
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
会議中や電車の中で、暑くもないのに顔や首がカーッと熱くなる。夜中に熱感で目が覚めて、そのまま眠れず朝を迎える。そんな日が続くと、「更年期なのか、それとも別の病気なのか」と不安になりますよね。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、ほてりで考えられる原因、相談前に整理しておきたいこと、自宅でできる対処の3つをお伝えします。
原因を1つに決めつけず、様子を見てよい場面と医療機関へ相談したい場面を分けて考えられる内容です。当院のほてりの症状別ページもあわせてご覧ください。


病院で異常なしと言われても、熱さが続いて不安なままという方は少なくありません
ほてりは「熱く感じる」という症状の名前で、原因を示す病名ではありません。一時的なきっかけで起こることもあれば、ホルモンの変化や病気、薬が関係していることもあります。ここでは代表的な3つの場面に分けて整理します。
熱いお風呂のあと、香辛料の多い食事やお酒のあと、人前で緊張したときなどは、顔や体が熱くなることがあります。きっかけがはっきりしていて、しばらくするとおさまるのであれば、過度に心配しなくてよいケースも多いでしょう。
ただし、暑い場所にいるときの熱感は熱中症の始まりのこともあります。めまいや立ちくらみ、大量の汗があるときは、涼しい場所へ移って衣服をゆるめ、体を冷やしながら水分をとってください。自力で水が飲めない、意識がはっきりしないときは、迷わず救急車を呼びます。出典:厚生労働省
ほては更年期の症状としてよく知られています。暑い空間ではないのに、突然顔や頭、胸のあたりがカーッと熱くなり、顔が赤くなったり、汗や動悸を伴ったりすることがあります。卵巣機能の低下に加えて、加齢による変化や心理的な要因、環境要因も重なると考えられています。出典:日本女性心身医学会
一方で、年齢だけで更年期と決めつけることはできません。同じ学会は、甲状腺の病気や自律神経の不調でも似た症状が出るため、治療の前に他の病気ではないかを見分ける必要があると説明しています。日常生活に支障がなければ経過をみる場合もありますが、程度が強いときは治療の対象になります。
夜中に熱感で目が覚めると、翌日の仕事や家事にも響きます。「更年期なら仕方がない」と我慢を重ねる前に、つらさの程度を基準に相談を考えてよいことを知っておいてください。
甲状腺ホルモンが過剰になるバセドウ病では、動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきといった症状が典型的にみられます。これは日本内分泌学会が示している内容です。更年期と似た症状のため、「ほてりと汗は更年期のせい」と思い込んでいると、受診が遅れることがあります。出典:日本内分泌学会
顔だけが赤く熱い、ヒリヒリするといった場合は、皮膚の状態が関わっていることもあります。また、新しい薬を飲み始めたあと、薬を変えたあとに始まった場合も、薬との関係が考えられます。ご自身の判断で薬をやめたり減らしたりせず、処方した医師や薬剤師に相談してください。
原因を自分で当てる必要はありません。ただ、いつ、どこが、どのように熱いのかを整理しておくと、医療機関でも当院でも相談しやすくなります。難しい検査は不要で、数日分のメモがあれば十分役に立ちます。
熱く感じたときに、できれば体温を測ってみてください。実際に熱があれば、風邪などの感染症も候補になります。熱は平熱なのに熱く感じる場合は、ほてりとして別に整理したほうが原因を考えやすくなります。体温計の数値が正常だと「気のせいかも」と思いがちですが、本人が感じている熱さは大切な情報です。
熱くなるのが顔だけなのか、首から胸にかけてなのか、上半身全体なのかも大切な情報です。顔は熱いのに手足は冷たい、という方もいます。その組み合わせも、そのまま伝えてください。
毎回同じ場面で起こるのか、まったく予測できないのかを振り返ります。入浴後や食後、緊張したとき、夜中や明け方など、パターンが見えてくると原因の手がかりになります。
数分でおさまるのか、半日以上続くのかも確認しましょう。数日分でもスマートフォンのメモに残しておくと、後から思い出すより正確です。「先週はどうだったか」を後から思い出すのは意外と難しいため、その日のうちに一言書き留める程度で構いません。
ほてりだけでなく、動悸、体重の変化、手の震え、月経の変化、寝つきの悪さ、皮膚の赤みなどが重なっていないかを見ておきます。相談の前にメモしておきたい項目を、次にまとめます。
