
院長:高木お気軽にご相談ください!

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階段を降りるときに膝の内側がズキッとする、朝起きて最初の一歩が固まったように動きにくい、正座をしようとすると膝が引っかかって曲げられない。こうした場面が続くと「これは変形性膝関節症なのだろうか」と気になり始める方が多いようです。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、変形性膝関節症がどのような病気か、どんな症状が出やすいか、整形外科でどのように診断・治療が進むのか、そして急いで相談した方がよい症状の目安について解説します。
「病名を聞いたけれど、結局自分はどうすればいいのか」という疑問に、できるだけ早い段階で答えていきます。日常生活での膝の負担については変形性膝関節症の症状ページでも詳しく紹介しています。


膝の痛みは我慢して様子を見てしまう方が多いので、まずは病気の全体像を一緒に整理していきましょう
変形性膝関節症とは、膝の関節にある軟骨や半月板がすり減り、骨や関節の周りの組織に炎症が起こることで、痛みや動かしにくさが生じる状態を指します。中高年以降にみられることが多く、女性の割合が高いことがわかっています。
膝関節はクッションの役割をする軟骨や半月板に覆われています。これらが長年の負荷や加齢によって少しずつすり減ると、骨同士の間隔が狭くなり、周囲の滑膜という組織に炎症が起きやすくなります。
この炎症が、痛みや腫れ、膝に水がたまる感覚として表れます。すり減り方や炎症の強さには個人差があるため、レントゲンの変化がそのまま痛みの強さと一致するとは限りません。
変形性膝関節症には、はっきりした原因が見当たらない一次性と、過去のけがや他の関節の病気に続いて起こる二次性があります。多くは一次性ですが、若い頃のけがや靱帯損傷が関係している場合もあります。
どちらに当てはまるかを自分で判断するのは難しいため、痛みの経過や過去のけがについては、整形外科での診察時にきちんと伝えることが役立ちます。出典:日本整形外科学会
症状は病気の進み具合によって変化していきます。すべての方が同じ順番で進行するわけではありませんが、代表的な経過を知っておくと、自分の状態を整理しやすくなります。
動き始めの痛みが特徴的です。椅子から立ち上がる瞬間や、歩き始めの数歩だけ膝がズキッとして、少し歩くと落ち着くという方が多く見られます。
朝起きたときに膝が固まったように感じ、動かしているうちに軽くなるという訴えもよく聞かれます。この段階では「年齢のせい」と考えて様子を見る方も少なくありません。
症状が進むと、階段の上り下りや正座、しゃがむ動作がつらくなります。膝に水がたまって腫れぼったく感じたり、膝が完全に伸びきらなくなったりすることもあります。
画像上の変形の程度と痛みの強さは必ずしも一致しません。レントゲンで変化を指摘されても痛みが軽い方もいれば、その逆もあるため、症状は自己判断せず診察で確認する必要があります。出典:慶應義塾大学病院KOMPAS
当院の症例報告では、膝を伸ばした状態でも痛みがあり、仰向けで寝ることがつらくなっていた方がいました。痛みは歩行だけでなく、就寝時の姿勢にも影響することがあるとわかります。
また、痛みで杖がないと歩けず、近所への外出や家事に不自由を感じていたという声も寄せられています。膝の痛みは、移動だけでなく買い物や家事の続けやすさにも関わってくる場合があります。
原因を一つに決めつけることはできませんが、いくつかの要因が重なって発症しやすくなると考えられています。自分に当てはまるものがないか、確認してみましょう。
加齢による軟骨の変化に加え、体重の増加やO脚などの脚の形は、膝にかかる負荷を大きくする要因になります。立ち仕事や重い荷物を持つ習慣も関係することがあります。
実際に相談を受けた方の中には、整形外科で加齢とO脚、体重の増加を原因として説明されたケースもありました。原因は一つではなく、複数の要因が組み合わさって説明されることが多いようです。
若い頃の膝のけがや半月板・靱帯の損傷は、二次性の変形性膝関節症につながることがあります。家族に同じ症状の方がいる場合、遺伝的な要因が関係する可能性も指摘されています。
原因を自分で断定せず、これまでのけがの経験や家族歴を診察時に伝えることで、状態の把握につながりやすくなります。
変形性膝関節症が疑われる場合、整形外科では問診と診察に加え、画像検査を組み合わせて状態を確認します。治療は痛みの強さや生活への影響を踏まえて段階的に検討されます。
いつ、どの動作で痛むか、腫れや熱感の有無、可動域の制限などが確認されます。レントゲン検査で骨や関節の隙間の状態を調べ、必要に応じてMRI検査で軟骨や半月板の様子を確認することもあります。
診断は症状と画像所見をあわせて総合的に判断されるため、レントゲンの結果だけで重症度が決まるわけではありません。出典:日本整形外科学会
多くの場合、生活指導や運動療法、湿布や飲み薬による痛みの緩和、関節内注射、装具の使用などが保存療法として検討されます。膝周りの筋力を保つ運動は、この段階でよく勧められる内容です。
どの治療を組み合わせるかは、痛みの程度や生活状況、持病の有無によって異なります。処方された薬を自己判断で中止したり量を変えたりせず、疑問があれば診察時に相談することが大切です。
保存療法で十分な改善が見られない場合や、痛みと生活への支障が大きい場合には、手術が選択肢として検討されます。年齢や活動量、画像所見なども踏まえて医師が判断します。
手術を勧められても、それがすぐに必要という意味とは限りません。治療方針は一人ひとりの状態によって異なるため、疑問があれば遠慮せず主治医に確認することをおすすめします。出典:慶應義塾大学病院KOMPAS
変形性膝関節症だと思っていても、別のけがや病気が隠れていることもあります。以下のような症状がある場合は、様子を見すぎずに早めに整形外科へ相談してください。
これらは緊急性が高い場合もあれば、そうでない場合もありますが、自分で見分けるのは容易ではありません。迷ったときは早めに整形外科を受診し、状態を確認してもらうことが安心につながります。
整形外科での治療方針が決まっても、日常生活の中でどう体を使えばよいか迷う方は少なくありません。ここでは受診時に伝えるとよいことと、当院での確認内容をお伝えします。
いつ、どの動作で痛むか、腫れや熱感の有無、階段や正座での支障、夜間に痛みで目が覚めるかどうかをメモしておくと、診察がスムーズに進みやすくなります。
過去の膝のけがや、現在服用している薬についても伝えておくと、治療方針を検討するうえでの参考になります。
当院では、来院時に膝の動きや姿勢、歩き方の癖、日常生活で負担がかかっている動作などを確認しています。診断や治療方針の決定は医療機関の役割ですが、生活の中で膝への負担をどう減らすかについては相談を受けることがあります。
患者さんからは「階段の下りだけがつらい」「正座ができず趣味を諦めかけている」といった具体的な相談を受けることが多く、それぞれの生活場面に合わせて確認する内容も変わってきます。より詳しい考え方や施術内容については、変形性膝関節症の症状ページでご紹介しています。
変形性膝関節症は、膝の軟骨や半月板の変化によって痛みや動かしにくさが生じる病気で、症状の出方や原因は一人ひとり異なります。動き始めの痛みや正座・階段のつらさが続く場合は、自己判断で放置せず状態を確認することが大切です。
急な腫れや強い痛み、安静時にも痛みが続く場合は、早めに整形外科へ相談してください。診断や治療方針は医療機関で確認し、そのうえで日常生活の負担をどう減らすかを考えていくとよいでしょう。
変形性膝関節症の症状ページもあわせてご覧いただき、手術以外の方法をお探しの方は当院にご相談ください。



