
院長:高木お気軽にご相談ください!

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お疲れ様です。夜遅くまで仕事や家事に追われていると、朝起きた瞬間から頭がズキズキして憂うつな気持ちになることはありませんか。
寝不足の翌朝に起こる頭痛にはいくつかのパターンがあり、症状に合った対処法を知っておくと痛みが和らぐことがあります。この記事では今すぐできる対処法から、繰り返さないための予防法まで順番にお伝えします。
「このまま様子を見ていいのか」「薬に頼ってもいいのか」と迷っている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。


寝不足からくる頭痛はとてもよくあるご相談のひとつです。焦らず一緒にタイプ別の対処法から確認していきましょう。
寝不足の朝はただでさえ体がだるいのに、そこに頭痛まで重なると本当につらいですよね。寝不足をきっかけに起こる頭痛では、こめかみがズキズキと脈打つように痛む「片頭痛に近いタイプ」と、頭全体が締め付けられるように痛む「緊張型頭痛に近いタイプ」がよくみられます。それぞれ向いている対処法が異なるため、まず自分の症状がどちらに近いか確認してみましょう。
こめかみや目の奥がズキズキと脈打つように痛み、光や音がいつもよりつらく感じられるなら、片頭痛に近い可能性があります。この場合は保冷剤をタオルで包み、こめかみや痛む場所を短時間冷やすと楽になることがあります。
片頭痛には三叉神経や脳内の痛みを調節する仕組みが関係していると考えられています。部屋を暗くして静かな場所で横になり、刺激を避けることも症状を和らげる助けになります。
入浴や激しい運動によって痛みが強まる方もいるため、動くとズキズキする場合は無理に体を温めたり運動したりせず、まずは安静を優先しましょう。
頭全体をハチマキで締め付けられるような痛みがあり、首や肩のこりも一緒に感じるなら、緊張型頭痛に近い可能性があります。この場合は首の後ろや肩を心地よい程度に温めると楽になることがあります。
蒸しタオルを首の後ろに5分ほど当てたり、ぬるめの湯船につかったりすると、首や肩のこわばりが和らぐことがあります。痛みが強くならない範囲で軽く肩を回すのもひとつの方法です。
ただし、冷やすか温めるかによる感じ方には個人差があります。温めたり動かしたりして痛みが増す場合は、すぐに中止して安静にしましょう。
自分がどちらのタイプかわからないという方のために、簡単な目安を表にまとめました。当てはまる項目が多いほうを参考にしてみてください。
| チェック項目 | 片頭痛タイプ | 緊張型頭痛タイプ |
|---|---|---|
| 痛み方 | ズキズキと脈打つ | 締め付けられるような重さ |
| 伴う症状 | 吐き気・光や音に敏感 | 首や肩のこり |
| 動いたとき | 動くと痛みが強まりやすい | 軽く動くと楽になることがある |
| 試しやすい対処 | 冷やす・静かな暗い場所で安静 | 温める・無理のない軽い運動 |
もちろん両方の特徴が混ざっているケースもあります。無理に決めつけず、まずは水分をとって静かな場所で休み、心地よく感じる方法を試すくらいの気持ちで大丈夫です。
「なんで寝不足になるとこんなに頭が痛くなるんだろう」と不思議に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。睡眠不足は片頭痛や緊張型頭痛の引き金になることがありますが、体の中で起きている仕組みは同じではありません。ここではそれぞれのメカニズムをわかりやすくお伝えします。
睡眠が不足すると脳内の痛みを調節する働きや自律神経のバランスが変化し、片頭痛が起こりやすくなると考えられています。
片頭痛には三叉神経や、その周囲から放出される神経伝達物質などが関係しています。単に血管が広がるだけで起こるものではなく、複数の仕組みが重なってズキズキとした痛みにつながります。寝不足以外にも光や匂い、ストレス、空腹などが引き金になることがあります。
一方、緊張型頭痛では首や肩まわりの筋肉のこわばりが関係することがあります。寝不足によって疲労が十分に回復しないと、首や肩の緊張を感じやすくなる方もいます。
特にデスクワークで同じ姿勢が続いている方は、もともと首や肩に負担がかかりやすい状態です。そこに寝不足やストレスが重なることで、頭全体が締め付けられるような痛みが出やすくなる場合があります。ただし、緊張型頭痛は筋肉の硬さだけでなく、痛みを調節する神経の働きなども関係すると考えられています。
同じ寝不足からくる頭痛でも、日によって軽く済むときもあれば動けないほどつらいときもありますよね。ここではセルフケアや医療機関への相談を判断するためのおおまかな目安として、軽度・中度・重度の3段階に分けてご紹介します。
頭が少し重い、ぼんやりする程度で、普段と同じような頭痛であれば、まずは水分補給や休息をとって様子を見てもよいことがあります。眠る場合は長時間の寝だめではなく、短時間の休息にとどめて生活リズムを大きく崩さないことも大切です。
ズキズキした痛みに吐き気や光への過敏さが伴い、仕事や家事に集中できない場合は無理をせず、暗く静かな場所で休むことを優先してください。
市販薬を使う場合は、説明書に記載された用法用量を守ることが大切です。これまでにない強いめまいやふらつき、しびれなどを伴う場合は、寝不足と決めつけず医療機関へ相談してください。
寝込んでしまうほどの強い痛みや繰り返す嘔吐を伴う場合は、セルフケアだけで無理に乗り切ろうとしないことが大切です。特に突然起こった激しい痛みや、頻度や強さが以前と明らかに違う場合は、早めに医療機関へ相談してください。
