
院長:高木お気軽にご相談ください!

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先日、患者さんから「腰骨のちょっと上、骨の出っ張りのあたりがずっと痛くて…」というご相談をいただきました。その場所、まさに腸骨のまわりですね。
長時間座って立ち上がった瞬間にズキッとくる、片足に体重をかけると痛む、寝返りや歩き始めで腰の横からお尻のあたりが気になる。そんな不調を感じながらも「疲れかな」「そのうち治るかな」と放置している方は、思っている以上にたくさんいらっしゃいます。
整形外科でレントゲンを撮っても「骨には異常なし」と言われて、湿布だけで様子見している…そんな経験はありませんか?
腸骨に関わる痛みは、画像に映らない部分に原因があることが非常に多いです。骨そのものに問題がなくても、仙腸関節の動き、骨盤まわりの筋肉の緊張、姿勢や歩き方のクセによって、腸骨のあたりに痛みが出ることがあります。
この記事では、その痛みの正体や原因、自宅でできるセルフケア、そして整体でアプローチできることについて、できるかぎりわかりやすくお伝えしていきます。


腸骨まわりの痛みで悩んでいる方の多くが、「異常なし」と言われてからも何ヶ月も不安なまま過ごしています。原因がわかるだけで気持ちがずいぶん楽になりますよ。一緒に整理していきましょう


腸骨のあたりの痛みは、「腰痛」とひとくくりにされてしまうことがとても多いです。ですが実際には、腰そのものではなく腸骨を取り巻く関節や筋肉に問題が起きていることがほとんどです。
痛みの正体が見えないまま何ヶ月も過ごしている方が、今日もたくさんいらっしゃいます。「病院で異常なしと言われたから大丈夫なのかな」「でも痛いのは気のせいじゃないし…」と、納得しきれないまま生活を続けている方も少なくありません。
まずは「よくあるパターン」から一緒に確認していきましょう。
たとえば、こんな経験はありませんか。デスクワークが続いた午後、椅子から立ち上がった瞬間に腰の右側がズキッとくる感覚。
あるいは、片足に体重をかけて靴下を履こうとしたら、骨盤の上あたりに鋭い痛みが走った。階段を上るたびにお尻の奥がジンジンと痛む。寝返りを打つたびに目が覚める…という方もいらっしゃいます。
痛みの場所としては、腰骨の少し上、骨盤の横、腸骨稜と呼ばれる骨の出っ張り周辺、仙腸関節のあたり、お尻の奥などに出ることが多いです。人によっては「腰痛なのか股関節痛なのか、自分でもよくわからない」と感じることもあります。
こういった痛みを抱えながらも「たいしたことないかな」「年齢のせいかな」「忙しいからもう少し様子を見よう」と思って、何ヶ月も我慢してしまっている方は少なくありません。
このような症状は、腸骨を中心とした骨盤まわりの関節や筋肉が長年の負担によって機能しにくくなっているサインであることが多いです。
「自分だけおかしいのかな」と感じている方、大丈夫ですよ。同じような悩みを持って来院される方は、実はとても多いんです。
病院でレントゲンを撮っても「骨に異常はない」と言われたのに、なぜかずっと痛い。この状況は、患者さんにとって非常に不安なものですよね。
「異常がないなら、この痛みは何なんだろう」「気にしすぎなのかな」と考えてしまう方もいます。でも、痛みがある以上、体のどこかに負担がかかっているサインであることは間違いありません。
実は、レントゲンは骨の形や骨折の有無を確認するには優れていますが、関節の「動き方のクセ」や筋肉の緊張具合は映し出すことができません。
腸骨のまわりには「仙腸関節」という骨盤の関節があります。この関節はほんの数ミリしか動かない小さな関節ですが、体重を支えて衝撃を吸収するという大切な役割を持っています。
この仙腸関節の動きが悪くなったり、まわりの筋肉が緊張して固まってしまうと、画像検査では何も映らないのに実際の生活では痛みとして現れることがあります。
「気のせいではないか」と不安になる必要はありません。骨に異常がないということは、関節や筋肉へのアプローチで改善できる可能性があるということでもあるんです。


