
院長:高木お気軽にご相談ください!

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電話に出ようとすると声が詰まる。会議で話し始めると声が震えて、相手に伝わりにくい。そんな状態が続くと、「ただの疲れなのか、何か病気なのか」と気になり、「発声障害」という言葉にたどり着く方は少なくありません。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、発声障害がどんな状態を指すのか、原因にどんな種類があるのか、どこに相談すればよいのかを順にお伝えします。
声の不調は、原因によって調べ方も対応も変わります。読み終えるころには、ご自身の状況を整理して相談先を選べるようになることを目指しています。当院の考え方は発声障害の症状別ページにもまとめています。


声が出にくいと、人と話すこと自体がおっくうになりますよね。まずは何が起きているのかを一緒に整理していきましょう
発声障害は、特定の一つの病名ではありません。声が出しにくい、かすれる、詰まるといった声の変化をまとめて指す言葉として使われます。まずはその範囲を知っておくと、情報を読んでも混乱しにくくなります。
医学的には、声の質や高さ、大きさ、声を出すときの努力に変化が起こります。その結果、会話に支障が出たり、声に関する生活の質が下がったりする状態を音声障害と呼びます。発声障害は、この音声障害とほぼ重なる意味で使われています。出典:横浜市立大学附属病院
症状は、声がかれる「嗄声(させい)」だけではありません。かすれがなくても、声を出すために頑張らなければならない、特定の場面で声が続かないといった不調も含まれます。出典:東京逓信病院
電話の最初の一言で詰まる、夕方になると声が弱くなるなど、困る場面は人によって違います。
声が出にくいと聞くと、緊張や精神的なストレスを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれども声の不調には、声帯の炎症や病変、声帯を動かす神経の問題など、ほかの原因が関わることもあります。
調べていると「機能性発声障害」という言葉も目に入りますが、これは数ある原因の一つにすぎません。発声障害は一つの病気ではなく、声の変化をまとめた言葉と捉えておくと、ご自身の状況を落ち着いて整理できます。
声の不調でまず迷うのが、どこへ行けばよいかという点です。基本は耳鼻咽喉科で、息苦しさなどを伴う場合は急いだ受診が必要になります。ここでは受診の考え方を順に整理します。
大きな声を出したあとや風邪にともなう声のかれは、一時的であれば心配しすぎなくて大丈夫です。ただ、はっきりした原因がないのに声のかれが続くときは、耳鼻咽喉科の受診が勧められています。出典:日本呼吸器学会
声の調子がおかしいときは、診断を確定するためにまず耳鼻咽喉科を受診する必要があります。喉頭炎のような炎症から声帯の病変まで、のどの中を見なければわからない原因が多いためです。出典:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
声の不調に加えて、息がしづらい、物を飲み込みにくいといった症状が出てきたときは、急いで耳鼻咽喉科を受診してください。発熱や強いのどの痛みとともに声が出ない場合も、様子を見ずに医療機関へ相談しましょう。
これらに当てはまるときは、まず医療機関での確認を優先してください。
原因は一つではなく、声帯そのものの変化、声帯を動かす神経や筋肉の問題、発声の仕方や心理的な要因という3つの方向から考えます。ご自身で見分けるものではなく、診察で整理していく内容です。
| 考え方 | 代表的な例 | 声の変化の例 |
|---|---|---|
| 声帯そのものの変化 | 喉頭炎、声帯ポリープ、結節など | かすれ、声の出しにくさ |
| 神経や筋肉の問題 | 声帯麻痺、痙攣性発声障害など | 声の弱さ、詰まり、震え |
| 発声の仕方や心理的な要因 | 機能性発声障害など | 声の出しにくさ、場面による変化 |
ウイルスや細菌、アレルギー、喫煙などで喉頭に炎症が起こると、声がかれることがあります。声帯にポリープや結節ができる場合もあり、こうした変化は内視鏡で確認できます。
