
院長:高木お気軽にご相談ください!

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夜、布団に入った直後や階段を上がった後に、心臓がドキドキと大きく脈打つのを感じて、不整脈ではないかと不安になったことはありませんか。健康診断の心電図で「不整脈の疑い」と指摘されたまま、再検査を先延ばしにしている方も少なくないと思います。脈が一瞬飛ぶような感覚や、胸のあたりがざわつくような違和感が続くと、何か大きな病気につながるのではと心配になってしまいますよね。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、不整脈が気になっている方に向けて、脈の乱れが起こる仕組みや種類による違い、そして受診を考えたほうがよい状態の見分け方についてお伝えします。
不整脈そのものの詳しい症状や、当院にいただくご相談の傾向については、不整脈の症状ページでもまとめています。ここではまず、なぜ脈が乱れるのか、そして今の状態をどう考えればよいのかを一緒に整理していきましょう。


脈の乱れを感じたとき、まず知っておきたいのは種類による違いと注意すべきサインです
心臓は、電気的な信号によって一定のリズムで収縮と拡張を繰り返しています。この信号の発生や伝わり方に何らかの乱れが生じると、脈が速くなったり遅くなったり、あるいは一瞬飛ぶように感じたりします。これが不整脈と呼ばれる状態です。
就寝前に感じやすいのは、日中の活動から休息へ切り替わる際に、自律神経のうち副交感神経の働きが強まりやすいためと考えられています。この切り替わりの過程で、一時的に脈のリズムが変化しやすくなる方もいます。階段を上った直後であれば、運動による一時的な脈拍上昇と重なって、普段より強く動悸を感じることもあります。
こうした一時的な変化は、健康な方にも起こることがあります。緊張する場面や、寝不足が続いた翌日に感じやすいという方も少なくありません。ただ、頻度や続く時間、伴う症状によって注意の度合いが変わってくるため、次の章で種類ごとの違いを確認していきましょう。


不整脈とひとくくりに言っても、実際には脈の変化の仕方によっていくつかのタイプに分けられます。それぞれ現れやすい感覚や背景が異なるため、まず自分がどのタイプに近いのかを知ることが最初の一歩になります。
脈が異常に速くなるものを頻脈、遅くなるものを徐脈と呼びます。頻脈では動悸や息苦しさを感じやすく、徐脈ではめまいやだるさ、ふらつきが出やすいといわれています。安静にしていても脈が速いままだったり、逆にゆっくりすぎると感じる場合は、体からの一つのサインと捉えることができます。
頻脈も徐脈も、緊張や発熱、貧血など一時的な要因で起こることがある一方、心臓の電気信号を作る部分の働きに関係している場合もあります。どちらも自分では原因を切り分けにくいため、続く場合は医療機関での確認が安心につながります。
脈が一瞬止まったように感じたり、飛んだように感じたりするものは期外収縮と呼ばれ、比較的多くの方が経験する不整脈のひとつとされています。多くは自然な範囲で起こり、健康診断で偶然見つかることも少なくありません。
一方で、心臓の部屋のひとつがけいれんするように細かく震える心房細動のような不規則な乱れは、脈がバラバラに感じられることが特徴です。期外収縮と似た感覚でも背景が異なるため、続く場合や頻度が増える場合は自己判断で終わらせないことが大切です。
| タイプ | 感じやすい変化 |
|---|---|
| 頻脈 | 動悸、息苦しさ |
| 徐脈 | めまい、ふらつき、だるさ |
| 期外収縮 | 脈が一瞬飛ぶ感覚 |
| 心房細動のような乱れ | 脈がバラバラに感じる |
表のように、同じ「不整脈」でも感じ方は一つではありません。自分の感覚がどれに近いかを整理しておくと、医療機関を受診する際にも状況を伝えやすくなります。
会社や自治体の健康診断で、心電図の結果に「不整脈の疑い」「期外収縮あり」と記載され、そのまま再検査を先延ばしにしている方は意外と多いものです。症状を強く感じていないと、つい後回しにしてしまいますよね。
健診の心電図は、その瞬間の心臓の動きを短時間だけ記録したものです。そのため、日常的に症状が出ていなくても指摘されることがあり、逆に症状があっても健診のタイミングでは写らないこともあります。一回の結果だけで状態のすべてが分かるわけではないという点は、覚えておくとよいと思います。
指摘を受けたまま様子を見ている方は、症状の有無や頻度をメモしておくと、実際に受診する際の判断材料になります。特に動悸やめまいを伴う場合は、記録があると医師への説明もスムーズになりますし、再検査を受ける際の安心材料にもなります。