「腸骨」という言葉は聞いたことがあっても、実際にどこにある骨でどんな役割をしているのか、詳しく知っている方は少ないかもしれません。
自分の痛みの場所を正確に理解することは、適切なケアをするための大切な第一歩です。「腰が痛い」と思っていたものが、実は骨盤や仙腸関節まわりの問題だったということもあります。ここでわかりやすく整理していきますね。
腸骨は、骨盤を構成する骨のひとつです。骨盤は左右一対の「寛骨(かんこつ)」と後ろ側の「仙骨」で構成されており、腸骨はその寛骨の上半分にあたります。
腰の両側に手を当てたとき、ちょうど指が触れる骨の出っ張り、あれが腸骨の上端です。「腸骨稜(ちょうこつりょう)」と呼ばれるこの部分は、体の真ん中を安定させる要の場所です。
腸骨は上半身と下半身をつなぐ骨格の土台として、歩く・立つ・座るといったあらゆる日常動作を支えています。つまり、腸骨まわりに痛みが出ると日常のほぼすべての動作に影響が出てしまうのです。
特に、立ち上がる、歩き始める、階段を上る、寝返りを打つ、片足に体重をかけるといった動作で痛みが出る場合は、腸骨や仙腸関節まわりの働きに目を向けることが大切です。
腸骨に起こる痛みを理解するには、まわりにある関節と筋肉についても少し知っておくと役立ちます。
腸骨の内側には「仙腸関節」があり、仙骨とつながっています。この関節は骨盤の後ろ側に位置し、歩くたびに生じる衝撃をやわらげるクッションのような役割を担っています。
腸骨の外側や上には「中殿筋(ちゅうでんきん)」というお尻の筋肉があります。片足で立つときや歩くときに骨盤を水平に保つために使われる、とても重要な筋肉です。
また、腸骨の内側や前側には「腸腰筋(ちょうようきん)」が走っています。腸腰筋は太ももを持ち上げる動作に使われる筋肉で、座りっぱなしの生活では特に硬くなりやすい場所です。
痛みが「骨の出っ張り付近」なのか「お尻の奥」なのか「立ち上がりのとき」なのかによって、関節が原因なのか筋肉が原因なのかをある程度推測することができます。
ただし、自己判断だけで原因を決めつける必要はありません。大切なのは、「腸骨のあたりが痛い」という状態にも、いくつかの原因が考えられると知っておくことです。


腸骨まわりの痛みには、さまざまな原因が考えられます。単純に「腰が弱い」ということではなく、日常の姿勢や生活習慣、あるいは過去の出産経験なども深く関わっています。
「これかもしれない」というものが見つかるかもしれませんので、ひとつずつ見ていきましょう。
デスクワークやリモートワークで1日のほとんどを椅子に座って過ごしていると、骨盤が後ろに傾く「後傾」という状態になりやすくなります。
骨盤が後ろに傾くと、仙腸関節に偏った負荷がかかり続けます。さらに腸腰筋が縮んだまま固まってしまい、立ち上がった瞬間に痛みとして現れることがあります。
足を組む習慣や、片側のお尻だけに体重を乗せて座るクセも、腸骨の高さに左右差を生み出す原因になります。毎日の積み重ねが、やがて慢性的な痛みへとつながっていくのです。
スマホを見るときの前かがみ姿勢や、ハイヒールを日常的に履くことも、骨盤の傾きに影響します。「姿勢が悪いとは思っていたけど、ここまで影響があるとは」と驚かれる方も多いです。
仕事や家事で忙しいと、どうしても体のことは後回しになってしまいますよね。ただ、腸骨まわりの痛みは、日常の姿勢や動作のクセが積み重なって出ていることも多いため、早めに気づけるほど対処しやすくなります。
腸骨まわりの痛みの中でも特に多いのが、仙腸関節に関わるトラブルです。
仙腸関節に機能不全や炎症が起きると、片側の腰からお尻の奥にかけて鈍い痛みが出ます。座っているときは比較的楽でも、立ち上がった瞬間・歩き始め・片足立ち・階段の昇り降りなどで痛みが強くなるのが特徴です。
仙腸関節のトラブルはレントゲンやMRIに映りにくく、「異常なし」と言われても実際には痛みが続くケースが非常に多いのです。これが「骨に異常がないのに痛い」という状況の、最も多い原因のひとつと言えます。
スポーツや転倒・交通事故の後遺症、あるいは長年のデスクワークなど、さまざまな要因で仙腸関節に過剰な負荷がかかると、この機能不全が起こりやすくなります。
ヘルニアとの違いとしては、しびれや下肢の力が抜ける感覚が主な症状の場合はヘルニアが疑われますが、局所的な痛みがメインで神経症状が少ない場合は仙腸関節の問題が関係していることが多いです。
もちろん、症状だけで完全に判断することはできません。だからこそ、「何が原因かはっきりしないけれど、同じ場所の痛みが続いている」という段階で一度体の状態を確認しておくことが大切です。
女性の場合、妊娠・出産をきっかけに腸骨まわりの痛みが出やすくなることがあります。
妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌され、出産に備えて骨盤周辺の靭帯がゆるみます。このゆるみによって仙腸関節の安定性が低下し、腸骨まわりに痛みが出やすくなるのです。
出産後も骨盤の安定性がなかなか回復しないまま、抱っこや授乳、前かがみの作業を繰り返すことで、じわじわと痛みが慢性化していくことがあります。
「育児が原因なのか」と自分を責めてしまう方もいらっしゃいますが、これは体の構造上起こりやすいことです。産後のケアが必要なのは、決して弱いからではありません。
産後は自分の体より赤ちゃんのことを優先しがちですが、痛みを我慢し続けると抱っこや家事そのものがつらくなってしまいます。軽いうちに骨盤まわりの状態を整えておくことは、毎日の育児を少しでも楽にするためにも大切です。
腸骨のあたりが痛むからといって、必ずしも腸骨そのものに問題があるわけではありません。
股関節の問題や、腰椎・椎間板のトラブルが「関連痛」として腸骨付近に痛みを起こすこともあります。関連痛とは、痛みの本当の発生源ではない場所に感じる痛みのことです。
このような場合、腸骨まわりをいくらほぐしても根本的な解決にはなりません。痛みの出方や体全体の動きを丁寧に見ながら、本当の原因を探ることが大切です。
以下のようなサインが出ている場合は、早めに整形外科での検査を受けてください。放置することで状態が悪化するリスクがあります。
「整体に行っていいのか、病院に行くべきなのか迷う」という方も多いと思います。上記のような症状がある場合は、まず医療機関で検査を受けることを優先してください。そのうえで、骨に大きな異常がなく、動きや筋肉の問題が残っている場合は、整体でできることがあります。


