといわれています。内側側副靭帯は外側からの衝撃で痛めることが多いのに対し、前十字靭帯は非接触型の受傷でも起こりやすいという違いがあります。
両方を同時に損傷しているケースもあるため、判断に迷うときは医療機関で確認してもらうと安心です。
ここまで内側側副靭帯損傷からの回復についてお伝えしてきましたが、最後に整体という選択肢についても少し触れておきます。炎症が落ち着いた後も再発が気になる方は、体の使い方を見直すことも回復の助けになることがあります。
痛みが引いたはずなのに同じ場所を繰り返し痛めてしまう場合、骨盤や股関節、足関節のバランスの乱れが背景にあることがあります。
整体は靭帯そのものを直接改善する施術ではありませんが、体の使い方や負担のかかり方を整えることで、再発しにくい体づくりをサポートできる場合があります。
当院では、受傷直後の強い腫れや歩行が困難な急性期については、まず整形外科で確認してもらうことを優先していただくようお伝えしています。
炎症が落ち着いた回復期以降、ニーインなどの動作の癖や体の歪みが気になる方には、全身のバランスを見ながらサポートさせていただいておりますので、気になる方はご相談ください。
ここまで内側側副靭帯損傷からできるだけスムーズに回復するためのポイントを、グレード別の回復期間からRICEのケア、リハビリの進め方、再発予防まで順番に見てきました。
大切なのは自己判断だけで済ませず、今の自分がどのグレードに当てはまるのかを見極めたうえで、段階に合った過ごし方をしていくことです。痛みがなくなったことだけをゴールにせず、筋力や動作の癖まで整えていくことが、再発を防ぎながら早期のスポーツ復帰につながります。
不安なときや症状が長引くときは、無理をせず医療機関や専門家に相談してみてください。