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左のおしりが痛いのはがん?受診目安と考えられる原因

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最近、座るたびにおしりの左側がズキッと痛んで、ネットで調べているうちに「がん」という文字を見てしまった方、いませんか。

最初は姿勢のせいかなと思っていたのに、一度不安が頭をよぎると止まらなくなりますよね。

放置して大丈夫なのか、病院に行くべきなのか、何科へ行けばよいのか。この記事では、おしりの左側に痛みが出たときにがんとの関係があるのか、危険なサインの見分け方、がん以外の原因、そして整体との関わりまで、順番にわかりやすくお伝えします。

院長:高木

おしりの痛みとがんを結びつけて心配される方は、思っているよりずっと多いです。ただ、痛みの性質や一緒に出ている症状を整理することで、次に何をすべきかが見えてきます

目次

左のおしりが痛いとき、がんをまず疑うべきか

まず結論からお伝えします。おしりの痛みだけでがんかどうかを判断することはできません。

がんでおしりが痛むことはありますが、それが最初の症状として現れることは多くないのが現実です。

他にも多くの原因が考えられるため、「どんな痛みか」と「一緒に出ている症状は何か」を整理することが、最初の大切なステップになります。

がんで起こる痛みの特徴

がんによる痛みは、姿勢や動作を変えてもあまり変化しない傾向があります。

座っていても立っていても同じように痛む、夜間も引かない、日を追うごとに強くなるというパターンが目立ちます。

一方で、立つと少し楽になる、歩くと和らぐ、押すと痛みの場所がはっきりするといった痛みは、筋肉や神経由来の痛みとしてよく見られます。

がん以外の原因が多い理由

おしりの左側が痛む場合、比較的多いのは筋肉や神経のトラブルです。

長時間の座り仕事で臀部の筋肉が硬くなる、坐骨神経が刺激される、骨盤まわりに負担がかかるといったことは日常的によく起こります。

デスクワーク中心の方や育児で抱っこが多い方は特に骨盤に負担が集中しやすく、がんよりも身近な原因として考えられます。

先に確認する危険サイン

まず確認してほしいのは「痛み以外の症状が一緒に出ていないか」という点です。

血便・黒っぽい便・便が細くなった・便秘と下痢の繰り返し・残便感・体重減少・貧血などがある場合は、消化器系の問題を疑う必要があります。

これらの症状がなく痛みだけであれば、すぐにがんを疑う必要はありません。ただし2週間以上続く、または悪化しているなら医療機関への確認をおすすめします。

がんでおしりが痛くなるケース

「がんによってどうやっておしりに痛みが出るのか」を理解しておくと、自分の症状と比較しやすくなります。

がんによる痛みのパターンは大きく3つに分けられます。どんな仕組みで、どんな感じで痛むのかを具体的に見てみましょう。

直腸がんで肛門痛・臀部痛が起こる仕組み

直腸は肛門のすぐ上に位置しており、ここにがんができると肛門の違和感や痛みとして感じることがあります。

がんが進行して周囲の神経や臓器に広がると、おしり・腰・太ももへと痛みが及ぶことがあります。

深部が刺すように痛む、安静にしていても引かない、夜間も続くという特徴があり、初期よりも進行した段階で現れやすいです。

肛門がんで出やすい症状

肛門がんは比較的まれですが、肛門周囲の痛みや出血、しこり、排便時の違和感などが出やすいです。

痔と症状が似ているため見過ごされることもあります。出血が続く、しこりが消えない、痛みが強くなっているという場合は早めに医療機関で確認してもらいましょう。

骨盤内のがんや転移で痛むケース

骨盤内にできたがんや別の部位からの転移が骨盤の神経を刺激すると、おしりや足への痛みが出ることがあります。

この場合、痛みの範囲が広く、片側だけに出ることもあります。ただし「左側だけ痛い」という事実だけで特定のがんを指すわけではありません。

痛みの場所よりも、一緒に出ている症状の方が原因を探る手がかりになります。

がんを疑いやすい症状の組み合わせ

おしりの痛みがあるとき、どんな症状が重なったら医療機関を受診すべきか、具体的に整理しておきましょう。

複数の症状が重なるほど専門的な検査が必要になる可能性が高まります。自分の状態がどのレベルにあるかを確認してみてください。

痛み以外に一緒に出る症状

消化器系のがんを疑う場合に注意したい症状があります。血便(鮮血・暗赤色・黒色)、便の形が細くなった、便秘と下痢を繰り返す、残便感が続く、貧血や疲れやすさ、体重の減少、お腹にしこりがある、といったものです。

