
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。朝起きたときや仕事中にふと、左側のこめかみがズキズキと痛んで困ったことはありませんか。右側ではなく左側だけというのが気になって、もしかして何か悪い病気なのではないかと不安になりますよね。実は私のところにも、こめかみの痛みで悩んでいる方が多く来院されています。
デスクワークで画面を見続けていると痛みが強くなったり、寝不足のときに決まって左側だけ痛んだりと、人それぞれ痛みのパターンがあります。片側だけの痛みは、片頭痛や緊張型頭痛といった一次性頭痛の特徴的な症状のひとつです。
この記事では、なぜ左側のこめかみだけが痛むのか、その原因や今すぐできる対処法、そして病院に行くべきサインまで、私がこれまで多くの患者さんを診てきた経験をもとに詳しくお伝えします。一人で悩んでいるより、まずは原因を知ることが改善への第一歩になりますよ。


左側だけのこめかみの痛み、実は意外と多くの方が経験されているんです
こめかみの痛みが左側だけに出る理由は、実はいくつかあります。まず知っておいていただきたいのは、頭痛には片側だけに症状が現れるタイプが多いということです。特に片頭痛は左右どちらか一方のこめかみから目の奥にかけてズキンズキンと脈打つような痛みが特徴で、多くの場合で片側性の痛みを訴えます。
また、緊張型頭痛の場合でも両側に痛みが出るのが一般的ですが、首や肩の筋肉の緊張が左右非対称になっていると、片側だけに強く痛みを感じることがあります。例えば、パソコン作業で左側に首をひねる癖があったり、左側を下にして寝る習慣があったりすると、左側の筋肉だけが過度に緊張してしまうのです。
さらに、歯の噛み合わせの問題や顎関節症がある場合も、こめかみの片側だけに痛みが出ることがあります。噛むときに使う筋肉はこめかみのすぐ近くにあるため、左側で噛む癖があると左のこめかみに負担がかかり痛みにつながります。
私がこれまで診てきた患者さんの中には、仕事中にいつも左側を向いてモニターを見ていたという方や、左側だけで荷物を持つ習慣があったという方もいらっしゃいました。日常生活の中での体の使い方の癖が、知らず知らずのうちに片側だけの痛みを引き起こしていることは本当に多いのです。
片頭痛は20代から40代の女性に特に多く見られる頭痛で、男性の約3倍の発症率と言われています。この頭痛の最大の特徴は、片側のこめかみから目の奥にかけてズキンズキンと脈打つような痛みが数時間から数日間続くことです。痛みは動くと悪化するため、仕事や家事がままならなくなることも少なくありません。
片頭痛が起こる原因は、脳の血管が何らかの刺激で拡張し、周囲の神経を刺激することで炎症が起きるためと考えられています。ストレスや睡眠不足、気圧の変化、特定の食品やアルコール、月経周期などがきっかけとなることが多いです。また、光や音、においに敏感になったり、吐き気を伴ったりするのも片頭痛の特徴的な症状です。
私のところに来られる患者さんの中にも、週末に寝すぎたときや、雨の日の前日に決まって左側のこめかみが痛むという方がいらっしゃいます。片頭痛は体質的な要素もあるため、自分の痛みのパターンを知ることが予防にもつながります。
緊張型頭痛は、頭痛の中で最も頻度が高く、全体の約6割を占めるとされています。この頭痛は頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴ですが、首や肩の筋肉の緊張が左右で異なる場合、片側だけに強く痛みを感じることがあります。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスで無意識に歯を食いしばったりすることで、首から肩、頭部へとつながる筋肉が緊張し血流が悪くなります。特に左側を下にして寝る習慣がある方や、パソコン作業で左側に首をひねる癖がある方は、左側の筋肉だけが過度に緊張しやすくなるのです。
緊張型頭痛の場合、マッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐすことで痛みが軽減することが多いです。ただし、根本的な原因である姿勢の悪さや体の使い方の癖を改善しなければ、何度も繰り返してしまいます。
左側のこめかみが痛む原因は、実に多岐にわたります。ここでは代表的な原因をいくつかご紹介しますので、ご自身の生活習慣や症状と照らし合わせながら読んでみてください。
