
院長:高木お気軽にご相談ください!

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突然ですが、こんな悩みはありませんか。「お子さんが最近、足の内側を痛がっている」「くるぶしの下あたりに何か出っ張りができている気がする」「走るたびにジンジンと痛むと訴えている」と。
もしかしたら、それは外脛骨による痛みが原因かもしれません。整形外科で初めてその言葉を告げられ、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
「手術しなければいけないの?」「部活はどのくらい休まないといけないの?」「このまま様子を見ていて本当に大丈夫なの?」そんな不安が頭をぐるぐると回っているかもしれませんね。
でも、焦らなくて大丈夫ですよ。多くのケースは手術なしで改善できます。ただし、痛みが出ているということは、足のどこかに負担がかかり続けているサインでもあります。早い段階で状態を確認しておくことで、長引く痛みや部活の休止を防ぎやすくなります。
この記事では、外脛骨の痛みが起きる仕組みから自宅でできるケア、そして整体でできることまで、丁寧にお伝えします。


外脛骨の痛みは、骨そのものよりも「後脛骨筋という筋肉の緊張」と「足のアーチの乱れ」が根本的な問題になっていることがほとんどです。だからこそ、整体でのアプローチが症状改善に役立つケースがたくさんあります。ぜひ最後まで読んでみてください
「外脛骨」という言葉を聞いたとき、多くの方が「骨が変形した」「何か悪いものができた」と心配されます。でも実際には、それとはすこし違う状態です。まずはその仕組みをしっかり理解しておきましょう。正しく知ることが、不安を和らげる第一歩になります。
外脛骨とは、足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨のすぐ隣に、本来は存在しないはずの過剰骨(かじょうこつ)と呼ばれる余分な骨が生まれつきある状態のことです。
実は、日本人の約15%に存在するとされています。決して珍しいことではなく、「人より少しだけ骨が多かっただけ」のことで、骨が変形しているわけでも、悪いものができたわけでもないのです。
外脛骨があるだけでは必ずしも痛みが出るわけではないという点が大切です。炎症が加わって初めて問題になるので、「外脛骨=痛い」とは限りません。
反対に言えば、痛みが出ている場合は、外脛骨そのものだけでなく、足の使い方や筋肉の緊張、靴の当たり方などを含めて見ていく必要があります。「骨があるから仕方ない」とあきらめる前に、できることは意外とたくさんあります。
では、なぜ痛みが起きるのでしょうか。ここが理解の核心です。
外脛骨の近くには「後脛骨筋(こうけいこつきん)」という筋肉が付着しています。この筋肉は足の内側のアーチを支える役割を担っていますが、運動量が増えたり疲労が重なったりすると、硬くなって引っ張る力が強くなります。
その結果、後脛骨筋が外脛骨を絶えず牽引し続け、舟状骨との接合部に炎症が起きてしまうのです。靴による圧迫や足首の捻挫も、痛みの引き金になることがあります。
「なぜここが突然痛くなったんだろう」とずっと不思議だった方も、この仕組みを知ると「なるほど、そういうことか」と腑に落ちていただけるのではないでしょうか。
特に成長期のお子さんの場合、痛みを我慢しながら練習を続けてしまうことがあります。「少し痛いだけだから」「大会が近いから」と無理を重ねると、炎症が長引き、結果的に休む期間が長くなることもあります。軽いうちに負担の原因を見つけておくことが、早く動ける体に戻すためにも大切です。
外脛骨の痛みは、特定の年齢や生活環境にある方に多く見られます。「自分(うちの子)だけがおかしいのでは」と心配されている方も多いですが、決してそんなことはありません。どういう状況で起きやすいのかを知ることで、対策の方向性が自然と見えてきます。
外脛骨の痛みが最も多く現れるのは、10歳から15歳頃の成長期です。骨がぐんぐん成長しながら、同時に部活での運動量も一気に増えるこの時期に、症状が出やすくなります。
