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コロナ後遺症とは?主な症状と、体調が戻らないときの相談目安

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熱は下がったのに、階段を上ると息が切れる。会議中に話が頭に入ってこない。布団に入っても眠れない。コロナにかかったあと、こうした不調が続いて「これは後遺症なのか」と調べている方は少なくありません。

湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、コロナ後遺症でみられる主な症状と、自己判断できない理由、医療機関へ相談する目安についてお伝えします。

読み終えるころには、ご自身の不調を相談するときに何を整理すればよいかがわかります。当院での相談については、コロナ後遺症の症状別ページもご覧ください。

院長:高木

検査で異常がないと言われても、つらさが消えるわけではありません まずは困っていることを整理するところから始めましょう

目次

感染後の不調はコロナ後遺症?まず知っておきたいこと

療養期間が終わったのに体調が戻らないと、「自分だけ回復が遅いのでは」と不安になります。ここでは、コロナ後遺症がどのような状態を指すのか、そして「何か月たてば後遺症」という期間の考え方について整理します。

感染時から続く症状も、回復後に出る症状もあります

厚生労働省は、いわゆる後遺症を「罹患後症状」と呼んでいます。感染性がなくなったにもかかわらず、ほかに原因が明らかでない症状が、感染してすぐの時期から続く場合、回復後に新たに出る場合、いったん消えた後に再び生じる場合をまとめた呼び方です。出典:厚生労働省

熱が下がって数日は元気だったのに、そのあとでだるさが強くなったという経過も、この中に含まれます。「治ったはずなのに」と感じる方が多いのは、こうした現れ方があるためです。

WHOでは、通常は発症から3か月の時点にみられ、少なくとも2か月以上続き、ほかの病気では説明できない症状と定義しています。ただし、この期間は定義上の目安であり、それまで相談を待つ必要はありません。生活に支障が出ているなら、時期にかかわらず医療機関へ相談してかまいません。出典:WHO

症状だけで後遺症と決めつけないでください

後遺症の定義には「ほかに原因が明らかでない」という条件が入っています。息切れ、胸の違和感、強いだるさなどは、感染とは別の病気でも起こることがあります。

そのため、症状の名前だけで「これは後遺症だ」と決めたり、「気のせいだ」と我慢したりせず、いったん医療機関で確認することが大切です。確認したうえで原因がはっきりしない場合でも、つらさそのものは相談してよいものです。

当院には、感染後に下腹部のチクチクした痛みと腰痛が続き、婦人科や整形外科で検査を受けても原因がわからなかった方が相談に来られたことがあります。痛みに加えて、原因がわからないまま続く不安も大きな負担になっていました。

コロナ後遺症の症状にはどんなものがある?

症状は一つとは限らず、組み合わせや強さも人によって異なります。すべての症状が出るわけではありません。ここでは、代表的な症状を、生活の中で気づきやすい場面とあわせて見ていきます。

だるさ・咳・息切れなど、体に出る症状

代表的な症状として、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、たん、息切れ、胸の痛み、脱毛などが挙げられています。

生活の中では、朝から体が重くて起き上がれない、駅の階段で息が上がる、仕事から帰ると家事に手が回らないといった形で表れることがあります。

症状が日によって変わったり、いくつか重なったりして、ご自身でも説明しにくいと感じる方もいます。うまく言葉にできないときは、困った場面をそのまま書き出すだけで十分です。

咳だけが残る場合もありますが、長引くときは自己判断で様子を見続けず、内科や呼吸器内科への相談を考えてください。

頭がぼんやりする・集中しにくい

記憶障害、集中力の低下、頭痛、抑うつなども代表的な症状に挙げられています。会議中に話が入ってこない、簡単なメールを打つのに言葉が出てこないといった場面で気づく方がいます。

頭に霧がかかったような状態は「ブレインフォグ」と呼ばれることがあります。当院のブログでもブレインフォグとは?病名ではない頭の霧の正体と受診目安として解説しています。

気持ちが沈む場合もあるため、「やる気がないだけ」とご自身を責めないようにしてください。

眠りにくさや、においの感じ方の変化

睡眠の不調や、嗅覚・味覚の異常も、後遺症の症状として挙げられています。においや味が変わると、食事がおいしく感じられず、食欲が落ちることもあります。

当院では、コロナにかかったあと、夜になかなか寝つけず、口が渇いて胸が熱く感じるという方から相談を受けたことがあります。内科で睡眠導入剤を処方されていましたが、翌日にぼんやりすることも気にされていました。

お薬は自己判断で減らしたり中止したりせず、処方した医師に、翌日の状態も含めて伝えてください。

症状は治る?回復の見通しと治療の考え方

「このまま続くのでは」「いつ元の生活に戻れるのか」という不安は、とても自然なものです。ここでは、わかっている範囲で回復の見通しと、医療機関での治療の考え方を説明します。

時間とともに改善する方が多いものの、長引くこともあります

厚生労働省は、コロナにかかった後のほとんどの方は、時間の経過とともに症状が改善するとしています。一方で、いまだ不明な点が多く、一部の方では症状が長引くこともわかってきたと説明しています。

回復までの期間には個人差があり、「何か月で必ず治る」と言い切れる目安はありません。回復が遅いことは、ご自身の努力不足を意味するものではありません。

体調には波があり、良い日と悪い日が交互に来ることもあります。悪い日があっても、回復が止まったと決めつける必要はありません。症状の強さを毎日メモしておくと、ゆるやかな変化に気づきやすくなります。

