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手根管症候群の人がやってはいけない事と今すぐできる対処

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最近、手のしびれや痛みが続いていて、もしかして手根管症候群かもしれないと気になっていませんか。「何をしたら悪化するのか」「日常生活で気をつけることは何か」と不安になっている方は、実はとても多いんです。

この記事では、手根管症候群のある方が日常生活でやってはいけない動作や習慣についてわかりやすく解説します。家事や仕事を続けながら症状を悪化させないために、ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:高木

手首のしびれや夜中に目が覚めるほどの痛みで悩んでいる患者さんが当院にもたくさん来られます。「知らないうちに悪化させていた」という方が非常に多いので、ぜひ今日から意識してほしいことをまとめました

目次

手根管症候群とはどんな状態なのか

まず、なぜやってはいけない動作があるのかを理解するために、手根管症候群がどのような状態なのかを簡単に知っておきましょう。手首の内側には「手根管」と呼ばれるトンネル状の狭い通路があり、そこを正中神経という神経が通っています。この正中神経が何らかの原因で圧迫されることで、親指・人差し指・中指・薬指の半分にかけてしびれや痛みが出るのが手根管症候群です。

なぜ悪化するのか、そのメカニズム

手根管の中は非常に狭い空間です。手首を強く曲げたり、繰り返し同じ動作をすることで手根管の内側の圧力が高まり、正中神経への圧迫が強くなります。つまり、特定の動作や姿勢が神経への刺激を増やしてしまうということです。この仕組みを知っておくと、なぜ次から説明する動作がNGなのかが自然と納得できると思います。

発症しやすいのはどんな人か

手根管症候群は40代〜60代の女性に多い症状として知られています。更年期のホルモン変化によって手根管の周囲の組織がむくみやすくなることが一因と考えられており、妊娠中・授乳中の女性にも多く見られます。また、長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作など、手首を酷使する仕事や生活習慣を持つ方にも発症しやすい傾向があります。「なんとなく手がしびれる」という症状が続いているなら、早めに原因を確認することが大切です。

見逃しやすい初期症状のサイン

初期の段階では「朝起きたときだけ手がしびれる」「物を持つと手がぎこちなく感じる」といった軽い症状のことが多いです。この時期に適切な対処をすれば、症状が進行するのを防ぐことができます。反対に、しびれや痛みが強くなってきた、握力が落ちてきたと感じるようになれば、それは悪化のサインです。気になる方は放置せず、一度専門家に相談されることをおすすめします。

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日常生活でやってはいけない動作・姿勢

手根管症候群の症状がある方が無意識にやってしまいがちな動作の中には、手根管の内圧を高めて症状を悪化させるものがたくさんあります。日常生活の中でよくある動作を中心に、具体的に解説していきます。「これ、毎日やってた!」と気づくことがあるかもしれません。

雑巾絞りや瓶の蓋を開ける動作

手首を強くひねる動作は、手根管への圧迫を一気に高めます。雑巾を力いっぱい絞る、固い瓶の蓋を開ける、布巾を手でギュッと絞るといった動作は、症状がある期間は極力控えることが大切です。雑巾の代わりにフローリングモップやウェットシートを使う、瓶はオープナーを使うなど、手首への負担を減らす工夫をしてみてください。

長時間のスマートフォン操作

スマートフォンを片手で持ち続けると、手首が不自然な角度に曲がった状態が長時間続きます。この姿勢は手根管への圧力を高めるため、症状の悪化につながりやすいです。特に手を下に向けた状態でスマートフォンを操作する「うつむきスマホ」の姿勢は要注意です。使う際はスタンドを活用したり、両手を使って手首の角度を自然な位置に保つよう心がけましょう。

キーボード・マウスの長時間使用

デスクワークの方は、キーボードを打つ際に手首を机の端に当てたまま作業していることはないでしょうか。この「手首を下から押しつけた状態」は手根管の内圧を高める大きな要因になります。手首をリストレスト(クッション)の上に乗せながら、手首が真っ直ぐ保てる姿勢で作業することが理想的です。1時間に1回は手首を軽く休める休憩も忘れずに取り入れてください。