骨と筋肉の成長スピードにズレが生まれやすいため、練習量が急に増えると後脛骨筋への負担が高まり、炎症が起きやすくなるのです。バスケットボール・陸上・サッカーなど、走ることや跳ぶことが多い競技で多くみられます。
入部して間もない春の時期に症状が現れるのも、まさにこの「成長×運動量の急増」が重なるためです。頑張りすぎたから悪いのではなく、体の仕組み上、起こりやすい状況が重なっているだけなのです。
保護者の方からすると、「休ませた方がいいのか」「本人の気持ちを考えると練習を続けさせたい」と迷うところだと思います。大切なのは、ただ休むか続けるかの二択ではなく、今の足の状態に合わせて負担を調整することです。
もうひとつ知っておきたいのが、足のアーチの状態との関係です。
扁平足(土踏まずが低い状態)や回内足(足が内側に倒れる状態)があると、後脛骨筋が常に緊張した状態になります。普段から筋肉が張り続けているため、少し運動しただけでも外脛骨への負担が大きくなってしまいます。
激しいスポーツをしていなくても、長時間立ちっぱなしや長距離を歩いただけで痛みが出ることもあります。「自分の足の形が関係していたのか」という気づきが、改善の方向性を見つけるヒントになります。
また、片方の足だけ痛む場合でも、体全体のバランスや歩き方のクセが関係していることがあります。痛い場所だけを見るのではなく、なぜその足に負担が集まっているのかを確認することが大切です。
同じ外脛骨の痛みでも、動作の内容によって症状の出方は変わります。
特に負担をかけやすいのは、ジャンプの着地・急に方向を変えるカット動作・長時間の走り込みです。これらの動作は、後脛骨筋に繰り返しストレスをかけるため、炎症が長引く原因になりやすいです。
「どんな動きをすると痛みが強くなるのか」を意識しておくことが、日常のケアや練習メニューの見直しにもつながります。
たとえば、走り始めは平気でも練習後に痛みが強くなる、翌朝に足の内側がズキズキする、靴を履くと出っ張りに当たって痛いという場合は、すでに負担が積み重なっている可能性があります。「そのうち治るかな」と思っていても、同じ動作を繰り返している限り、なかなか落ち着かないこともあります。
外脛骨の痛みには、軽いものから日常生活に支障をきたすものまで幅があります。今の状態がどの段階にあるのかを把握することで、どのくらい急いで対応が必要なのかがわかります。状態ごとの特徴を確認してみましょう。
軽度の段階では、運動後だけじわじわと足の内側が痛んだり、くるぶしの下あたりに小さな膨らみを感じたりする程度です。休めばおさまるため、つい放置してしまいがちです。
中等度になると、走ったり跳んだりするたびに痛みが出るようになります。靴が出っ張りに当たってズキズキしたり、長時間の練習後は歩くのもつらくなったりする状態です。
重度になると、朝から足が腫れて熱を持ち、歩くだけで痛みが出ます。学校での移動にも影響が出て、練習を完全に休止せざるを得ないこともあります。
外脛骨の痛みで注意したいのは、軽度の段階では「休めば治る」と感じやすいことです。たしかに一時的に痛みが引くことはあります。ただ、足のアーチの乱れや後脛骨筋の緊張が残ったままだと、練習を再開したときにまた痛みが戻ってしまうことがあります。
腫れや熱感がある、あるいは普通に歩くだけでも痛い場合は、できるだけ早めに専門家に相談することをおすすめします。
「少し痛いけれど、安静にしていれば改善するかな」と待っているうちに、炎症が長引いてしまうケースがあります。軽度の段階で適切なケアを始めることが、早期改善への近道です。
特に、次のような状態がある場合は、早めに足の状態を確認しておくと安心です。
「まだ我慢できるから大丈夫」と思う方も多いのですが、我慢できる時期だからこそ、改善の選択肢が多く残されています。痛みが強くなってから慌てて対応するよりも、軽いうちに原因を確認しておく方が、結果的に体への負担も少なく済みます。