これらに当てはまるものがある場合は、おしりの痛みと合わせて消化器内科や肛門科への受診をおすすめします。

受診を急いだほうがよいサイン

痛みが2週間以上続いている、または日に日に悪化している場合は、様子を見ることより検査を優先してください。

夜間も痛みが引かない、発熱が続く、歩くのがつらいほどの痛みがある場合は早急な受診が必要です。

便秘薬を使っても便通が改善しない、排便後も違和感が残る状態が続く場合も、早めの確認が大切です。

何科を受診するか

血便や便通の変化・残便感があれば、消化器内科または肛門科(大腸肛門科)を最初の受診先に選んでください。

おしりや骨盤まわりの筋肉や骨が原因と考えられる場合は整形外科が対応します。

どこへ行けばよいか迷うときは、かかりつけ医や内科に相談して紹介してもらう方法も有効です。

がん以外で多い原因

おしりの左側が痛む場合、実際にはがん以外の原因であることの方がずっと多いです。

特に頻度が高いものを4つ取り上げます。自分の痛みがどのパターンに近いかを考えながら読んでみてください。日常生活の中に原因が潜んでいることは珍しくありません。

坐骨神経痛

坐骨神経はおしりから足にかけて伸びる、体の中でも特に太い神経です。

腰椎の問題や筋肉の圧迫でこの神経が刺激されると、おしりから太もも・ふくらはぎにかけてしびれや痛みが出ます。

片側だけに出やすく、座っていると悪化して立つと楽になるというパターンがよく見られます。長時間のデスクワークをしている方に多く見られます。

梨状筋や臀部筋のトラブル

梨状筋(りじょうきん)はおしりの深部にある小さな筋肉で、坐骨神経のすぐそばを通っています。

この筋肉が硬くなると神経を刺激して、おしりから太ももにかけて痛みやしびれが出ます。

長時間の座り仕事や特定の動作の繰り返しによって起こりやすく、押すとズキッとする感覚が特徴的です。

仙腸関節や腰椎由来の痛み

骨盤の後ろにある仙腸関節(せんちょうかんせつ)に問題が起きると、おしりや腰に鋭い痛みが出ることがあります。

立ち上がるときに一瞬ズキッとする、片側のおしりが特に痛むという症状が見られます。

腰椎のすべり症や椎間板ヘルニアでも、おしりに痛みが広がるケースがあります。

痔・肛門周囲の炎症

いぼ痔(内痔核・外痔核)や切れ痔(裂肛)、肛門周囲膿瘍や痔ろうなどは、おしりや肛門の痛みとして感じます。

排便時に痛む、出血するという症状が特徴的です。痔は非常に多くの方に見られる状態で、がんと症状が似ているため混同しやすいです。

「出血があるから痔だろう」と自己判断せず、症状が続く場合は肛門科で確認することをおすすめします。

自分でできる確認と対処

まず大切なのは、今の痛みの状態を客観的に記録しておくことです。

医療機関に行くときも整体に相談するときも、症状の記録が正確な判断の基礎になります。何をしてよいか、何を避けるべきかも合わせて整理します。

痛みの出方を記録する

いつから痛いか、座るとどう変わるか、立つと楽になるか、排便との関係はあるか、夜間痛の有無、出血や体重の変化を書き留めておきましょう。

「何分座ると悪化する」「歩き始めると少し楽になる」といった具体的な情報が、診察や施術の精度を上げます。

やってよいセルフケア

痛みが筋肉や姿勢由来であれば、長時間同じ姿勢で座り続けることを避けるのが基本です。

クッションで座位の圧力を分散させる、1時間に一度は立ち上がって軽く動く、患部を温めるといった工夫が役立つことがあります。

ただし、症状を観察しながら行うことが前提で、悪化するようであれば無理は禁物です。

やってはいけない対応

血便や体重減少などの症状を「どうせ痔だろう」と自己判断して放置することは避けてください。

