
院長:高木お気軽にご相談ください!

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「最近、暑くもないのに汗が止まらない」「動悸がして、手が震える」「食べているのに体重が減っていく」。そんな体調の変化が続き、もしかしてバセドウ病かもしれないと不安になって検索した方も多いのではないでしょうか。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、バセドウ病がどのような病気なのか、どんな症状が出やすいのか、病院ではどんな検査や治療が行われるのかを整理してお伝えします。
まずは、バセドウ病とはどういう病気で、なぜ体にさまざまな変化が起こるのかという点から、できるだけわかりやすく説明していきます。動悸や体重減少といった症状に心当たりがある方は、バセドウ病の症状ページもあわせてご覧ください。


体の変化に気づいて調べようとしている、その一歩はとても大切です
バセドウ病は、首の前側にある甲状腺という臓器から、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されてしまう病気です。体を守るはずの免疫のはたらきが、誤って自分の甲状腺を刺激し続けることで起こると考えられています。
甲状腺ホルモンは、体のエネルギー代謝を調整する重要な役割を持っています。このホルモンが過剰になると、体はいつもアクセルを踏み込んだような状態になり、脈が速くなったり、汗をかきやすくなったり、体重が落ちやすくなったりします。心臓や筋肉、腸のはたらきなど、代謝の影響を受ける臓器は全身に広がっているため、症状も一つに限らず多岐にわたるのが特徴です。同じ病気でも、どの症状が強く出るかは人によって差があります。
「バセドウ病」と「甲状腺機能亢進症」は、同じ意味で使われることもありますが、厳密には少し異なります。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰になっている状態そのものを指す言葉で、バセドウ病はその原因として最も多い病気の一つです。ほかにも甲状腺炎など、別の原因で甲状腺ホルモンが一時的に増えることもあるため、どちらが当てはまるかは検査を通じて医師が判断します。名前が似ているために混同しやすい部分ですが、原因が異なれば治療の考え方も変わってきます。
症状の現れ方には個人差がありますが、代表的なものとして次のような変化が挙げられます。日本内分泌学会の患者向け情報でも、これらの症状が代表的なものとして紹介されています。
心臓がドキドキする感じや脈の速さ、指先の細かい震え、暑くもないのに汗をかきやすくなるといった症状が代表的です。エアコンの効いた部屋にいても汗ばむ、階段を上るだけで息が切れるといった変化に気づく方も少なくありません。こうした症状は、日常のちょっとした場面で「以前と違う」と感じやすい部分でもあります。
食欲があり、むしろよく食べているのに体重が減っていく場合、代謝が過剰に亢進しているサインの一つと考えられます。また、疲労感が抜けにくい、便通が普段より軟らかく回数が増えるといった消化器の変化が見られることもあります。体重減少と食欲は必ずしも比例しないため、ダイエットをしていないのに痩せていく場合は注意が必要です。
気持ちが落ち着かない、些細なことでいら立つ、寝つきが悪いといった精神面の変化も、甲状腺ホルモンの影響で起こることがあります。首の前側が腫れて見える、目が出っ張って見える、まぶたが開きにくいといった症状が出ることもあり、これらは周囲から先に気づかれる場合もあります。気分の落ち込みや不安感を、更年期や単なるストレスと思い込んで様子を見てしまう方もいるため、体の症状とあわせて振り返ってみることが大切です。
バセドウ病は、甲状腺を刺激する自己抗体が体内で作られてしまうことで発症すると考えられている自己免疫疾患です。この抗体が甲状腺の受容体に結びつき、本来の調整機能を無視してホルモンを作り続けるよう刺激してしまいます。
ただし、なぜこの自己抗体が作られてしまうのか、根本的な原因はまだ完全には解明されていません。体質的な要因や遺伝的な素因、何らかの環境的な要因が関係していると考えられていますが、特定の生活習慣やストレスだけが原因と言い切れるものではありません。過労や環境の変化がきっかけの一つとして語られることはありますが、それだけで発症を説明できるわけではない点も知っておくとよいでしょう。
「ストレスが多かったから自分のせいだ」と自分を責めてしまう方もいますが、原因を一つに絞り込めるものではないため、必要以上にご自身を責める必要はありません。まずは体の状態を正確に把握することが、次の一歩につながります。
症状だけでバセドウ病かどうかを判断することはできません。医療機関では、血液検査を中心に複数の情報を組み合わせて診断が進められます。
