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指が黄色いのは病気?見分け方を解説

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。ある日ふと手を見たときに、指や手のひらが妙に黄色いことに気づいて不安になったことはありませんか。私のところにも「最近手が黄色くて心配なんです」と相談に来られる方が時々いらっしゃいます。

周りから「顔色悪くない?」「手が黄色いよ」と指摘されて初めて気づく方も多いですよね。肌が黄色くなると真っ先に心配になるのが重い病気ではないかということだと思います。確かに黄疸のような深刻な状態もありますが、実は食生活が原因で一時的に黄色くなっているだけのケースも少なくないんです。

自律神経の不調や体質改善を専門としている当院では、こうした体の変化についてもご相談をいただくことがあります。今回は指や手のひらが黄色くなる原因と、それぞれの見分け方、そして対処法について詳しくお話しします。

院長:高木

手の色の変化は体からの大切なサインです。一緒に原因を探っていきましょう

目次

指が黄色くなる主な原因とは

指や手のひらが黄色くなる原因は大きく分けて4つあります。それぞれ原因が違えば対処法も異なりますので、まずはどのタイプなのかを見極めることが大切です。

最も心配なのが黄疸による変色です。これは肝臓や胆のう、膵臓などの内臓に問題があって、ビリルビンという物質が体内に溜まることで起こります。黄疸の特徴は皮膚だけでなく白目の部分まで黄色くなることです。もし白目が黄色くなっているようであれば、早急に医療機関を来院する必要があります。

次に多いのがカロチン血症(柑皮症)と呼ばれる状態です。これはニンジンやカボチャ、ミカンなどカロテンを多く含む食品を摂りすぎたときに起こります。健康志向で野菜ジュースを毎日飲んでいる方や、サプリメントを常用している方に見られやすいですね。カロチン血症の場合は白目は黄色くならず、手のひらや足の裏など皮膚の厚い部分だけが黄色くなるのが特徴です。

爪の変色も見逃せないサインです。爪が黄色く濁っている場合は水虫(爪白癬)の可能性がまず考えられますが、水虫の薬を使っても改善しない場合は乾癬や掌蹠膿疱症といった免疫系の疾患が隠れていることもあります。特に関節の痛みや体の他の部分に湿疹がある場合は注意が必要です。

最後に外部からの着色という可能性もあります。ヨード消毒液を使った後やトマトなど色の濃い植物を扱った後に一時的に皮膚が黄色く染まることがあります。この場合は石鹸でよく洗えば数日で元に戻ります。

黄疸とカロチン血症の見分け方

皮膚が黄色くなったとき、まず確認していただきたいのが白目の色です。鏡で自分の目をよく見てください。白目の部分が黄色くなっていたら黄疸の可能性が高く、すぐに内科や消化器科を来院すべきです。

白目は普通の白さで、手のひらや足の裏だけが黄色い場合はカロチン血症の可能性が高いです。ここ最近の食生活を振り返ってみてください。野菜ジュースを毎日飲んでいませんか。ニンジンやカボチャのスープを頻繁に食べていませんか。ミカンを1日に何個も食べていませんか。

カロチン血症は体に害はありませんが、見た目が気になる方も多いでしょう。カロテンを多く含む食品の摂取を控えれば、1ヶ月から2ヶ月程度で自然に元の肌色に戻っていきます。

指の変色から考えられる体の不調

指や手のひらの色の変化は、実は体の内側からのサインであることも多いんです。特に自律神経の乱れや代謝機能の低下が関係しているケースがあります。

糖尿病や甲状腺機能低下症を持っている方は、カロテンの代謝がうまくいかずにカロチン血症になりやすいことがわかっています。つまり普通の人と同じ量の野菜を食べていても、体内でカロテンが蓄積しやすい体質になっているんですね。

また慢性的なストレスや睡眠不足で自律神経が乱れていると、肝臓の機能が低下して解毒作用がうまく働かなくなることがあります。肝臓は体内の老廃物を処理する大切な臓器ですから、その働きが悪くなると様々な不調が現れます。

冷え性や末端の血行不良がある方も、指先の色が変わりやすい傾向があります。血液循環が悪いと栄養や酸素が指先まで十分に届かず、肌の色がくすんだり黄色っぽく見えたりすることがあるんです。

自律神経と肝臓機能の関係

多くの方が知らないのですが、自律神経と肝臓の機能には密接な関係があります。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っていて、このバランスが崩れると内臓の働きも乱れてしまいます。

ストレスが続くと交感神経が優位な状態が長く続き、肝臓への血流が減少します。すると肝臓の解毒機能や代謝機能が十分に働かなくなり、体内に不要な物質が溜まりやすくなるんです。私が小児喘息で苦しんでいた頃も、父から「体全体のバランスを整えることが大事だ」と教えられました。

当院では背骨や骨盤の歪みを整えることで神経の流れを改善し、自律神経のバランスを取り戻す施術を行っています。実際に施術を受けた方からは「体が軽くなった」「よく眠れるようになった」という声をいただきます。