まずは自分の状態を確認して、できる範囲から始めてみましょう。ここでご紹介するチェックとセルフケアは、特別な道具がなくても今日から取り組めるものばかりです。
ただし、痛みが強い急性期には無理に行わず、痛みが出た場合はすぐに中止してください。セルフケアは「我慢して頑張るもの」ではなく、体の反応を見ながらやさしく行うものです。
まず確認してほしいのが、「片足立ちをしたときに片側だけ強く痛むかどうか」です。
壁に手を添えながら片足立ちをしてみて、片側だけにズキッとした痛みが出るようであれば、仙腸関節や中殿筋に何らかの問題がある可能性があります。
次に、椅子から立ち上がるときの痛みのタイミングを意識してみてください。立ち上がり始めに痛むのか、立ち上がった直後に痛むのかによって、関節由来か筋肉由来かをある程度推測できます。
「いつも同じ動きをすると痛む」場合は関節の問題が疑われやすく、「日によって痛む場所や強さがバラバラ」な場合は筋肉の緊張が関係していることが多いです。こうして自分の体を観察する習慣が、セルフケアの第一歩になります。
チェックをしてみて痛みが強まる場合や、不安になるような痛みが出る場合は、無理に続けないでください。自分で確認できる範囲には限界がありますので、「よくわからない」と感じた時点で専門家に見てもらうのも大切な選択です。
腸骨まわりの痛みに対してとくに効果的なのが、腸腰筋・中殿筋・ハムストリングスへのアプローチです。この3つを組み合わせることで、骨盤まわりの緊張がほぐれやすくなります。
まず1つ目は腸腰筋のストレッチです。片膝立ちになり、前に出した足に体重をゆっくり乗せながら、後ろ足の付け根を前にスライドさせるようにします。この姿勢で20〜30秒キープ。呼吸を止めずに行うことが大切です。
2つ目は中殿筋・お尻まわりのストレッチです。仰向けに寝て、片方の膝を胸に引き寄せながら反対側にゆっくり倒していきます。腸骨のあたりから骨盤の外側にかけて、じんわり伸びる感覚があればOKです。20〜30秒キープしてください。
3つ目はハムストリングスのストレッチです。椅子に浅く腰掛け、片脚を前に伸ばして、背すじを伸ばしたまま上半身をゆっくり前に傾けます。太ももの裏が伸びる感覚を確認しながら20〜30秒キープします。
ストレッチ中に新たな痛みが出た場合や、痛みが強い時期は迷わず中止してください。これらはあくまでも補助的なケアです。炎症が強い急性期には逆効果になることもあります。
「ストレッチをしているのに良くならない」という場合は、伸ばす場所が合っていない、関節の動きに問題がある、姿勢や歩き方のクセが残っているなど、別の要因が関係しているかもしれません。セルフケアで変化が少ないときは、無理に自己流を続けないことも大切です。
ストレッチと同じくらい大切なのが、日常の姿勢を少し見直すことです。難しく考えなくて大丈夫ですよ。
座るときは「坐骨で座る」ことを意識してみましょう。お尻の下のほうに左右2つある骨の突起(坐骨)を椅子の座面にしっかり当てるように座ると、骨盤が自然と立った状態になります。
PC作業をするときは、画面の高さが目線と同じか少し下になるよう調整し、足の裏がしっかり床につくよう椅子の高さを合わせましょう。また、30〜60分ごとに一度立ち上がり少し歩く習慣をつけるだけでも、骨盤まわりへの負担は大きく変わります。
立っているときは、片足に体重を預けるクセをなるべく意識して減らしましょう。つま先と膝の向きを揃えて立つことで、腸骨や仙腸関節への偏った負担を軽減できます。
とはいえ、すべてを完璧に変えようとすると疲れてしまいます。まずは「足を組まない時間を増やす」「座りっぱなしを少し減らす」「立つときに左右均等を意識する」くらいで十分です。小さな見直しでも、毎日の積み重ねで体への負担は変わっていきます。


