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肉離れの再発予兆とは?違和感の判断基準と予防法

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。もし今、以前ケガをした太ももやふくらはぎに、なんとなく張るような感覚を覚えているなら、それは肉離れが再発する予兆のひとつかもしれません。

「前回もこんな感じから始まった」と思うと、不安になってしまいますよね。皆さんも同じような経験はありませんか。

今回は、その予兆に気づいたときにまず確認してほしい判断基準と、再発を防ぐための具体的な方法について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

院長:高木

肉離れを繰り返してしまうというご相談は本当によくいただきます 今の状態を焦らずひとつずつ一緒に確認していきましょう

目次

再発予兆の判断基準

まず一番知りたいのは、今感じている違和感が本当に再発のサインなのかどうかだと思います。

ここでは予兆のチェックリストと運動を続けてよいかの判断基準、そしてなぜ肉離れが癖になりやすいのかという理由もあわせてお伝えします。

予兆の具体的症状チェックリスト(5項目)

以前ケガをした場所に、次のような感覚があるときは注意が必要なサインとして覚えておいてください。

  • 動いたときに患部がなんとなく張る感じがする
  • 力を入れると軽い痛みを感じる
  • ストレッチをすると痛みが出る
  • 左右で伸ばしたときの柔らかさに差がある
  • 反対側の脚と比べて動かしにくさを感じる

ひとつでも当てはまる場合は、体が無理をしないでと教えてくれているサインだと捉えてもらえたらと思います。

今、当てはまる項目はいくつありましたか。

運動続行・中止の判断基準

予兆に気づいたときにまず知りたいのは、運動を続けてよいのか、それとも今日はやめておくべきなのかという判断だと思います。

強度を落として様子を見る目安今日はやめておく目安
痛みが10段階で4以下痛みが10段階で6以上
びっこを引かずに歩ける患部にへこみを触れる
軽い動きで痛みが強くならない短時間で急速に腫れてくる
テーピングで痛みが軽くなる力を入れると激しい痛みが走る

痛みが4以下でびっこがなく、テーピングで痛みが軽くなるようなら、強度を落として様子を見られる場合もあります。ただし少しでも不安なときは無理をしないでくださいね。

なぜ「癖」になるのか

肉離れは一度起こると部位によっては再発率が約30%ともいわれるほど、繰り返しやすいケガです。

これは瘢痕組織と呼ばれる修復した部分が伸び縮みしにくく、以前と同じ負荷でも傷つきやすいことが関係しています。

たとえばグレード1の段階で無理に運動を続けてしまうと、グレード2まで悪化し、回復までに6週間ほどかかってしまうケースもあります。

肉離れ再発のメカニズム

判断基準がわかったところで、次はなぜ同じ場所で肉離れが繰り返されるのか、その理由を少し詳しく見ていきましょう。

瘢痕組織や体の使い方のクセなど、いくつかの要因が重なっていることが多いです。

瘢痕組織(傷跡)の脆弱性と再出血メカニズム

肉離れが改善していく過程では、傷ついた筋線維の代わりに瘢痕組織という修復組織ができます。

瘢痕組織はもとの筋肉より伸び縮みする力が弱く、強い負荷がかかると再び傷つきやすい状態が残ることがあります。

さらに、何度も同じ場所を傷めていると、組織の柔軟性や筋力の回復が不十分なままになってしまうこともあるといわれています。

適切なリハビリ未完了が再発を招く3つの理由

実は痛みが引いたからといって、リハビリが完了しているとは限りません。

  • 左右の柔軟性に差が残ったまま運動を再開してしまう
  • 患部の筋力が回復しきらないうちに強い動きを行ってしまう
  • かばうようなフォームのクセがついたまま練習に戻ってしまう

この3つが揃うと負担が特定の場所に集中してしまい、再発につながりやすくなります。

体の歪み・アライメントが再発リスクを高める

骨盤が前に傾いていると、太ももの裏側にあるハムストリングスに負担がかかりやすくなることがあります。

この状態が続くと、ちょっとした動作でも筋肉に大きな負担がかかりやすくなってしまいます。

そのため骨盤や姿勢のバランスを整えることも、再発予防を考えるうえで大切な視点のひとつです。

軽度・中度・重度の具体例

予兆といっても感じ方の程度によって、取るべき対応は変わってきます。

ここでは軽度・中度・重度の3段階に分けて、それぞれの具体的な状態と対応の仕方をお伝えします。

軽度:軽い張り感・違和感のみ(グレードⅠ前兆)