こんな症状があったら要注意

指が黄色いだけでなく、他にも気になる症状がある場合は注意が必要です。以下のような症状が一つでも当てはまる場合は、早めに医療機関を来院することをおすすめします。

  • 白目も黄色くなっている
  • 尿の色が濃い茶色やコーラのような色をしている
  • 便の色が白っぽくなった
  • 体がだるくて疲れやすい
  • 食欲がなくなった
  • 皮膚に強いかゆみがある
  • 右上腹部に痛みや違和感がある
  • 発熱がある

これらの症状は肝臓や胆道系の病気のサインである可能性があります。黄疸を伴う肝炎は重症化しやすく、意識障害や腹水を引き起こすこともあるため、決して様子見で済ませてはいけません。

一方でカロチン血症の場合は、手のひらや足の裏が黄色いだけで他の症状は全くありません。体調も普段通りで元気であれば、それほど心配する必要はないでしょう。ただし念のため一度は内科で血液検査を受けて、肝機能に問題がないか確認しておくと安心です。

爪の変色で注意すべきポイント

爪だけが黄色く変色している場合は、また別の原因が考えられます。爪が黄色く濁って厚くなっている場合は、まず爪水虫を疑います。しかし爪水虫の塗り薬を使っても改善しない、あるいは複数の爪に同時に症状が出ている場合は要注意です。

乾癬という皮膚の病気では、爪に点状のくぼみができたり黄色く変色したりします。さらに関節が痛む場合は関節症性乾癬の可能性もあります。また掌蹠膿疱症という病気では、手のひらや足の裏に膿を持った発疹ができると同時に爪も変色することがあります。

これらの病気は免疫系の異常が関係しており、体全体のバランスを整えることが改善への近道になります。当院でも乾癬や掌蹠膿疱症でお悩みの方に対して、自律神経を整える施術と生活指導を行っています。

日常生活でできる予防と対策

指が黄色くならないために、あるいは今の症状を改善するために、日常生活で気をつけられることがいくつかあります。

まず食生活の見直しです。健康のためにと思って野菜ジュースを毎日飲んでいる方は、少し量を減らしてみてください。ニンジンやカボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜は体に良いものですが、何事も適量が大切です。1日30mg以上のβカロテンを摂取すると柑皮症になりやすいとされています。

バランスの良い食事を心がけることも重要です。特定の食品ばかりに偏らず、いろいろな食材を少しずつ食べるようにしましょう。また加工食品やサプリメントに頼りすぎず、できるだけ自然な形で栄養を摂ることをおすすめします。

十分な睡眠と適度な運動も欠かせません。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、肝機能の低下につながります。毎日7時間程度の睡眠を確保し、規則正しい生活リズムを保ちましょう。

ストレス管理と自律神経ケア

現代社会で生活していると、どうしてもストレスは避けられません。大切なのはストレスを溜め込まずに上手に発散することです。深呼吸やストレッチ、軽い運動など、自分なりのリラックス方法を見つけてください。

当院では呼吸法の指導も行っていますが、正しい呼吸ができるようになると自律神経が整いやすくなります。私自身が喘息で呼吸の大切さを身をもって経験しましたので、患者さんにも丁寧にお伝えしています。

また定期的に体のメンテナンスを受けることもおすすめします。背骨の歪みを整えて神経の流れを良くすることで、内臓の働きも活性化されます。当院のメタトロン検査では、今のあなたの体に何が必要なのかを数値で見ることができますよ。

当院でできること

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、指や手のひらの変色の背景にある体の不調に対して、根本からアプローチする施術を行っています。

まず詳しい問診とメタトロンを使った検査で、あなたの体の状態を多角的に分析します。肝臓の機能はどうか、自律神経のバランスは取れているか、栄養状態に偏りはないかなど、様々な角度から原因を探ります。

その上でカイロプラクティックの技術を用いて背骨や骨盤の歪みを整え、神経の流れを改善します。神経の流れが良くなると内臓の働きも活発になり、肝臓の解毒機能や代謝機能も高まります。

さらに東洋医学の知識も取り入れた独自の施術法で、体質そのものを改善していきます。同じ症状でも人によって原因は違いますから、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術計画を立てています。

生活習慣の改善指導も大切にしています。食事や睡眠、運動など、日常生活で気をつけるべきポイントを具体的にアドバイスさせていただきます。施術だけでなく、ご自身でもケアできるようになることが本当の意味での改善につながると考えています。

院長:高木

体の不調は必ず原因があります。一緒に根本から改善していきましょう

指や手のひらが黄色くなるという症状は、体からの大切なメッセージです。単なる食べ過ぎであれば心配いりませんが、中には深刻な病気のサインであることもあります。自己判断で済ませずに、まずは原因をしっかり見極めることが大切です。

もし白目も黄色くなっている、体調が優れないなどの症状があれば、すぐに医療機関を来院してください。特に異常がなくても何となく体の調子が悪い、疲れやすい、ストレスが溜まっているという方は、自律神経の乱れや体のバランスが崩れている可能性があります。

私自身、喘息で苦しんでいた時期に父の施術で救われた経験から、同じように困っている方の力になりたいと思って治療家の道を選びました。どんな小さな不調でも、一人で抱え込まずにご相談いただければと思います。あなたの体が本来持っている力を引き出し、健康で楽しい毎日を取り戻すお手伝いをさせてください。


院長:高木

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