
院長:高木お気軽にご相談ください!

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肩や背中に赤みのある盛り上がりができて、白い粉のようなものがポロポロと服に落ちる。人前で薄着になりづらく、家族にうつるのではと気になって夜に検索する方も少なくありません。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、乾癬の主な症状と特徴、原因の考え方、皮膚科での治療の概要、そして受診を検討したい目安について整理しました。
見た目や生活での困りごとをどう受診時に伝えればよいかもあわせて説明します。関節の腫れや痛みが気になる場合の考え方は、乾癬の症状別ページでも詳しく取り上げています。


皮膚の症状は見た目の変化だけでなく気持ちの負担にもつながりやすい部分です
「乾癬」という名前から感染症を思い浮かべる方もいますが、実際は免疫の働きに関わる慢性の皮膚疾患です。まずはどのような症状が特徴なのかを見ていきます。
皮膚が赤く盛り上がり、その表面に銀白色のかさぶたのようなものが付着して、ポロポロと剥がれ落ちるのが典型的な症状です。この皮むけは鱗屑と呼ばれ、患者さんの多くにみられます。
個々の発疹の大きさや数、形には個人差があり、発疹どうしがつながって広い範囲になることもあります。出典:日本皮膚科学会
乾癬は自分自身の免疫の働きが関わって起こる病気であり、細菌やウイルスによる感染症とは異なります。皮膚が触れ合ったり、同じタオルや浴槽を使ったりしても、他の人にうつることはありません。
家族から「うつるのでは」と心配されることもありますが、感染する病気ではないと伝えていただいて問題ありません。
フケ症や脂漏性皮膚炎、湿疹、水虫なども、赤みや皮むけを伴うことがあり、見た目だけでは区別がつきにくい場合があります。
症状が似ていても原因や対応はまったく異なるため、写真や体験談だけで乾癬と決めつけず、皮膚科で確認することが大切です。
乾癬の症状はすべての人に同じように出るわけではありません。現れやすい部位や、皮膚以外に出やすい変化についても知っておくと役立ちます。
皮膚が赤くなる紅斑、盛り上がって厚みを持つ肥厚、銀白色のかさぶたが付着する鱗屑、それがフケのように剥がれ落ちる落屑という状態が組み合わさって現れます。
強くこすったり掻いたりすると症状が悪化しやすいため、衣類の摩擦や乾燥にも配慮が必要とされています。
頭部、肘や膝、臀部、すねの前面など、日常的に刺激を受けやすい部位に出やすい傾向があります。頭皮の症状は、フケと見分けにくく、美容院での相談をためらう方もいます。
実際に当院の症状別ページでも、濃い色の服が着づらい、頭皮の症状で美容院に行きにくいといった生活上の困りごとが挙げられています。皮膚の変化だけでなく、こうした場面での負担も相談してよい内容です。
かゆみは患者さんの半数程度にみられ、爪がへこんだり厚くなったりする変化を伴う場合もあります。
「何がいけなかったのか」と原因を探したくなりますが、乾癬は単一の原因で説明できる病気ではありません。いくつかの要因が組み合わさって発症すると考えられています。
生まれ持った体質に、免疫の働きの変化や、ストレス、感染症、皮膚への刺激、生活習慣などの環境要因が加わることで発症すると考えられています。ただし、すべての人に同じ要因が当てはまるわけではありません。
疲労や睡眠不足が続いた時期に症状が強くなったと感じる方もいれば、季節の変化や皮膚の乾燥がきっかけになる方もいます。悪化のきっかけには個人差があるため、自分の場合はどうかを記録しておくと、受診時の説明にも役立ちます。
特定の食品を控えれば治る、というような情報を見かけることもありますが、根拠が十分に確認されていない場合があります。気になる情報があれば、自己判断で治療を変えるのではなく、まず皮膚科の医師に相談してください。
乾癬にはいくつかの病型があり、多くの方は皮膚の症状が中心です。一方で、関節に症状が出るタイプもあるため、あわせて知っておきたい内容です。
最も多くみられる病型で、赤い発疹と鱗屑が特徴です
皮膚症状に関節の腫れや痛みを伴うタイプです
発熱や広範囲の症状を伴う場合があり、早めの受診が必要です
乾癬のある方の一部には、関節の腫れや痛みを伴う関節症性乾癬がみられます。皮膚の症状が軽くても関節の症状が強く出る場合があり、皮膚症状より先に関節の痛みが出ることもあります。
放置すると関節が変形することもあるとされており、指の腫れや痛みが続く場合は自己判断で様子を見ず、皮膚科や専門の医療機関に相談してください。
乾癬は慢性の経過をとり、良くなったり悪くなったりを繰り返すことがあります。治療は症状の程度や範囲によって選ばれます。
治療は、患者さんの症状の程度や置かれた状況に応じて選ばれ、一律の方法はありません。通常はステロイド外用薬やビタミンD3外用薬などの塗り薬から始めることが多いとされています。
症状の範囲が広い場合や外用薬だけでは十分な効果が得られない場合には、紫外線を用いた光線療法、内服薬、生物学的製剤などが検討されます。
症状が落ち着くと治療をやめたくなることもありますが、自己判断での中止や量の変更は避け、医師の指示に沿って続けることが基本です。
服が汚れる、眠れない、人目が気になるといった生活上の困りごとも、治療方針を考えるうえで大切な情報です。診察のときに具体的に伝えてみてください。
どの段階で受診すればよいか迷う方も多いと思います。次のような状態がある場合は、早めに皮膚科へ相談することをおすすめします。
受診の際は、いつから症状があるか、どの部位に出ているか、使っている薬があれば持参すると、診察がスムーズに進みます。
乾癬は見た目の変化だけでなく、服装や外出、対人関係にまで負担が及ぶことがあります。感染する病気ではないと理解しておくだけでも、気持ちが少し楽になる方もいます。
皮膚や関節の痛みや腫れについては、骨盤や背骨、関節の動き、周囲の筋肉の緊張が負担に関係している場合もあります。当院では、痛みのある部位だけでなく、関連する関節や筋肉の状態もあわせて確認しています。
乾癬は、赤い発疹と銀白色の皮むけを繰り返す慢性の皮膚疾患であり、人から人へうつることはありません。原因は一つに決められず、体質や免疫の働き、環境要因が組み合わさって起こると考えられています。
症状が続く、広がる、眠れないほどのかゆみがある、関節の腫れや痛みがあるといった場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに皮膚科へ相談することが大切です。
ご自身の症状がどの段階にあるかわからない場合も、まずは医療機関で確認してみてください。整体でのアプローチも気になる方は、症状別ページもあわせてご覧いただければと思います。



