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膝を曲げると痛いとき大丈夫?様子見と受診の目安

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。昨日まで何ともなかったのに、階段を下りようとした瞬間や、しゃがんで立ち上がったときに膝を曲げると痛いと感じて戸惑っていませんか。

今回は膝の痛みが突然出たときに、まず確認したい判断基準と原因、今日からできる対処法をまとめてお伝えします。

院長:高木

突然膝が痛み出すと、本当に驚きますよね。でも慌てなくても大丈夫なことも多いので、まずは今の状態を一緒に確認していきましょう

目次

まず確認!突然の膝の痛み、これがあれば早めに整形外科へ

膝を曲げると痛いと感じたとき、多くの方がまず知りたいのは、今すぐ整形外科に行くべきか、それとも少し様子を見ていいのかということだと思います。ここではまず受診を検討したほうがよいサインと、自宅で様子を見られる可能性があるケースを分けてご紹介します。

今すぐ受診を検討すべき3つのサイン

結論からお伝えすると、膝全体が腫れて熱を持っている、体重をかけると歩けないほど痛い、膝が「カクン」と引っかかって曲げ伸ばしができない、この3つのうちひとつでも当てはまる場合は早めに整形外科へ相談することをおすすめします

こうした状態を急いで確認したほうがよい理由は、靭帯の損傷や半月板のトラブル、関節内の急な炎症、まれに感染がかかわっているケースがあり、時間がたつほど負担が大きくなりやすいためです。たとえば、ぶつけた覚えがないのに膝全体がパンパンに腫れていたり、38度前後の熱とともに膝が赤くなっているような場合は、放っておかずに一度状態を確認してもらうと安心です。

注意したいのは、痛みの強さだけで判断しないほうがよいという点です。腫れや熱っぽさ、動かせない感じがあるときは、我慢できる痛みかどうかよりも、こうしたサインの有無を優先して見てください。

様子見・セルフケアができる可能性があるケース

一方で、腫れや熱っぽさがなく、普段どおり歩くことができて、発熱もないという場合は、まずは安静にしながらセルフケアで様子を見られることも多いです。たとえば、階段を下りたときにズキッとしたけれど腫れはなく歩けるという方や、スクワットの後に痛みが出たものの翌朝には少し楽になっているという方は、この様子見のケースに近いといえます。

ただし様子見でよいと感じても、2週間以上痛みが続く場合や、夜眠っているときにもズキズキする場合、日に日に痛みが強くなっている場合は、無理をせず整形外科への受診を検討してください。目安として、「腫れがない」「熱っぽさがない」「普段どおり歩ける」「発熱がない」の4つがそろっているかどうかで判断してみるとわかりやすいと思います。

状態受診を検討様子見できる可能性
腫れ・熱感ありなし
体重をかけたとき歩けないほど痛い普段どおり歩ける
膝の動きロックして動かないいつもどおり動く
発熱あるない

「突然」膝が曲げると痛くなるのはなぜ?原因のしくみ

様子を見てよいか、受診したほうがよいかがわかったところで、次に気になるのが「なぜ突然痛くなったのか」ということだと思います。実は「突然」に見える痛みの多くは、日々の負担が少しずつ積み重なった結果として表に出てくることがあります。

「突然」に見えるだけ?少しずつ溜まった負担が限界を超える

「何もしていないのに急に痛くなった」と感じる方は多いのですが、実際には膝の軟骨や半月板、腱などに少しずつ負担がかかっていて、ある動作をきっかけに痛みとして表に出てくることがあります。コップに水がたまっていき、最後の一滴であふれるようなイメージに近いかもしれません。

たとえば、長時間の立ち仕事が続いた翌日や、体重が少し増えた後、久しぶりに体を動かした後などに膝の痛みが出やすくなります。前日までの体の使い方や疲労が、思っている以上に膝に影響していることも少なくありません。

「原因になるようなことは何もしていない」と感じるときほど、実は日常の小さな負担が重なっているケースが多いので、直前の行動だけにとらわれすぎないようにしましょう。

「昨日何かした?」トリガーになりやすい動作と場面

膝の痛みが表面化するきっかけとしてよくあるのが、しゃがんで立ち上がる動作や階段を下りる動作、久しぶりのランニングや体をひねる動作です。特にしゃがみ動作や階段の下りでは、膝関節に大きな負担がかかりやすいといわれています。

