
院長:高木お気軽にご相談ください!

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仕事や家事の合間に、ふと肩の重みに気づいてため息をついてしまうことはありませんか。特にデスクワークの時間が長くなるほど、肩から首にかけての重さが気になってきますよね。
今すぐこの重さをどうにかしたいというときは、正しいやり方で行うストレッチが、その場の重さをやわらげるセルフケアとして心強い味方になってくれます。この記事では、椅子に座ったままでもすぐに試せる肩こりのストレッチ方法を、注意しておきたいポイントとあわせてお伝えしていきます。
闇雲に体を動かすと、かえって首や肩を痛めてしまうこともあります。安全に、そして効率よく重さをやわらげるために、まずはすぐできる方法から順番に見ていきましょう。


肩の重さはためこまず気づいたときにその場でケアしてあげることが何より大切です
まずは今すぐ試せる方法からご紹介します。座ったまま、寝ながら、立ってできるものまで、シーンに合わせて選べるように分けました。どれも30秒から3分ほどで行えるので、仕事の合間や就寝前の少しの時間に取り入れてみてください。
デスクで仕事をしている最中でも、椅子に座ったまま行えるストレッチがいくつかあります。胸を軽く張って肩甲骨を寄せる動きを5秒キープして3回ほど繰り返してみましょう。
次に肩を大きく前後へ10回ずつ回し、首を左右へゆっくり15秒ずつ倒す動きを加えると、こわばった筋肉がほぐれやすくなります。座ったままでもしっかり肩甲骨を動かせるのがポイントです。
行うときは息を止めず、呼吸を意識しながら動かしてください。痛みが出た場合はすぐに中止し、気持ちいいと感じる範囲にとどめることが目安になります。
寝る前のリラックスした状態でできるストレッチもおすすめです。仰向けになり肩甲骨をゆっくり床に押しつける動きを5秒×5回ほど繰り返してみましょう。続けて仰向けのまま腕を大きく開いたり閉じたりする動きを10回ほど行うと、1日の疲れをリセットしやすくなります。
体が沈み込みすぎないマットレスの上で行うと、より動かしやすく感じられるはずです。翌朝、首や肩の軽さを感じられるかどうかも一つの目安にしてみてください。
休憩中にサッと行いたいときは、壁を使ったストレッチが便利です。壁に手をついて体を軽く押し出す動きを15秒×3回ほど行うと、肩甲骨まわりがじんわりとほぐれていきます。
壁際に立って胸を開くように腕を広げる動きも15秒×3回ほど加えると、猫背気味の姿勢もリセットしやすくなります。壁に強く体重をかけすぎないように注意しながら、休憩の1〜2分で気軽に取り入れてみてください。
即効性を求めるあまり、間違った動かし方をしてしまうと、かえって肩や首を痛める原因になりかねません。ここでは、ついやってしまいがちなNG動作を3つ取り上げます。
肩こりのストレッチというと、首を大きくぐるぐる回すイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実はこの動きは首の関節や神経に負担をかけやすく、あまりおすすめできない動作です。
首の骨は本来とても繊細なつくりをしていて、特に斜め後ろへ反らすような動きは負担が大きくなりやすいといわれています。首を回したときにゴリゴリと音が鳴ることがありますが、音だけで異常とは限りません。ただし、痛みやしびれを伴う場合は注意が必要です。もし首を回して痛みやしびれを感じるようであれば、その場ですぐに動きを止めてください。
「痛いところほど効く」と思って、つい強く押してしまうことはありませんか。ですが痛みを我慢するほど強い刺激を与えると、筋肉が防御反応でかえって硬くなってしまうことがあります。
これは筋肉が急激に引き伸ばされたときに、反射的に縮もうとする体の仕組みによるものと考えられています。限界まで首や肩を引っ張るような動きは、筋肉の緊張をかえって強めてしまうこともあります。
目安は、痛気持ちいいと感じる範囲にとどめておくことです。強い痛みを感じる手前で止めるように意識してみてください。
