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その背中の痛み、ぎっくり背中?危険サインの確認法

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くしゃみをした瞬間や、朝ベッドから起き上がった瞬間に、背中へ鋭い痛みが走った経験はありませんか。何もしていないのに急に強い痛みが出ると、ただの筋肉痛なのか、それとも何か重い病気の始まりなのか、判断がつかず不安になる方が多くいらっしゃいます。

湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、いわゆる「ぎっくり背中」とはどのような状態を指すのか、今すぐ医療機関へ相談したほうがよい危険なサインは何か、そして痛みを悪化させないための過ごし方について、順番にお伝えしていきます。

読み終えたときには、今の痛みをどう見分け、どう過ごせばよいかがわかるはずです。生活のなかで繰り返す背中の痛みについては、ぎっくり背中の症状別ページでも詳しくご紹介しています。

院長:高木

まずは危険な痛みではないかを一緒に確認していきましょう

目次

ぎっくり背中とは?まずは危険な痛みではないかを確認

「ぎっくり背中」という言葉を検索したとき、多くの方が本当に知りたいのは名称の意味ではなく、この痛みが安全に様子を見られるものかどうかです。まずはその見分け方からお伝えします。

ぎっくり背中は急に起こる背中の痛みの通称

ぎっくり背中というのは、正式な病名ではなく、急に背中へ強い痛みが出た状態を指す通称として使われている言葉です。

くしゃみや咳、寝返り、振り向く動作などをきっかけに、背中の筋肉や筋膜へ急な負担がかかり、痛みにつながる場合があるといわれています。

ただし、名前が付いているからといって、原因を一つに決めつけられるわけではありません。背中の痛みには、骨や神経、内臓など別の部分が関係していることもあります。

すぐに医療機関へ相談したい危険サイン

背中の痛みの多くは、数日で少しずつ落ち着いていくことが多いといわれています。ただし、次のような症状を伴う場合は、自己判断で様子を見続けず、早めの受診を検討してください。

安静にしていても変わらないほどの激しい痛み、胸の痛みや息苦しさ、冷や汗を伴う場合、発熱や原因がわからない体重の減少がある場合は、注意が必要な所見として整理されています。出典:日本整形外科学会・日本腰痛学会監修「腰痛診療ガイドライン2019」

また、しびれや脚の力が入りにくい感覚、排尿や排便がうまくいかないといった神経に関わる症状が進んでいく場合も、早めに医療機関へ相談したほうがよいとされています。出典:MSDマニュアル プロフェッショナル版

  • 安静にしていても痛みが変わらない
  • 胸の痛みや息苦しさ、冷や汗を伴う
  • 発熱や原因不明の体重減少がある
  • しびれや脚の力が入りにくい感覚がある
  • 排尿や排便がうまくいかない

ぎっくり背中らしい痛みはどんなときに起こる?

危険なサインが当てはまらない場合でも、それだけで診断ができるわけではありません。よくある発症の仕方を知っておくと、状況を整理しやすくなります。

くしゃみ・咳・寝返りで痛みが走った

くしゃみや咳をした瞬間、あるいは寝返りや起き上がりの動作で、背中に鋭い痛みが走ったという相談は少なくありません。

朝起きたときに背中が痛み、そのまま仕事へ向かったところ、日中にどんどん痛みが強まり、肩を上げにくくなってしまったというケースもあります。

「何も特別なことはしていないのに」と驚く方が多いのですが、体幹に急な力がかかる動きは、思っている以上に背中への負担になりやすいものです。

動かすと痛みが変わる、押すと痛む場所がある

体を動かす角度によって痛みが強くなったり弱くなったりする、押すと痛む場所がはっきりしているといった特徴は、筋肉や筋膜への負担が関係していることを考える一つの目安になります。