具体的には、重い荷物を持ち上げたときや、長時間正座をした後に立ち上がった瞬間、朝起きて最初に動いた瞬間などに痛みが出やすくなります。思い当たる行動がないか、前日の生活を振り返ってみるのもひとつの手がかりになります。

一方で、特にきっかけになるような動作がなく、夜間や安静にしているときにも痛みが続く場合は、別の原因が関わっている可能性もあるため、注意して様子をみてください。

腫れ・熱がある場合とない場合で原因が変わる

膝の痛みを考えるときにまず確認しておきたいのが、腫れや熱っぽさがあるかどうかです。腫れや熱感がある場合は靭帯や半月板の損傷、関節内の急な炎症などが関わっていることがあり、ない場合は筋肉や腱、関節のまわりの問題が関係していることがあります。

たとえば、熱っぽさを伴って腫れている場合は関節内に何らかの炎症が起きているサインのこともありますし、腫れがない場合は鵞足炎や腸脛靭帯炎のように、関節の外側で起きている炎症が関係していることもあります。腫れの有無を最初に確認しておくと、この後の場所別の目安も理解しやすくなります。

痛む場所でわかる、原因の目安(内側・外側・前・裏)

膝のどのあたりが痛むかによっても、考えられる原因は変わってきます。ここでは内側、外側、お皿まわり、膝裏の4つの場所に分けて、それぞれで起こりやすい状態をご紹介します。

内側が痛い 半月板損傷・鵞足炎の可能性

膝の内側が痛むときに、曲げ伸ばしの途中で引っかかる感じやロックする感じがある場合は、内側の半月板に負担がかかっている可能性があります。押すとピンポイントで痛む場合は、鵞足炎と呼ばれる腱の炎症であることが多いです。

たとえば、しゃがんで立ち上がった瞬間に「パキッ」と音がして、そこから曲げにくくなったという場合は半月板が関係していることがありますし、内側のやや下を指で押して強く痛む場合は鵞足炎の可能性が考えられます。膝が完全にロックして動かせなくなった場合は、無理に動かそうとせず、早めに整形外科で状態を確認してもらうようにしてください。

外側が痛い 腸脛靭帯炎・引っかかり感はタナ障害も

走った後や自転車、登山の後に膝の外側が痛む場合は、腸脛靭帯炎、いわゆるランナー膝と呼ばれる状態のことがあります。曲げ伸ばしのときに「パキパキ」と音がして引っかかる感じがある場合は、タナ障害と呼ばれる状態も考えられます。

たとえば、ランニングを始めて30分ほどで外側が燃えるように痛くなる場合はランナー膝が疑われますし、10代後半から20代の方で、曲げると膝に何かが挟まるような感覚がある場合はタナ障害が関係していることがあります。

お皿まわりが痛い 膝蓋腱炎・膝蓋大腿関節の問題

お皿の下のあたりが痛む場合はジャンパー膝と呼ばれる膝蓋腱炎、お皿がずれるような感覚があり階段を下りるときに悪化する場合は、膝蓋大腿関節まわりの問題であることがあります。

バレーボールやバスケットボールでジャンプ動作を繰り返した後に痛みが出る場合はジャンパー膝の可能性が、階段を下りるときや長時間座った後に立ち上がるときに痛む場合は膝蓋大腿関節の不調が関係している可能性が考えられます。

膝裏が痛い・腫れる ベーカー嚢腫・ハムスト付着部

膝の裏がぷっくりと膨らんでいる、深く曲げると圧迫される感じがある場合は、ベーカー嚢腫と呼ばれる状態のことがあります。膝裏がつっぱるような感覚がある場合は、ハムストリングスの付着部に炎症が起きている可能性もあります。

立っているときに膝裏に柔らかいこぶのようなものが触れる場合や、これまでできていた正座が急にできなくなった場合は、一度整形外科で確認してもらうと安心です。ベーカー嚢腫は、変形性膝関節症のような状態に伴って現れることもあるといわれています。

