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なぜ治りかけのあざはかゆくなる?正しい対処法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。階段で転んでしまったり、ぶつけてしまったりして足や腕にできたあざが、最初は痛かったのに数日経つと今度は猛烈にかゆくなってきた経験はありませんか。

青紫色だったあざが黄色っぽく変わってきて、これって治ってきているのかなと思いながらも、かゆみが気になって仕事中も集中できなかったり、夜寝ている間に無意識に掻きむしってしまったりすることもあるかもしれません。実はこのあざの治りかけに起こるかゆみには、ちゃんとした理由があるのです。

今回は治りかけのあざがなぜかゆくなるのか、その原因と適切な対処法について詳しくお話しさせていただきます。

院長:高木

あざのかゆみで悩んでいる方、本当に多いんです。掻いてしまうと悪化しそうで不安ですよね

目次

治りかけのあざがかゆくなる理由

あざが治りかけになるとかゆみが出てくるのは、実は体がしっかりと回復しようとしている証拠なのです。打撲や打ち身によって皮膚の下で血管が傷つき、血液が漏れ出すことで内出血が起こります。この内出血が青紫色のあざとして見えているわけですが、体は漏れ出た血液を分解して吸収しようと働き始めます。

その過程でヒスタミンという物質が放出されるのですが、このヒスタミンこそがかゆみの原因物質です。ヒスタミンは傷ついた組織の修復を促進する重要な役割を持っていますが、同時に神経を刺激してかゆみを引き起こしてしまいます。つまり、かゆみを感じるということは体が一生懸命に治そうとしているサインなのです。

また、治癒過程では新しい血管が作られたり、組織が再生されたりする際にも神経が敏感になります。この神経の過敏性もかゆみの一因となっています。ですから、あざが治りかけでかゆいというのは決して異常な反応ではなく、むしろ正常な治癒過程の一部だと理解していただければと思います。

あざの色の変化と治癒過程

あざができてから完全に消えるまでには、色が段階的に変化していきます。この色の変化を知っておくことで、今自分のあざがどの段階にあるのか把握できますし、かゆみがいつ頃出やすいのかも予測できるようになります。

初期段階(1日目から3日目)

ぶつけた直後から2、3日は赤紫色や青紫色をしています。この時期は血液中のヘモグロビンが酸素を失って変色している状態で、痛みや腫れが主な症状です。まだかゆみはほとんど感じないことが多い時期です。

中期段階(4日目から7日目)

4日目くらいから少しずつ緑がかった色や黄緑色に変わってきます。これは体内で血液が分解されていく過程で、ビリベルジンという物質ができるためです。この時期からかゆみを感じ始める方が増えてきます。

後期段階(8日目から14日目)

1週間を過ぎると黄色っぽい色に変化していきます。ビリベルジンがさらに分解されてビリルビンという黄色い色素に変わるためです。この黄色い段階が最もかゆみを強く感じる時期で、多くの方が悩まされます。

回復段階(15日目以降)

2週間を過ぎると徐々に薄くなり、最終的には元の肌色に戻っていきます。かゆみも自然と治まってくる時期です。ただし、あざの大きさや深さ、年齢や体質によって治癒期間には個人差があります。

かゆみへの正しい対処法

治りかけのあざがかゆいからといって、掻きむしってしまうのは絶対に避けてください。掻くことで皮膚が傷つき、かえって治りが遅くなったり、色素沈着を起こしてあざの跡が残ってしまったりする可能性があります。では、どのように対処すればよいのでしょうか。

冷やす方法

かゆみが強い時は、患部を冷やすことで神経の興奮を抑えることができます。保冷剤をタオルで包んで10分から15分程度当てると、かゆみが和らぎます。ただし、直接氷を当てると凍傷の危険があるので必ずタオルなどで包んでください。

圧迫する方法

かゆい部分を優しく手のひらで押さえるだけでも、かゆみが紛れることがあります。掻くのではなく、軽く圧迫することで神経への刺激を変えることができるのです。

保湿する方法

皮膚が乾燥しているとかゆみが増すことがあります。無香料の保湿クリームやローションを塗ることで、かゆみが軽減されることもあります。ただし、刺激の強い製品は避けてください。

