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膝の外側が急に痛くなる原因とは?ランナー膝の対処法と相談目安

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湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。走り終えた後から膝の外側がジワッと痛む…こんなご相談を最近よくいただきます。

打った覚えも転んだ記憶もないのに突然痛みが出てくると、「何かの病気では?」「このまま走れなくなったらどうしよう」と不安になりますよね。

実は、膝の外側が急に痛くなるのにはいくつかはっきりとした原因があります。今回はその原因と、今すぐ実践できる対処法、そして再発を防ぐために見ておきたい体の使い方について詳しくお伝えします。

特にランニングを楽しんでいる方にとっては、「また走れるのか」「大会の夢が消えてしまうのでは」という不安が大きいはず。その気持ちはよくわかります。一緒に考えていきましょう。

院長:高木

江ノ島周辺のコースを走られている患者さんから「急に膝の外側が痛くなった」というご相談をよくいただきます。走るという習慣はとても素晴らしいので、痛みのサインを早めにキャッチして、楽しいランニングライフを続けてほしいと思っています

目次

放置は危険?「急に膝の外側が痛くなった」ときのサイン

走り終えた後の違和感が翌朝に鋭い痛みへと変わり、階段の上り下りもつらくなる。そんな経験をしている方は、すでに体から重要なサインが出ています。放置すると慢性化のリスクがあるため、原因を早めに把握することがとても大切です。

ただ、実際には「まだ歩けるし大丈夫かな」「数日休めば治るかも」と様子を見る方も少なくありません。もちろん軽い疲労で自然に落ち着くこともありますが、痛みが繰り返されている場合は、膝そのものだけでなく骨盤や股関節、足首の使い方に負担の原因が隠れていることもあります。

走り終わりの違和感、翌朝の痛みはなぜ起こる?

走り終えた直後はそこまで気にならないのに、翌朝起き上がると膝の外側がズキン…。このパターンはランナー膝(腸脛靭帯炎)に多く見られる典型的な症状です。

走行中に繰り返される摩擦によって膝の外側に炎症が起き、その炎症が一晩かけて広がることで朝の痛みとして現れます。「昨日は走れたのに今日は痛い」という感覚は、炎症が時間をかけて強くなるメカニズムによるものです。

また、階段を下りるときにズキッとくるのも特徴のひとつです。上りより下りのほうが痛む方は、腸脛靭帯への負荷が大きくなっている可能性があります。心当たりはありませんか?

「疲れだろう」と思っていると悪化していく理由

最初は「運動後だけ痛む」という軽い状態でも、そのまま走り続けていると症状はどんどん進んでしまいます。

一度慢性化してしまうと、安静時でも痛みが出るようになり、日常動作にも支障をきたすほど悪化することがあります

「たぶん疲れだろう」という楽観的な判断が、結果として回復を大幅に遅らせることにつながります。痛みが軽いうちに原因を把握して対処することが、早期改善への近道なのです。

特にランニングを続けたい方ほど、痛みが軽い段階で状態を見ておく意味があります。まだ強い痛みになっていない時期は、走り方や体のバランスを見直す余地があり、無理なく改善に向かいやすいタイミングでもあります。

膝の外側が急に痛くなる、3つの主な原因

膝の外側に痛みが出る場合、考えられる原因はいくつかのパターンに分かれます。自分の症状がどれに近いかを知ることで、適切な対処ができるようになります。ランニングが原因か、それとも別の要因があるのか、それぞれの特徴を丁寧に見ていきましょう。

①腸脛靭帯炎(ランナー膝)

膝の外側に痛みが出る原因のなかで、最も多いのが腸脛靭帯炎(ランナー膝)です。ランニングをしている方にとっては特になじみ深い症状かもしれません。

腸脛靭帯とは、骨盤の外側から膝の外側を通ってすねの骨まで続くゴムバンドのような組織のことです。ランニングで足を繰り返し曲げ伸ばすたびに、この腸脛靭帯が膝の骨の出っ張り部分に何千回もこすれ続けます。

そのこすれによって炎症が起き、痛みが生じるのが腸脛靭帯炎の正体です。厳密には腸脛靭帯そのものが損傷しているのではなく、その下にある薄い組織が圧迫・摩擦によって炎症を起こしています。

