
院長:高木お気軽にご相談ください!

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投げると肩が痛くて、思い切り腕を振れない。投げ終わったあとも肩がうずき、夜に寝つきにくい日がある。そんな状態が続くと「野球肩」という言葉を調べたくなりますが、練習を休むべきか、続けてよいのかで迷う方は多いはずです。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、野球肩(投球障害肩)がどんな状態を指すのか、痛いまま投げてよいのか、受診や復帰をどう考えればよいのかを順にお伝えします。
痛みの原因を自分で決めつけず、次に何をすればよいかがわかるようにまとめました。当院の考え方は野球肩の症状別ページでも紹介しています。


投げられない焦りは大きいと思いますが、まずは痛みの出方を落ち着いて整理するところから始めましょう
野球肩は、ボールを投げると肩が痛む状態に対して広く使われる呼び名です。ただ、その中身は人によって異なります。まず言葉の意味と、見過ごしたくない痛みの出方を整理します。
野球肩(投球障害肩)は、ボールを投げる動作やそれに似た動きを繰り返すことで起こる、肩の痛みや機能障害の総称です。原因や程度はさまざまで、軽い場合は適切なコンディショニングを行いながらプレーを続けられることもあります。悪化すると、競技の継続が難しくなる場合があります。出典:国立病院機構 霞ヶ浦医療センター
つまり、野球肩という名前がついていても、肩のどこで何が起きているかは人によって違います。痛む場所が同じでも、状態が同じとは限りません。そのため、名前だけで「自分はこれだ」と決めないことが大切です。
はじめは、強く投げたときだけ痛む、投げ始めは痛いけれど温まると気にならない、といった形で現れることがあります。日常生活には困らないため、様子を見ながら練習を続けてしまう方は少なくありません。
投球後に肩がうずく、夜に気になって寝つきにくい、腕を上げるだけでも痛むといった変化が出てきたら、肩への負担が積み重なっている可能性も考えられます。投げているときだけの問題と決めつけず、早めに状態を確認することをおすすめします。
痛みがあるのに投げ続けてよいのかは、いちばん多い迷いどころです。ここでは、投球との向き合い方と、最初に相談する先の考え方をお伝えします。
投げると肩が痛いときは、我慢して投げ続けず、整形外科、できればスポーツ診療に慣れた医療機関で評価を受けることをおすすめします。痛みをかばった投げ方が続くと、別の場所に負担が移ることもあります。
受診するまでの間は、痛みが出る強さの投球を控えて様子を見てください。湿布や痛み止めで痛みが和らいでも落ち着いたとは限らないため、薬の使い方は処方した医師や薬剤師に確認しましょう。病院で投球を控えるよう言われたあと、どうすればよいか迷うという悩みも、当院の野球肩のページで取り上げています。
小学生から中高生の選手では、肩の骨の成長線に負担がかかる「リトルリーグ肩」も考えられます。投球に関連した痛みとして、成長期の男子選手に多い使いすぎの障害と整理されています。出典:Orthopaedic Journal of Sports Medicine(PMC掲載の系統的レビュー)
休む期間や復帰の基準は、研究によって一定ではありません。お子さんが投げると肩を痛がるときは、練習量を保護者の判断だけで決めず、整形外科で診てもらってください。本人は「大丈夫」と言いがちなので、投げ終わりの表情や腕の振りにも目を向けましょう。
投げすぎが原因と言われることが多い野球肩ですが、それだけで説明できるとは限りません。負担が重なる流れと、肩以外に確認したい部分を説明します。
肩の関節には、投げるたびに大きな負担がかかります。その負担に耐えきれなくなったときに痛みが出るとされ、投球の回数に加えて、投げ方や筋肉の柔らかさ、力のバランスなども関係していることがあります。
たとえば、試合が続いた週や、久しぶりに投げ込みをした翌日に痛みが出るケースは、イメージしやすいかもしれません。ただし、同じ練習量でも痛める人と痛めない人がいるため、練習量だけで原因を決めることはできません。
痛みが肩に出ていても、原因が肩の中にあるとは限らず、肩甲骨や体幹、下半身が関係する場合もあるとされています。リハビリでも、肩関節・肩甲骨・体幹・下半身で投球時の負担を分け合える状態を目指します。出典:AR-Ex Medical Group
当院では、痛む場面を詳しく伺ったうえで、肩甲骨の動き、背骨や骨盤まわりの硬さ、股関節の動く範囲、肩まわりの筋肉の張りを触って確認します。これらが肩の負担に関係していることがあるためです。
受診しても、診察室で痛みの状況をうまく伝えられないことがあります。診察の流れと、事前に整理しておくと伝わりやすい内容を見ていきましょう。
診察では、どの動作で痛むのか、肩の動く範囲、筋力、関節の緩みなどを確認するのが一般的です。必要に応じて、レントゲンや超音波、MRIなどの画像検査も行われます。
画像に写る所見と、実際に痛む場面が結びつくかどうかも判断の材料になります。診断名や投球をどこまで控えるかは、医師が状態を見て決めるものです。
「投げると痛い」だけでは、医師も状態を絞り込みにくくなります。次の内容を書き出しておくと、診察がスムーズに進みやすくなります。
野球肩と言われると、いつ投げられるのかがいちばん気になります。治療の基本的な流れと、復帰を考えるときの見方を説明します。
治療は、投球量の調整やリハビリなど、手術をしない保存的な方法から始めるのが一般的です。リハビリでは、肩の柔らかさや腱板の筋力に加え、肩甲骨や体幹、下半身の働きも確認しながら進めます。
手術が検討されるのは、保存的な対応を続けても改善が乏しい場合など、限られたケースです。どの方法が合うかは、損傷の部位や程度、競技レベルによって異なります。
痛みが減ったことと、元の強さで投げられることは別の話です。休んでいる間に痛みが引いても、肩の動きや筋力が戻っていなければ、投げ始めたときに再び負担がかかることがあります。
復帰の時期は一律に決められるものではなく、状態によって異なります。投球量を自己判断で元に戻さず、医師や理学療法士から許可された範囲で段階的に進めてください。
病院で状態を確認し、投球量の調整が始まったあとも、気になることが残る場合があります。そんなときの相談先のひとつとして、当院でできることをお伝えします。
たとえば、痛みは落ち着いたけれど肩甲骨のまわりが張る、投げると背中や股関節が硬い気がする、といったご相談です。思い切り投げられない不安や、投げたあとのうずきに悩む方もいらっしゃいます。
当院でも野球肩のご相談に対応しています。問診で痛む場面を確認し、肩甲骨や背骨、骨盤、股関節の動きと、肩まわりの筋肉の状態を触って確かめたうえで施術を行い、痛みや違和感の改善を目指します。医療機関から投球制限の指示がある場合は、その内容に沿って進めます。
野球肩は、投球に伴う肩の痛みをまとめた呼び名で、状態は人によって異なります。痛みを我慢して投げ続けず、整形外科で評価を受けることが最初の一歩です。成長期のお子さんは、骨の成長線への負担も考えて早めに診てもらいましょう。
ご自身でできるのは、痛む場面や時期、練習量を書き出しておくことです。投げ方や肩甲骨、股関節の硬さなども関わることがあるため、肩だけで判断しすぎないことも大切です。痛みが引いても、復帰は医師の指示に沿って段階的に進めてください。
診断後も肩や背中の動きに不安が残るときは、ひとりで抱え込まず、気軽にご相談ください。当院の確認内容や施術の考え方は、下記の症状別ページで詳しくご案内しています。