早く楽になりたい一心で、良かれと思ってやったことが逆効果になっていた、という経験がある方もいるかもしれません。ここでは寝不足の頭痛のときに特に気をつけたいNG行動を2つご紹介します。
頭痛がつらいときはつい鎮痛薬に頼りたくなりますが、頻繁に使い続けると薬物乱用頭痛と呼ばれる状態を招くことがあります。これは頭痛薬の使いすぎによって、かえって頭痛が起こる日が増えてしまう状態です。
薬物乱用頭痛の基準となる使用日数は薬の種類によって異なりますが、月に10日以上頭痛薬を使う状態が続いている場合は、一度医師や薬剤師に相談する目安になります。自己判断で量や回数を増やすのは避けてください。
片頭痛に近い痛みがあるときに熱いお風呂に入ったり、無理に運動したりすると、ズキズキした痛みが強くなることがあります。
温めるケアや軽い運動は緊張型頭痛で楽になることがありますが、頭痛の特徴がはっきりしない場合は無理をせず、まずは水分をとって静かな場所で休みましょう。
「わかってはいるけど生活を変えるのは難しい」と感じる方も多いと思いますが、特別なことをする必要はありません。ここでは今日から意識できる小さな習慣を3つに分けてご紹介します。頭痛を繰り返さないための土台づくりとして参考にしてみてください。
就寝前にスマホやパソコンの明るい画面を長時間見たり、刺激の強い動画や情報に触れたりすると、眠りにつきにくくなることがあります。就寝前は画面の明るさや使用時間を抑え、寝室をできるだけ暗く静かな環境に整えましょう。
成人では6時間以上を目安に、日中の眠気や睡眠後の休養感も確認しながら、自分に必要な睡眠時間を確保することが大切です。ただし、休日だけ極端に長く眠ると生活リズムが乱れ、頭痛の引き金になる方もいるため注意しましょう。
平日と休日で起きる時間が大きくずれると体内時計が乱れて、頭痛の引き金になることがあります。休日に少し長く眠る場合も、平日との差は1〜2時間以内を目安にしてみてください。
朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びることも、体内時計を整える助けになります。
枕の高さが合っていなかったり、日中の猫背姿勢が続いていたりすると、首や肩の筋肉に負担がかかり、緊張型頭痛の一因になることがあります。
枕は首が不自然に曲がらず、無理なく眠れる高さを目安にしましょう。デスクワーク中も長時間同じ姿勢を続けず、1時間に一度を目安に姿勢を変えたり、痛みのない範囲で肩を動かしたりすることが大切です。
「このまま様子を見ていいのか、それとも医療機関に相談したほうがいいのか」と迷う瞬間もあると思います。ここまでご紹介したセルフケアは、普段と同じような寝不足に伴う一時的な頭痛を想定したものです。中には早急な対応が必要な頭痛もあるため、判断の目安をお伝えします。
突然起こったこれまでにない激しい痛みや、手足の麻痺、顔のゆがみ、ろれつが回らない、意識がもうろうとするといった症状がある場合は、寝不足による頭痛と判断せず、救急車を呼ぶことも含めて速やかに医療機関へ相談してください。
高熱や首の強いこわばりを伴う、頭をぶつけたあとに痛みが強くなる、けいれんや繰り返す嘔吐がある場合も、早めの対応が必要です。
数日間の寝不足に伴って起こった普段と同じような頭痛で、休息や睡眠環境の改善によって少しずつ和らいでいる場合は、セルフケアを続けながら様子を見てもよいことがあります。
| 様子を見てもよいケース | 相談を検討したいケース |
|---|---|
| 数日の寝不足に伴う普段と同じような頭痛 | 突然の激しい痛み・麻痺・言葉や意識の異常 |
| 休息や睡眠環境の改善で徐々に和らいでいる | 頻度や強さが増している、頭痛薬を使う日が増えている |
| 日常生活を大きく妨げず、水分や食事をとれる | 高熱、首の強いこわばり、繰り返す嘔吐がある |
大きないびきや睡眠中の呼吸の停止、日中の強い眠気が気になる場合は、睡眠時無呼吸症候群などが隠れていることがあります。自己判断を続けず、医療機関へ相談しておくと安心です。
ここまで読んで「セルフケアは続けているのに、なかなか首や肩のこわばりが取れない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。最後に、私たち整体の視点から見た頭痛との向き合い方も少しご紹介します。
当院に来院される方の中にも、寝不足をきっかけに頭痛が起こり、首や肩のこわばりを強く感じている方がいます。特にデスクワークが多い方は後頭部の付け根や肩の上部の筋肉に負担がかかりやすく、それが緊張型頭痛の一因になっている場合があります。
こうしたケースでは体全体の状態を触診しながら、首や肩のこわばりに配慮した施術や、日常の姿勢についてのアドバイスを行います。
セルフケアを続けても首や肩のこりが強く、頭痛と連動しているように感じる場合は、まず医療機関で頭痛の原因を確認したうえで、整体という選択肢を持っておくのもひとつの方法です。
寝不足をきっかけに起こる頭痛では、片頭痛に近い症状なら暗く静かな場所で休み、必要に応じて冷やす方法が試せます。首や肩のこわばりを伴う緊張型頭痛に近い症状なら、無理のない範囲で温めたり軽く体を動かしたりすると楽になることがあります。
そのうえで生活リズムや睡眠環境を整えていくことが、頭痛を繰り返しにくくするための土台になります。痛みの強さや頻度がいつもと違うときや、麻痺や言葉の異常などを伴うときは、寝不足と決めつけず医療機関へ相談してください。