特徴的なのは「走り始めは平気なのに7〜8km以降から痛みが出る」という点です。また、膝を約30度曲げた角度で痛みが最も強くなります。ランナーだけでなく、長時間の立ち仕事や自転車通勤をしている方にも起こりえます。

「距離を伸ばした」「坂道を走ることが増えた」「靴を変えた」「久しぶりに走った」など、少しの変化がきっかけになることもあります。思い当たることがある方は、痛みだけでなく最近の運動量や生活の変化も一緒に振り返ってみてください。

②外側半月板損傷

スポーツ中の急な方向転換や、ひねり動作がきっかけで発症することがある症状です。

膝の中にある「半月板」というクッション組織が傷つくと、膝の外側に鋭い痛みが出ます。「コキッ」というクリック音が聞こえたり、膝が突然固まって動かせなくなる「ロッキング」が起こったりすることが特徴です。加齢によって半月板が変性し、軽い動作でも損傷しやすくなるケースも増えています。

膝が引っかかる感じがある、曲げ伸ばしで途中から動かしにくい、腫れが強いといった場合は、ランナー膝とは別の問題が隠れている可能性もあります。その場合は自己判断で無理をせず、整形外科で画像検査を受けることも大切です。

③外側側副靭帯損傷

転倒や接触など、外部から強い衝撃を受けたときに起こりやすい損傷です。

膝の内側に強い力が加わることで、外側の靭帯が伸ばされてしまいます。腫れや皮下出血を伴うこともあり、腸脛靭帯炎とは症状の出方が大きく異なります。転倒後や強くぶつけた後から痛みが出た方は、この可能性も念頭においておきましょう。

「ぶつけた覚えがある」「膝がグラつく」「体重をかけるのが怖い」という場合は、早めに医療機関で確認することをおすすめします。原因によって必要な対応は変わるため、まずは今の状態を見極めることが大切です。

今の状態を確かめよう!1分でできるセルフチェック

「自分の痛みはどの程度なのか」「今すぐ専門家に相談すべきか」を判断するためのセルフチェックをご紹介します。あくまでも目安ですが、今の状態を客観的に把握することで、次にとるべき行動を決める参考にしてください。

セルフチェックをする目的は、無理に自分で診断することではありません。「様子を見てもよさそうな状態なのか」「早めに確認したほうがよさそうなのか」を判断するための材料として使ってください。

押してわかるセルフチェック(グラスピングテスト)

腸脛靭帯炎かどうかを確かめる簡単なチェック方法があります。次の手順で試してみてください。

  1. 椅子に腰かけ、膝を軽く曲げた状態にします
  2. 膝の外側(大腿骨外側の出っ張りから2〜3cm上)を親指でやさしく押さえます
  3. 押さえたまま、膝をゆっくり伸ばしていきます
  4. 押さえている部分に痛みが出れば、腸脛靭帯炎の疑いがあります

このチェックはあくまでも目安です。気になる結果が出た場合は、できるだけ早めに専門家に確認してもらうことをおすすめします。

反対に、セルフチェックで強い痛みが出る場合は、何度も繰り返さないようにしてください。痛みを確かめようとして何度も押したり曲げ伸ばしをしたりすると、かえって炎症を刺激してしまうことがあります。

階段・歩行時の痛みで重症度を見極める

痛みが出るタイミングによって、今の状態の重症度を大まかに判断することができます。以下の表を参考に、今の自分がどの段階にいるかを確認してみてください。

レベル症状の目安
軽度ランニング後のみ痛む。押すと違和感がある程度。翌日には引く。
中等度走行中に痛みが出る。階段の下りでズキッとする。日常動作にも支障が出始める。
重度安静時でも痛みが続く。歩行が困難。膝に熱感や腫れがある。

中等度以上の症状がある方は、できるだけ早めに専門家へ相談されることをおすすめします。自己判断でのランニング継続は、症状を悪化させるリスクがあります。

軽度の段階でも、「毎回同じ場所が痛む」「休むと引くけれど走ると戻る」「距離を短くしても違和感が残る」という場合は、体の使い方にクセが出ているサインかもしれません。痛みが強くなってからではなく、まだ調整しやすいうちに原因を見ておくことが、結果的にランニングを長く楽しむことにつながります。

