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耳の後ろのツボの場所を図で確認|症状別の使い分けと押し方

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湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。耳の後ろを何気なく触れたとき、「ここを押すとなんか痛い…」と気になったことはありませんか。

耳の後ろには、肩こり・頭痛・不眠・耳鳴りなど、さまざまな不調に使われるツボがいくつか集まっています。その場所をきちんと把握しておくことで、毎日のセルフケアが変わります。

今回は耳の後ろにあるツボの場所をわかりやすく確認できるよう、位置の特徴から症状別の使い分け・正しい押し方まで、詳しくお伝えしていきます。

院長:高木

耳の後ろのツボは、鍼灸の施術でも日常的に使う大切な場所です。ここを上手にケアできると、首や頭のつらさがぐっと楽になることもあるので、ぜひ一緒に確認してみてください

目次

耳の後ろにあるツボの場所を図で確認しよう

「どこを押せばいいのかよくわからない」という方はとても多いです。まずは位置を正確に把握することが、セルフケアの第一歩になります。

耳の後ろには翳風・完骨・瘈脈・頭竅陰という4つの代表的なツボがあり、それぞれ微妙に位置が異なります。これらは全て「乳様突起」という骨の突起を基準にして探していきます。

乳様突起(基準点)の見つけ方

乳様突起(にゅうようとっき)とは、耳のすぐ後ろにある骨の出っ張りのことです。耳たぶの裏から指をゆっくりとたどっていくと、硬く盛り上がった部分が見つかります。

この出っ張りがツボを探すときの基準点になります。まずここを確認できれば、他のツボも位置関係で探せるようになります。どこかわからない場合は、耳たぶの後ろを押しながら骨のふくらみを感じてみてください。

翳風(えいふう)の場所と特徴

翳風は、耳たぶの真後ろにある小さなくぼみにあります。口を大きく開けると指先がすっぽりはまるような場所です。触れるとじわっとした感覚があれば、そこが翳風です。

三焦経(さんしょうけい)というツボのライン上に位置しており、顔まわりや耳周辺の気血の巡りと深く関わっています。耳の詰まり感・耳鳴り・顔のむくみが気になるときに意識したい場所です。

完骨(かんこつ)の場所と特徴

完骨は、乳様突起から少し斜め後ろ下に指をずらしたくぼみにあります。「骨の裏側が少しへこんでいるな」と感じる場所です。乳様突起より柔らかい感触がすれば、そこが完骨です。

肩こり・首こり・頭痛に関係するツボとして特によく使われる場所で、デスクワークが多い方はここが固くなりやすいです。押してみて強い張りや圧痛を感じるなら、かなり緊張している状態かもしれません。

瘈脈(けいみゃく)の場所と特徴

瘈脈は耳の後ろの中央あたりにあります。乳様突起の上端から耳側に向かって指をたどると見つかります。耳の縁と骨の間をなぞるイメージです。

三焦経(さんしょうけい)というツボのライン上にあり、頭部や耳まわりの気血の巡りと関係します。頭が重くすっきりしない感覚が続くとき、ケアとして活用しやすいツボです。