突然の膝の痛み、今すぐできるセルフケア

原因の見当がついたところで、次に気になるのが「今すぐ何をすればいいのか」だと思います。ここでは痛みが出てすぐの時期にやるべきこと、避けたいこと、状態が落ち着いてきてから取り入れたいケアをまとめてご紹介します。

急性期(痛み始め)まずこれをやる・やめる

痛みが出てすぐの時期は、まず膝を安静にすることが基本になります。立ち仕事や散歩、スポーツなどはいったん中断し、市販のサポーターなどで軽く支えておくと安心です。

逆にこの時期に避けたいのが、激しい屈伸運動やスクワット、正座、和式トイレ、ジャンプを伴う動作です。「少し痛いくらいなら動かしたほうがほぐれる」と思われがちですが、痛み始めの時期に無理に動かすと炎症が強くなってしまうことがあるので注意してください。

冷やす?温める?状態別の使い分け

腫れや熱っぽさがある場合、目安として痛みが出てから2〜3日以内の時期は冷やすケアが向いています。反対に、腫れや熱感がなく、こわばりが気になる場合は温めるケアのほうが合っていることが多いです。

冷やすときは氷をビニール袋に入れてタオルで包み、15分から20分ほど当てるようにし、皮膚に直接氷が触れないようにしましょう。温めるときは、ぬるめのお湯に浸かる、蒸しタオルを当てるといった方法がおすすめです。温めてみて痛みが強くなるようであれば、炎症が残っているサインの可能性もあるため、いったん冷やすケアに戻してみてください。

痛みが落ち着いてきたらやりたいストレッチ2選

急な痛みが少し落ち着いてきたら、太ももの前側とうしろ側を伸ばすストレッチを取り入れてみましょう。ひとつは大腿四頭筋のストレッチで、壁に手をついて片足のかかとをお尻に近づけるように20〜30秒キープします。もうひとつはハムストリングスのストレッチで、仰向けになり片足を両手で支えながらゆっくりと伸ばしていきます。

どちらのストレッチも反動をつけず、ゆっくりと行うことが大切です。強い痛みがあるときは無理をせず中止し、痛みが落ち着いてから少しずつ取り入れるようにしてください。

日常動作でやっていいこと・避けるべきこと一覧

日常生活のなかでは、平地をゆっくり歩くことや、腫れ・熱感がなければ入浴すること、椅子を使った生活、サポーターの使用などは無理のない範囲で行いやすいです。反対に、正座や和式トイレ、深いスクワット、重い荷物を持ちながらのしゃがみ動作、長時間の立ち仕事はできるだけ避けたい動作です。

  • やってよいこと:平地をゆっくり歩く、腫れがなければ入浴する、椅子中心の生活を意識する
  • 避けたいこと:正座や和式トイレ、深いしゃがみ込み、重い荷物を持っての立ち座り

「安静にする」といっても、まったく動かさないという意味ではありません。適度に動かさないと、かえって関節が固まってしまうこともあるため、痛みのない範囲で少しずつ体を動かすことも意識してみてください。

年代・状況別 こんな場合はどう考える?

膝の痛みは、痛くなったときの状況や年代によっても考え方が変わってきます。ここではスポーツ中のケース、特にきっかけがないケース、両膝が同時に痛むケースについてご紹介します。

スポーツ中にひねったあとに痛い(10〜30代)

スポーツ中に膝をひねった後、腫れや不安定な感じが出ている場合は、靭帯の損傷が関わっている可能性があるため、早めに整形外科で状態を確認してもらうと安心です。ひねった際に音がして引っかかる感じがある場合は、半月板が関係していることもあります。

たとえば、ジャンプの着地の瞬間に「グキッ」となり、そこからすぐに腫れてきたという場合は、靭帯への負担が大きくかかっている可能性があります。スポーツを再開するタイミングも含めて、一度専門家に確認してもらうと今後の見通しが立てやすくなります。

特に何もしていないのに急に痛い(40〜60代)

40代から60代の方で、特に何もしていないのに急に膝が痛くなったという場合は、年齢に伴う変化や半月板の変性、まれに偽痛風のような発作が関わっていることがあります。「何もしていない」というのは理由がないという意味ではなく、これまでの負担が積み重なって表面化したと考えるとイメージしやすいかもしれません。