「手術しなければいけないのかな」と心配されている方も多いと思います。でも、多くのケースは保存療法で改善できます。ここでは保存療法とはどんな内容なのか、手術が選択肢になるのはどんな場合なのかを、正直にお伝えします。
外脛骨の痛みに対する基本的な対応は、安静・炎症を抑える施術・インソール・ストレッチを組み合わせた保存療法です。これらを丁寧に継続することで、多くの方が手術なしで改善しています。
成長期のお子さんの場合、15歳頃に骨の成長が落ち着くと同時に症状が自然と軽くなるケースも多いとされています。「今が一番つらい時期で、きちんとケアを続ければ改善できる」と前向きに捉えていただければと思います。
「手術しなくて済むかもしれない」というのは、本人にとっても保護者の方にとっても、大きな安心材料になるはずです。
ただし、保存療法といっても「ただ何もしないで待つ」という意味ではありません。痛みを悪化させる動作を減らし、足のアーチを支え、後脛骨筋の緊張を和らげ、再発しにくい使い方へ整えていくことが大切です。
そのため、「病院で様子を見ましょうと言われたけれど、具体的に何をしたらいいかわからない」という方は、一度状態を確認してもらうだけでも不安が軽くなると思います。
一方で、保存療法を3か月から6か月以上続けても痛みが改善しない場合には、手術が選択肢のひとつになることがあります。
これは最悪の場合もあることを正直にお伝えするためのものです。でも多くの方は、まず保存療法をしっかり続けることで症状が落ち着いていきます。焦らず、一歩ずつ取り組んでいきましょう。
手術が必要かどうかを急いで決める前に、「なぜ痛みが続いているのか」「足のアーチや筋肉の緊張に改善できる部分はないか」を見直すことも大切です。痛みの原因が骨だけではない場合、体の使い方や筋肉の負担を整えることで、状態が変わる可能性があります。
「自分でもできることはないか」と考えている方に向けて、今日からすぐに取り組めるセルフケアをご紹介します。ただし、腫れや熱感が強い炎症期には無理をせず、まずは安静を優先することが大切です。できることを少しずつ積み重ねていきましょう。
テーピングは、足のアーチをサポートすることで後脛骨筋が外脛骨を引っ張る力を和らげることを目的としています。うまく貼れると、練習中の痛みを軽減できることがあります。
ただし、強く巻きすぎると血流が妨げられる危険があります。慣れていない場合は、まず専門家に正しいやり方を教えてもらうことをおすすめします。「自分でもできることがある」という感覚を持つことが、前向きなケアにつながります。
また、テーピングで痛みが軽くなると「もう大丈夫」と思ってしまうことがありますが、テーピングはあくまで負担を減らすためのサポートです。痛みの原因になっている足のアーチや筋肉の緊張を整えていくことも、同時に考えていきましょう。
インソール(中敷き)は、扁平足や回内足を補正し、後脛骨筋への過剰な負担を減らす役割を持ちます。足のアーチをしっかり支えることで、外脛骨への刺激が減り、炎症が起きにくくなります。
市販のインソールでも一定の効果は期待できますが、足の形に合っていないものを使うと逆に負担が増えることもあります。自分の足の状態に合ったものを選ぶことが、改善への大切な一歩です。
「どれを選べばいいかわからない」という場合は、専門家に足の状態を見てもらったうえでアドバイスをもらうと安心です。
特に成長期のお子さんは、足のサイズやアーチの状態が変化しやすい時期です。以前は合っていた靴やインソールが、今の足には合わなくなっていることもあります。痛みが続くときは、靴のサイズや幅、出っ張りに当たる位置も一緒に見直してみましょう。
後脛骨筋やふくらはぎのストレッチを毎日続けることで、筋肉の緊張が和らぎ、外脛骨への引っ張る力を少しずつ減らすことができます。お風呂上がりなど体が温まっているときに行うと効果的です。
タオルギャザーとは、床に置いたタオルを足の指でつかむようにグーパーする運動です。足の裏の筋力を高めることで、アーチをしっかり支えられるようになり、後脛骨筋への負担を分散できます。