頭竅陰(あたまきょういん)の場所と特徴

頭竅陰は耳の後ろの上部、耳の付け根のやや後方にあります。瘈脈より少し上の位置です。こちらは胆経上のツボで、目の疲れや側頭部の痛みと関係しています。

眼精疲労がつらいときや、こめかみあたりが締め付けられる感覚があるときに押してみてください。スマホやPCを長時間使う方に特に意識してほしい場所です。

各ツボの効果|症状別に使い分ける方法

4つのツボをすべて毎回押す必要はありません。今感じている症状に合わせて1〜2つに絞ることで、より変化を感じやすくなります。

どのツボが自分の症状に合っているか迷う方のために、症状別に対応するツボを整理してみます。

症状おすすめのツボ
肩こり・首こり完骨
頭痛・眼精疲労頭竅陰・翳風
不眠・自律神経の乱れ翳風・完骨
耳鳴り・耳の違和感翳風

あくまで目安ですが、自分の症状に合ったツボから試してみると変化を感じやすいです。全部一度にやろうとせず、まず一箇所だけ丁寧にケアすることをおすすめします。

肩こり・首こりに対応するツボ

肩こりや首こりには完骨がよく使われます。胆経上にある完骨は、後頭部から首にかけての緊張を和らげる働きがあるとされています。

「夕方になると首の後ろがガチガチになる」という方は、デスクワークの合間に完骨を3秒×3回、指の腹でゆっくり押してみてください。気持ちよさを感じる程度の力が目安です。

頭痛・眼精疲労に対応するツボ

頭痛や目の疲れには、頭竅陰と翳風が対応しています。頭竅陰は側頭部の痛みや眼精疲労に関係し、翳風は顔まわりの気血の巡りを整えるとされています。

スマホやパソコン作業が続く日は、入浴後の温まった状態でケアするのがおすすめです。ただし、繰り返す頭痛や症状が強い場合は、医療機関への相談も検討してください。

不眠・自律神経の乱れに対応するツボ

耳の周辺には迷走神経の枝が関わる部分もあり、この周囲を優しく刺激するとリラックスしやすくなることがあります。

就寝前に翳風や完骨を呼吸に合わせてゆっくり押す習慣は、体をリラックスモードへ切り替える一助になります。自律神経の乱れを感じているときのルーティンとして取り入れてみてください。

耳鳴り・耳の違和感に対応するツボ

耳鳴りや耳の詰まり感には翳風が特に関係します。三焦経上のツボである翳風は、耳まわりの気血の巡りを調整するとされており、耳の違和感全般に幅広く使われています。

ただし、耳鳴りの原因はさまざまです。セルフケアで改善がみられない場合や症状が悪化しているときは、耳鼻科への相談を優先してください。

正しい押し方と効果を高めるコツ

「強く押せば効果が高い」と思っている方は多いですが、それは誤解です。力の入れすぎは組織に余計な負担をかけ、逆効果になることがあります。

正しい方法を知って実践することで、安全にセルフケアを続けられます。ここでは基本の手順から応用まで解説します。

基本の押し方(強さ・秒数・回数)

指の腹を使って3〜5秒、3回繰り返すのが基本です。「少し気持ちいい」と感じる程度の力が正解で、強ければ強いほど効果が上がるわけではありません。

押したときに「じわっと」「ほわっと」した感覚があれば、適切な場所と力で押せています。強い痛みや痺れが出るときはすぐに力を緩めてください。「痛いほど効く」という感覚は誤解です。

呼吸と組み合わせる方法

ツボを押すタイミングに呼吸を合わせると、体がより緩みやすくなります。息をゆっくり吐きながら押し、吸いながら力を抜く。これを3〜5回繰り返します。

呼吸を意識するだけで副交感神経が優位になりやすくなります。ツボ刺激と組み合わせることで、よりリラックスしやすくなります。1〜2分でできるので、忙しい日でも続けやすいです。

耳マッサージとの組み合わせ

ツボ押しの前後に、耳全体を軽くつまんで上下左右に引っ張る「耳マッサージ」を加えると、周辺の血行が促されやすくなります。蒸しタオルで耳まわりを温めてから行うと、さらに効果的です。

お風呂上がりの温まった状態でのケアは、タイミングとして最適です。毎日の習慣に組み込みやすいので、まずは1週間続けてみてください。

NGな押し方と逆効果になるケース

爪を立てたり、長時間強く押し続けたりすることはNGです。組織への過度な刺激は、かえって緊張を高める原因になることがあります。

皮膚に傷や炎症がある場所は絶対に押さないようにしましょう。飲酒直後・食直後・高熱がある状態でのケアも避けてください。体のコンディションを確認しながら、無理のない範囲で行うことが大切です。

