
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
朝食のパンの香りが分からない、洗剤や香水のにおいに気づかない。そんな変化にふと気づいて、不安になっていませんか。料理の味付けに自信が持てず、家族に何度も確認してしまう方や、風邪が治ったのに嗅覚だけ戻らないという方も少なくありません。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、嗅覚障害とはどのような状態を指すのか、考えられる原因、医療機関で確認すべきこと、そして日常生活で気をつけたい点を順にお伝えします。
読み進めていただくことで、自分の症状が嗅覚障害に当てはまるのか、まず何をすればよいのかを整理できます。当院への相談を検討されている方は、後半で紹介する嗅覚障害の症状別ページもあわせてご覧ください。


においの変化は自分では説明しづらいものです まずは状態を整理するところから始めましょう
嗅覚障害とは、においを正しく感じられなくなった状態のことです。「においが弱い」「においがしない」だけでなく、実際とは違うにおいに感じる場合も含まれます。まずはどのような現れ方があるのかを整理しましょう。
嗅覚障害という言葉には、いくつかの状態が含まれています。ご自身の状態がどれに近いか、確認してみてください。
においを感じる力が弱くなった状態や、まったく感じられなくなった状態を指します。食事の風味がぼやけて感じられたり、香水や煙のにおいに気づきにくくなったりするのが特徴です。
においは食事の味わいだけでなく、ガスの臭いや食品の傷みなど、生活の安全にも関わる感覚です。出典:国立長寿医療研究センター
本来のにおいと違うように感じたり、何もないのににおいを感じたりする状態もあります。「焦げたようなにおいがする」「食べ物がすべて同じ味気ないにおいに感じる」といった訴えで気づかれることが多いようです。
こうした変化は、感染症の経過中や回復期に起こることがあると報告されています。気になる変化が続く場合は、自己判断で様子を見続けるより、専門的な評価を受けることをおすすめします。
においの変化には複数のタイプがあることを理解したうえで、次はなぜこうした変化が起こるのか、考えられる原因を見ていきましょう。
嗅覚障害の背景にはいくつかのパターンがあります。ここでは代表的な原因を整理しますが、どれに当たるかは自己判断できるものではありません。
鼻づまりや鼻の炎症によって、においの分子が鼻の奥にある嗅覚のセンサーまで届きにくくなることがあります。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などが背景にあるケースが知られています。
この場合、鼻づまりや鼻水といった症状を伴うことが多いのですが、必ずしも自覚できるほどの鼻症状があるとは限りません。
風邪などのウイルス感染の後や、頭を強くぶつけた後に、においを感じる神経そのものに影響が及ぶことがあります。鼻づまりが治まった後もにおいだけ戻らない、という訴えはこのタイプで多く見られます。
鼻の症状がなくても嗅覚障害は起こりえます。鼻がすっきりしているからと自己判断で見過ごさないことが大切です。出典:東北大学医療系メディア〈LIFE〉
同じ「においがしない」という訴えでも、背景にある状態は人によって異なります。頭部外傷のあと急に始まった場合と、風邪のあとゆっくり気づいた場合では、確認すべき点も変わってきます。
だからこそ、原因をひとつに決めつけず、専門的な評価を受けることが必要になります。次の章では、実際に何を確認し、どこに相談すればよいかをお伝えします。
においの変化に気づいたとき、多くの方が「何科に行けばいいのか」「病院で何を聞かれるのか」がわからず、相談を先延ばしにしてしまいます。
相談先の基本は耳鼻咽喉科です。受診の際は、いつから気づいたか、風邪や頭部への衝撃といったきっかけがあったか、鼻づまりや鼻水を伴っているかを整理しておくと、診察がスムーズになります。
においの感じ方が日によって変わるかどうかも、伝えておきたい情報のひとつです。症状の経過をメモしておくと、診察時に役立ちます。
耳鼻咽喉科では、鼻の中の状態を確認する診察や、においを感じる力を調べる嗅覚検査などが、必要に応じて行われます。原因を調べるための画像検査が行われる場合もあります。
どの検査が必要かは、症状の経過や鼻の状態によって異なります。すべての方が同じ検査を受けるわけではありません。出典:日本鼻科学会 嗅覚障害診療ガイドライン
このような状態に当てはまる場合は、早めに耳鼻咽喉科へ相談することをおすすめします。次に、原因ごとにどのような対応が検討されるのかを見ていきましょう。
嗅覚障害と診断された場合、治療の内容は原因によって大きく異なります。ここでは代表的な考え方を紹介します。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が背景にある場合は、その病気に対する薬物治療が中心になります。鼻の炎症が落ち着くことで、においの通り道が確保され、感じ方が戻っていくことが期待されます。
症状の程度によっては、手術による治療が検討されることもあります。どの治療が適しているかは、医師の診察を通じて判断されるものです。
感染後に嗅覚の神経そのものが影響を受けている場合は、鼻の炎症を抑える治療だけでは十分でないことがあります。においを繰り返し意識する訓練的な方法が検討される場合もあります。
回復の経過には個人差があり、決まった期間で必ず戻るとは言えません。焦らず、医師と相談しながら経過を見ていくことが大切です。
治療の内容や見通しは、実際に診察を受けたうえで判断されます。あわせて、日常生活で気をつけたい点も確認しておきましょう。
においの変化がある間は、生活面でいくつか意識しておきたい点があります。当院にどのような形でご相談いただけるかもお伝えします。
においが分かりにくい間は、食品の傷みやガスの臭いをにおいだけで判断しないよう気をつけてください。賞味期限の確認や換気の徹底など、においに頼らない工夫を取り入れると安心です。
食事の楽しみが減ってしまうこと自体も、我慢し続けなくてよい悩みのひとつです。改善までの間、味の濃さや温度、食感を工夫して食事を楽しむ方法もあります。
当院にも、コロナウイルス感染後に嗅覚が戻らない、何科を受診すればよいか分からず治療を先延ばしにしている、といったお悩みでご相談いただくことがあります。すでに耳鼻咽喉科を受診したうえで、体の状態も含めて確認してほしいという方が多い印象です。
ご来院いただく際は、首や後頭部周辺の骨格や自律神経の乱れなどを確認しています。当院でも対応可能ですので、気になる方は一度お問い合わせください。
ここまで、嗅覚障害の状態、考えられる原因、相談先での確認事項、そして日常生活での工夫についてお伝えしてきました。最後に大切な点を整理します。
嗅覚障害は、においが弱い・しないという状態だけでなく、違うにおいに感じる状態も含みます。原因は鼻の病気から感染後の変化までさまざまで、自己判断で決めつけることはできません。
まずは、いつから気づいたか、鼻づまりの有無、きっかけとなる出来事があったかを振り返ってみてください。数週間以上続く場合や、頭部への衝撃のあとに急に始まった場合は、早めに耳鼻咽喉科へ相談することが次の行動になります。
耳鼻咽喉科での相談と並行して、体の状態が気になる方は、当院でも状態の確認を行っております。ご自身の状況に合わせて、無理のない形で相談先を選んでいただければと思います。