痛みを悪化させないために今すぐできること

「痛みが出た直後にどう対処するか」が、その後の回復スピードに大きく影響します。正しいケアと避けるべき行動を知っておくことで、悪化を防ぎながら早期改善を目指せます。急性期の対応から回復期に取り入れたいストレッチ、そしてやってしまいがちなNG行動まで丁寧にご紹介します。

急性期はRICE法が基本

痛みが強い急性期には、まずRICE法に取り組みましょう。これは炎症を最小限に抑えるために非常に重要なステップです。

  • Rest(安静):痛みが出ている間は無理な動きを避ける
  • Ice(冷却):アイスバッグや氷嚢で15〜20分間冷やし、1時間置きに繰り返す
  • Compression(圧迫):サポーターや包帯で軽く圧迫する
  • Elevation(挙上):横になるときは患部を心臓より高い位置に上げる

急性期の炎症をしっかり抑えることが、その後の回復を大きく左右します。焦らずこの4ステップを丁寧に行いましょう。

「休むのが怖い」「少しでも走らないと体力が落ちそう」と感じる方もいると思います。ただ、痛みを我慢して走り続けるより、数日しっかり負担を減らしたほうが、結果的に早く練習へ戻れることも少なくありません。休むことは後退ではなく、回復のための大事な練習の一部だと考えてみてください。

痛みが落ち着いたら試したいストレッチ

痛みが和らいできた段階で、以下の3つのストレッチを少しずつ取り入れていきましょう。

まずは大腿筋膜張筋ストレッチです。立った状態で脚を交差させ、腰を横にゆっくり倒すことで太ももの外側を伸ばします。左右それぞれ20〜30秒キープしてください。痛みが出ない範囲で行うことが大切です。

次に、太もも外側のつまみストレッチです。親指と人差し指で太もも外側の筋肉を軽くつまみながら、膝をゆっくり曲げ伸ばします。硬さが気になる部分を中心に行いましょう。

そして中殿筋を鍛えるクラムシェルエクササイズです。横向きに寝た状態で両膝を軽く曲げ、上の膝だけをゆっくり開閉します。左右各15〜20回が目安です。骨盤を支える筋力を高めることで、膝への負担を軽減する効果があります。

どのストレッチも「痛気持ちいい」を超えて、鋭い痛みが出る場合は中止してください。早く良くしたい気持ちがあるほど強く伸ばしたくなりますが、炎症が残っている時期はやさしく行うことが大切です。

やってはいけないNG行動

痛みが出ているとき、思わずやってしまいがちな行動が実は症状を悪化させることがあります。次の3点は特に注意してください。

急性期に温めることは絶対に避けてください。炎症が起きているときに温めると血流が増え、炎症がさらに広がってしまいます。長時間の入浴や温湿布も急性期には逆効果です。

「少しくらい大丈夫」と痛みを無視して走り続けることも禁物です。無理なランニングを続けることで腸脛靭帯への摩擦が続き、慢性化するリスクが高まります。

また、膝周辺の炎症している部分にフォームローラーを直接当てることも避けましょう。炎症部位への強い刺激は痛みを悪化させる原因になります。フォームローラーを使う場合は、膝から少し離れた太ももの中央付近にとどめてください。

2週間ほどセルフケアを続けても改善の兆しが見られない場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

また、「忙しくて行けない」「どこに相談すればいいかわからない」「まだ我慢できるから大丈夫」と先延ばしにしてしまう方も多いです。ですが、痛みが軽い段階ほど確認できることはたくさんあります。今すぐ大きな処置が必要かどうかを知るためにも、まずは状態を整理することが大切です。

なぜ膝の外側だけが痛くなるのか?本当の原因を知る

「膝が痛い=膝だけの問題」と思われがちですが、実はそうではないことが多いのです。膝の外側に繰り返し痛みが出る方の多くは、膝以外の部位に根本的な原因を抱えています。この章では、なぜ膝の外側だけに痛みが集中するのか、そのメカニズムを掘り下げてご説明します。

腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦メカニズム

腸脛靭帯は骨盤の外側からすねの骨まで伸びる長い組織で、膝の骨の出っ張り(大腿骨外側上顆)をまたぐように走っています。

歩いたり走ったりするたびに、この腸脛靭帯は出っ張りの上をスライドし続けます。1回のランニングで数千回もの摩擦が繰り返されると考えると、いかに大きな負荷がかかっているかがわかりますよね。