早く楽になりたいからと、勢いをつけて大きく体を動かしたくなる気持ちもわかります。ただ、筋肉がこわばった状態で反動をつけると、関節や筋肉にかえって負担をかけてしまうことがあります。
いきなり肩を大きく回すような動きは、関節に急な負荷がかかりやすく、痛みを強める原因にもなりかねません。ストレッチはゆっくり、じんわりと、小さな動きから始めることを心がけてください。
なぜストレッチを行うと、その場で肩が軽く感じられるのでしょうか。ここでは体の中で起きている変化について、できるだけわかりやすくお伝えします。
肩こりは、筋肉の緊張と血の巡りの悪さが影響し合って起こると考えられています。ストレッチによって筋肉が動かされると、血流が良くなり、筋肉へ酸素や栄養が届きやすくなります。
ストレッチのあとに肩がじんわりと温かく感じられるのは、血の巡りが良くなったサインの一つといわれています。ただしこの感じ方には個人差があり、数分で軽さを感じる方もいれば、じっくり時間をかけて変化を感じる方もいます。
肩こりのつらさは、こわばった筋肉が血流や周辺組織に負担をかけることで強くなると考えられています。ストレッチで筋肉の緊張がゆるむと、この負担も和らぎやすくなります。
ストレッチのあとに頭痛や目の疲れが軽くなったように感じられるのも、首や肩まわりの緊張が和らいだことが関係しているのかもしれません。しびれや強い痛みが続く場合は、専門家に相談することも検討してください。
肩甲骨がなめらかに動くようになると、姿勢が整いやすくなり、肩への負担そのものが減りやすくなります。ストレッチで肩甲骨を意識して動かすことは、この土台づくりにつながります。
肩甲骨まわりだけでなく、背骨や骨盤の位置も姿勢には関係しています。ストレッチを続けるうちに、姿勢そのものが整ってきたと感じる方も少なくありません。
そもそも、なぜ肩こりは起こってしまうのでしょうか。原因を知っておくことで、日頃から意識したいポイントも見えてきます。
肩こりの原因として多いものの一つが、長時間にわたって同じ姿勢を続けてしまうことです。とくにパソコンやスマホを見るときに頭が前へ出る姿勢は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。
デスクワークやスマホ操作、車の運転などは、いずれも同じ姿勢が続きやすい場面です。1時間に1回は体を動かし、休憩をはさむことを意識してみてください。
目の疲れや心理的なストレスも、肩こりに影響することがあるといわれています。目の疲れは首や肩の筋肉の緊張につながりやすく、ストレスも筋肉をこわばらせる要因になると考えられています。
長時間の画面作業が続いたり、仕事量の多さで気持ちが張りつめていたりする方は、肩や首にも力が入りやすくなります。目や心の疲れに心当たりがある場合は、休息の時間を意識して増やしてみることをおすすめします。
体を動かす機会が少なかったり、体が冷えやすい環境にいたりすることも、肩こりを悪化させる要因の一つです。運動不足は筋肉の働きに影響し、冷えは血の巡りを悪くすることがあります。
冷房の効いた部屋で長時間過ごす方や、日頃あまり体を動かさない方は、適度な運動と体を冷やさない工夫を取り入れてみてください。軽いウォーキングを習慣にしたり、湯船にゆっくりつかったりするだけでも、体の巡りが変わるきっかけになります。
せっかくストレッチを行うなら、少しでも軽さを感じやすい方法で行いたいですよね。ここでは意識しておきたい3つのポイントをお伝えします。
ストレッチ中についつい息を止めてしまう方も多いのですが、これは避けたいポイントの一つです。呼吸を止めると体に力が入りやすくなり、筋肉がほぐれにくくなってしまいます。
ゆっくりと深呼吸をしながら動かすことを意識するだけで、体の緊張がゆるみやすくなります。会議の合間や休憩中でも、意識して深く息を吐くだけで肩の力が抜けやすくなります。
