
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。今日は「なんだか食べる量が増えてしまって困っている」という方から多いご質問、飢点いう耳のツボについてお話ししていきます。実はこの飢点、押す場所とタイミングを間違えると効果を感じにくいポイントでもあるんです。あなたも「また食べ過ぎてしまった」と感じたこと、ありませんか。


飢点は昔から食欲コントロールのツボとして知られていますが、押す場所や強さを少し間違えるだけで感じ方が大きく変わります。今日はそのあたりも含めて丁寧にお伝えしていきますね
まずは飢点がどんなツボなのか、基本のところから整理していきましょう。名前だけ聞くと少し不思議な響きですが、実は場所も効果もとてもシンプルです。ここを押さえておくと、この先の押し方の話もぐっと理解しやすくなります。
飢点は「きてん」と読みます。文字だけ見ると飢えを強めるツボのように感じてしまいますが、実際は逆です。食欲を落ち着かせるためのツボとして耳つぼダイエットの世界でよく紹介されています。名前の由来は「飢えを感じにくくする点」という意味合いから来ているといわれています。
場所は耳の穴のすぐ前にある小さな出っ張り、いわゆる耳珠の斜め下あたりです。顔と耳の境目の、少しくぼんだところを指先で触ってみてください。左右どちらの耳にもありますので、鏡を見ながら確認すると見つけやすいです。最初は分かりづらくても、何度か触っているうちに少し敏感な感覚のある場所が見つかるはずです。
飢点を刺激すると、食欲に関係する働きへ影響すると考えられています。そのため食事の前に押すことで、食べ過ぎを意識しやすくなるといわれています。飢えていくツボではなく、逆に食べ過ぎを防ぐためのツボだと覚えておくとわかりやすいと思います。
場所がわかったら、次は実際にどう押せばいいのかという部分です。押し方やタイミングを間違えると、せっかく続けても効果を感じにくくなってしまいます。ここでは具体的なやり方を順番にご紹介します。
人差し指の腹を使い、飢点を1分から2分ほどじんわり押していきます。ぐるぐると円を描くように10回ほど揉むのもおすすめです。指先で押しづらい場合は、綿棒や爪楊枝の後ろ側など先端が丸いものを使ってもかまいません。痛気持ちいいと感じるくらいの強さが目安です。
食事の15分から30分ほど前に行う方法がよく紹介されています。食事前に気持ちを整える目的も含め、食事の直前ではなく少し余裕を持って押す方法がよく紹介されています。左右どちらの耳も同時に、もしくは片方ずつ丁寧に刺激してみてください。
1回押しただけで劇的に食欲が変わるというよりは、継続することで実感しやすくなるツボです。朝昼晩の食事前に押す習慣を、しばらく継続して様子をみることをおすすめします。手帳やスマホのリマインダーに設定しておくと、忘れずに続けやすくなりますよ。
「若い頃はこんなに食欲に振り回されなかったのに」と感じる方も多いと思います。実はこれ、意志の弱さではなく体の変化によるものなんです。ここではその理由を詳しく見ていきます。
40代を過ぎるとエストロゲンというホルモンが徐々に減少していきます。このホルモンは食欲の調節にも関わっていると考えられており、減少すると満腹感に影響することがあります。年齢のせいで自然と起きている変化だと理解しておくだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。
ストレスがかかるとコルチゾールというホルモンが分泌され、高カロリーなものを欲しやすくなるといわれています。仕事や家庭のストレスが重なる年代だからこそ、ここが食欲コントロールを難しくしている大きな要因のひとつです。
東洋医学では体を「気」「血」「水」という3つの要素のバランスで考えます。このバランスが崩れると、食べても満足感が得られなかったり、逆に食欲が過剰になったりすることがあるとされています。飢点のツボ押しは、この巡りを整える手助けのひとつとも考えられています。