炎症が起きている部位に強い力でマッサージをすることも、状態を悪化させる可能性があります。

原因が特定されるまでは、痛みを我慢して無理に動き続けることも注意が必要です。

整体で関係するケース

整体はあらゆるおしりの痛みに対応できるわけではありませんが、筋骨格系の問題が原因の場合は負担の軽減を目指したアプローチができることがあります。

「整体に行っていいのか、それとも病院が先か」と迷う方へ、整体が向くケースと向かないケースを整理してお伝えします。

整体が向く痛み

座るときや特定の動作で痛みが変わる、押すと痛む部位がはっきりしている、姿勢を変えると楽になるという場合、動作や体の使い方と連動して変化する痛みは筋骨格系が関係している可能性があり、整体の対象になりやすいです。

梨状筋症候群や仙腸関節のトラブル、臀部の筋緊張による痛みは骨盤や腰まわりへのアプローチで痛みの軽減につながることがあります。

整体では対応しないほうがよいサイン

出血がある、しこりがある、夜間も痛みが引かない、発熱が続く、体重が急激に減っている、便通に変化があるという場合は整体より医療機関を優先してください。

整体はがんを除外するための検査を行う場所ではありません。気になる全身症状があれば、まず医療機関での確認が先決です。

医療機関を優先する判断基準

「体を動かすと痛みが変わるかどうか」が一つの目安になります。

動作と関係なく常に痛む、または発熱・体重減少・貧血などの全身症状がある場合は医療機関を先にしてください。

整体はその後の体のケアという位置づけで活用することをおすすめします。

湘南カイロ茅ヶ崎整体院でできること

おしりの痛みが筋骨格系の問題によるものと考えられる場合、当院では体の使い方・姿勢・筋緊張のバランスを総合的に評価したうえでアプローチします。

がんを疑うような症状がある方には医療機関への受診をおすすめしており、整体で対応できるケースかどうかをまず丁寧に確認しています。

体の使い方・姿勢・筋緊張の評価

おしりの痛みは、そこだけが原因ということは少ないです。腰の反り方、骨盤の傾き、股関節の使い方、日常の姿勢など複合的な要因が絡んでいます。

触診を通じて、どこに負担が集中しているかを丁寧に確認します。デスクワークの方なら座り方の癖、育児中の方なら抱っこの体勢や前かがみの動作を一緒に見ていきます。

再発しにくい体づくり

施術だけで終わらず、日常の動作をどう変えるかまで含めてお伝えするのが当院のスタイルです。

立ち上がり方、歩き方、仕事中の姿勢など、具体的な動作の癖を修正することで、同じ痛みを繰り返しにくくするための体づくりをサポートします。

受診が必要な場合の見極め

当院では施術を行う前に状態を確認し、医療機関での検査が必要と判断した場合は来院より先に受診をおすすめしています。

整体でできることとできないことをきちんとお伝えしたうえで、安心して選んでいただける環境を大切にしています。何か気になることがあれば、一人で抱え込まずにまず相談してみてください。

おしりの左側に痛みを感じたとき、がんかもしれないと不安になる気持ちは自然なことです。でも、痛みだけでがんかどうかを決めることはできません。

まず確認すべきは、血便・便通の変化・体重減少といった全身症状があるかどうかです。それらがなく、姿勢や動作によって痛みが変わるなら筋骨格系が関係している可能性があります。判断が難しいときは、一人で悩まずに専門家に相談することが、不安を解消する一番の近道です。


院長:高木

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