衣服の工夫

あざの部分に衣服が擦れると刺激になってかゆみが増すことがあります。できるだけゆったりした服を着て、患部への刺激を減らすようにしましょう。また、通気性の良い素材を選ぶことも大切です。

生活習慣の見直し

血行が良くなりすぎるとかゆみが増すことがあるので、入浴時は患部を温めすぎないように注意してください。また、アルコールや辛い食べ物も血行を促進するため、かゆみが強い時期は控えめにすることをおすすめします。十分な睡眠を取ることも、体の回復を助けてかゆみを早く治すために重要です。

医療機関への来院を検討すべきケース

多くの場合、あざの治りかけのかゆみは自然に治まっていくものですが、場合によっては専門家に相談したほうが良いケースもあります。どのような状況なら来院を検討すべきなのか、いくつかの目安をお伝えします。

まず、かゆみが非常に強くて日常生活に支障をきたしている場合です。夜眠れないほどかゆかったり、仕事や家事に集中できなかったりする時は、我慢せずに相談してください。また、掻きむしってしまって皮膚に傷ができてしまった場合も、感染症のリスクがあるため早めの対応が必要です。

あざができてから3週間以上経過しても色が薄くならない、むしろ濃くなっているという場合は、単なる打撲以外の原因が隠れている可能性があります。特に、ぶつけた記憶がないのにあざができやすい、小さなあざがたくさんできる、あざと一緒に異常な出血が起こるといった症状がある場合は、血液の病気などが考えられるため、必ず医療機関を来院してください。

さらに、あざの周囲が赤く腫れている、熱を持っている、膿が出ているといった感染症の兆候が見られる場合も早急な対応が必要です。また、痛みがどんどん強くなる、しびれが出てくるといった症状は、深部の組織に問題が起きている可能性があります。

当院でできること

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、あざの治りかけに伴うかゆみや不快感に対しても、体全体のバランスを整えることでアプローチしています。単にかゆみを抑えるだけでなく、なぜあざができやすいのか、治りが遅いのか、その根本的な原因を探ることを大切にしています。

例えば、血液の循環が悪いと組織の修復が遅れ、かゆみが長引くことがあります。当院では独自の施術で血流を改善し、体の自然治癒力を高めることができます。また、自律神経のバランスが乱れていると、ヒスタミンの分泌が過剰になってかゆみが強くなることもあります。メタトロンという最先端の検査機器を使って体の状態を詳しく調べ、一人ひとりに合わせた施術計画を立てています。

さらに、栄養状態も治癒速度に大きく関係します。タンパク質やビタミンC、ビタミンKなどが不足していると、あざが治りにくくなります。当院では血液検査データの解析も行っており、必要な栄養素のアドバイスもさせていただいています。

また、繰り返しあざができやすい方は、体のどこかにバランスの崩れがあるかもしれません。姿勢が悪いために特定の部位をぶつけやすくなっていたり、筋肉の緊張で血管が圧迫されていたりすることもあります。そういった根本原因にもアプローチできるのが当院の強みです。

まとめ

治りかけのあざがかゆいという症状は、体が一生懸命に回復しようとしている証拠です。多くの場合は正常な治癒過程の一部であり、適切に対処すれば自然と治まっていきます。掻かないように注意しながら、冷やす、圧迫する、保湿するといった方法で対処してください。

ただし、かゆみがあまりにも強い場合や、長期間続く場合、他の症状を伴う場合は、一人で悩まずに専門家に相談することをおすすめします。あなたの体が発しているサインを見逃さないでください。

私自身も幼少期から体の不調に悩まされてきた経験があるからこそ、症状で苦しんでいる方の気持ちがよくわかります。湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、あなたの体の声に耳を傾け、根本から改善するお手伝いをさせていただきます。あざのかゆみだけでなく、体質的にあざができやすい、治りが遅いといったお悩みも、ぜひ私たちにご相談ください。一緒に健康な体を取り戻していきましょう。


院長:高木

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住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
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