軽度の場合は動いたときに少し張る感じがある程度で、痛みも10段階で1から2くらいのことが多いです。

ストレッチをしても痛みは出ず、普通に歩くこともできる状態です。

この段階であれば、練習量を3割ほど減らしながら様子を見ることをおすすめします。

中度:ストレッチ痛・軽い痛み(グレードⅡ疑い)

中度になるとストレッチをしたときに、はっきりとした痛みを感じるようになります。

痛みの強さは10段階で2から4程度で、歩くことはできても痛みを伴う状態です。

この段階では整形外科への受診を検討し、エコーなどで状態を確認してもらうと安心です。

重度:激痛・歩行困難・陥没(グレードⅢ・即整形外科)

重度の場合は痛みが10段階で5以上と強く、歩くこと自体が難しくなります。

患部を触るとへこみを感じたり、短時間で急激に腫れてきたりすることもあります。

このような症状があるときは様子を見ずに、すぐ整形外科へ向かってください。

程度目安の痛み対応
軽度1〜2/10練習量を3割減らして様子を見る
中度2〜4/10整形外科で状態を確認
重度5〜10/10すぐに整形外科へ

回復期のリハビリ

ケガの程度を確認できたら、次はどのようにリハビリを進めていくかが気になるところだと思います。

回復には急性期・回復期・復帰移行期という3つの段階があり、それぞれやるべきことが異なります。

急性期(受傷0〜72時間):POLICEケアの具体手順

ケガをしてから72時間ほどは、保護・適切な負荷・冷却・圧迫・挙上を意識したケアが基本になります。

たとえば氷のうで20分ほど冷やし、包帯で軽く圧迫しながら患部を心臓より高い位置に上げておくとよいでしょう。

歩くのがつらいときは、無理をせず松葉づえを使うことも大切な選択です。

回復期(受傷数日〜数週間):柔軟性・筋力トレーニング

痛みが落ち着いてきたら、痛みが出ない範囲でのストレッチや軽いスクワットを少しずつ取り入れていきます。

膝を伸ばして脚を上げるテストで左右差が少なく、痛みもないことを確認できたら、軽いジョギングを始める目安になります。

復帰移行期:3項目クリアチェックリスト

ある程度動けるようになってきたら、最後は柔軟性・筋力・パフォーマンスの3つのテストをクリアできるかを確認します。

この3項目については、この後の章で詳しくお伝えしますね。

再発予防の生活習慣:睡眠・栄養・姿勢の質的改善

リハビリを頑張っていても、日々の生活習慣が整っていないと再発しにくい体にはなかなか近づいていきません。

ここでは睡眠・栄養・姿勢という3つの視点から、今日から意識できる工夫をお伝えします。

質の高い睡眠の具体方法(光対策・体内リズム)

筋肉の修復は眠っている間にも進みますので、睡眠の質はとても重要です。

夜はスマートフォンやテレビの光をできるだけ避け、朝は太陽の光を浴びて体内リズムを整えることを意識してみてください。

寝る1時間前はスマホを見ない、起きたら30分ほど日光を浴びるといった工夫から始めると続けやすいと思います。

筋肉修復に必要な栄養素(タンパク質・ビタミンC・マグネシウム)

筋肉の材料になるタンパク質はもちろん、修復を助けるビタミンCやマグネシウムなどの栄養素も欠かせません。

鶏肉や魚、卵などのタンパク質を意識しつつ、ビタミンEやオメガ3、亜鉛なども合わせて摂ることをおすすめします。

目安としては1日あたり体重1kgあたり1.2〜2.0g程度のタンパク質、マグネシウムは食事から不足しないように意識するとよいとされています。

日常姿勢で歪みを防ぐ(脚組み回避・椅子座り)

実は日常生活での姿勢のクセも、体の歪みに大きく影響しています。

ソファでの脚組みや頬杖をつく習慣、床に直接座る姿勢はできるだけ避け、椅子に座ることを意識してみてください。

脚を組むクセが続くと骨盤まわりの負担が偏り、結果としてハムストリングスが緊張しやすくなることがあるためです。

整体・来院のタイミング

ここまでセルフケアを中心にお伝えしてきましたが、状況によっては専門家に相談したほうが安心できる場面もあります。

整骨院・病院、整体、それぞれどんなときに頼るとよいのか整理していきますね。

整骨院・病院:エコーでグレード確認(当日来院推奨)

