
院長:高木お気軽にご相談ください!

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今回は、部活動もしていないのに「腰が痛い」と言い出す中学生のお子さんについて、多くの保護者の方からいただくご相談にお答えしていきます。
運動をしていないお子さんの腰の痛みは、そのまま様子を見ていいものなのか、それとも早めに相談すべきものなのか、判断に迷ってしまいますよね。
今回は、考えられる原因から自宅でできるケア、来院の目安まで、知りたい順番でわかりやすくお伝えしていきます。


私も日々来院される方を見ていて感じるのですが、運動をしていないお子さんほど「なぜ自分が腰痛になるのか」がわからず、必要以上に不安を大きくしてしまう傾向があります、まずは原因を正しく知ることから一緒に見ていきましょう
部活動に入っていない、運動系の習慣がない、そんなお子さんほど「なんで腰が痛いんだろう」と不思議に思うようです。
実は、体を動かす機会が少ないことそのものが、腰の痛みにつながる大きな要因になっている場合があります。ここでは、代表的な5つの原因を順番に見ていきましょう。
中学生になると、授業や自宅学習で座っている時間がぐっと増えます。
1時間以上同じ姿勢で座り続けると、腰まわりの筋肉が緊張したまま固まってしまうことがあります。運動不足のお子さんほど、この負担が腰に集中しやすい傾向があります。
スマホやタブレットを見るとき、うつむいた姿勢が長く続いていませんか。
頭を前に傾けるだけで、首や背中、そして腰にまで負担がかかります。この姿勢が習慣化すると、体を支える筋肉のバランスが崩れやすくなっていきます。
体を動かす機会が少ないと、腰を支えるための筋力がどうしても育ちにくくなります。
本来なら筋肉や靭帯が分散して支えるはずの負担が、運動不足によって腰まわりに偏ってしまうことが、痛みの大きな理由のひとつです。
成長期は骨の発達に筋肉の発達が追いつきにくい時期でもあるため、なおさら注意してあげたいところです。
教科書やタブレットが詰まった通学カバンは、想像以上に重たいものです。
片方の肩だけにかけたり、猫背のまま背負ったりすると、体が左右どちらかに傾き、腰への負担が偏ってしまいます。
女の子の場合、生理の周期に合わせて腰の下あたりがだるく感じることもあります。
これは体の自然な変化のひとつですが、他の原因による痛みと似ているため、見分けがつきにくいと感じる方も多いようです。
運動をしていないのに腰が痛いと、「もしかして病気なのでは」と心配になる方も少なくありません。
実は中学生の腰痛の中には、腰椎分離症という骨に関わる状態が隠れているケースもあります。ここでは、セルフチェックのポイントと来院を検討すべきサインについてお伝えします。
腰椎分離症が心配なときは、次の3つのポイントを確認してみましょう。
これらに複数当てはまる場合は、自己判断せずに整形外科を受診することをおすすめします。
腰椎分離症をそのままにしておくと、場合によっては骨のずれが進み、分離すべり症と呼ばれる状態に変化してしまうことがあります。
大人になってから下肢のしびれや慢性的な腰の重さとして残ってしまうケースもあるため、成長期のうちに気づいてあげることがとても大切です。
痛みの程度によって、来院を検討するべきタイミングは変わってきます。次の表を参考にしてみてください。
| 程度 | 特徴 | 目安となる対応 |
|---|---|---|
| 軽度 | 1〜2日程度でだるさが引く | 自宅でのケアを継続 |
| 中度 | 2〜3日以上、座っていると痛む | 整形外科などに相談 |
| 重度 | 体を反らすと強い痛み、眠るときも気になる | 整形外科での検査を検討 |
あくまで目安ですが、お子さんの状態を客観的に見るための参考にしてみてください。
ここからは、実際に自宅で取り組める改善方法をご紹介します。
運動不足が関係する腰痛は、生活習慣を少し見直すだけでも体が楽になっていくことがあります。無理のない範囲から始めてみましょう。