「熱はないから受診するほどではない」と考える方は多いのですが、ほてりは体温が高いこととは別の症状です。続くとき、繰り返すとき、生活に支障が出ているときは、状態に合わせて相談先を選んでみてください。
| 気になる状態 | 相談先の目安 |
|---|---|
| 動悸、体重減少、手の震え、暑がりがある | 内科 |
| 月経の変化があり、更年期が気になる | 婦人科 |
| 顔の赤みやヒリヒリ、湿疹がある | 皮膚科 |
| 薬を始めた、変えたあとから起こった | 処方した医師や薬剤師 |
| 暑い場所で意識がはっきりしない、水が飲めない | 救急要請(119番) |
医療機関では、いつからどんなふうに熱くなるのか、月経や体重の変化、飲んでいる薬などを丁寧に聞かれます。そのうえで、必要に応じて診察や血液検査などが行われます。前の章のメモを持参すると、短い診察時間でも状況を伝えやすくなります。
安静にしていても動悸が続く、食べているのに体重が減る、手の震えがある、強い頭痛や胸の痛み、息苦しさを伴うといった場合は、早めの受診をおすすめします。ほてりに他の症状が重なっているときほど、原因を確認する意味があります。
原因を確認することと、つらい瞬間をやり過ごす工夫は別の話です。無理のない範囲でできる方法を、場面ごとにお伝えします。続けて悪化する場合は中止し、症状が続くときは医療機関へ相談してください。
襟元が開く服や、脱ぎ着しやすいカーディガンを選ぶと、急に熱くなったときも調整しやすくなります。日本女性心身医学会も、通気性のよい衣類や、汗をふくタオルの準備などを挙げています。職場なら、小さめの扇子や冷たい飲み物を手元に置くだけでも気が楽になります。夜は薄手の寝具を重ねて調整し、枕元に着替えを用意しておくと、目が覚めたときに慌てずにすみます。
熱い飲み物、香辛料、お酒、カフェイン、長めの入浴など、思い当たるものがあれば記録してみてください。すべてを我慢する必要はなく、「この組み合わせのときに出やすい」とわかれば、量やタイミングの調整で対応できることがあります。
冷やしすぎは禁物です。冷たい飲み物を一気に飲んだり、首や背中を長時間冷やしたりすると、かえって体がこわばってつらくなる方もいます。また、市販のサプリメントや薬を、自己判断で増やしたり組み合わせたりするのも避けましょう。気になる製品があれば、飲み始める前に医師や薬剤師へ確認してください。
当院にも、ほてりに関するご相談が寄せられます。症状別ページには、会議中や人前で顔が赤くなって汗が止まらない、夜中に汗で目が覚めるといった困りごとを掲載しています。ここでは、実際にあった相談の一例と、来院時に確認することをお伝えします。
2年ほどホットフラッシュが続き、顔や首の乾燥とかゆみ、咳や息苦しさ、眠りの浅さも重なっていた50代の女性が来院されたことがあります。皮膚科や婦人科、呼吸器内科などを受診し、呼吸器内科のレントゲンでは異常なしと説明を受けていました。
熱さだけでなく、睡眠や肌の変化、外見の悩みも重なり、「何を優先して相談すればよいのかわからない」状態でした。これはあくまで一つの事例で、すべての方に当てはまるものではありません。
ほてりの相談では、「検査で大きな異常がないと言われたから、もう相談する先がない」と感じている方も少なくありません。熱さが続いて困っていること自体が、相談してよい理由になります。
当院では、まず問診票とお話から、症状の出方や経過、これまでの受診歴を伺います。お薬手帳や血液検査の結果をお持ちであれば拝見し、そのうえで姿勢の観察と触診を行います。
触診では、首、肩、背中の筋肉の硬さや、背骨・肋骨まわりの関節の動き、骨盤の傾きを確認します。こうした部分の緊張や動きの悪さが、ほてりなどの症状に影響していることがあります。整体やカイロプラクティックで、負担の軽減や症状の改善を目指せるケースもあります。
お仕事や家事の合間に起こると、周囲の目が気になって誰にも話せない方もいます。ひとりで抱え込まず、状況を言葉にして伝えることが、次の一歩になります。
ほてりは病名ではなく、更年期、甲状腺の病気、皮膚の症状、薬、日常的なきっかけなど、いくつもの背景が考えられます。熱がないから大丈夫、更年期だから仕方がないと決めつける必要はありません。
まずは、体温、熱くなる場所、起こるタイミング、一緒に出ている症状をメモしてみてください。動悸や体重減少、手の震えがあるときは内科、月経の変化が気になるときは婦人科というように、状態に合った相談先を選ぶ手がかりになります。
暑い場所で意識がはっきりしないときは、迷わず救急車を呼びましょう。医療機関での確認が済んでいても、ほてりや睡眠の悩みが残っている場合は、当院にもご相談いただけます。