不整脈の背景は一つに決められるものではなく、いくつかの要因が重なって起こることが多いとされています。年齢を重ねるにつれて心臓の電気信号を伝える組織にも変化が生じやすく、これが一因になると考えられています。60歳を過ぎた頃から不整脈を指摘される方が増えるといわれるのも、こうした変化と関係していると考えられます。
生活習慣との関わりも指摘されています。睡眠不足や過度な疲労、ストレスの蓄積、カフェインの摂り過ぎ、喫煙や過度な飲酒などは、自律神経のバランスを乱し、脈の変化につながることがあります。忙しい時期に動悸を感じやすくなるという方が多いのも、こうした背景が関係していると考えられます。
また、高血圧や甲状腺機能の異常、心臓そのものの病気が関係している場合もあります。生活習慣によるものか、別の要因が関わっているものかは、自分だけで見分けるのが難しいことも多いです。
当院にご相談いただく中でも、忙しい時期や気圧の変化が大きい時期に動悸を感じやすいという声を聞くことがあります。生活背景を振り返ることは、状態を理解する一つの手がかりになります。季節の変わり目や仕事が立て込む時期に症状が出やすいと感じる方は、そのタイミングを記録しておくのもよい方法です。
不整脈と聞くと、脳梗塞や心不全といった言葉を思い浮かべて不安になる方も多いと思います。ただ、不整脈のすべてが同じ危険度というわけではありません。
期外収縮のように、健康な方にもよく見られるタイプは、多くの場合様子を見てよいことが多いとされています。一方で、心房細動のように脈が不規則に乱れ続けるタイプは、心臓の中で血液の流れが淀みやすくなり、血のかたまりができやすくなると説明されることがあります。
この血のかたまりが血流に乗って脳の血管を詰まらせると、脳梗塞につながる可能性があるとされています。また、乱れが長く続くことで心臓の働きが低下し、心不全に至ることもあると説明されています。
同じ「不整脈」という言葉でも、背景にある仕組みが違えば注意すべき度合いも変わってくるということです。こうした違いがあるからこそ、自分の脈の乱れがどちらに近いのかを、医療機関で確認しておくと安心につながります。
不整脈と向き合う上で大切なのは、緊急性を見分けることです。ここでは、相談を急いだほうがよい状態と、比較的落ち着いて経過を見てよい状態を分けて整理します。
意識が遠のく感覚や強い胸の痛みを伴う動悸がある場合は、様子を見ずに医療機関へ相談することを考えてください。突然の失神や、脈が異常に速い状態が続く場合も同様です。
これらは心臓が十分に血液を送り出せていない可能性があるとされる状態です。日常生活に大きな支障が出ている場合や、症状が急に悪化した場合も、早めの相談が安心材料になります。夜間や休日に強い症状が出た場合は、無理に朝まで待たず、状況に応じて医療機関に連絡することも考えてください。
一方で、短時間だけ脈が飛ぶ感覚があり、それ以外は普段どおりに過ごせている場合は、記録を取りながら経過を見てよいことが多いとされています。ただし、頻度が増えたり、動悸に加えて息切れやめまいが伴うようになった場合は、状態が変化している可能性があります。
いずれの場合も、気になる変化があれば自己判断で終わらせず一度確認してもらうことが安心につながります。何科に相談すればよいか迷う場合は、循環器内科が一般的な受診先とされています。


こうしたサインが一つでも当てはまる場合は、様子を見るより先に相談することを優先してください。
脈の乱れが気になるとき、生活の中で見直せる部分もあります。睡眠時間を整え、カフェインや飲酒を控えめにすることは、自律神経の負担を減らす助けになると考えられています。就寝前にスマートフォンを長時間見続けることを控えるだけでも、変化を感じる方もいます。
姿勢や体の使い方も無関係ではありません。長時間の同じ姿勢や、肩や首に力が入った状態が続くと、呼吸が浅くなりやすく、緊張状態が続くことで動悸を感じやすくなる方もいます。ゆっくりとした呼吸を意識する時間を作ることも一つの工夫です。デスクワークが続く方は、一時間に一度立ち上がって肩を軽く動かすだけでも、体の緊張がほどけやすくなります。


ただし、動悸が強いときに無理な運動やハードなストレッチを行うのは避けてください。症状がある最中に体を強く動かすことは、負担を増やす可能性があります。整体やカイロプラクティックは、姿勢や体の使い方の見直しを目的としたものであり、不整脈そのものの診断や治療に代わるものではないことも理解しておいてください。
不整脈には、多くの方が経験する程度のものから、注意が必要なものまで幅があります。まず大切なのは、自分の脈の変化がどのタイプに近いのか、そしてどのくらいの頻度で起こっているのかを把握することです。
今日からできることとして、動悸を感じたタイミングや続いた時間を簡単にメモしておくと、状態を振り返る手がかりになります。少しの記録が、後の判断を助けてくれます。
気になる症状が続く場合や、強い症状を伴う場合は、一人で抱え込まず医療機関へ相談してみてください。生活習慣の見直しについて相談したい場合は、当院でもお話をうかがうことができます。



