
院長:高木お気軽にご相談ください!

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お子さんが学校の先生から「姿勢が崩れやすい」「板書に時間がかかる」と言われたり、ご自身が職場で「話が伝わりにくい」「忘れ物が多い」と指摘されたりすると、心当たりのある方ほど「発達障害かもしれない」と不安になりますよね。ネットで症状を調べれば調べるほど、当てはまる項目が増えて余計に落ち着かなくなることもあります。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、発達障害とはどのような状態を指すのか、代表的な特性にはどのようなものがあるか、そして気になる行動だけで発達障害と決めつけないための考え方を整理しました。相談を検討したいときの目安についても触れています。
読み終えるころには、診断名を急いで探すより先に、今どんな場面で何に困っているのかを整理することの方が大切だと感じていただけるはずです。体の使いにくさが気になる方は、当院の発達障害に関する案内ページもあわせてご覧ください。


一つの行動だけで決めつけず、まず生活のどこで困っているかを一緒に整理していきましょう
まず気になるのは、発達障害という言葉が具体的に何を意味しているかだと思います。育て方や本人の性格の問題ではないという点から確認していきます。
発達障害は、生まれつきの脳の働き方の違いによって、物事の捉え方や行動のパターンに特徴が現れ、日常生活に支障が出ている状態を指します。本人の努力不足や、育て方によって生じるものではありません。
脳機能の発達に関係する特性であり、対人関係やコミュニケーション、注意の向け方、学習の仕方などに違いが現れやすいとされています。出典:国立精神・神経医療研究センター こころの情報サイト
検索する方の多くは、まず診断名を知りたいと感じるかもしれません。ただ実際に大切なのは、どの場面で、どんなことに困っているかという具体的な内容です。
同じ「発達障害」という言葉でも、困りごとの中身は一人ひとり違います。まず生活の中の困りごとを言葉にしてみることが、次の一歩につながります。
発達障害の特性は、年齢や環境、周囲との関わり方によっても現れ方が変わります。同じ診断がついても、得意なことや苦手なことは大きく異なります。
幼児期には目立たなかった特性が、集団生活が複雑になる小学校高学年や、責任の範囲が広がる社会人になってから目立ち始めることもあります。年齢が上がるにつれて求められる行動が変わるため、それまで気にならなかった特性が急に困りごととして現れることもあるのです。
ですから、ネット上のチェック項目に多く当てはまるからといって、それだけで発達障害だと決めつける必要はありません。
また、発達障害には知的能力障害を伴うタイプと伴わないタイプがあり、知的な遅れがなくても社会生活の中で強い困難を感じる方も少なくありません。特性の重さと、生活のしづらさの大きさは必ずしも比例しないことも知っておくと、周囲の見方が変わることがあります。
発達障害には、いくつかの代表的な種類があります。ここでは特性の例を紹介しますが、これは診断のためのチェックリストではなく、相談のきっかけを整理するための目安として捉えてください。
対人関係やコミュニケーションに苦手さが現れやすく、興味の幅に強いこだわりが見られることがあります。相手の意図を読み取りにくく、雑談の目的がつかみにくいと感じる方もいます。
音や光、肌触りなど、特定の感覚刺激に対する敏感さや鈍感さを伴うこともあります。見通しが立たない予定変更に強い不安を感じる一方、決まった手順の中では力を発揮しやすいという特徴が見られる場合もあります。
不注意、多動性、衝動性のいずれか、または複数が目立つタイプです。集中したい作業があっても気が散りやすく、忘れ物や物をなくすことが続く場合もあります。
大人になると多動性そのものは落ち着き、時間管理の苦手さや、複数の作業を同時に進めることの難しさとして現れることもあります。仕事の優先順位づけに悩みやすいという声もよく聞かれます。
知的な発達に大きな遅れがなくても、読む、書く、計算するといった特定の分野だけに強い苦手さが続くことがあります。全体的な学力の問題と混同されやすい特性です。
ASD、ADHD、学習障害の特性は、単独ではなく重なって現れることもあります。特性の組み合わせによって、困りごとの現れ方はさらに個人差が大きくなります。
