
院長:高木お気軽にご相談ください!

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夕方になると膝の裏がぱんぱんに張って、脚が重だるく感じることはありませんか。
鏡の前で横向きに立ったとき、膝が逆向きにくの字のように反っていて驚いた、という声もよく耳にします。
実はこうした反張膝は女性に多く見られることがある特徴で、その原因が気になって検索された方も少なくないと思います。
この記事では、膝が反ってしまう理由から放置した場合のリスク、自分でできるケアまで、知りたい順番に沿ってお伝えしていきますね。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です、反張膝は立ち仕事の女性やダンス経験のある方からよくご相談をいただく症状のひとつなので、原因からセルフケアまで今日はまとめてお伝えしますね
まずは反張膝がどのような状態を指すのか、そして自分の膝が当てはまっているのかどうかを確認するところから始めていきましょう。あわせて、なぜこの傾向が女性に多く見られるのかについても、この後くわしく触れていきます。
反張膝とは、膝の関節が本来の動く範囲を超えて後ろに反りすぎてしまっている状態のことをいいます。
横から見ると、膝の部分だけが逆向きのくの字のように見えるのが特徴です。
一般的に膝は0度から5度くらいまでのわずかな反りが正常とされていて、それ以上反っている場合に反張膝と呼ばれることが多いです。
若い女性にも軽度の反張傾向がみられることがあり、決して珍しいことではありません。
自分の膝が反張膝かどうかは、壁を使って簡単にセルフチェックすることができます。
| チェックの結果 | 状態の目安 |
|---|---|
| 反りが強くない膝 | 膝の裏と壁の間に手のひら一枚分くらいの隙間ができる |
| 反張膝の傾向 | 膝の裏やふくらはぎが壁にぴったりとつき、強く押しつけられる感覚がある |
やり方はとてもシンプルで、壁を背にしてかかととお尻をぴったりとつけ、まっすぐに立つだけです。
そのときに膝の裏やふくらはぎが壁にどう触れているかを確認してみてください。
反張膝がなぜ女性に多いのか、気になっている方も多いはずです。理由は大きく3つ考えられます。
ひとつ目は、女性ホルモンの影響などで関節や靭帯がやわらかい方が多いことです。
ふたつ目は、子どもの頃にバレエや新体操などを習っていて、膝をぴんと伸ばす姿勢が体に染みついているケースです。
みっつ目は、ヒールを履く機会や立ち仕事が多く、重心が前寄りになりやすいことが関係しています。
それぞれの理由については、次の章でもう少しくわしく解説していきますね。
ここからは、反張膝を引き起こす原因についてひとつずつくわしく見ていきます。女性ホルモンの影響などで関節や靭帯がやわらかくなりやすいことが要因のひとつですが、それだけでなく筋力のバランスや日頃の姿勢も深く関わっています。
女性の体内で分泌されるエストロゲンというホルモンは、靭帯や結合組織の性質に影響することがあるといわれています。
そのため、体質や時期によっては関節や靭帯がゆるみやすく、膝が反りやすい状態につながることがあります。
さらに月経周期の中でも、ホルモンバランスの変化によって、関節の感覚が一時的に変わる方もいます。
「生理の周期によって膝の感覚が違う気がする」という方は、こうしたホルモンの変化が関係しているのかもしれません。
膝を伸ばす動きには太もも前側の筋肉、いわゆる大腿四頭筋が使われます。
反対に、膝を曲げる動きや膝が反りすぎるのを防ぐブレーキ役を担っているのが、太もも裏側のハムストリングスです。
大腿四頭筋ばかりが緊張して硬くなり、ハムストリングスがうまく働いていない状態が続くと、立っているときに膝が後ろへ反りやすくなります。
ブレーキ役が弱いままだと、日常の何気ない動作の積み重ねで膝の反りが強くなっていくことがあるのです。
骨盤が前に突き出て、膝をぴんと突っ張らせて立つ、いわゆる「休めの姿勢」も反張膝を助長する原因のひとつです。
特にヒールを履いて歩く機会が多い方は注意が必要です。
ヒールを履くと裸足のときに比べて股関節や膝関節を伸ばした姿勢になりやすく、太もも裏側の筋肉が使われにくくなる傾向があります。
本来使われるべき裏ももの筋肉が働かない分、前ももに負担が集中し、膝を突っ張って立つクセにつながりやすくなるのです。
「痛みはないから大丈夫」と、そのままにしている方もいるかもしれません。ですが反張膝を放置すると、膝への負担が少しずつ蓄積しやすくなることがあります。ここでは放置した場合に起こりうるリスクについてお伝えします。
膝が過剰に反った状態が続くと、膝の裏側にある靭帯や組織には負荷がかかり続けることがあります。