血液検査では、甲状腺刺激ホルモン(TSH)や、甲状腺ホルモンそのものであるFT3・FT4の値、さらに甲状腺を刺激する自己抗体(TRAbやTSAb)の有無が確認されます。これらの数値を組み合わせて見ることで、甲状腺の働きが実際にどの程度亢進しているかを医師が判断していきます。必要に応じて、超音波検査で甲状腺の大きさや血流を確認したり、シンチグラフィという検査が行われたりすることもあります。どの検査をどこまで行うかは、症状や経過によって医師が判断します。
動悸や体重減少、首の腫れなどが続く場合は、内分泌内科や甲状腺の診療を行っている内科への相談が選択肢になります。日本甲状腺学会では、甲状腺専門医や専門施設の情報が案内されており、近隣で相談先を探す際の参考になります。まずはかかりつけ医に相談し、必要に応じて専門医療機関を紹介してもらう流れでも問題ありません。健康診断で甲状腺の数値の異常を指摘された場合も、自己判断で放置せず、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
バセドウ病と診断された場合、治療の中心となるのは医療機関での専門的な対応です。代表的な治療法にはいくつかの選択肢があり、症状の程度や生活背景によって医師が組み合わせを検討します。
最も広く行われているのが、甲状腺ホルモンの合成を抑える薬による治療です。多くの場合、この薬による治療から開始され、定期的な血液検査で数値を確認しながら量を調整していきます。服用中に発熱やのどの痛みなど体調の変化があった場合は、副作用が関係している可能性もあるため、自己判断で服薬をやめず、処方を受けた医療機関へ早めに連絡することが大切です。
薬による治療で十分な効果が得られない場合や、再発を繰り返す場合、妊娠の予定などの事情によっては、放射性ヨウ素を使った内用療法や、甲状腺の一部・全部を摘出する手術が検討されることがあります。どの治療法が適しているかは、年齢や合併症の有無、妊娠の希望時期などを踏まえて、医師と相談しながら決めていくことになります。
| 治療法 | 特徴 |
|---|---|
| 抗甲状腺薬 | 内服で甲状腺ホルモンの合成を抑える。多くはここから開始 |
| 放射性ヨウ素内用療法 | 甲状腺の働きを抑える。妊娠中は行われない |
| 手術 | 甲状腺の一部または全部を摘出する |
バセドウ病は、適切な治療を受けずに長い期間が経つと、心臓や骨などにも影響が及ぶことがあるとされています。日常生活の中で気をつけたいポイントを整理します。
強い動悸や高熱、意識がぼんやりするといった症状が急に現れた場合は、様子を見ずに医療機関へ相談することが大切です。甲状腺の機能亢進が急激に悪化した状態では、心臓や全身に大きな負担がかかることがあるとされています。
治療を始めた後、症状が落ち着いてきたと感じても、自己判断で薬の量を減らしたり、通院をやめたりしないようにしましょう。数値が改善したように見えても、途中で治療を中断すると再び症状が強くなることがあります。また、たばこは目の症状を悪化させる可能性があるとされているため、禁煙について医師に相談するのも一つの方法です。妊娠を考えている方や、すでに妊娠中の方は、薬の種類や治療のタイミングが変わることがあるため、早めに主治医へ伝えておくと安心です。
バセドウ病そのものの診断や治療は医療機関の役割ですが、動悸や首まわりの張り、自律神経の乱れによる体の緊張などが気になる場合、体の状態を確認する選択肢として整体やカイロプラクティックを利用される方もいます。当院では、姿勢や首まわりの緊張、生活習慣などをあわせて確認しながら、体調管理のサポートを行っています。
整体やカイロプラクティックは、バセドウ病そのものを治療するものではありません。医療機関での診断・治療と並行して、体の状態を整える一つの選択肢として考えていただくとよいかもしれません。より詳しい当院の考え方や施術内容については、症状ページをご覧ください。
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰になる自己免疫疾患で、動悸や体重減少、発汗、いら立ちなど、全身にさまざまな症状が現れます。原因を一つに決めつけることはできませんが、血液検査などによって診断がつけば、薬物療法を中心とした治療で症状の改善を目指せるケースが多くあります。
気になる症状が続く場合は、自己判断で様子を見続けるのではなく、内分泌内科など専門の医療機関に相談することが第一歩になります。治療が始まった後も、通院を続けながら体の状態を医師と一緒に確認していくことが、長い目で見て安心につながります。
体の緊張や自律神経の乱れが気になる方は、整体やカイロプラクティックを体調管理の一つの選択肢として取り入れる方法もあります。当院での考え方や具体的な施術内容について詳しく知りたい方は、症状ページをあわせてご覧ください。