まず最も多いのが、姿勢の悪さや体の使い方の癖です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、首が前に出た姿勢を続けていると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。特に左側に体重をかけて座る癖があったり、左側を下にして横向きで寝る習慣があったりすると、左側の筋肉だけが過度に緊張し、こめかみの痛みにつながります。
次に考えられるのが、眼精疲労です。パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることで目の筋肉が疲労し、その疲労がこめかみの痛みとして現れることがあります。特に左側のモニターを見続ける作業環境にある方は、左側のこめかみに痛みが出やすい傾向にあります。
ストレスや睡眠不足も大きな要因です。精神的なストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、血管の収縮と拡張のコントロールがうまくいかなくなります。また、睡眠時間が短すぎても長すぎても頭痛を誘発することがわかっています。特に片頭痛を持っている方は、睡眠リズムの乱れに敏感です。
食生活の乱れも見逃せません。カフェインやアルコールの過剰摂取、チョコレートやチーズなどの特定の食品が片頭痛の引き金になることがあります。また、水分不足や栄養の偏りも頭痛の原因となります。
当院にいらっしゃる患者さんを診ていると、これらの原因が複数重なっているケースが本当に多いです。例えば、デスクワークで姿勢が悪く、睡眠不足でストレスも溜まっているといった具合です。だからこそ、痛み止めで一時的に症状を抑えるだけでなく、根本的な原因に対処することが大切になります。
首や肩のこりは、こめかみの痛みと密接に関係しています。首から肩、頭部へとつながる筋肉は複雑に絡み合っており、一部の筋肉が緊張すると連鎖的に他の部位にも影響が及びます。特に首の後ろから頭の側面にかけて走る筋肉が緊張すると、こめかみ付近に痛みを感じやすくなります。
筋肉が緊張すると血管が圧迫され、血流が悪くなります。血流が悪くなると筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、さらに筋肉が硬くなるという悪循環に陥ります。この状態が続くと、慢性的なこめかみの痛みにつながってしまうのです。
当院では、メタトロンという機器を使って体の状態を詳しく調べますが、こめかみの痛みを訴える方の多くは首や肩の筋肉の緊張が顕著に現れています。姿勢を改善し、適切な施術で筋肉の緊張をほぐすことで、驚くほど痛みが軽減するケースをたくさん見てきました。
意外と知られていないのが、顎関節症とこめかみの痛みの関係です。顎の関節はこめかみのすぐ近くにあり、口を開け閉めするときに使う筋肉もこめかみ付近に位置しています。そのため、顎関節に問題があると、こめかみに痛みが出ることがあるのです。
歯の噛み合わせが悪かったり、ストレスで無意識に歯を食いしばったりしていると、顎の筋肉に過度な負担がかかります。特に左側で噛む癖がある方は、左側の筋肉だけが疲労し、左のこめかみに痛みが出やすくなります。
朝起きたときに顎が疲れている感じがしたり、口を大きく開けるとカクカク音がしたりする場合は、顎関節症の可能性があります。こめかみの痛みが顎関節症から来ている場合は、歯科医や口腔外科での検査も必要になることがあります。
こめかみが痛いとき、まず知りたいのは今すぐ楽になる方法ですよね。ここでは、自宅やオフィスでできる対処法をご紹介します。ただし、これらはあくまで応急処置ですので、痛みが繰り返す場合は根本的な原因への対処が必要です。
片頭痛の場合は、痛む部分を冷やすことが効果的です。冷たいタオルや保冷剤をタオルで包んだものを、こめかみに当ててみてください。血管が拡張して炎症を起こしているため、冷やすことで血管を収縮させ痛みを和らげることができます。また、暗く静かな部屋で横になり、目を閉じて休むことも大切です。片頭痛は光や音に敏感になるため、刺激を避けることで症状が軽減します。
一方、緊張型頭痛の場合は逆に温めることが効果的です。蒸しタオルやホットパックを首や肩に当てて、筋肉の緊張をほぐしましょう。お風呂にゆっくり浸かることも血流改善につながります。デスクワークの合間に、首をゆっくり回したり肩を上下に動かしたりするストレッチも有効です。
