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打ち身は何日で治る?痛みや内出血の期間と病院へ行く目安

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こんにちは。自転車で転んだり階段で足を滑らせたりして体を強く打つと、内出血や腫れが気になりますよね。今日はそんな打ち身について詳しくお伝えします。

ぶつけた直後は「これって病院に行くべきなのかな」「何日くらいで治まるんだろう」と不安になる方も多いはずです。あなたも今、痛めた場所を見ながら同じことを考えていませんか。

結論からお伝えすると、軽い打ち身の多くは正しい応急対応をすれば1〜2週間ほどで少しずつ改善していきます。ただし損傷の程度や部位によっては長引くこともあります。中には注意が必要なサインもあるため、この記事では判断のポイントから順番に解説します。

院長:高木

打ち身のあざや腫れを見ると誰でも心配になりますよね。今日は病院へ行くべきかの見極め方とセルフケアのコツをわかりやすくお伝えします

目次

打ち身とは?症状と改善までの期間

打ち身とひとことに言っても、程度によって症状や回復までの期間はさまざまです。まずは打ち身がどのような状態を指すのか確認していきましょう。骨折との違いや改善までの目安も整理します。自分の症状がどの状態に近いか照らし合わせながら読んでみてください。

打ち身で起こる典型的な症状

打ち身は皮膚や皮下組織のほか、筋肉や血管など体の柔らかい部分が衝撃を受けて傷つく状態です。内出血や腫れのほか、押すと痛む圧痛などが起こります。一方で骨折は骨そのものが傷ついた状態です。ただし症状だけで両者を正確に見分けるのは難しいことがあります。

たとえば自転車で転んで太ももを打った場合、打ち身であれば青黒いあざができても歩けることがあります。ただし骨折していても歩ける場合があります。見た目の変形が目立たないこともあるため、歩けるかどうかだけでは判断できません。

見た目のあざの大きさだけで判断するのは避けたいところです。痛みの強さや関節が普段通り動くかを確認しましょう。体重をかけられるかも大切な判断材料です。

軽度・中度・重度の目安

同じ打ち身でも内出血だけで済む軽いものから、関節の動きが悪くなるほど重いものまで幅があります。医学的に明確な分類ではありませんが、自分の状態がどのあたりに近いか次の表で確認してみてください。

状態の目安症状
比較的軽い小さな内出血や軽い圧痛があるものの、普段に近い動きができる
注意が必要内出血や腫れが広がり、歩行や日常の動作で痛みが強くなる
早めの受診が必要関節をほとんど動かせない、体重をかけられない、じっとしていても強い痛みが続く

早めの受診が必要な状態に近いと感じる場合は、自己判断で様子を見続けず医療機関で検査を受けると安心です。

改善までの期間(何日くらいで改善する?)

打ち身が改善するまでの期間は程度や部位によって異なります。軽度であれば数日で痛みが落ち着き始めます。1〜2週間ほどで内出血の色も薄くなっていくことが多いです。

やや強く打った場合は、日常生活の痛みが軽くなっても内出血や圧痛が数週間残ることがあります。損傷が強い場合や筋肉の深い部分に血腫ができた場合は、回復まで1か月以上かかることもあります。

1週間経っても痛みがまったく軽くならない場合や、かえって悪化している場合は無理をせず医療機関で検査を受けると安心です。

今すぐやるべき応急ケア(RICE)

打ち身に気づいたら、まず行いたいのが応急ケアです。ここで紹介するRICEの考え方を知っておくと、痛みや腫れを抑える助けになります。特別な道具は必要ないため家庭でも実践できます。

RICEケアの4つのステップ

RICEとは安静・冷却・圧迫・挙上という4つの基本ケアの頭文字を取ったものです。安静は患部をまったく動かさないという意味ではありません。痛みを増やす動作を避けることです。冷却は氷や保冷剤をタオルで包み、15〜20分ほど冷やすことを指します。

圧迫は包帯などで軽く巻いて腫れを抑えることです。挙上は患部を心臓より高い位置に上げることを指します。足を打った場合は横になって枕の上に足を乗せる方法も役立ちます。

氷を直接肌にあてると凍傷の原因になることがあります。タオルなどで包み、皮膚の色や感覚を確認しながら使いましょう。

冷やす・温めるの切り替え目安

受傷直後から24〜48時間ほどは、患部の熱っぽさや腫れを抑えるために冷やす方法が一般的です。ただし冷やし続けるのではなく、1回15〜20分程度を目安にして間隔を空けましょう。

