
院長:高木お気軽にご相談ください!

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めまいや動悸、だるさ、眠りにくさが重なって、仕事や家事がいつも通りに進まない。病院で検査を受けても異常がないと言われ、「これは自律神経のせいなのだろうか」と調べている方もいらっしゃると思います。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、自律神経失調症という言葉の意味、よくある症状と生活への影響、医療機関へ相談する目安についてお伝えします。
症状が似ているだけで自分の状態を決めつけず、次にどう動けばよいかを整理できるようにまとめました。当院での相談内容は自律神経失調症の症状別ページでも紹介しています。


検査で異常がないと言われても、つらさがなかったことにはなりません まずは今の状態を一緒に整理していきましょう
自律神経失調症は、はっきりした一つの病名というより、さまざまな不調をまとめて表すときに使われてきた言葉です。最初に、この言葉がどのように使われているのかを整理しましょう。
自律神経は、血圧や体温の調節のように、自分の意思とは関係なく心身を保つために働く神経です。交感神経と副交感神経があり、活動するときと休むときで役割を切りかえています。
日本女性心身医学会は、自律神経失調症を、交感神経と副交感神経のバランスが崩れたときに生じるものとして説明しています。ただし医学的な正式名称ではなく、症状に見合う検査の異常がないときに、不定愁訴や自律神経失調症と呼ばれてきたとされています。出典:日本女性心身医学会
つまり、気のせいという意味でも、何も起きていないという意味でもありません。つらさがあるのに検査ではっきりした理由が見つからないとき、その状態を伝えるために使われてきた言葉と考えるとわかりやすいと思います。
めまい、動悸、胃の不快感、頭の重さは、自律神経が関係して起こることがあります。ただ、同じ症状が別の病気で起きている可能性もあるため、当てはまるものが多いからといって自分で決めるのは避けたいところです。
動悸なら心臓、めまいなら耳や脳、胃の不快感なら消化器と、症状によって確認すべき分野は変わります。「自律神経かもしれない」という見当は、必要な確認を医療機関で受けたあとに持つほうが安心できます。
症状が複数あり、日によって入れかわることも、この言葉が使われやすい理由の一つです。症状の数よりも、いつ、どんな場面で、どの程度困っているのかを整理することのほうが大切になります。
自律神経失調症という言葉で語られる不調は、人によって現れ方が大きく違います。ここでは代表的な症状と、実際に相談を受ける中で聞くことの多い生活上の困りごとを整理します。
学会の解説では、全身のだるさ、頭の重さ、動悸、めまい、胃や腹部の不快感、しびれなどが挙げられています。これらが同時に出たり、日によって入れかわったりするのが特徴です。以下は、よく聞かれる症状を場面ごとにまとめたものです。
休んでも抜けにくい全身のだるさや、朝から体が重い感覚
頭の重さや頭痛、立ちくらみ、ふらつき、耳鳴り
動悸、息苦しさ、吐き気、胃のもたれ、下痢や便秘
寝つきの悪さ、夜中や早朝に目が覚める、不安やイライラ
当院に相談される方からも、「体が重い」「何をしても疲れが取れない」といった言葉をよく聞きます。症状に名前がつかないため、うまく説明できないと話される方も少なくありません。
当院には、頭痛や吐き気で寝込んでしまい、眠りも浅くなっていた60代の女性が相談に来られたことがあります。ガーデニングや友人との外食も控えるようになり、気持ちまで沈みがちになっていたそうです。
これはあくまで一つのケースですが、症状そのものより「予定を入れるのが怖い」「翌日に寝込むかもしれないから外出を控える」という生活の制限が、つらさを大きくしていることがあります。
医療機関で相談するときも、症状名だけでなく、何ができなくなったのかを伝えると状態が伝わりやすくなります。伝え方については、後ほどあらためてお話しします。
原因は一つに決められないことが多く、ストレスや生活背景がいくつか重なって関係している場合があります。検査で異常がないことの意味も、誤解されやすいポイントです。
学会の解説では、心理的・社会的なストレスが自律神経のバランスに影響することがあるとされています。仕事や育児、介護の負担が続いたあとに不調が出る方もいらっしゃいます。