テレビを見ながらでも気軽にできるので、毎日の習慣にしてみてください。「やることが見えた」という前向きな気持ちで取り組んでいただければと思います。
ただし、痛みが強いときに無理にストレッチや運動をすると、かえって炎症を刺激してしまうこともあります。「やった方がいいこと」と「今は控えた方がいいこと」は、状態によって変わります。セルフケアをしても痛みが変わらない場合は、無理に続けるよりも一度相談してみてください。
整形外科で「安静にしてください」と言われたあと、「じゃあ次に何をすればいいの?」と迷ってしまう方はとても多いです。整体は、そういった「次の一手」を一緒に考えていく場所でもあります。どんなことができるのか、具体的にお伝えします。
整体では、まず後脛骨筋の硬さや足のアーチの状態を丁寧に評価します。どこに負担がかかっているのかを確認したうえで、筋肉の緊張を手技でほぐす施術を行います。
整体での目標は「骨を治す」ことではなく、「炎症が起きにくい状態を作る」ことです。骨の形は変えられなくても、その周りの筋肉の状態や使い方を変えることで、症状は十分に改善できます。
「整体で外脛骨に何ができるの?」という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、まさにこの筋肉と足のアーチにしっかりアプローチできるのが整体の強みです。
また、痛みがある場所だけを強く押したり、無理に動かしたりすることが目的ではありません。どの筋肉が硬くなっているのか、足がどの方向に倒れやすいのか、歩くときにどこへ負担が集中しているのかを確認しながら、体に合った方法を選んでいきます。
足だけを見るのではなく、膝の向き・骨盤の傾き・歩き方のクセなど、体全体のアライメント(骨格の並び)を評価することも重要です。
足への負担の根本的な原因が全身のバランスにある場合も少なくありません。体全体を整えることで、再び炎症が起きにくい状態をつくることができます。
競技への復帰を見据えたペース管理の相談も行っています。「いつから練習を再開できるか」「どこまで動いていいのか」という具体的な疑問にも、一緒に向き合うことができます。
特にお子さんの場合、「本人は動きたい」「親としては悪化させたくない」という気持ちの間で悩むことが多いと思います。痛みを我慢して頑張るのではなく、今の体に合った復帰の仕方を考えることが、安心してスポーツを続けるためにも大切です。
「どのタイミングで相談すればいいかわからない」という方に向けて、少し目安をお伝えします。腫れや熱感があって歩くのが痛い方は、できるだけ早めに来院されることをおすすめします。
インソールやテーピングを試してみたけれど変化を感じない方も、足の状態を改めて評価してもらう価値があります。「手術以外の方法があるか確認したい」という気持ちで来院される方も歓迎しています。
また、「まだ軽い痛みだから行くほどではないかな」と迷っている方もいると思います。ですが、軽いうちに相談する意味は大きいです。痛みが強くなってからでは、運動を休む期間が長くなったり、日常生活にも支障が出たりすることがあります。
早めに状態を確認できれば、今の足に何が起きているのか、どの動作を控えた方がいいのか、どんなケアを始めればいいのかが見えやすくなります。それだけでも、本人も保護者の方も少し安心できるはずです。
お子さんの代わりに情報を集めているお父様お母様へ。お子さんの部活復帰を一緒に考えながら対応していますので、どうぞ気軽にご相談ください。
外脛骨の痛みは、正しいアプローチを続けることで改善できる症状です。湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、足のアーチや後脛骨筋の状態を丁寧に評価し、お一人おひとりの状態に合った施術を心がけています。
足の痛みは、本人にしかわからない不安があります。部活を続けたい気持ち、休ませるべきか迷うご両親の気持ち、どちらも自然なことです。今の状態を一緒に確認しながら、無理のない改善の道を考えていきましょう。気になる痛みが続いている方は、いつでも声をかけてください。