受傷から数日が経ち腫れや熱っぽさが落ち着いてきたら、温める方法へ切り替えられることがあります。蒸しタオルや短めの入浴で軽く温めると、患部のこわばりが和らぐ場合があります。

日数が経っていても腫れや熱感が残っている場合は、無理に温めないでください。ズキズキする痛みがある場合も同じです。受傷からの日数だけでなく患部の状態を切り替えの目安にしましょう。

湿布の選び方(冷湿布 vs 温湿布)

湿布を使う場合は、冷湿布と温湿布の使用感の違いを知っておきましょう。冷湿布は冷たく感じます。温湿布は温かく感じます。ただしどちらも保冷剤や蒸しタオルのように患部の深部を大きく冷やしたり温めたりするものではありません。

患部の状態選び方の目安注意点
受傷直後で熱感や腫れがある冷湿布を心地よく感じることがある必要に応じて保冷剤などで短時間冷やす
熱感がなく、こわばりが気になる温湿布を心地よく感じることがある腫れやズキズキする痛みがあるときは避ける

温湿布は肌への刺激が強く出ることがあります。入浴の前後30分ほどは貼るのを避けたほうが安心です。冷湿布も含めて、かゆみや赤みが出た場合は使用を中止してください。

病院に行くべき5つの危険サイン

多くの打ち身は自然に良くなっていきますが、中には医療機関での検査が必要なケースもあります。ここでは自己判断の目安になる5つのサインを紹介します。当てはまるものがないか確認してみてください。

様子を見てもよいケース医療機関へ相談したいケース
痛みが少しずつやわらいでいるじっとしていても強く痛む、または痛みが悪化している
腫れが大きくなっていない腫れや内出血がどんどん広がっている
関節がいつもに近い範囲で動く関節を動かせない、体重をかけられない、変形している

上の表で医療機関へ相談したいケースに当てはまる場合は、様子を見続けず早めに受診することをおすすめします。ここからそれぞれのサインをもう少し詳しくお伝えします。

痛みが強すぎる場合

じっとしていても強い痛みが続く場合は要注意です。時間とともに痛みが悪化する場合も気をつけてください。骨折や筋肉の深い損傷などが隠れている可能性も考えられます。

夜中に痛みで目が覚める場合や、軽く触れただけでも強く痛む場合が当てはまります。強い痛みがある場合や数日様子を見ても軽くならない場合は、無理をせず医療機関で検査を受けましょう。

関節が動かない・変形している場合

関節が普段のように曲げ伸ばしできない場合は要注意です。明らかに形が変わっている場合も同じです。靭帯の損傷や骨折のほか、脱臼や関節内の出血などが疑われます。

膝がほとんど曲がらない場合や、足首が普段と違う方向を向いている場合がその例です。無理に動かしたり元の位置へ戻そうとしたりせず、医療機関へ相談してください。

頭・胸腹部を打った場合

頭やお腹、胸を強く打った場合は、見た目に大きな変化がなくても油断できません。繰り返す嘔吐や悪化する頭痛がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。強い眠気や意識がぼんやりする症状にも注意が必要です。けいれんや手足の力が入りにくい症状がある場合も同じです。

胸を打った後に息苦しさや強い胸の痛みがある場合も早急な受診が必要です。お腹を強打した後に強い腹痛が続く場合も同じです。冷や汗やふらつきがある場合や意識が遠のく場合も注意してください。症状は数時間後に現れることもあるため、しばらくは注意して様子をみましょう。

しびれ・力が入らない場合

打った場所の先にしびれや力の入りにくさを感じる場合は、神経や血流に影響が出ている可能性があります。手首を打ってから指先がピリピリする場合や、足を打ってからつま先に力が入らない場合が当てはまります。

受傷後に新しくしびれや力の入りにくさが出た場合は、長時間様子を見ず早めに医療機関へ相談してください。

腫れがパンパン・感覚が鈍い場合

腫れがパンパンに張って皮膚がつやつやして見える場合は注意が必要です。予想以上の強い痛みがある場合も気をつけてください。患部より先が冷たい場合や、白っぽく見える場合もあります。感覚が鈍いときも受診が必要です。まれですが筋肉を包む組織の中で圧力が高まるコンパートメント症候群などの可能性があります。

こうした症状がある場合は、包帯やサポーターなど締めつけているものを緩めてすぐに医療機関を受診してください。圧迫を強くしすぎると血の巡りを悪くすることがあります。包帯はきつく巻かないようにしましょう。

自宅でできる対処法とやってはいけないこと

痛みが落ち着いてくると、次に気になるのがお風呂や仕事をいつから再開してよいかという点です。運動を始める時期も気になりますよね。ここでは日常生活に関わる疑問を中心に目安をお伝えします。

入浴はいつからOK?