重いものを長時間持ち続ける

重たい荷物を手で持ち続けることも、手根管に負担をかけます。買い物袋を素手で長時間持つ、重いフライパンを片手で振り続けるといった動作は日常的に見直してほしいポイントです。荷物はリュックサックや台車に変える、調理はできるだけ軽い調理器具を選ぶ、といった方法で手首への負担を分散させることができます。

手首を曲げた状態での就寝

意外と見落とされがちなのが、夜眠っているときの手の姿勢です。寝ているときに手首が強く曲がった状態が続くと、長時間にわたって正中神経が圧迫されてしまいます。「朝起きるたびに手がしびれている」という方は、就寝中の手首の姿勢が原因の可能性があります。就寝時はサポーターやスプリント(固定装具)を手首に装着して、手首を自然な位置に保つことが有効な方法のひとつです。

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「やりがちだけど逆効果」なセルフケアの落とし穴

手のしびれが気になると、自分でなんとかしようとマッサージやストレッチを始める方も多いです。セルフケアの意識はとても大切ですが、やり方を間違えると症状を余計に悪化させてしまうことがあります。よかれと思ってやっていることが、実は逆効果になっているケースをご紹介します。

しびれている部分を強くマッサージする

手や手首がしびれているとき、しびれている部分を自分で強く揉んでいる方はいませんか。実は、炎症や神経への刺激が強い状態のときに患部を強く揉むことは、さらなる炎症を引き起こす原因になりかねません。マッサージをするなら、手根管よりも腕の筋肉や肩・首まわりを優しくほぐす程度にとどめておきましょう。

手首をグルグル回すストレッチ

「手首の調子が悪いから、手首をよく回すようにしている」という方がいますが、この方法も注意が必要です。手首を大きく回す動作は、手根管の中で神経への圧迫を増やしてしまうことがあります。正しいストレッチの方法は、手首をゆっくり背屈(手の甲側に曲げる)・掌屈(手のひら側に曲げる)させて数秒間キープする方法が一般的です。無理に動かすのではなく、「痛気持ちいい」程度の力加減が基本です。

痛みを我慢して何もしない

「そのうち治るだろう」と思って何もせずに過ごすことも、あまりおすすめできません。症状が軽いうちに正しいケアと生活習慣の見直しを行うことで、改善が見込みやすくなります。反対に放置してしまうと、神経の変性が進み、しびれや筋力低下が慢性化することがあります。「しびれが続いているけど様子を見ている」という状態が長く続いているなら、早めに専門家のもとで状態を確認してもらいましょう。

市販の湿布を貼り続けることへの過信

「湿布を貼れば楽になる」という経験から、市販の湿布をずっと貼り続けている方もいます。湿布は一時的な痛みや炎症を和らげる効果はありますが、手根管症候群の根本的な原因(神経の圧迫)には対処できません。湿布はあくまで一時的なサポートとして使いながら、根本的な原因にアプローチすることが大切です。

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仕事・家事別のNG行動と対処のポイント

「仕事は休めない」「家事は誰もやってくれない」という現実の中で、できるだけ手根管への負担を減らすにはどうすればいいでしょうか。主婦の方とデスクワーカーの方それぞれに向けて、具体的な見直しポイントをお伝えします。

主婦・家事をする方へ

料理・洗い物・洗濯・掃除など、主婦の日常は手を使う作業の連続です。すべてをやめることはできませんが、手根管への負担を減らす小さな工夫の積み重ねが症状の悪化を防ぐことにつながります。以下のような見直しを試してみてください。

  • 食器洗いはゴム手袋を使い、手首を無理に動かさない姿勢で行う
  • 洗濯物はドラム式洗濯機を活用し、手での絞りを減らす
  • 重い鍋やフライパンは片手で持たず、両手で支えながら使う
  • 掃除機のかけ方は、肘が曲がった状態で手首に力が入らないよう柄の長さを調整する
  • 赤ちゃんの抱っこが必要な場合は、抱っこひもを活用して手首への負担を分散させる