カフェインには血管を収縮させる作用があるため、片頭痛の初期段階でコーヒーや緑茶を飲むと痛みが和らぐことがあります。ただし、過剰摂取は逆効果になるので注意が必要です。また、市販の鎮痛剤を使用する場合は、使用頻度に気をつけてください。月に10日以上鎮痛剤を使うと、薬物乱用頭痛という別の頭痛を引き起こす可能性があります。
片頭痛による左こめかみの痛みには、まず安静にすることが何より大切です。可能であれば暗く静かな部屋で横になり、痛む側のこめかみを冷やしてください。冷やすことで拡張した血管が収縮し、炎症が抑えられます。
動くと痛みが悪化するため、体を動かさずじっとしていることがポイントです。入浴やマッサージは血行を促進してしまい、片頭痛の場合は逆効果になることがあるので避けましょう。
また、頭痛が起こりそうな予兆を感じたら、早めに対処することが重要です。視界がチカチカする、生あくびが出る、首や肩がこるといった前兆がある方は、その段階で休息を取ったり鎮痛剤を服用したりすると、痛みが軽減できることがあります。
緊張型頭痛の場合は、片頭痛とは逆に温めることが効果的です。蒸しタオルを首の後ろやこめかみに当てたり、お風呂にゆっくり浸かったりして、筋肉の緊張をほぐしましょう。シャワーだけで済ませている方は、湯船に浸かる習慣をつけるだけでも改善することがあります。
ストレッチも有効です。首をゆっくり前後左右に倒したり、肩をぐるぐる回したりして、固まった筋肉をほぐしてあげてください。デスクワークの合間に1時間に1回程度、簡単なストレッチをする習慣をつけるといいでしょう。
深呼吸も効果的です。ストレスや緊張で呼吸が浅くなっていると、筋肉に十分な酸素が届かず、こりや痛みが悪化します。鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐く深呼吸を数回繰り返すだけでも、体の緊張がほぐれてきます。
ここまでは自分でできる対処法をお伝えしてきましたが、中には緊急性の高い頭痛もあります。以下のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。これらは脳出血やくも膜下出血、脳腫瘍などの危険な病気のサインかもしれません。
まず、今までに経験したことのないような突然の激しい頭痛がある場合は要注意です。特に「バットで殴られたような」と表現されるような、突然始まる激痛はくも膜下出血の可能性があります。すぐに救急車を呼んでください。
発熱を伴う頭痛も危険です。髄膜炎や脳炎などの感染症の可能性があります。また、意識がもうろうとする、けいれんを起こす、手足のしびれや麻痺がある、ろれつが回らない、視野が欠けるといった神経症状を伴う場合も、すぐに医療機関を受診する必要があります。
50歳以上で初めて頭痛が起きた場合や、頭痛の頻度や強さが徐々に増している場合も注意が必要です。これらは脳腫瘍や側頭動脈炎などの可能性があります。また、頭をぶつけた後の頭痛も、脳内出血の可能性があるため医師の診察を受けてください。
鎮痛剤が全く効かない、あるいは日に日に効きが悪くなっている場合も、一度医療機関で詳しく調べてもらうことをおすすめします。月に15日以上頭痛がある場合は慢性頭痛の可能性があり、専門的な検査が必要かもしれません。
私のところに来られる患者さんの中にも、最初は自己判断で様子を見ていたものの、実は重大な病気が隠れていたというケースがありました。不安な症状がある場合は、我慢せずに専門家に相談することが大切です。
こめかみの痛みを根本から改善するには、日常生活の中での予防が欠かせません。ここでは、私が患者さんにいつもお伝えしている予防のポイントをご紹介します。
まず何より大切なのが、姿勢の改善です。デスクワークをする際は、モニターの高さを目線と同じか少し下になるように調整し、背筋を伸ばして座りましょう。椅子の高さは、足の裏全体が床につき、膝が90度になる高さが理想的です。30分に1回は立ち上がって体を動かす習慣をつけてください。
睡眠の質を高めることも重要です。片頭痛を持っている方は特に、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるという規則正しい睡眠リズムを保つことが大切です。寝すぎも寝不足も頭痛の引き金になるため、7時間程度の適度な睡眠時間を確保しましょう。