セルフケアで改善が感じられることもありますが、状況によっては早めに専門家に相談したほうがいいケースもあります。
「病院がいいのか、整体がいいのか」「まだ我慢できるから様子を見てもいいのか」と迷っている方も多いと思うので、ここでは具体的な判断の目安をお伝えします。どちらを選べばいいかが見えてくると、行動しやすくなりますよ。
以下のような症状がある場合は、まず整形外科での検査を優先してください。これらは腸骨まわりの問題というよりも、神経や脊柱に関わるトラブルの可能性があります。MRIなどの画像検査で確認することが大切です。
「どこまで自分で様子を見て、どこから病院へ行くべきか」の線引きができると、余計な不安が減ります。上記に当てはまるものがあれば、迷わず整形外科へ行ってください。
反対に、検査で大きな異常が見つからず、それでも立ち上がりや歩き始めで腸骨まわりの痛みが続く場合は、体の使い方や骨盤まわりの機能を見直す段階に入っている可能性があります。
一方で、病院でレントゲンを撮っても骨に異常はなく、それでも立ち上がりや歩き始めに腸骨まわりが痛む場合は、整体が力になれることが多いです。
仙腸関節の動きの左右差がある、中殿筋や腸腰筋が過度に緊張している、姿勢や歩き方にクセがある…このような状態には整体による機能的なアプローチが非常に有効です。
整体は骨の形を変えるのではなく、関節の「動き方」や「使い方」を整えることで、痛みが出にくい体をつくっていきます。「ただのマッサージでしょ」と思っている方もいるかもしれませんが、根本的な原因を評価してアプローチする点が大きく異なります。
特に、腸骨のあたりの痛みは「痛い場所だけを揉めば良い」という単純なものではありません。腰、骨盤、股関節、足の使い方まで含めて見ることで、なぜそこに負担が集中しているのかが見えてきます。
「痛みはあるけれど、整体に行くほどではないかも」と感じる方もいらっしゃいます。ただ、軽いうちに体の状態を確認できると、痛みをかばうクセが強くなる前に対処しやすくなります。これは、早めに相談する大きな意味のひとつです。
整体と病院は、どちらかが正解ということではなく、それぞれに得意なことがあります。
まず病院で「重大な病気ではないか」を確認することは非常に大切です。骨折・腫瘍・内臓疾患などが隠れていることは稀ですが、除外しておく安心感は大きいですよね。
そのうえで「機能的な問題」、つまり関節の動き・筋バランス・姿勢・歩き方を改善したい場合に整体が活躍します。病院と整体を二本柱として活用することが、腸骨まわりの慢性的な痛みに対するスマートなアプローチです。
「どちらか一方ではなく両方をうまく使えばいい」という視点を持つだけで、行動の選択肢がぐっと広がります。
また、整体で体を見ていく中で、医療機関での検査が必要だと判断する場合もあります。無理に整体だけで抱え込むのではなく、必要に応じて病院での確認もおすすめしながら進めていくことが、安心につながると考えています。


