慢性疲労症候群

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群とは、健康に生活していた人が風邪などの感染症をきっかけに、原因不明の強い全身倦怠感とともに、微熱、頭痛、筋肉痛、思考力の低下、抑うつ、不安などが6か月以上長期間続き、十分な休養を取っても回復しない状態のことです。単なる疲れや怠けとは全く異なり、日常生活に深刻な支障をきたす病気です。

厚生労働省の推計によると、国内の慢性疲労症候群患者数は約30万人にのぼります。1999年の厚生労働省研究班による疫学調査では、一般地域住民の約0.3%が慢性疲労症候群に該当していることが判明しており、決して稀な病気ではありません。主に20～50歳の人に多く見られ、男性より女性に多い傾向があります。

慢性疲労症候群を放置すると、全身の倦怠感が徐々に強くなり、朝起きることができない、会社に行けない、椅子に腰かけるのもつらいといった状態に陥る可能性があります。厚生労働省の調査では、患者の3割が寝たきりやそれに近い重症状態であることが明らかになっています。

最悪の場合、完全に社会復帰が困難になり、長期間の介護が必要な状態になってしまう恐れがあります。また、症状が進行すると家族や職場での理解が得られず、人間関係の悪化や経済的な困窮を招くことも少なくありません。症状を軽く考えずに早めに私たちにご相談ください。

慢性疲労症候群の原因

当院にはこれまで多くの慢性疲労症候群の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、慢性疲労症候群の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える慢性疲労症候群の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、免疫機能の低下、脳内神経伝達物質のバランス異常などが発生することで発症しやすくなります。また、過去に感染したEBウイルスなどが、ストレスや免疫力低下により再び活性化し、免疫システムの異常を引き起こすケースも多く見られます。

慢性疲労症候群は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、慢性疲労症候群の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

慢性疲労症候群を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な慢性疲労症候群の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。慢性疲労症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

対症療法による薬物治療

根本的な原因の解決にはならず、症状の一時的な緩和にとどまります。また、薬の効果には個人差があり、副作用のリスクも伴います。長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、症状が重い場合は治療への参加自体が困難な場合があります。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な通院が必要になります。

段階的運動療法

運動負荷の調整が難しく、無理をすると症状が悪化する可能性があります。専門家の指導が必要で、自己判断では危険です。1回の施術だけでは十分な効果が得られない場合が多く、複数回の施術が必要になります。

生活指導

具体的な改善方法が不明確で、患者自身の努力に依存する部分が大きく、継続が困難な場合があります。また、効果が現れるまでに時間がかかるために効果を実感できず、途中でモチベーションが下がってしまうケースも多いです。

慢性疲労症候群を改善するために

まずはあなたの慢性疲労症候群の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で慢性疲労症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

慢性疲労症候群のQ＆A

慢性疲労症候群は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。適切な治療とケアにより症状の改善は可能ですが、放置すると悪化する可能性が高いため、早期の専門的な対応が重要です。

慢性疲労症候群の人がやってはいけないことは？

無理な運動や過度な活動は症状を悪化させます。また、ストレスの多い環境に身を置いたり、睡眠不足を続けることも避けるべきです。自分のペースを守ることが大切です。

慢性疲労症候群とうつ病の違いは何ですか？

うつ病は主に精神的な症状が中心ですが、慢性疲労症候群は身体的な疲労感が主症状で、微熱や筋肉痛などの身体症状を伴います。ただし、併発することもあります。

仕事を続けることはできますか？

症状の程度により異なりますが、職場環境の調整や働き方の見直しにより継続可能な場合があります。無理をせず、段階的な復帰を目指すことが大切です。

症状が良くなったり悪くなったりするのはなぜですか？

慢性疲労症候群は症状に波があるのが特徴です。ストレスや疲労、気候の変化などが影響し、日によって症状の強さが変動します。これは病気の性質上正常な反応です。

慢性疲労症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

慢性疲労症候群は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術と慢性疲労症候群は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

慢性疲労症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。