ただし、こうした特徴があっても、重い病気の可能性を完全に外せるわけではありません。前の章で挙げた危険サインがないかは、あらためて確認しておいてください。

何もしていないのに急に強く痛むときは慎重に

きっかけがはっきりしない、安静にしていても痛みが引かない、痛みが日を追って強くなっているという場合は、慎重に判断したほうが安心です。

自己判断で様子を見続けず、心配な症状があれば早めに医療機関へ相談してください。

痛みが出た直後にできること・避けたいこと

危険なサインが見当たらない場合、発症直後の過ごし方が、その後の痛みの感じ方に影響することがあります。無理をしない範囲で意識してみてください。

まずは痛みが少ない姿勢を探す

横向きで膝を軽く曲げる、仰向けで膝の下にクッションを入れるなど、痛みが少ない姿勢を探してみてください。

起き上がるときは、体をひねらずに横向きになり、手をついてゆっくり起き上がると、背中への負担を減らしやすくなります。

強く揉む・無理に伸ばす・痛みを我慢して動くのは避ける

痛みが強い時期に、強くストレッチをしたり、患部を強く揉んだりすると、かえって負担が増えることがあります。

重い物を持つ、無理な家事や運動を続けるといった、痛みを我慢して動くことも、この時期はできるだけ控えてください。

冷やすか温めるかで迷うとき

冷やすか温めるかは、時間だけで一律に決めるものではなく、痛みや熱感の変化を見ながら判断することが大切です。

冷やしても温めても痛みが強まる場合は中止し、市販薬や湿布を使う場合も、持病や服薬中の薬がある方は薬剤師や医師に確認してから使うようにしてください。

病院へ行く目安と相談先の考え方

相談先を考えるときは、痛みの強さだけでなく、どのような症状を伴っているか、どのように始まったかを合わせて考えることが助けになります。

救急を考えたいケース

突然の引き裂かれるような激しい痛みに、冷や汗や血圧の変動を伴う場合は、大きな血管に関わる病気が疑われることがあるとされています。出典:厚生労働省

強い外傷のあと、あるいは意識の変化や急な麻痺を伴う場合も、様子を見ずに救急での相談を検討してください。

早めに相談したいケース

発熱を伴う、がんの既往がある、体重が減ってきている、しびれや歩きにくさが出てきているといった場合は、早めに医療機関で相談したほうがよいとされています。

数日たっても改善しない、むしろ悪化している、夜も眠れないほど痛みが続くという場合も、早めの受診を検討する目安として挙げられています。出典:全国健康保険協会

緊急性がないことを確認したあと、繰り返す痛みを相談したい場合

医療機関で心配な病気が除外され、緊急性がないことがわかったあとも、同じような痛みを繰り返す方もいらっしゃいます。

そうした場合は、骨盤や背骨の状態、周囲の関節の動き、筋肉の緊張などが負担に関係していることがあります。当院では、痛みのある場所だけでなく、関連する関節や筋肉の状態も確認しながらお話をうかがっています。詳しい内容はぎっくり背中の症状別ページでもご紹介しています。

痛みが落ち着いた後に、繰り返さないために見直したいこと

急な痛みが落ち着いてきたら、同じことを繰り返さないために、日常の中で無理なく見直せる点を整理しておきましょう。

同じ姿勢を長く続けない

デスクワークや運転など、同じ姿勢が続きやすい場面では、可能な範囲で少しずつ体勢を変えることを意識してみてください。

長時間の作業のあとに、いきなり大きく体をひねる、勢いよく立ち上がるといった動きは、痛みが落ち着いた直後は避けたほうが安心です。

負担がかかる動作を振り返る

起き上がる、物を取る、抱える、振り向くといった動作の中で、どんなときに痛みを感じやすいかを振り返ってみると、負担のかかりやすい場面が見えてきます。

痛みを繰り返す場合は、いつ、どの動作で起きたかを記録しておくと、相談する際に状況を伝えやすくなります。単なる筋肉痛と決めつけず、続く場合は医療機関での相談も検討してください。

まとめ|急な背中の痛みは「まず見分ける」ことが大切

ぎっくり背中は、急に背中へ痛みが出た状態を指す通称であり、くしゃみや起き上がりなどの動作がきっかけになることがあります。まずは胸の痛みや発熱、しびれといった危険なサインがないかを確認してください。

危険なサインがない場合も、強く揉んだり無理に伸ばしたりせず、痛みが少ない姿勢で過ごしながら、悪化しないか様子を見ていくことが大切です。数日たっても改善しない、繰り返すという場合は、自己判断を続けず相談してください。

医療機関で緊急性がないことが確認できたあと、繰り返す痛みについて相談したい場合は、当院で骨盤や背骨、関節、筋肉の状態を確認しながら改善を目指すこともできます。ご自身の状況と照らし合わせながら、次の一歩を考えてみてください。

この記事の監修者
湘南カイロ茅ヶ崎整体院 院長 高木聖司
湘南カイロ茅ヶ崎整体院 院長
高木 聖司
鍼灸師(国家資格)
PAAC認定カイロプラクター
SORSI認定カイロプラクター
2005年に湘南カイロ茅ヶ崎整体院を開院。 鍼灸・カイロプラクティック・姿勢分析・栄養など幅広い視点から、 身体の不調と向き合っています。 当サイトでは、これまでの臨床経験と専門知識をもとに、 身体や健康に関する記事の内容を確認・監修しています。
監修者プロフィールを見る

院長:高木

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