ここからは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院で実際に行っている腸骨まわりの痛みへのアプローチについてお伝えします。
「整体でどんなことをするのか不安」「痛いことをされるのでは」「ちゃんと話を聞いてもらえるのかな」と心配されている方も多いので、できるかぎり具体的に説明しますね。
来院されたら、まずしっかりカウンセリングを行います。
痛みがいつから始まったか、どんな動作のときに痛むか、左右どちら側か、過去の怪我や出産経験があるかなどを丁寧にお聞きします。痛みの背景を理解してから触診に移ることで、本当の原因に近づきやすくなります。
「うまく説明できるか不安」という方もいらっしゃいますが、難しく考えなくて大丈夫です。「ここが痛い」「この動きが怖い」「朝より夕方がつらい」など、感じていることをそのまま話していただければ十分です。
その後、立っている状態・座っている状態・歩いている状態を観察します。腸骨の高さの左右差、骨盤の傾き、足の向きなど、体全体のバランスを確認します。
また、当院ではメタトロンというロシア製の機器を使ったカウンセリングも行っており、体の内側の状態を把握するためのサポートとして活用しています。全国からご来院いただく方にもご好評いただいています。
必要と判断した場合は、整形外科での検査をおすすめすることもあります。来院者さんの安全を最優先に考えていますので、ご安心ください。
評価の結果をもとに、仙腸関節の微調整や、中殿筋・腸腰筋などの過緊張をやわらげる施術を行います。
ボキボキと強く押すような施術ではなく、体への負担が少ないソフトな方法で行いますので、痛みへの不安が強い方でも安心して受けていただけます。
「整体は痛そう」「強く押されるのが苦手」という理由で相談をためらっていた方も、実際にはやさしい施術で安心したと言われることが多いです。痛みを我慢しながら受けるような施術ではなく、体の反応を確認しながら進めていきます。
施術後には、自宅でできる簡単なストレッチや姿勢のポイントもお伝えします。院でのケアと自宅でのセルフケアを組み合わせることで、より早い改善が期待できます。
「一緒に原因を探っていく」というスタンスで関わっていますので、何でも気になることはお気軽にお話しください。
腸骨まわりの痛みは、同じように見えても原因は人によって違います。だからこそ、決まった流れで一方的に施術するのではなく、その方の生活背景や体の使い方まで含めて見ていくことを大切にしています。


ここまで腸骨まわりの痛みについてお伝えしてきましたが、最後に少しだけ大切なことをお話しさせてください。
「まだ大丈夫かな」「忙しいし、もう少し様子を見よう」「どこに相談したらいいかわからない」そう思いながら先延ばしにしている方に、ぜひ読んでほしい内容です。
来院される方から、よく「もっと早く来ればよかった」という言葉をいただきます。
痛みを放置していた期間が長いほど、体はその痛みをかばうための「変な動きのクセ」を覚えてしまいます。右が痛いから左重心で歩く、立ち上がりが怖いからゆっくりかがんで立つ…こうしたクセが体に染みつくと、改善に時間がかかることがあります。
また、痛みそのものへの恐怖感が強まることで、動くことが億劫になり、筋力がさらに低下するという悪循環に入ってしまうこともあります。
早い段階で原因にアプローチするほど、少ない施術でより早く楽になれることが多いです。「もう少し様子を見よう」という判断が、結果的に遠回りになることもあるんです。
特に腸骨まわりの痛みは、最初は「立ち上がるときだけ」「歩き始めだけ」といった小さな違和感から始まることがあります。その段階で体の使い方を見直せると、痛みをかばうクセが深くなる前に整えやすくなります。
まずは今日から、短いストレッチと座り方の見直しを試してみてください。
腸腰筋のストレッチ、中殿筋のストレッチ、坐骨で座ること。これだけでも、腸骨まわりへの日々の負担は変わってきます。毎日続けることで、体は少しずつ応えてくれます。
それでも改善が感じられない場合、あるいはセルフケアをしても繰り返し痛みが出るという場合は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
「この程度で相談していいのかな」と迷う方も多いですが、痛みが軽いうちに相談することには大きな意味があります。状態がこじれる前に原因を整理できると、日常生活で気をつけるポイントも見えやすくなりますし、必要以上に不安を抱え続ける時間も減らせます。
腸骨まわりの慢性的な痛みには、適切な評価と専門的なアプローチが非常に有効です。「整体はちょっとハードルが高い」と感じている方も、まずは今の状態を整理するつもりでお問い合わせいただければと思います。
腸骨まわりに起こる痛みは、骨そのものではなく関節の「動き」と筋肉の「緊張」が原因であることがほとんどです。だからこそ、レントゲンで異常がなくても痛みは本物だし、正しくアプローチすれば改善できる可能性が十分あります。
「そのうち良くなるかも」と思いながら不安な毎日を続けるより、今の体で何が起きているのかを一度確認してみるだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。一人で悩まず、いつでも気軽にご連絡くださいね。