特に膝を約30度曲げた角度のとき、腸脛靭帯が骨の出っ張りに最も強く押しつけられます。この角度はまさに走行中に最も繰り返されるポジションと一致しているのです。

骨盤・股関節・足首との連鎖

膝の外側の痛みは、膝だけを見ていても改善しないことがよくあります。骨盤や股関節、足首の状態が腸脛靭帯のテンションに大きく影響しているからです。

骨盤が歪んでいると左右の脚の長さに差が生じ、片方の膝に荷重が集中します。また、股関節周りの筋肉(中殿筋・大臀筋)が弱いと、骨盤が着地のたびにぐらつき、腸脛靭帯が余分な力を使って体を支えようとします。

さらに足首が硬かったり扁平足気味だったりすると、ひざ下の骨が内側にねじれやすくなり、膝の外側への負担が増します。体のどこかのバランスが崩れると、その影響がつながって膝の外側に出てくることが多いのです。

つまり、膝の外側の痛みを繰り返す場合は、「痛い場所だけを休ませる」だけでは不十分なことがあります。骨盤、股関節、足首、足裏の使い方まで見ていくことで、なぜそこに負担が集まっているのかが見えやすくなります。

O脚・扁平足・走り方のクセが引き金になる

O脚の方は膝が外側に開いた状態で着地するため、腸脛靭帯が常に引っ張られやすい状態にあります。

扁平足の方も、足のアーチが崩れることで脚全体のアライメントが乱れ、膝への負担が増します。また、かかとから強く着地する走り方や体幹が左右に揺れるフォームは、腸脛靭帯への衝撃を大きくします。

「自分の走り方を一度客観的に確認してみる」ことが、再発防止の第一歩になることもあります。フォームの改善は専門家のアドバイスを取り入れながら行うのが効果的です。

痛みが出てから走り方を急に変えようとすると、別の部位に負担が出ることもあります。だからこそ、今の体の状態に合わせて、無理なく変えられる部分から整えていくことが大切です。

カイロプラクティックが膝外側の痛みに効く理由

「湿布を貼っても、安静にしていても、なかなか改善しない」と感じている方は、根本的な原因にまだアプローチできていない可能性があります。ここでは、カイロプラクティックがどのような視点から膝の外側の痛みにアプローチするのか、当院の考え方を含めてご説明します。

もちろん、すべての膝の痛みに整体やカイロプラクティックだけで対応できるわけではありません。強い腫れや熱感、歩けないほどの痛み、外傷がある場合は医療機関での確認が優先です。そのうえで、繰り返す膝の外側の痛みや、走るたびに戻ってくる違和感には、体全体のバランスを見直すことが役立つ場合があります。

膝を「全身」で診る視点

整形外科では主に「安静・湿布・消炎剤」が中心となります。炎症を抑えるためには有効ですが、骨盤の歪みやアライメントの乱れという根本原因が残ったままになりやすい面があります。

カイロプラクティックでは、骨格・筋肉・神経の連動性という視点から体全体を診ます。膝に出ている痛みでも、その原因が骨盤や股関節、足首にある場合はそちらから整えていくことが根本的な改善につながります。「膝への湿布だけでは改善しなかった」という方の多くは、この視点が欠けていることが多いのです。

特に「休むと良くなるけれど、走るとまた痛い」という方は、炎症そのものよりも、炎症を起こしやすい使い方が残っている可能性があります。痛みが落ち着いた後の再発予防まで考えるなら、体の連動を見ていくことが大切です。

骨盤矯正が腸脛靭帯の負担を減らすしくみ

骨盤の左右差が整うと、体重が左右均等に分散されるようになります。これによって片側の膝に集中していた負荷が軽減され、腸脛靭帯への摩擦も自然に減っていきます。

股関節や足首の可動域が改善されると、着地のたびに膝に加わる衝撃がスムーズに分散されやすくなります。これこそが「根本からアプローチする」ということの意味です。

膝だけを一生懸命ケアしても変化が少ない場合、原因は膝から少し離れた場所にあるかもしれません。骨盤や股関節の動きが整うことで、膝にかかる負担が自然と減っていくケースもあります。

当院での施術の流れ

当院では、まず初回に姿勢・骨盤・足首のアライメントをくわしく確認します。どこにどんな問題があるのかを明確にしてから施術に入るため、闇雲に施術するのではなく、原因に対してピンポイントでアプローチができます。