声帯の動きに関わる神経の働きが落ちる声帯麻痺では、声が弱くなったり息が漏れたりすることがあります。声を出そうとすると詰まったり震えたりする痙攣性発声障害のように、専門的な診断が必要なものもあります。
声帯に病変も麻痺もないのに声が出にくい場合、機能性発声障害が疑われます。のどの筋肉に力が入りすぎて声帯が締まりすぎる型や、逆に緊張が低すぎてかすれる型などがあり、症状は人によってさまざまです。出典:京都耳鼻咽喉音聲手術医院
内視鏡で異常なしと言われたのに、声の出しにくさが続く方もいます。原因探しが行き止まりになったように感じやすい場面ですので、考え方を整理しておきましょう。
声帯に病変が見つからなくても、声の出しにくさがあることはあります。診察室では普通に声が出ても、電話や人前では詰まるという方もいるため、検査結果と日常の困りごとは分けて考えることが大切です。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会も、声帯に異常がなくても起こる機能性発声障害を、気のせいではないものとして紹介しています。「ストレスでしょう」と受け取って一人で抱え込む必要はありません。
病院によっては、声の不調を専門に診る音声外来が設けられています。受診を検討するときは、困る場面を具体的に伝えることが相談の第一歩になります。
たとえば「電話の最初の一言で詰まる」「会議で話し続けると後半に声が弱くなる」のように、場面が伝わると、医師も状態をつかみやすくなります。
医療機関ではまず声帯の状態を直接確認し、その結果をもとに原因に合った対応を選びます。どんな流れになるかを知っておくと、受診へのハードルが少し下がります。
検査の中心は、内視鏡で声帯や喉頭の形と動きを調べる喉頭内視鏡検査です。声帯の細かな振動を見るストロボスコピーを併用することもあります。
声の聞こえ方を専門家が評価する検査や、本人が声の困りごとを答える質問票が使われる場合もあります。見た目の異常だけでなく、声の状態と生活への影響の両方を確かめるためです。
治療は原因によって異なります。炎症が中心であれば薬物療法、声帯の病変によっては手術、声の出し方に問題がある場合は音声治療というように、医師が状態を見て組み合わせます。
音声治療は、専門の評価にもとづいて声の出し方を整える取り組みで、一般的なボイストレーニングとは別のものです。薬を使っている方は、自己判断で量を変えたり中止したりせず、主治医に相談してください。
受診や相談の日までに、ご自身でできる準備があります。のどの負担を減らしながら、症状の出方をメモしておくと、診察でも相談でも話が進みやすくなります。
声が出にくいと、つい普段以上に力んで話してしまいがちです。長電話や大きな声を避け、のどを休める時間をつくるなど、無理のない範囲で話す量を調整してみてください。
のどの痛みが強まる、声が余計に出なくなるといった変化があれば、そこで中止して医療機関へ相談しましょう。
メモしておきたいのは、いつごろから始まったか、どんな場面で出やすいか、一日の中で変わるかの3点です。風邪や大声の出しすぎなど、思い当たるきっかけがあれば、それも書き添えてください。
服用中の薬があれば、お薬手帳も持参すると安心です。声の不調が薬の影響と関係しているかを確かめる手がかりにもなります。
当院にも、発声障害についてご相談をいただくことがあります。電話での会話がつらい、人前で声が途切れる、声が震えるといったお困りごとを、症状別ページでもご紹介しています。
ご相談の際は、いつから、どんな場面で声が出にくいかを伺います。そのうえで、首や肩、あごまわりの筋肉や関節の硬さを確認します。こうした部分自律神経の乱れが声の出しにくさに関係していることがあるためで、整体でも対応を検討できます。
発声障害は、声が出しにくい、かすれる、詰まるといった変化をまとめた言葉です。炎症や声帯の病変、神経の問題、声の出し方に関わるものなど原因は幅広く、ストレスだけと決めつけることはできません。
声の不調が続くときは、まず耳鼻咽喉科で声帯の状態を確認してもらいましょう。息がしづらい、物を飲み込みにくいといった症状があれば、早めの受診が必要です。
ご自身でできるのは、いつから、どんな場面で困るかを書き出しておくことです。当院にも、お気軽にご相談ください。