受傷直後で患部に強い腫れや熱感がある間は、長時間湯船に浸かるのを避けましょう。短めのシャワーで済ませると安心です。腫れや熱っぽさが落ち着いてきたら、体調をみながら短時間の入浴を再開できます。

長湯をした後に痛みや腫れが強くなる場合は、湯船を控えてください。入浴後の患部の変化を確認しながら調整しましょう。

運動・自転車・仕事はいつから再開できる?

仕事や運動を再開できる時期は打った場所によって異なります。仕事内容や症状の程度でも変わります。デスクワークであれば、痛みが強くならず無理なく移動できることが再開の目安です。

自転車通勤や体を動かす仕事は、日常動作で痛みがなくなってから少しずつ再開しましょう。ランニングなどの運動も同じです。関節を普段に近い範囲で動かせることも目安になります。患部に体重をかけたり実際の動作をしたりしても、痛みや腫れが悪化しないかを確認してください。

マッサージや揉みほぐしはいつから始めてよい?

受傷直後で腫れや熱感がある時期に患部を強く揉むと、痛みや内出血が悪化することがあります。強い圧痛がある時期も避けましょう。数日経っていても腫れや熱っぽさが残っている間は、直接マッサージしないほうが安心です。

痛みや腫れが十分に落ち着いてから、痛みの出ない範囲で周囲を軽く動かすことはこわばりを防ぐ助けになる場合があります。ただし強い圧迫や無理な揉みほぐしは避けてください。痛みが強く出るようならすぐにやめましょう。痛みや腫れがなかなか引かない場合は、自己判断でケアを続ける前に医療機関で検査を受けると安心です。

内出血(あざ)が長引く場合の注意点

打ち身のあざは時間とともに色が変わっていきます。この変化には理由があります。ここでは色の変化の意味と、なかなか消えない場合の考え方をお伝えします。

内出血の色が変わる理由

内出血の色は紫や青から緑や黄色へ変わることがあります。これは皮下にたまった血液の成分が体の中で少しずつ分解されていく自然な経過です。ただし色の変わり方や順番には個人差があります。変化にかかる日数も人によって異なります。

時間とともに色が薄くなり、痛みや腫れも軽くなっている場合は一般的な経過と考えられます。一方で内出血の範囲がどんどん広がる場合は、医療機関へ相談してください。腫れや痛みが悪化する場合も同じです。ぶつけた覚えがないのにあざが増える場合も確認が必要です。

2週間以上消えない場合の対処

薄い黄色のあざがうっすら残る程度で、痛みや腫れが軽くなっている場合はもうしばらく様子を見られることがあります。一方で青黒いあざや押したときの痛みが2週間以上ほとんど変わらない場合は、医療機関で一度確認してもらうと安心です。

痛みや腫れが再び強くなっていないかもチェックしておきたいポイントです。血液を固まりにくくする薬を服用している方や、出血しやすい病気がある方は早めに相談してください。原因がはっきりしないあざが繰り返しできる場合も同じです。

まとめ

ここまで打ち身の症状の見分け方や応急ケアについてお伝えしてきました。医療機関に相談すべきサインも紹介しました。軽い打ち身の多くは痛みを増やす動作を避け、受傷直後に短時間の冷却などを行うことで1〜2週間ほどかけて少しずつ改善していきます。

ただし強い痛みが続く場合や関節が変形している場合は、様子を見ずに医療機関へ相談してください。体重をかけられない場合も同じです。頭やお腹を強く打った後に吐き気や意識の変化がある場合も注意しましょう。しびれや力の入りにくさが出た場合も受診が必要です。

腫れがパンパンに張り、患部より先が冷たく感じる場合も早めに医療機関へ相談してください。ご自身やご家族の症状に不安があるときは、無理をせず専門家に確認しながら過ごしてもらえたらと思います。


院長:高木

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