椅子には深く腰かけて、足の裏をしっかり床につけるのが基本です。
背中を丸めず、骨盤を立てるイメージを持つだけでも、腰にかかる負担はかなり軽くなります。最初は意識しづらいかもしれませんが、少しずつ体が覚えていきます。
腰まわりともも裏の筋肉を、ゆっくり伸ばすストレッチを取り入れてみてください。
加えて、うつ伏せで肘をついて体を支えるような体幹トレーニングも役立つことがあります。
1日5分だけでも継続することが、筋力バランスを整える近道になります。
実は睡眠不足や朝ごはんを抜く習慣も、腰の痛みと関係していることがあります。
夜は8時間程度の睡眠を意識し、朝はきちんと食事をとる、そんな基本的な生活リズムが体づくりの土台になります。
あわせて、30分から1時間に一度は立ち上がって、体を軽く動かす習慣もつけてみてください。
セルフケアを試しても痛みが変わらない、そんなときは無理をせず専門家に相談するタイミングかもしれません。
ここでは、来院を検討する目安となる3つの基準をお伝えします。
一時的な筋肉の張りであれば、数日で落ち着くこともあります。
ストレッチや休息を試しても2日以上痛みが続く場合や、痛みが強くなる場合は、体からのサインと捉えて専門家に相談してみてください。
日常のちょっとした動作の中で、体を反らしたりひねったりしたときにピンポイントで痛みが強くなる場合は注意が必要です。
前述の腰椎分離症のような、骨に関わる状態が隠れている可能性もあります。
寝ているときも痛みが気になって眠りづらい、学校生活や勉強に集中できない、そんな経験はありませんか。
そこまで進んでいる場合は、早めに専門家の力を借りることをおすすめします。
ここまで、自宅でできるケアや来院の目安についてお伝えしてきました。
ここからは、実際に整体でどのようなことができるのか、湘南カイロ茅ヶ崎整体院を例に少しだけご紹介します。
整体では、痛みが出ている腰そのものだけでなく、骨盤の傾きや姿勢のクセ、体の使い方といった、痛みの背景にある部分に目を向けていきます。
運動不足によって偏ってしまった体の使い方を、少しずつ整えていくイメージです。
初めて来院される際は、まずお子さんの生活習慣や痛みが出るタイミングについて、丁寧にお話を伺うところから始まります。
そのうえで姿勢や体の動きを確認し、お子さんひとりひとりに合わせた施術プランを一緒に考えていきます。
施術のペースや期間は、痛みの状態や生活習慣によって一人ひとり異なります。
検査結果をもとに、痛みを繰り返さなり身体にしていくことを大切にしています。気になることがあれば、来院時に遠慮なくご相談ください。
最後に、今の腰の痛みを放っておいた場合に考えられることと、これから意識しておきたい予防法についてお話しします。
成長期の体は、今の過ごし方が将来に影響することがあります。
腰の痛みを我慢したまま過ごしていると、姿勢のクセや筋力のアンバランスが体に染みついてしまうことがあります。
大人になってからの腰の不調につながることもあります。早めに気づき、整えておくことが将来の体への何よりの贈り物になります。
お子さんの腰痛に対して、保護者の方ができることは意外とシンプルです。
「痛いね、つらいね」と気持ちに寄り添う会話をすること、生活リズムを一緒に見直すこと、そして無理のない範囲でストレッチを習慣づける後押しをすることです。
座りっぱなしの時間が続くときは、30分から1時間を目安に一度立ち上がり、軽く体を伸ばす時間を作ってみてください。
この小さな習慣の積み重ねが、腰への負担を減らしてくれます。
運動をしていないからこそ腰が痛くなる、そんな体の仕組みを知っていただけたでしょうか。
お子さんの腰の痛みは、決して珍しいことではありませんが、だからこそ正しい知識を持って向き合ってあげることが大切だと私は考えています。
セルフケアを試しても痛みが続くようであれば、一人で抱え込まず、整形外科などの医療機関や、私たちのような体の専門家にもぜひ頼ってみてください。お子さんの体と将来のために、できることから一緒に始めていきましょう。