
院長:高木お気軽にご相談ください!

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結婚してから避妊をせずに過ごしているのに、なかなか妊娠に至らず「男性不妊」という言葉が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。パートナーが婦人科で検査を始め、自分も何か調べたほうがよいのか、迷いや不安を感じている時期かもしれません。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、男性不妊の基本的な考え方、原因として挙げられるもの、最初に行われる精液検査でわかること、検査のあとに検討される内容について、できるだけわかりやすくお伝えします。


体の状態やこれからの相談先を考えるヒントとして男性不妊についてのページもあわせてご覧ください


ご自分を責める前に、まずは体の状態を一緒に確認していきましょう
不妊というと、女性側の問題だと考えてしまう方が今でも少なくありません。しかし実際には、妊娠が成立しにくい背景に男性側の精子や体の状態が関わっていることがあります。
男性不妊の原因を確認するための検査は、女性側の検査と並行して進めることが望ましいとされています。出典:日本生殖医学会「不妊症の検査はどこで、どんなことをするのですか?」
つまり、妊娠がなかなか成立しないときに大切なのは、どちらか一方を疑うことではなく、お二人でそれぞれの状態を確認していくことです。まずは「男性側も調べてみる」という選択肢があることを知っていただくのが、この記事の出発点になります。
男性不妊の原因は一つに決まっているわけではなく、いくつかの要素が組み合わさっていることも珍しくありません。ここでは代表的な三つの方向から整理します。
精巣で精子がつくられる過程がうまくいかないケースです。精索静脈瘤やホルモンのバランス、加齢、まれに遺伝的な要因などが関わることがあります。
原因がはっきりしないまま見つかることもあり、これは決してめずらしいことではありません。数値や検査結果を見て自分を責めすぎず、医師と一緒に状況を整理していく姿勢が大切です。
精子がつくられていても、通り道がふさがっていると精液の中に出てきにくくなります。過去の手術やケガ、炎症などが背景にある場合があります。
この場合、生活習慣を見直すだけでは状況が変わりにくく、専門的な検査で通り道の状態を確認することが必要になります。
勃起がしづらい、射精がうまくいかないといった悩みも、妊娠しにくさの背景になることがあります。
デリケートな内容のため相談をためらう方が多いのですが、これも体の状態として泌尿器科で扱われている領域です。恥ずかしいことではなく、確認しておきたい項目のひとつだと考えてみてください。
男性不妊が心配なときにまず行われる基本的な検査は、精液検査です。この検査で、精液の量や精子の数、動き、形などを確認していきます。
精液検査は、男性側の不妊の原因を調べるための基本的な検査として位置づけられています。出典:日本生殖医学会「不妊症の検査はどこで、どんなことをするのですか?」
精液量、精子濃度、運動している精子の割合、形の整った精子の割合などをひとつずつ確認し、全体としてどのような傾向があるかを見ていきます。数値そのものよりも、医師がどう総合的に判断するかが重要になります。
精液の状態は、そのときの体調や生活リズムによって変わることがあるため、一度の検査結果だけで判断せず、複数回検査を行って総合的に評価することが推奨されています。出典:日本生殖医学会「不妊症の検査はどこで、どんなことをするのですか?」
そのため、一度の数値が思ったより低くても、それだけで「妊娠できない」と決めつける必要はありません。体調を整えて再度検査を受け、その結果も含めて医師と相談していくことが、落ち着いて進めるためのポイントです。
精液検査の結果によっては、原因をさらに詳しく調べるための検査に進むことがあります。ここでは代表的な流れを紹介します。
これまでの病歴や手術歴、生活背景などを詳しく確認したうえで、陰嚢の超音波検査などを行い、精巣や精索静脈瘤の状態を確認していきます。
ここで大切なのは、恥ずかしさから事実を伝えづらくならないことです。過去の手術歴や生活習慣は、原因を絞り込む手がかりになるため、正直に伝えることが結果的に近道になります。
精子をつくる働きに関わるホルモンの状態を血液検査で確認することがあります。所見によっては、染色体など遺伝学的な検査が検討される場合もあります。
ここまで進むと不安が大きくなるかもしれませんが、これは原因をきちんと見極めるための手順です。どの検査が必要かは、精液検査の結果や体の状態を見た医師が判断するため、整体院の立場で検査の要否をお伝えすることはできません。
男性不妊の治療は、原因に応じて内科的な治療や外科的な治療が選ばれます。出典:日本生殖医学会「男性不妊の場合の治療はどのようになるのですか?」
ホルモンの乱れが背景にある場合は薬物療法が検討されますし、精索静脈瘤のように手術で改善が見込める原因もあります。射精にかかわる悩みには専門的な治療が用意されている場合もあります。
また、精液所見や体の状態、パートナーの年齢や検査結果によっては、人工授精や生殖補助医療が選択肢になることもあります。どの方法が合うかは一律ではないため、検査結果を踏まえて専門医とじっくり相談していくことになります。治療法を自己判断で決めず、専門医と相談しながら進めることが安心につながります。
検査や受診への抵抗感から、生活習慣の見直しだけで様子を見続けてしまう方もいます。ここでは、無理のない範囲でできることと、注意しておきたい点を整理します。
睡眠時間を整える、喫煙や過度な飲酒を控える、体を冷やしすぎない、長時間の座り姿勢を減らすといった生活習慣の見直しは、体全体の調子を保つうえで意味のある行動です。デスクワークが多い方は、1時間に一度立ち上がって歩くだけでも体への負担は変わってきます。
長時間座りっぱなしの姿勢が続くと、骨盤まわりの血流や筋肉の緊張に影響が出やすくなります。体の使い方や姿勢を見直すことで、骨盤まわりの負担を減らし、体質改善を目指すことにはつながります。
一方で、こうした生活習慣の見直しやサプリメントの利用だけを続けて、精液検査や専門的な受診を先延ばしにしてしまうのは避けたいところです。気になる症状があるときは、生活習慣の改善と並行して、早めに医療機関へ相談することが大切です。
次のような状態がある場合は、様子を見るよりも先に、泌尿器科や男性不妊を扱う医療機関へ相談することをおすすめします。
男性不妊は、精子をつくる働き、精子の通り道、性機能のいずれかに関わる状態であり、原因は一つとは限りません。最初の手がかりになるのは精液検査で、その結果は一度だけでなく複数回確認しながら、医師と一緒に判断していくものです。
精索静脈瘤や精路の通過障害、ホルモンの異常といった原因は、整体やカイロプラクティックで見極めたり治療したりできるものではなく、医療機関での検査・診断が必要です。気になる症状があるときは、パートナーと一緒に、早めに専門の医療機関へ相談することを検討してみてください。
そのうえで、医療機関で大きな異常が確認されなかった場合や、長時間の座り姿勢・体の緊張・自律神経の乱れなど、生活習慣や体の使い方が気になる場合には、整体やカイロプラクティックで筋肉や関節への負担、姿勢のクセを確認し、体を動かしやすい状態を目指すという選択肢もあります。当院でも、そうした体の状態のご相談は承っておりますので、気になることがあれば遠慮なくお話しください。