強い痛みや歩きにくさがあるときは、その日のうちに整形外科を受診し、エコーなどで状態を確認してもらうと安心です。

MRI検査を行うことで、より正確に重症度を把握できる場合もあります。

整体:体の歪み・アライメント改善で再発予防

張り感がなかなか取れない、何度も同じ場所を痛めてしまうという場合は、体の使い方や姿勢のクセに原因があることも少なくありません。

湘南カイロ茅ヶ崎整体院でも、骨盤の傾きや体のバランスを確認しながら、再発しにくい体づくりのサポートを行っています。

もちろん整体だけですべてが解決するわけではありませんが、体の使い方を見直すきっかけとして相談してみるのも一つの方法だと思います。

「癖になった」重症例

何度も同じ場所の痛みを繰り返してしまうようなケースでは、血管や炎症に関係する痛みを対象にしたカテーテルによる施術という選択肢が医療機関で行われることもあります。

これは専門の医師が行う医療機関での選択になりますので、気になる方は専門医に相談してみてください。

復帰チェックリスト

最後にもうひとつ、運動を本格的に再開してよいかどうかを判断するための3つのテストをご紹介します。

この3項目をクリアできているかどうかが、ひとつの目安になります。

①柔軟性テスト:左右差なし(膝抱え70°以上)

仰向けに寝た状態で膝を伸ばしたまま脚を上げ、股関節がどれくらい曲がるかを確認します。

70度以上上げられて、なおかつ左右で差がなければひとつクリアです。

②筋力テスト:ブリッジ30回以上

片脚でお尻を持ち上げるブリッジ運動を行い、何回繰り返せるかを確認します。

30回以上できることが、筋力が戻ってきた目安のひとつになります。

③パフォーマンステスト:トリプルホップ90%以上

片脚で3回連続してジャンプし、進んだ距離を左右で比較します。

ケガをした脚が健康な脚の90%以上の距離を跳べれば、動きの面でも回復が進んでいると考えられます。

テストやり方目安
柔軟性テスト仰向けで膝を伸ばして脚を上げる70°以上・左右差なし
筋力テスト片脚でブリッジ30回以上
パフォーマンステスト片脚で3回連続ジャンプ健康な脚の90%以上

運動前・後の動的・静的ストレッチ

再発を防ぐためには、日頃のストレッチ習慣も欠かせません。

運動前と運動後で意識したいストレッチの種類が異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

大腿後面ストレッチ(運動前10回・運動後15秒保持)

運動前は反動をつけながらゆっくり10回ほど動かす動的ストレッチで、太もも裏の筋肉を温めていきます。

運動後は反動をつけずに15秒ほど伸ばしたままキープする静的ストレッチで、筋肉をゆっくり休ませてあげましょう。

下腿後面ストレッチ(運動前10回・運動後15秒保持)

ふくらはぎも同じように、運動前は10回ほど動かす動的ストレッチ、運動後は15秒ほど保持する静的ストレッチを行います。

太ももとふくらはぎ、両方をセットで行うことで全体のバランスが整いやすくなります。

ノルディックカール・伸張性トレーニングの効果

伸ばされながら力を発揮する伸張性トレーニングは、再発予防に役立つと考えられています。

代表的なのがノルディックカールという種目で、段階に合わせて取り入れることで筋肉の耐久性を高めていけます。

よくあるQ&A

ここまでお伝えしてきた内容の中でも、特によく聞かれる疑問についてQ&A形式でまとめておきますね。

気になる疑問を解消してから、次の一歩を踏み出してもらえたらと思います。

痛みが消えた=完治? いいえ、筋力70〜80%のみ

痛みがなくなったタイミングでは、筋力はまだ健康な方の70から80%ほどしか戻っていないことがあります。

瘢痕組織もまだ硬さが残り、十分な弾力を取り戻せていない段階のこともありますので、痛みがないからと安心しすぎないようにしてください。

試合はどうする? 痛み4/10以下・フォーム崩れなしなら続行可

痛みが10段階で4以下で、フォームが崩れずに動けているようであれば、様子を見ながら続けられる場合もあります。

ただし少しでも違和感が強くなってきたら、無理をせず中止する判断も大切です。

高齢者は回復が遅い? 6週間以上かかる場合あり

年齢を重ねていたり、普段あまり運動をしていなかったりする場合は、回復に6週間以上かかることも珍しくありません。

焦らず自分のペースでリハビリを進めていくことが、結果的に再発を防ぐことにつながります。

まとめ

最後に、ここまでお伝えしてきた内容を4つのステップとして整理しておきます。

  1. 予兆チェックリストで今の状態を確認する
  2. 痛みの強さをもとに運動を続けるか判断する
  3. 段階に合ったリハビリを焦らず進める
  4. 睡眠・栄養・姿勢を見直して再発しにくい体をつくる

肉離れの再発は、予兆に早く気づいて適切に対応できれば、防げる可能性が十分にあるケガだと私は考えています。

自己判断が難しいときや、何度も同じ場所を痛めてしまうときは、一人で抱え込まずに専門家に相談してみてください。


院長:高木

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