小さな工夫ひとつひとつは些細に見えますが、積み重ねることで手根管への圧迫を大きく減らすことができます。

デスクワーカー・PC作業をする方へ

長時間のキーボードやマウス操作は、手根管症候群の代表的な原因のひとつです。仕事の質を落とさずに手首への負担を減らすには、作業環境そのものを見直すことが重要です。

  • キーボードは手首が自然にまっすぐになる位置に置く
  • マウスは手首を浮かせた状態で操作するか、リストレストを活用する
  • モニターの高さを目線の高さに合わせ、前傾み姿勢を防ぐ
  • 1時間に1回は立ち上がり、手首や肩のストレッチを行う
  • サポーターをつけたまま作業できる薄型のタイプを選ぶ

デスクワーク中は「手首をどこかに押しつけていないか」を意識するだけでも、手根管への圧力が変わってきます。

症状が強い時期に特に気をつけること

しびれや痛みが強くなっている時期は、できるだけ安静を優先することが大切です。この時期に無理をして手首を使い続けると、炎症が長引いて症状が慢性化するリスクがあります。痛みが強い時期こそ「今日だけは手首を休ませる」という意識が、回復の近道になります。家族に協力してもらう、仕事のタスクを一時的に減らすなど、周囲のサポートをうまく借りることも立派なセルフケアです。

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手根管症候群の改善に向けて今日からできること

やってはいけないことを知るだけでなく、「では何をすれば改善に向かうのか」を知ることも同じくらい大切です。症状が軽いうちから正しいアプローチを積み重ねることが、根本的な改善への第一歩になります。ここでは今日から取り入れられる実践的なポイントをまとめます。

手首サポーターを活用する

サポーターは手首を自然な位置に固定し、手根管内の圧力を安定させる効果があります。特に就寝時に装着することで、寝ているあいだの無意識な手首の曲げすぎを防ぐことができます。日中の作業時にも薄型のサポーターをつけることで、手首への過度な負荷をやわらげることができます。素材や固定力も様々なものがあるので、症状の状態に合ったものを選んでみてください。

正しい方法でストレッチを続ける

手根管症候群に対して効果的なストレッチとして、「腱グライディング運動」と呼ばれる指の曲げ伸ばし運動が知られています。指をそれぞれの段階でゆっくりと曲げ、腱を滑らかに動かすことで手根管内のむくみを改善する効果が期待できます。毎日数分間、痛みが出ない範囲でやさしく続けることが大切です。

体全体のバランスを整えることも大切

手根管症候群の原因が「手だけの問題」と思っている方も多いですが、実際には首や肩、胸郭まわりの緊張や歪みが手先の神経症状に影響していることがあります。当院で手根管症候群の患者さんを施術する際も、手首だけでなく体全体の状態を丁寧に確認した上でアプローチしています。体の使い方や姿勢全体を見直すことが、症状の根本的な改善につながるケースは少なくありません。

いつ専門家に相談すべきか

以下の症状が出ている場合は、自己判断での対処に限界があるため、早めに専門家のもとで確認してもらうことをおすすめします。

  • しびれや痛みが夜中・明け方に繰り返し起きる
  • 親指の付け根の筋肉(母指球)がやせてきた感じがする
  • ボタンを外したり細かい作業がしづらくなってきた
  • ものを落とすことが増えてきた
  • 2〜3週間セルフケアをしても症状が変わらない

これらのサインは、神経への圧迫が進行しているサインである可能性があります。「もう少し様子を見よう」と先延ばしにせず、早めに状態を確認してもらうことが改善への近道です。

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手根管症候群は、正しい知識を持って日常生活を見直すことで、症状の悪化を防ぎ、改善に向かわせることができる状態です。「やってはいけないこと」を避けながら、体に優しい動作習慣を少しずつ取り入れることが大切です。

ただ、ひとりで調べて対処しているうちに気づかないまま悪化してしまうケースも少なくありません。「何か気になることがある」「自分では判断がつかない」と感じているなら、どうか一人で抱え込まないでください。当院では手首や神経の症状に対して、体全体を丁寧に確認しながら根本的な原因にアプローチしています。あなたの症状や生活スタイルに合わせた方法を一緒に考えますので、いつでも気軽にご相談ください。


院長:高木

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