
院長:高木お気軽にご相談ください!

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会議の最中や電車に乗っているときに、突然心臓がドキドキして苦しくなる。病院で心電図や血液検査を受けても「異常なし」と言われたのに、その後も動悸が繰り返し起きて、いつまた起こるのかと不安な気持ちで過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、検査で異常が見つからなかったのに動悸が続く理由と、その結果が本当は何を意味しているのか、そして日常生活の中で無理なくできる向き合い方についてお伝えします。
すでに医療機関で検査を受けている方に向けて、今できることを整理していきます。動悸の症状そのものについて詳しく知りたい方は、動悸の症状ページもあわせてご覧ください


検査で異常がなかったのに症状が続くと戸惑いますよね、その戸惑いのままにしないための考え方をお伝えします
「異常なし」という結果は、心臓や肺に重大な病気が見つからなかったという、とても大切な確認です。ただ、それは症状そのものを否定するものではありません。検査で異常がないのに動悸が続く方は、決して珍しくないのです。
まずお伝えしたいのは、その動悸が「気のせい」ではないということです。体には確かに反応が起きています。原因が一つに決まるわけではありませんが、多くの場合、緊張や生活の変化に体が過敏に反応している状態が関わっています。
検査結果を正しく理解することが、不安を落ち着ける第一歩になります。検査でわかることと、検査だけでは捉えにくいことを分けて考えてみましょう。
心電図や血液検査、画像検査は、心臓の構造そのものに異常がないか、不整脈や貧血、甲状腺の異常などがないかを確認するものです。ここで異常が見つからなければ、重篤な心臓の病気が今のところ隠れていない、という確認ができたことになります。
これは安心してよい結果です。ただ、検査結果だけをもって「もう何もしなくていい」と考えると、続く症状への向き合い方が見えなくなってしまいます。
一方で、緊張や不安によって自律神経のバランスが一時的に乱れ、動悸として自覚されることがあります。厚生労働省の解説でも、パニック発作は自律神経の働きがアンバランスになって起こるものであり、心臓病があるわけではないため検査を受けても異常なしと言われる、と説明されています。(厚生労働省 こころの健康)
つまり、心臓そのものに問題がなくても、心臓の動きをコントロールする神経の働きが過敏になっていることが、動悸として感じられているケースがあるということです。
心臓の構造的な異常、不整脈、貧血、甲状腺の異常などの有無
緊張・不安による一時的な自律神経の反応、生活リズムの乱れによる影響
異常なしとわかっても、症状が繰り返されると「また起きたらどうしよう」という不安が先に立つようになります。この不安自体が、次の動悸を招きやすくする面があります。
動悸が起きると、多くの方は「心臓に何かあったのでは」と身構えます。この緊張がさらに交感神経を働かせ、心拍が速く感じられやすくなります。結果として、動悸が動悸を呼ぶような感覚になってしまうのです。
このような発作的な症状が繰り返され、次の発作への心配が1か月以上続くような状態については、厚生労働省が示す診断の考え方の中でも整理がされています。(厚生労働省 こころの健康)該当するかどうかは自己判断せず、心療内科や精神科への相談も選択肢に入れてよいところです。
心配のあまり、脈を頻繁に測ったり、呼吸の変化を細かく確認したりする方もいます。これ自体は自然な反応ですが、体への注意が高まりすぎると、わずかな変化にも敏感に反応してしまい、余計に落ち着きにくくなることがあります。
動悸を感じたときは、脈拍を数えることに集中しすぎず、まず座れる場所を探して腰を落ち着けることを優先してみてください。
ここからは、検査で重大な異常がないとわかった前提で、日常生活の中でできる無理のない工夫をご紹介します。どれも体に負担の少ない方法です。
デスクワークが長く続くと、肩や首がすくみ、呼吸が浅くなりやすくなります。呼吸が浅い状態が続くと、体は軽い緊張状態を保ちやすくなり、動悸を感じやすい状態につながることがあります。
1時間に一度、椅子から立って肩を軽く回す、背筋を伸ばして深く息を吐く、といった動作を挟んでみてください。無理に大きく呼吸を変えようとせず、ゆっくりと息を吐くことを意識するだけで十分です。
睡眠不足や、コーヒー・エナジードリンクなどカフェインの摂取量が多い時期は、動悸を感じやすくなる方が多い印象があります。就寝前の数時間はカフェインを控え、寝る時間を一定に近づけることも、体の負担を減らす一つの方法です。
お酒の量が増えたときや、忙しさで食事が不規則になったときに症状が強まると感じる方もいます。該当する生活場面を振り返ってみることが、向き合い方の手がかりになります。
不安なときほど、大きく息を吸い込もうとしたり、脈を何度も測り直したりしたくなるものです。ですが、急に大きく吸い込む呼吸は、かえって過呼吸に近い状態を招きやすく、逆効果になることがあります。
呼吸を整えるときは、吸うことよりも、ゆっくり長く息を吐くことを優先してみてください。脈のチェックも、1回で構いませんので、繰り返し測り続けることは避けましょう。
以前「異常なし」と言われていても、症状の様子が変わったときは、自己判断で様子を見続けず、再度医療機関に相談することが大切です。以前と違う症状が加わった場合は、迷わず受診を検討してください。
こうした変化がなければ、必ずしも毎回受診が必要というわけではありませんが、少しでも気になる変化があれば、以前診てもらった医療機関に改めて相談してみてください。
動悸そのものを診断したり、不整脈や心臓の病気を治療したりすることは、整体・カイロプラクティックの範囲ではありません。医療機関での検査や治療が必要な状態については、まず医療機関にご相談いただくことが前提になります。
一方で、緊張しやすい姿勢や呼吸の浅さ、首や肩への負担が続いている場合には、筋肉や関節への負担を見直すことで、体を動かしやすい状態を目指したり、動悸の軽減につながることがあります。医療機関で大きな異常が確認されていない場合でも、体の使い方や筋肉・関節の状態を確認することで、症状の軽減を目指せるケースもあります。
デスクワークや家事で肩や首がこわばりやすい方、呼吸が浅くなりやすい姿勢が続いている方には、姿勢や体の使い方を見直すご相談をいただくことがあります。
当院では、こうした体の状態を確認しながら、負担の軽減や動きやすさの改善を目指して施術を行っています。すでに検査を終えて、日常生活の負担を減らす工夫を探している方は、当院にご相談いただくことも一つの選択肢です。詳しくは動悸の症状ページでもご案内しています。
「異常なし」という結果は、重大な病気が今は見つからなかったという大切な確認です。それでも動悸が続くのは、緊張や生活リズムによって自律神経が過敏に働きやすくなっているためかもしれません。
日常生活では、呼吸や姿勢、睡眠やカフェインとの関係を振り返りながら、無理のない範囲で整えていくことができます。医療機関で大きな異常がない場合は、体の使い方や筋肉・関節の状態を確認するという選択肢もあります。ただし、症状の様子が以前と変わったときは、自己判断を避け、再度医療機関に相談することを優先してください。
ご自身の生活の中で、どんな場面に動悸が起こりやすいか、少しずつ振り返ってみてください。その積み重ねが、不安を少しずつ軽くしていく手がかりになります。