ストレス管理も欠かせません。完全にストレスをなくすことは難しいですが、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。散歩やヨガなどの軽い運動、趣味の時間、友人との会話など、リラックスできる時間を意識的に作りましょう。
食生活の見直しも効果的です。バランスの取れた食事を心がけ、特に水分をこまめに摂ることが大切です。脱水は頭痛の大きな原因になります。また、カフェインやアルコールの過剰摂取を控え、片頭痛の引き金となる食品がないか観察してみてください。
当院では、メタトロンという機器を使って、あなたの体質や栄養状態、ストレスレベルなどを詳しく調べることができます。何が原因で頭痛が起きているのかを科学的に分析し、あなたに合った予防法をご提案しています。これまで様々な対処法を試してきたけれど改善しなかったという方も、原因を正確に突き止めることで劇的に良くなるケースがたくさんあります。
姿勢の悪さは、こめかみの痛みの最大の原因と言っても過言ではありません。首が前に出た猫背の姿勢を続けていると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、血流が悪くなります。頭の重さは約5キロもあり、それを支える首には常に負担がかかっているのです。
デスクワークをする際は、骨盤を立てて座り、背筋を伸ばすことを意識してください。モニターは目線の高さに設置し、キーボードは肘が90度になる位置に置きます。スマートフォンを見るときも、下を向くのではなく、端末を目の高さまで上げて見るようにしましょう。
また、左右どちらかに偏った体の使い方をしていないか確認してください。いつも同じ側で荷物を持ったり、同じ側を下にして寝たりしていると、筋肉の緊張が左右非対称になり、片側だけの痛みにつながります。意識的に左右均等に体を使うようにしましょう。
規則正しい生活習慣は、頭痛予防の基本です。特に睡眠リズムを整えることは重要で、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることを心がけてください。週末だからといって昼まで寝ていると、かえって頭痛を引き起こすことがあります。
食事も3食規則正しく摂りましょう。食事を抜くと血糖値が下がり、頭痛の引き金になることがあります。特に朝食は抜かないようにしてください。また、水分不足も頭痛の大きな原因になるため、1日1.5リットルから2リットル程度の水分をこまめに摂ることが大切です。
適度な運動も効果的です。激しい運動は片頭痛の引き金になることがありますが、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は血流を改善し、ストレス解消にもなります。1日30分程度の散歩を習慣にするだけでも、頭痛の頻度が減ることがあります。
左側のこめかみが痛むという症状は、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛であることが多いですが、姿勢の悪さや体の使い方の癖、ストレス、睡眠不足など、様々な要因が複雑に絡み合って起きています。痛みの種類によって対処法も異なるため、まずは自分の痛みがどのタイプなのかを知ることが大切です。
片頭痛の場合は冷やして安静にする、緊張型頭痛の場合は温めてストレッチをするなど、適切な対処法を選ぶことで痛みを和らげることができます。ただし、鎮痛剤に頼りすぎると薬物乱用頭痛という新たな問題を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
突然の激しい頭痛や、発熱・神経症状を伴う頭痛は、危険な病気のサインかもしれません。そのような場合はすぐに医療機関を受診してください。一方で、繰り返す慢性的な頭痛の場合は、姿勢や生活習慣を見直すことで根本的な改善が期待できます。
私がこれまで多くの頭痛患者さんを診てきて感じるのは、薬で痛みを抑えるだけでなく、原因を突き止めて根本から改善することの大切さです。当院では、メタトロンという最先端の機器を使って体の状態を詳しく調べ、あなたに合った施術と生活習慣の改善をご提案しています。
左側のこめかみの痛みで悩んでいる方、何年も頭痛に苦しんでいる方、薬に頼らない生活を取り戻したい方は、ぜひ一度私たちに相談してください。あなたの痛みの原因を見つけ出し、健康な日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。一人で悩まずに、いつでも気軽にお問い合わせくださいね。