飢点だけを押していても、なかなか変化を感じられないという方もいらっしゃると思います。そんなときは他の耳つぼと組み合わせることで、より実感しやすくなることがあります。
神門は耳の上のほうにあるツボで、自律神経のバランスを整える目的で用いられることがあるツボです。イライラして甘いものに手が伸びてしまうときは、飢点と合わせて神門も刺激してみてください。
内分泌点は耳つぼ療法でホルモンバランスとの関連があると考えられているツボです。耳の穴の入り口付近にあり、綿棒などで優しく刺激するのがおすすめです。就寝前に押しておくと、翌朝のむくみ対策として紹介されることもあります。
実践のイメージとしては、食事の30分前に飢点、ストレスを感じたときに神門、寝る前に内分泌点というように時間帯で使い分けるとやりやすいです。以下のように整理しておくと覚えやすいと思います。
自分で押すセルフケアと、専門的な耳つぼケアとでは、アプローチの仕方が少し異なります。どちらが合っているかは、体質や状況によって変わってきます。ここでは一般的な違いを整理しておきます。
専門的な耳つぼケアでは、その人の体質を見た上でツボを選び、専用のシールなどを使って持続的に刺激することが多いです。自分では押しづらい細かい位置まで確認しながら刺激を行うことが多いという特徴があります。
東洋医学的な視点では、同じ食欲の悩みでも気滞タイプ、血虚タイプ、痰湿タイプなど原因が人によって異なると考えられています。タイプによって効果的なツボや養生の仕方も変わってくるため、一律の方法だけでは合わないケースもあります。
まずは2週間ほどセルフケアを続けてみて、変化を感じられるかどうかを目安にするとよいと思います。それでもあまり実感がない場合は、体質そのものに原因があるのかもしれません。無理に我慢して続けるより、自分に合った方法を探る柔軟さも大切です。
飢点や関連するツボの話をしてきましたが、そもそもなぜ食欲が過剰になってしまうのか、東洋医学の視点から少し掘り下げてみたいと思います。
東洋医学でいう脾胃とは、消化吸収に関わる働きのことです。この機能が弱ると、東洋医学では十分に栄養を取り込めていない状態と考え、食欲につながることがあるとされています。
ストレスがたまると、気の巡りが滞る肝気鬱結という状態になりやすいとされます。この状態になると感情のコントロールが難しくなり、甘いものや高カロリーなものに手が伸びやすくなると考えられています。
水分代謝がうまくいかず体に余分な水がたまる状態を水湿停滞と呼びます。むくみやすくなるだけでなく、東洋医学では代謝が低下した状態と考えられ、食欲にも影響するとされています。日々の水分の摂り方や冷えの対策も、実は食欲と無関係ではないんです。
最後に、飢点を試すにあたって知っておいてほしい注意点と、よくいただく質問について触れておきます。安全に取り入れるためにもぜひ確認してみてください。
妊娠中の方や、持病があり治療中の方は、自己判断でツボ押しを強く行うのは避けたほうがよいでしょう。体調に不安がある場合は、まずはかかりつけの医師に相談してから取り入れることをおすすめします。
「押しているのに変化がない」と感じる場合、押す位置がずれていたり、強さが足りていなかったりすることがあります。もう一度場所を確認し直し、痛気持ちいいと感じる強さで、継続する期間も見直してみてください。
食欲が気になるときは、食べる量だけでなく睡眠時間やストレスの度合いもあわせて振り返ってみるとよいと思います。食欲の背景に何があるのかを知ることが、自分の状態を見直すきっかけになります。
ここまで飢点の場所や押し方、そして食欲が過剰になってしまう体の仕組みについてお伝えしてきました。飢点は決して魔法のツボではありませんが、正しい場所とタイミングで続けることで、食欲と向き合うきっかけになるかもしれません。
一人で「意志が弱いから」と抱え込まず、自分の体の変化として捉えて、必要なときは周りや専門家にも相談しながら向き合ってみてくださいね。