「姿勢が崩れやすい」「じっと座っていられない」といった行動を見ると、すぐに発達障害と結びつけたくなるかもしれません。ただし、こうした行動には複数の背景が考えられます。
発達障害の診断には、確立した検査機器や単一の指標はまだありません。発達歴や生活場面での様子、行動観察、必要に応じた心理検査などを組み合わせて、専門医が総合的に判断するとされています。
姿勢の崩れや板書の遅さ一つを取り出して、発達障害の有無を決めることはできません。出典:国立精神・神経医療研究センター
集中力の続きにくさや落ち着きのなさは、睡眠不足や体調不良、学習環境の変化などによっても起こり得ます。特性以外の要因を含めて考える視点が必要です。
実際に相談を受けていても、「学校で指摘されて調べたら発達障害の特性に当てはまる項目が多くて不安になった」という声を聞くことがあります。ただ、話を伺うと、就寝時刻が遅くなっていたり、感覚の過敏さから教室の物音が気になって集中できなかったりと、複数の要因が重なっているケースも少なくありません。
大人の場合も、仕事量の急な増加や睡眠不足が続くと、もともと目立たなかった不注意やケアレスミスが増えることがあります。生活のどこに変化があったかを振り返ることも、判断の助けになります。
インターネット上のチェックリストは、自己診断のためではなく、相談時に困りごとを伝えるための準備として使うと役立ちます。当てはまる数だけで判断しないことが大切です。
診断を受けるかどうかを急いで決める必要はありません。ただ、生活への支障が続いている場合は、早めに相談先とつながっておくと安心です。
家庭、園や学校、職場のいずれかで困りごとが数か月以上続いていて、周囲との関係や生活そのものに支障が出ている場合は、相談を検討する目安になります。
周囲から見て困っていなくても、本人が強い不安や自己否定感、眠れなさ、気分の落ち込みを抱えている場合は、我慢せずに相談することをおすすめします。大人になってから、仕事や人間関係のつまずきを通じて特性に気づく方もいます。出典:政府広報オンライン
相談の際は、いつから、どんな場面で、どんな困りごとが起きているかを具体的に伝えると話が進みやすくなります。得意なことや、うまくいっている工夫もあわせて伝えると、支援の方向性を考えやすくなります。
家庭での様子と、学校や職場での様子が違うこともよくあります。場所によって困りごとの出方が変わる場合は、その違いも記録しておくと、相談先での判断材料が増えます。
相談先が決まらず迷う場合は、まず自治体の子育て相談窓口や発達障害者支援センターに問い合わせてみるのも一つの方法です。どこに相談すればよいかわからない段階でも、電話一本で案内してもらえることがあります。
「姿勢が崩れやすい」「体を動かすのがぎこちない」といった体の面での気になる様子がある場合、発達特性とは別に、体の状態を確認しておきたいという相談を受けることもあります。
姿勢の崩れや体の動かしにくさは、発達特性そのものではなく、骨盤や背骨の状態、関節の動き、筋肉の緊張などが関係していることもあります。一つの原因に決めつけず、体の面と発達の面を分けて考えることが大切です。
当院では、姿勢が気になるとご相談いただいた際、骨盤や背骨の状態、関節の動き、周囲の筋肉の緊張などを確認しています。体の使いにくさが姿勢や動作に影響していることがあるためです。
お子さんの場合は、座っているときの姿勢の崩れ方や、体を支える力の入り方に左右差がないかなども合わせて確認しています。
また、原始反射や腸内環境が影響している場合も考えられます。
発達に関する困りごとが主な場合は、小児科や児童精神科、精神科・心療内科、自治体の発達相談窓口などが適した相談先になります。体の動かしにくさや姿勢が気になる場合は、必要に応じてそちらも相談先の一つとして考えてみてください。
どちらか一方だけで判断せず、気になる点をそれぞれの専門分野で確認してもらうことで、困りごとの背景がより整理しやすくなります。
発達障害は、脳の働き方の違いによって特性が現れ、環境との組み合わせによって生活上の困難につながる状態です。姿勢や落ち着きのなさなど、一つの行動だけで判断できるものではありません。
まずは、いつ、どんな場面で、どんなことに困っているかを整理してみてください。本人を責める前に、生活の中の困りごとを具体的に言葉にすることが、相談への第一歩になります。
生活への支障が続いている場合や、本人がつらさを抱えている場合は、我慢せずに医療機関や自治体の相談窓口へ相談してください。当院で背骨の問題や腸の状態を調べるもの選択肢の一つです。