たとえば、朝起き上がった瞬間に膝の内側が急に痛くなったという場合、半月板の変性や膝関節の変化が初期の段階で起きていることもあります。年齢のせいだからと諦めず、気になる場合は一度確認してみることをおすすめします。

両膝が同時に痛くなった

片方だけでなく両方の膝が同時に腫れたり熱を持ったりする場合は、関節リウマチのような全身にかかわる状態が関係していることもあります。片方だけのメカニカルな痛みとは、少し分けて考える必要があります。

朝起きたときに関節がこわばる感じが続いていたり、膝以外の関節にも痛みがあったり、微熱が続いているような場合は、リウマチ内科など専門の科での確認も選択肢に入れてみてください。

2週間以上続く・繰り返す膝の痛みは整形外科または専門家へ

セルフケアを続けても痛みが変わらない場合や、同じような痛みを繰り返す場合は、一度整形外科で詳しく状態を確認してもらうことをおすすめします。ここでは実際にどのような検査が行われるのか、その先の選択肢についてもご紹介します。

整形外科ではどんな検査をする?

整形外科では、まずレントゲンで骨の状態や変形の有無を確認し、必要に応じてMRIで半月板や靭帯、軟骨の状態を詳しく調べたり、エコーで炎症や関節内の水のたまり具合を確認したりすることが多いです。

レントゲンには写らない半月板の損傷が疑われる場合には、MRIでの検査が必要になることもあります。どの検査が必要かは症状によって異なるため、気になることは遠慮せずに医師に相談してみてください。

保存療法で改善しないとき、次の選択肢

2週間以上痛みが続く場合や、同じ痛みを繰り返す場合は、無理をせず整形外科に相談してみましょう。数か月ほど安静や運動、装具などによるケアを続けても状態が変わらない場合には、医師の判断で関節鏡を使った手術やヒアルロン酸の注射、PRP療法などが選択肢として挙がることがあります。

ただし、すべての膝の痛みに手術のような大がかりな対応が必要になるわけではありません。まずは体への負担が少ない方法から試していくのが基本的な流れになります。

膝の痛みを根本から改善するには 姿勢・筋肉バランスの視点

ここまで、膝そのものに焦点を当てた原因や対処法についてお伝えしてきました。最後に、膝の痛みを繰り返さないための視点として、体全体のバランスという観点も少しだけご紹介します。

関節の問題だけではない 膝に負担が集まる「体の癖」とは

膝の痛みは、膝そのものだけで起きているとは限りません。骨盤の傾きや足首の硬さ、股関節の動きにくさが、結果として膝に余分な負担を集めてしまっているケースもあります。

たとえば、O脚気味の方は膝の内側に負担が集中しやすくなりますし、股関節が外側に開きにくい方は歩くときに膝が内側に入りやすくなる傾向があります。このような体の使い方の癖が、「突然」に見える痛みの背景に隠れていることも少なくありません。ここでご紹介しているのはあくまで体の使い方についての視点であり、痛みの原因を医学的に断定するものではありません。

整体での根本アプローチ:湘南カイロ茅ヶ崎整体院の考え方

当院では、まず整形外科で重い状態がないかを確認していただいたうえで、それでも痛みを繰り返してしまう方や、セルフケアだけでは限界を感じている方に向けて、筋肉のバランスや関節の動き、姿勢の観点から膝への負担を減らすお手伝いをしています。

体全体の使い方を見直すことで、膝にかかる負担を減らしやすくしていくという考え方です。整形外科での検査と並行しながら、「一度相談してみようかな」と感じた際には、お気軽にお声がけください。

まとめ

今回は、突然膝を曲げると痛くなったときの判断基準から、原因のしくみ、今すぐできるセルフケアまでをお伝えしました。

腫れや熱っぽさがなく普段どおり歩けている場合は、まず安静とセルフケアで様子を見られることが多いですが、腫れ・体重をかけられないほどの痛み・膝のロック・発熱のいずれかがある場合は、早めに整形外科で状態を確認してもらうと安心です。

痛みが2週間以上続く、繰り返すという場合も、無理をせず一度ご相談ください。


院長:高木

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