どのくらい体を動かせばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。目安は、痛気持ちいいと感じる範囲にとどめることです。
痛みを我慢して無理に伸ばすと、筋肉が防御反応で硬くなってしまうことがあります。気持ちよさを感じられる強さで、15秒ほどキープするイメージで行ってみてください。
ストレッチは一度行っただけでも変化を感じられることがありますが、継続することでよりその場での軽さを感じやすくなるといわれています。朝・昼・晩と、1日3回ほど短い時間で取り入れるのがおすすめです。
忙しい日は1回だけでもかまいません。無理なく続けられるペースを見つけることが、なにより大切です。
ここまでご紹介したストレッチは、軽度な肩こりに向けたセルフケアの一つです。ただし、中には自己判断だけで様子を見るのが心配なケースもあります。ここで一度、判断の目安を整理しておきましょう。
肩の重さはあるものの、痛みが軽く、日常生活に大きな支障が出ていない場合は、まずはストレッチで様子を見てよいことが多いです。血流の改善や筋肉の緊張がゆるむことで、軽さを感じやすくなることがあります。
仕事中に肩が重く感じても、ストレッチを行うと楽になるようであれば、セルフケアを続けてみてください。1週間ほど続けても変化が見られない場合は、次の項目も参考にしてみてください。
肩の重さが強く集中できないほどつらい、頭痛や吐き気まで伴うといった場合は、筋肉の緊張だけでなく、関節や神経の状態が関係していることも考えられます。症状が強い場合や不安が大きい場合は、まず医療機関への相談を検討してください。
検査で大きな異常がないと言われたあとも首や肩のこわばりが続く場合は、体の使い方や姿勢、筋肉の緊張を確認しながらケアすることも選択肢の一つです。もちろんストレッチだけで軽さを感じられる場合もありますので、ご自身の状態に合わせて選んでいただければと思います。
次のような症状があるときは、ストレッチや整体で様子を見るのではなく、医療機関への相談を検討してください。
これらは筋肉の緊張だけでは説明がつきにくいサインです。自己判断だけで抱え込まず、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
その場で軽くなることも大切ですが、同じ重さを繰り返さないためには、日頃の習慣を見直すことも欠かせません。ここでは3つの視点からご紹介します。
再発を防ぐうえで欠かせないのが、姿勢を整えることです。姿勢が崩れたままだと、どれだけストレッチを行っても、また同じように筋肉に負担がかかってしまいます。モニターの高さを目線に合わせる、背筋を軽く伸ばして座る、1時間に1回は席を立つといった小さな工夫の積み重ねが、肩まわりの負担を減らすことにつながります。
肩甲骨まわりの筋力を養っておくことも、再発予防には役立ちます。筋肉が支えとなることで関節が安定し、日常生活での負担を受けにくくなるためです。肩甲骨を寄せ合う動きを5秒×10回、腕を横に上げる動きを10回×3セットほど、無理のない範囲で続けてみてください。
睡眠不足や運動不足、ストレスの積み重ねも、体の血の巡りを悪くし、肩こりを悪化させる要因になります。生活習慣そのものを見直すことも、長い目で見た予防につながります。7時間ほどの睡眠時間を確保する、週に数回体を動かす、趣味の時間でリラックスするなど、できるところから少しずつ取り入れてみてください。
肩の重さをその場で軽くしたいときは、座ったまま、寝ながら、立ってできるストレッチを、正しいやり方で行うことがポイントになります。首を大きく回したり、痛みを我慢して強く押したりする動作は避け、痛気持ちいい範囲でゆっくり動かすことを意識してみてください。
ストレッチを続けても重さが変わらない場合や、しびれ・強い頭痛といった症状があるときは、自己判断だけで抱え込まず、医療機関への相談を検討してみてください。検査で大きな異常がない場合でも不調が続くときは、整体などで体の状態を確認することも選択肢の一つです。日頃の姿勢や生活習慣を見直すことも、繰り返さないための大切な一歩になります。