イメージとしては、輪ゴムをずっと強く引っ張り続けているような状態に近いかもしれません。
一方で関節の前側では、太ももの骨とすねの骨の間に不自然な圧がかかりやすくなり、軟骨の一部に過度な負担が集中してしまうことがあります。
この状態が続くことで、軟骨への負担が増えやすくなってしまうのです。
すでに膝の痛みを感じている場合、それは軟骨や靭帯に負担が蓄積しているサインである可能性があります。
反張膝によって膝への負荷が偏った状態が続くと、20代や30代であっても膝への負担が増えてしまうことがあります。
大きくすり減ってしまった軟骨は、自然に元通りになることはほとんどありません。
「まだ若いから大丈夫」と自己判断で放置してしまうことが、将来の膝の状態に影響してしまう場合もあるため、注意が必要です。
反張膝が悪化していく流れは、おおまかに次のような段階をたどることがあります。
すべての方がこの通りに進むわけではありませんが、早めに気づいて対策することが何より大切です。
ここからは、自宅でできるセルフケアについてお伝えします。痛みがない初期の段階であれば、セルフケアによって膝への負担の軽減や動きの改善が期待できます。まずは自分の状態を確認するところから始めてみましょう。
先ほど紹介した壁を使ったチェックを、あらためて試してみましょう。
もし膝裏やふくらはぎが壁に強く押しつけられている感覚があれば、この後のセルフケアを試してみてください。
反張膝のケアでまず取り組みたいのが、弱くなりがちな太もも裏の筋肉を鍛えるヒップリフトです。
お尻や太もも裏の筋肉を使っている感覚を意識しながら行うと、より使っている感覚をつかみやすくなります。
反対に、緊張して硬くなりやすい太もも前側は、ストレッチでゆるめてあげることが大切です。
痛みを感じるところまで無理に伸ばさず、心地よいと感じる範囲で行うようにしてください。
立つときは膝をぴんと突っ張らせず、ほんの少しだけゆるめる意識を持つとよいでしょう。
骨で体を支えるのではなく、筋肉で体重を支えるようなイメージです。
歩くときはかかとから着地し、足の裏全体を通って親指の付け根でしっかりと蹴り出すようにしてみてください。
重心が正しく移動することで、膝関節にかかる負担が分散されやすくなります。
セルフケアを試しても改善を感じられない場合や、すでに痛みがある場合は、専門家に相談するタイミングかもしれません。ここでは整形外科と整体、それぞれの役割についてお伝えします。
すでに膝の痛みを感じている場合は、自己流のセルフケアだけで対応しようとせず、整形外科を受診することを優先してください。
痛みがあるということは、膝の内部ですでに何らかの変化が起きているサインの可能性があるためです。
整形外科では、まず触診で状態を確認したうえで、必要に応じてレントゲンやMRI検査が行われるのが一般的です。
レントゲン検査では骨の並びは確認できますが、軟骨や靭帯の状態までは直接詳しく確認することができません。
その点MRI検査であれば、軟骨や半月板、靭帯の状態まで詳しく確認できる場合があります。
反張膝によって軟骨にどのくらい負担がかかっているか、靭帯に炎症を疑う所見がないかといった情報を把握できる場合があります。
気になる症状がある方は、一度こうした検査を受けてみるのもひとつの選択肢です。
整形外科での検査で骨や靭帯に大きな異常がないとわかった場合、姿勢や筋力バランスの乱れが背景にあることも少なくありません。
そうしたケースでは、整体やカイロプラクティックのケアが選択肢のひとつになります。
骨盤や下肢のバランスを整えることを目指しながら、膝関節の動きをサポートするストレッチや、膝を曲げる筋肉を強化する運動を組み合わせていきます。
歩き方のクセにもアプローチしながら、体全体のバランスを整えていくイメージです。
「どのタイミングで来院すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
目安としては、セルフケアを続けても張りやだるさが改善しない場合や、痛みが慢性的に続いている場合です。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院でも、立ち仕事を続ける女性の方から反張膝によるお悩みのご相談をいただくことがあります。
一人ひとりの姿勢や筋力のバランスを見ながら施術を重ねていく中で、体の使い方の変化に気づかれる方もいます。
ここまで、反張膝が女性に多い理由や放置するリスク、セルフケアの方法についてお伝えしてきました。
反張膝は見た目だけの問題ではなく、放っておくと膝の内部に負担が蓄積していく可能性がある状態です。
「昔からこうだから仕方ない」と諦めてしまう前に、まずは自分の膝の状態を知ることから始めてみてください。
痛みがある場合は無理に自己流で対応しようとせず、いつでもお近くの専門家にご相談ください。