こんな症状は注意が必要|専門家への相談の目安

セルフケアは多くの方に役立ちますが、すべての不調に対応できるわけではありません。「そろそろ専門家に相談した方がいいかも」と感じるための目安をお伝えします。

不安を感じさせたいわけではなく、適切なタイミングで適切なケアを受けてほしいという気持ちからです。

セルフケアを続けても改善しない場合

2週間以上ツボのケアを継続しても変化が感じられないときは、セルフケアだけでは届かない原因が隠れている可能性があります。

慢性的な筋緊張や首まわりの負担のかかり方は、ツボ押しだけでは解消しにくいことがあります。「続けているけど変わらない」という方は、整体や鍼灸などの専門的なアプローチも選択肢の一つです。

めまい・しびれを伴う場合

耳まわりの不調に加えて、めまいや手足のしびれが同時に起きているときは、セルフケアより先に医療機関への相談を優先してください。

耳鳴りとめまいが重なるケースでは耳鼻科での確認が先決です。神経や血管が関係している場合もあるため、自己判断でのケアが適切でないこともあります。

痛みが強い・悪化する場合

ツボを押していないときにも耳の後ろに痛みや腫れが続く場合、外傷や感染など別の原因が関係している可能性があります。

ケアを続けることで症状が悪化していると感じたら、すぐに中止して専門家に相談してください。「なんかおかしいな」という小さな違和感を見逃さないことが大切です。

整体・鍼灸師の視点からみた「耳の後ろのツボ」

ここからは、私が整体・鍼灸師として日頃から感じていることを少しお伝えします。「なぜ耳の後ろのツボが体の不調に関係するのか」を知ることで、セルフケアの質が変わります。

東洋医学における耳の後ろのツボの位置づけ(胆経・三焦経)

東洋医学では、ツボは「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの通り道の上に位置しています。完骨・頭竅陰は「足少陽胆経(そくしょうようたんけい)」というライン上にあり、後頸部から側頭部・目にかけての不調と深く関係しています。

翳風・瘈脈は「手少陽三焦経(てしょうようさんしょうけい)」上のツボで、顔まわりや耳周辺の気血の巡りを整えます。これらのラインに滞りが生じると、肩こりや頭痛・耳まわりの違和感としてあらわれることがあるのです。

首・頸椎との関係性

解剖学的に見ると、耳の後ろから後頭部にかけては、胸鎖乳突筋や頭板状筋など首の動きに関わる筋肉と、深部にある後頭下筋群の影響を受けやすい場所です。この周辺の筋肉が過緊張を起こすと、乳様突起周囲にも張りや圧痛を感じやすくなります。

頸椎(首の骨)の上部C1〜C3の動きが悪くなると、この緊張に関わることがあります。デスクワークや前傾姿勢の積み重ねが、こうした状態を引き起こしていることが多いです。

セルフケアで届かない部分へのアプローチ

後頭下筋群は表面から届きにくい深部にある筋肉です。ツボ押しは間接的に働きかけることができますが、深部の緊張をしっかり緩めるには限界があります。

整体やカイロプラクティックでは頸椎の関節可動域を整えることで後頭下筋群の緊張が緩み、ツボ周囲の硬さが取れやすくなる場合があります。

「自分でケアしても変わらない」と感じている方には、こうした専門的なアプローチが有効な場合があります。セルフケアと専門家の施術を上手に組み合わせることが、体を整えていく近道だと私は考えています。

今回は耳の後ろにあるツボの場所・効果・押し方について詳しくお伝えしました。大切なのは「正しい場所を知る」「適切な力で押す」「継続する」の3点です。まずは完骨か翳風の位置を確認して、今夜少しだけ試してみてください。

もし改善が実感できない場合や気になる症状があるときは、一人で悩まずにぜひ湘南カイロ茅ヶ崎整体院にご相談ください。まず相談してみることが、体を楽にする第一歩です。


院長:高木

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