
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、膝のお皿の下あたりに痛みを感じて困っていませんか。階段を降りるときに膝に響くような痛みがあったり、立ち上がる瞬間にピリッとした違和感を覚えたりすると、日常生活にも支障が出てきてしまいますよね。
膝のお皿の下に痛みが生じる原因はいくつかありますが、多くの方が共通して抱えているのは、膝周囲の筋肉や腱の疲労、そして膝関節にかかる負担の蓄積です。当院にも、スポーツをされている学生さんから日常生活で膝に違和感を覚える中高年の方まで、さまざまな年代の方が膝の痛みを訴えて来院されています。
この記事では、膝のお皿の下が痛むメカニズムや考えられる原因、そしてどのような対処をしていけばよいのかについて、私の臨床経験をもとにお伝えしていきます。ぜひ最後まで読んでいただき、あなたの膝の痛み改善のヒントにしていただければ嬉しいです。


膝のお皿の下が痛いという悩みは、我慢していても自然に良くなることは少ないため、早めの対処がとても大切です
膝のお皿の下には膝蓋腱という組織があり、太ももの前側にある大腿四頭筋とすねの骨をつないでいます。この膝蓋腱は膝を曲げ伸ばしするたびに引っ張られたり緩んだりを繰り返しているため、繰り返しの負荷がかかりやすい部位なのです。
ジャンプ動作や走る動作を繰り返すと、膝蓋腱には大きなストレスがかかります。特にバスケットボールやバレーボールなどの競技をされている方は、着地時の衝撃が膝のお皿の下に集中するため、膝蓋腱炎というコンディションを引き起こしやすくなります。この膝蓋腱炎は別名ジャンパー膝とも呼ばれ、スポーツをする若い世代によく見られる症状です。
また、成長期のお子さんの場合は、膝のお皿の下の骨がまだ完全に固まっていないため、運動による牽引力が骨の成長部分に影響を及ぼすことがあります。これがオスグッド病と呼ばれる状態で、10代前半の活発なお子さんに多く発症します。
一方で、スポーツをしていない方でも膝のお皿の下に痛みが出ることがあります。それは日常生活での膝への負担が蓄積している場合です。長時間の立ち仕事や階段の昇り降りが多い生活、あるいは体重増加によって膝への負荷が増えている場合などが考えられます。
膝のお皿の下が痛むとき、その背景にはいくつかの原因が考えられます。まず最も多いのが膝蓋腱炎です。繰り返しの運動や負荷によって膝蓋腱に微細な損傷が蓄積し、炎症が起こることで痛みが生じます。初期の段階では運動後に痛みを感じる程度ですが、放置すると日常動作でも痛みが出るようになってしまいます。
次に、膝蓋下脂肪体の問題も見逃せません。膝のお皿の下にあるこの脂肪体は、膝関節の動きを滑らかにする役割を担っています。しかし、膝を酷使したり何らかの衝撃を受けたりすると、この脂肪体が挟み込まれたり炎症を起こしたりして、痛みの原因となることがあるのです。
また、成長期のお子さんであればオスグッド病の可能性を考える必要があります。膝のお皿の下の骨が出っ張ってきて、押すと痛みがあったり、運動後に腫れたりする場合は、この状態を疑います。成長に伴う一時的な症状ではありますが、無理をすると悪化してしまうため注意が必要です。
さらに、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋の硬さや筋力低下も、膝のお皿の下の痛みに深く関係しています。この筋肉が硬くなると膝蓋腱への牽引力が強まり、逆に筋力が弱いと膝関節を支える力が不足して膝への負担が増してしまうのです。
膝のお皿の下が痛む方に共通しているのは、特定の動作で痛みが増すという点です。階段を降りるときや椅子から立ち上がるときなど、膝に体重がかかりながら曲げ伸ばしをする動作で痛みが出やすくなります。
スポーツをされている方であれば、ジャンプの着地時やダッシュの踏み込み時に痛みを感じることが多いです。また、長時間膝を曲げた状態で座っていた後に動き始めると、膝のお皿の下に違和感や痛みを覚えることもあります。
こうした痛みのパターンを把握しておくことは、原因を特定する上でとても重要です。どのようなときに痛みが強くなるのかをメモしておくと、来院時に私たちもより的確なアドバイスができます。
膝のお皿の下に痛みを感じたとき、まず大切なのは無理をしないことです。痛みを我慢して運動を続けたり、仕事で無理をしたりすると、症状が悪化してしまいます。初期の段階であれば、適切な休息と冷却によって炎症を抑えることができる場合もあります。
運動後に痛みや熱感がある場合は、氷や保冷剤をタオルで包んで患部を15分程度冷やしてみてください。ただし、慢性的な痛みで患部が冷たくなっている場合は、温めた方が血流が改善して楽になることもあります。急性期には冷やし、慢性期には温めるという使い分けを意識してみましょう。
また、太ももの前側の筋肉をストレッチすることも効果的です。立った状態で片足の膝を曲げて足首を持ち、かかとをお尻に近づけるようにして太もも前面を伸ばします。このストレッチを無理のない範囲で20秒から30秒キープし、左右それぞれ行ってみてください。筋肉の柔軟性が高まることで、膝蓋腱への負担を軽減できます。
膝周囲の筋力強化も大切です。特に太ももの内側の筋肉である内転筋を鍛えることで、膝関節の安定性が増します。椅子に座った状態でクッションやボールを膝の間に挟み、内側に力を入れて数秒キープするという簡単な運動から始めてみるとよいでしょう。