施術では骨格の矯正と腸脛靭帯周囲の筋膜へのアプローチを組み合わせて行います。また、日常生活でできるセルフケアの指導も丁寧に行いますので、再発しにくい体づくりを一緒に進めていくことができます。

「どれくらい休めばいいのか」「いつから走っていいのか」「大会までに何を優先すればいいのか」など、痛みそのもの以外の不安もあると思います。そうした部分も含めて、今の状態に合わせた現実的な進め方を一緒に考えていきます。

「また楽しく走りたい」「3ヶ月後の大会に出たい」というゴールに向けて、全力でサポートします。

よくあるご質問

膝の外側の痛みについて、患者さんからよくいただくご質問をまとめました。来院をご検討中の方や、今の状態について迷っている方はぜひ参考にしてみてください。不安なことがあればどんな小さなことでも、気軽に相談していただければと思っています。

Q. 走り続けても大丈夫ですか?

急性期の炎症がある間は、ランニングをお休みすることを強くおすすめします。無理に走り続けると炎症がどんどん広がってしまい、症状が長引く原因になります。

痛みのない範囲での軽いウォーキングは可能ですが、走り始めて痛みが増すようであれば、その場で即座に中止してください。「少しなら大丈夫」という感覚を信じすぎないことが大切です。

どうしても運動を続けたい場合は、膝に痛みが出ない範囲での軽い体幹トレーニングや上半身の運動など、負担を避けた方法を選ぶこともできます。無理に走ることだけが練習ではありません。

Q. 整形外科と整体、どちらに行くべきですか?

骨折や靭帯の断裂が疑われる場合(腫れが強い・歩行が困難など)は、まず整形外科での画像検査を優先してください。

一方で「繰り返す腸脛靭帯炎」「安静にしても再発してしまう」という方には、骨格や姿勢からアプローチする整体も有効な選択肢になります。どちらか一択ではなく、状況に合わせて使い分けることが大切です。

判断に迷う場合は、痛みの出方や経過を整理するだけでも次の行動が見えやすくなります。「これは整形外科に行くべき状態なのか」「体のバランスを見たほうがよいのか」と悩んでいる段階でも、早めに確認することで不安が軽くなることがあります。

Q. まだ軽い痛みでも相談していいですか?

はい、むしろ軽いうちのほうが体のクセや負担の原因を確認しやすいことがあります。強い痛みになってからだと、まず炎症を落ち着かせることが優先になり、走り方や体の使い方を整えるまでに時間がかかる場合があります。

「走った後だけ少し痛い」「階段でたまに違和感がある」という段階でも、同じ場所に繰り返し痛みが出ているなら、体からのサインと考えてください。早めに状態を見ておくことで、無理なく改善へ向かいやすくなります。

Q. 忙しくてなかなか通えないのですが大丈夫ですか?

お仕事やご家庭の予定があるなかで、通院の時間をつくるのは簡単ではありませんよね。当院では、今の症状や生活スタイルを伺いながら、無理のない通い方やセルフケアも含めてご提案しています。

大切なのは、完璧に通うことよりも「悪化させないために今できること」を知ることです。まず状態を把握できるだけでも、日常生活やランニングで気をつけるポイントが明確になります。

まとめ:膝の外側の痛みは「早め」の対処が改善への近道

今回お伝えしたポイントを振り返ります。膝の外側に急な痛みが出た場合、最も多い原因は腸脛靭帯炎(ランナー膝)です。セルフケアで痛みが落ち着くこともありますが、骨盤の歪みやアライメントの乱れという根本原因が残ったままでは再発を繰り返してしまいます。

「痛みが取れたら終わり」ではなく、「また楽しく走り続けられる体づくり」を目標にすることが大切です。

膝の外側の痛みでお悩みの方は、どうか一人で抱え込まないでください。「痛みはあるけれど、どうすればいいかわからない」「整形外科に行くほどなのか迷っている」「また走れるようになるのか不安」という段階でも構いません。

痛みが軽いうちに状態を確認しておくことは、決して大げさなことではありません。むしろ、これからもランニングを楽しみたい方にとっては、自分の体を守るための前向きな一歩です。

気になることはいつでもご相談ください。3ヶ月後のレースに笑顔でゴールできるよう、そしてその先も無理なく走り続けられるよう、一緒に取り組んでいきましょう。


院長:高木

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