症状に合わせた治療や支援が行われます

医療機関では、症状に応じて診察や検査を行い、つらい症状をやわらげる治療(対症療法)を中心に対応します。

原因のしくみも研究が続いており、一つに決めることはできません。そのため、咳なら呼吸器の診療科、においの異常なら耳鼻咽喉科というように、困っている症状に合わせて受診先を選ぶこともあります。

受診先に迷うときは、まずかかりつけ医へ経過を話すところから始めると、必要な検査や紹介先を考えてもらいやすくなります。

様子を見てよい?医療機関へ相談する目安

「受診するほどなのか」と迷って、数週間たってしまう方もいます。ここでは、様子を見ながら相談を考える状態と、すぐに医療機関へつながるべき状態を分けて整理します。

改善しない・生活に支障があるときは相談してください

次の表は、状態ごとの考え方の目安です。ご自身の状況に近いものを確認してみてください。

状態考え方
少しずつ楽になっている無理をせず、変化を記録しながら経過をみる
なかなか変わらない、一進一退が続くかかりつけ医などに相談する
仕事・家事・通学に支障が出ている期間にかかわらず、早めに相談する
強い胸の痛み、安静時の息苦しさ、意識が遠のくすぐに救急対応を考える

強い胸の痛みや急な息苦しさは、すぐに救急へ

英国の公的医療サービスNHSの案内では、安静にしていても短い文を話せないほどの息苦しさ、突然の胸の痛み、失神などは、緊急の対応が必要な症状として示されています。出典:NHS

このような症状があるときは、「後遺症だから」と様子を見ず、すぐに119番や救急外来へ連絡してください。

受診前に整理しておくとよいこと

症状の説明は、メモにまとめておくと伝えやすくなります。診察の時間は限られているため、次の項目を書き出しておくと役立ちます。

  • 感染した時期と、発熱などが落ち着いた時期
  • 不調が感染中から続いているのか、回復後に始まったのか
  • 一日の中や日によって、症状がどう変わるか
  • 困っている場面(階段、会議、就寝時など)
  • 服用中の薬と、これまでの受診歴・検査結果

日常生活では、無理に以前のペースへ戻さない

回復を急いで、以前と同じように動こうとする方は少なくありません。しかし、後遺症では活動のあとに症状が悪化することがあるため、動き方の加減が大切になります。

WHOのガイドラインでは、身体活動や頭を使う活動のあとに症状が悪化する場合があること、運動を始める前に心臓の状態や運動時の酸素の状態を確認する必要があることが示されています。調子のよい日ほど、動きすぎないことが一つの目安になります。

たとえば、家事や買い物は一度に済ませず、途中で座って休みながら区切って行います。疲れ切る前に切り上げ、強い運動は医師に相談してから始めてください。翌日以降に症状が強まるなら、活動量を減らして相談しましょう。

夜に眠れない日が続くと、日中の疲れ方も強くなります。寝る前は明るい画面を避け、ぬるめの入浴や静かな時間で気持ちを落ち着けるなど、無理なくできることから試してください。眠れない状態が続くときは、医療機関へ相談しましょう。

見た目にはわかりにくい不調のため、家族や職場には「今日はここまでなら動ける」と具体的に伝えると、誤解が減ります。

整体でも相談できます:当院で確認していること

医療機関での確認を終えたあとも、背中の張りや腰の痛み、胸まわりの苦しさなどが残ることがあります。そのようなご相談には、整体やカイロプラクティックでも対応可能です。

当院では、問診票で症状や服薬の状況を伺い、背骨や骨盤の動き、肋骨や胸まわりの動き、首・肩・背中の筋肉の張りを確認します。自律神経の乱れがコロナ後遺症に影響していることがあり、負担の軽減や症状の改善を目指して施術を行います。

お薬手帳や血液検査の結果をお持ちいただけると、これまでの経過を共有しやすくなります。症状が強く出ている日でも、無理のない範囲でお話しください。

施術中は、息苦しさやだるさが強くならないかを、その都度確認しながら進めます。

コロナ後遺症が気になるときに大切なこと

コロナ後遺症は、感染時から続く不調や、回復後に現れる不調をまとめた呼び方です。症状の名前だけで判断せず、改善しない場合や生活に支障が出ている場合は、かかりつけ医などへ相談することが大切です。

まずは、いつから、どんな場面で、どの程度つらいのかを書き出してみてください。また、強い胸の痛みや急な息苦しさがあるときは、すぐに救急対応を考えてください。

つらい不調が続くと、ご自身の気持ちまで疲れてしまいます。ひとりで抱え込まず、医療機関と、必要に応じて当院のような相談先を使いながら、無理のないペースで進めていきましょう。

この記事の監修者
湘南カイロ茅ヶ崎整体院 院長 高木聖司
湘南カイロ茅ヶ崎整体院 院長
高木 聖司
鍼灸師(国家資格)
PAAC認定カイロプラクター
SORSI認定カイロプラクター
2005年に湘南カイロ茅ヶ崎整体院を開院。 鍼灸・カイロプラクティック・姿勢分析・栄養など幅広い視点から、 身体の不調と向き合っています。 当サイトでは、これまでの臨床経験と専門知識をもとに、 身体や健康に関する記事の内容を確認・監修しています。
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院長:高木

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