膝のお皿の下に痛みがあるときは、日常生活でも注意が必要です。階段の昇り降りはできるだけエレベーターやエスカレーターを利用し、膝への負担を減らしましょう。どうしても階段を使う場合は、手すりにつかまりながらゆっくりと動くことを心がけてください。
長時間の正座やしゃがみ込む動作も膝に大きな負担をかけます。家事をするときはなるべく椅子に座って作業をするなど、膝を深く曲げる姿勢を避けるようにしましょう。
靴選びも重要なポイントです。クッション性の高い靴を選ぶことで、歩行時や走行時の衝撃を吸収し、膝への負担を軽減できます。逆に、底の薄い靴やヒールの高い靴は膝への負担が大きくなるため、痛みがあるときは避けた方がよいでしょう。
当院では、膝のお皿の下の痛みに対して、単に膝だけを診るのではなく、全身のバランスを整えることを重視しています。なぜなら、膝の痛みの原因は膝だけにあるのではなく、骨盤の歪みや腰の硬さ、足首の動きの悪さなど、体全体のバランスが崩れていることが影響しているからです。
初回の来院時には、詳しい問診とメタトロン測定、AI姿勢分析などを行い、痛みの根本原因を探っていきます。膝周囲の筋肉の硬さや関節の可動域はもちろんですが、骨盤の傾きや足の長さの違い、体重のかかり方なども細かくチェックします。
施術では、硬くなった太ももの筋肉を緩め、膝関節への負担を軽減するアプローチを行います。大腿四頭筋だけでなく、ハムストリングスや内転筋、ふくらはぎの筋肉も含めて全体的に調整していきます。また、骨盤や腰椎の動きを改善することで、膝への負担を分散させることも大切です。
さらに、当院では栄養面でのサポートも行っています。腱や靭帯の修復にはたんぱく質やビタミン、ミネラルが欠かせません。メタトロン測定の結果をもとに、あなたに必要な栄養素や食生活のアドバイスもさせていただきます。
病院では、レントゲンやMRIなどの画像検査を行い、骨や軟骨の状態を確認します。そして痛み止めの薬や湿布、ヒアルロン酸注射などで症状を和らげる治療が中心となります。重症の場合は手術が選択されることもあります。
一方、整体院では薬や注射を使わずに、体のバランスを整えることで痛みの根本原因にアプローチします。病院での治療が対症療法であるのに対し、整体院での施術は根本改善を目指すものと言えるでしょう。
もちろん、骨折や靭帯断裂など外科的な処置が必要な場合は病院での治療が優先されます。しかし、慢性的な痛みや病院での治療で改善が見られなかった場合は、整体院での施術が効果を発揮することが多いのです。
膝のお皿の下の痛みを我慢して放置してしまうと、症状はどんどん悪化していきます。初期の段階では運動後だけに痛みを感じていたものが、次第に日常生活の動作でも痛むようになり、最終的には安静時にも痛みが続くようになってしまいます。
また、痛みをかばうために歩き方が変わってしまい、反対側の膝や腰、股関節など他の部位にも負担がかかってしまいます。これにより新たな痛みが生じ、体全体のバランスが崩れてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
スポーツをされている方であれば、パフォーマンスの低下はもちろん、長期間の休養を余儀なくされることもあります。大切な試合に出られなくなったり、最悪の場合は競技自体を諦めなければならなくなったりすることもあるのです。
だからこそ、膝のお皿の下に痛みを感じたら、早めに適切な対処をすることがとても重要なのです。初期の段階であれば、比較的短期間で改善することも十分可能です。
当院には、これまで多くの方が膝のお皿の下の痛みで来院されました。ある60代の女性は、階段を降りるときに膝のお皿の下が痛くて片足ずつしか降りられない状態でした。整形外科では加齢による変形と言われ湿布をもらっただけでしたが、当院で検査をしたところ太ももの外側の筋肉が非常に硬くなっていることがわかりました。
施術で筋肉を緩め、骨盤の歪みを整えたところ、3か月ほどでほとんど痛みがなくなり、階段も普通に降りられるようになったと喜んでいただきました。
また、バスケットボール部に所属する高校生の男子は、ジャンプの着地時に膝のお皿の下が痛むという症状で来院されました。ジャンパー膝の典型的な症状でしたが、単に膝だけの問題ではなく、足首の硬さや体幹の弱さも影響していました。施術と並行して自宅でできるストレッチやトレーニングも指導したところ、2か月で部活動に完全復帰できました。
このように、膝のお皿の下の痛みは適切なアプローチをすれば改善する可能性が十分にあるのです。
膝のお皿の下が痛むという症状は、スポーツをする若い世代から日常生活で膝に負担がかかっている中高年の方まで、幅広い年代で見られます。その原因は膝蓋腱炎や膝蓋下脂肪体の炎症、オスグッド病など様々ですが、共通しているのは膝への負担の蓄積と筋肉のバランスの崩れです。
痛みを感じたら無理をせず、適切な休息と冷却、そして太もものストレッチなどのセルフケアを行うことが大切です。しかし、それでも改善しない場合や痛みが強い場合は、一人で悩まずに専門家に相談することをおすすめします。
当院では、膝だけでなく全身のバランスを整えることで、痛みの根本原因にアプローチしています。メタトロン測定やAI姿勢分析などの最先端機器を用いて、あなたの体の状態を詳しく分析し、一人ひとりに合った施術プランを提案させていただきます。
膝のお皿の下の痛みは、早めに対処すればするほど改善までの期間も短くなります。もしあなたが今、膝の痛みで悩んでいるのであれば、ぜひ一度当院にご相談ください。一緒に健康な体を取り戻していきましょう。あなたが痛みのない生活を送れるよう、私たちが全力でサポートします。