ただ、ストレスを強く自覚していない方もいますし、すべての症状をストレスだけで説明できるわけでもありません。睡眠不足や疲労の蓄積、気温の変化、ホルモンの変化なども関係していると考えられます。
原因を一つに決めようとすると、「ストレスは思い当たらないから違うのでは」と迷ってしまいます。いくつかの要因が重なっているかもしれないと考えるほうが、自分の状態を見失いにくくなります。
医療機関の検査は、治療が必要な病気を見つけるために欠かせません。異常がなかったことは安心できる材料ですが、今ある不調がすぐになくなるとは限らないのも事実です。
当院に来られた50代の女性は、頭の画像検査や胃カメラ、血液検査などを受けても異常が見つからず、頭痛や倦怠感、吐き気で寝込む日が続いていました。外出や仕事のあとには、翌日に何もできなくなることもあったそうです。
このように、検査結果と毎日のつらさが一致しないと、迷いや諦めの気持ちが強くなる方もいます。検査で異常なしは不調を我慢する理由にならないと、私は考えています。
自律神経の不調と考えて様子を見てよいものと、急いで受診が必要なものは分けて考える必要があります。まず急ぐべきサイン、次に不調が続くときの相談の目安をお伝えします。
突然の激しい頭痛、急な息切れや呼吸困難、ろれつが回らない、片方の腕や足に力が入らないといった症状は、救急車を呼ぶ目安として示されています。胸の中央が締め付けられるような痛みが2〜3分続く場合も同様です。出典:厚生労働省
これらは自律神経のせいと考えて待たず、迷わず救急要請を検討してください。以前に自律神経失調症と言われたことがある方でも、普段と違う急な症状が出たときは、同じものと決めつけないことが大切です。
急ぎでなくても、不調が何週間も続く、仕事や家事に影響している、症状が強くなってきたというときは、医療機関へ相談してください。まず内科などで体の病気がないかを確認する流れが一般的です。
気分の落ち込みや不安、眠れない状態が強い場合は、心療内科や精神科が相談先になることもあります。めまいや動悸のように中心となる症状がはっきりしているときは、その症状に合う診療科から始める方法もあります。
診察では限られた時間で状況を説明することになります。次の内容をメモしておくと、症状と生活への影響が伝わりやすくなります。
薬を飲んでいる方は、自己判断でやめたり量を変えたりせず、処方した医師に相談してください。
医療での対応を知っておくこと、自宅で無理なくできること、首や肩の負担を相談する方法の順に整理します。すべてを一度に行う必要はありません。
医療機関では、症状や背景に応じて、生活面の助言や心理面の相談、必要な場合の薬物療法などが検討されます。誰にでも同じ方法が合うわけではないため、医師と相談しながら進めることになります。
薬を使っている間に症状が変わったり、気になる副作用が出たりしたときは、そのまま医師に伝えてください。調整は医師の判断で行われます。
自宅では、起きる時間と寝る時間をできるだけそろえる、朝にカーテンを開けて光を浴びる、ぬるめのお湯に浸かる、ゆっくり息を吐く時間をつくるなど、負担の少ない方法から試してみてください。
つらい日は予定を減らして休むことも大切な対応です。強い運動や無理な我慢はかえって負担になることがあるため、試して悪化するときは中止し、症状が続く場合は医療機関へ相談してください。
医療機関で大きな問題が見つからなかった場合でも、首や肩の強いこり、頭の重さ、背中の張りを併せて感じる方は少なくありません。こうした症状には、筋肉や関節の状態が関係していることがあります。
当院では、問診のうえで、首や背骨、骨盤の関節の動き、周囲の筋肉の硬さなどを触って確認します。受けた検査の結果や服薬の内容も、お持ちいただければ参考にします。
整体やカイロプラクティックで、自律神経失調症の負担の軽減や症状の改善を目指せるケースもあります。検査後も不調が残り、どこへ相談すればよいか迷っている方は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
自律神経失調症は、さまざまな不調をまとめて表すために使われてきた言葉で、気のせいを意味するものではありません。症状が似ているだけで決めつけず、必要な確認を医療機関で受けることが出発点になります。
ご自身でできるのは、症状が出る時間帯や場面、睡眠や仕事への影響を書きとめておくことです。急な激しい頭痛や呼吸困難などがあるときは、迷わず119番を検討してください。
検査で異常がなくてもつらさが続くときは、我慢せずに相談先を探してみてください。当院にもお気軽にご相談ください。



