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目は起きているのに体が動かない朝の原因と対処法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。朝アラームが鳴って目が覚めたのに体が全く動かせないという経験をされたことはありませんか。意識ははっきりしているのに手足が動かない、声も出せないという状況は本当に恐ろしいものですよね。

実はこの症状に悩む方は決して少なくなく、当院にも朝起きたときに体が動かないという相談で多くの方が来院されています。睡眠中に起こるこの現象は医学的には「睡眠麻痺」と呼ばれており、多くの場合は病気ではありません。

とはいえ頻繁に起こると日常生活に支障をきたしますし、何か重大な病気なのではないかと不安になってしまいますよね。今回はこの朝に目覚めても体が動かせない状態について、その原因や対処法、予防策まで詳しくお伝えしていきます。

院長:高木

私自身も若い頃に何度か経験したことがありますが、あの恐怖感は忘れられません。でも正しい知識を持つことで不安は軽減できますよ

目次

朝に目が覚めても体が動かない状態とは

朝起きたときに意識ははっきりしているのに体が全く動かせない、この状態は一般的には金縛りと呼ばれていますが、医学的には睡眠麻痺という名前がついています。レム睡眠という浅い眠りの状態から目が覚めたときに、体の筋肉の脱力状態だけが残ってしまうことで起こる現象です。

通常、私たちが眠っているときは夢を見るレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返しています。レム睡眠中は脳が活発に活動している一方で、体の筋肉は弛緩して動かないようになっています。これは夢の中で暴れたりしないための体の防御機能なのです。

しかし何らかの理由でこのレム睡眠の状態が覚醒後も残ってしまうと、意識だけが先に目覚めて体は眠ったままという状態になってしまいます。数十秒から数分程度で自然に動けるようになることがほとんどですが、その間は非常に強い不安や恐怖を感じるものです。

#睡眠麻痺 #レム睡眠 #金縛り #筋肉の脱力 #覚醒のずれ

体が動かなくなる主な原因

朝に体が動かない状態が起こる原因はいくつか考えられますが、最も多いのは生活習慣の乱れによるものです。特に睡眠のリズムが崩れていると、レム睡眠と覚醒のタイミングがずれやすくなってしまいます。

睡眠不足や不規則な生活

毎日の就寝時間や起床時間がバラバラだったり、慢性的な睡眠不足が続いていたりすると、体内時計が乱れてしまいます。夜遅くまでスマートフォンを見ていたり、休日に昼過ぎまで寝ていたりすると、睡眠の質が低下して睡眠麻痺が起こりやすくなります。

また徹夜明けや極度の疲労状態で眠りについた場合も、脳と体の睡眠状態にずれが生じやすいです。学生さんであれば試験前の徹夜、社会人の方であれば残業続きの疲労などが引き金になることがあります。

ストレスや精神的な負担

仕事や人間関係でのストレス、不安や心配事を抱えている状態も睡眠麻痺を引き起こす大きな要因です。精神的な緊張状態が続くと自律神経のバランスが崩れ、睡眠の質が著しく低下してしまいます。

特に几帳面な性格の方や完璧主義の傾向がある方は、知らず知らずのうちに心身にストレスを溜め込んでしまいがちです。寝る直前まで悩み事を考えていたり、明日のことを心配していたりすると、深い眠りに入れず浅い睡眠が続いてしまいます。

仰向けでの就寝姿勢

意外かもしれませんが、仰向けで寝ていると睡眠麻痺が起こりやすいというデータがあります。仰向けの姿勢では舌が喉の奥に落ち込みやすく、気道が狭くなって呼吸が浅くなることがあるためです。

呼吸が浅いと脳への酸素供給が不十分になり、睡眠の質が低下します。また仰向けの状態では体が完全に脱力しやすく、レム睡眠時の筋肉弛緩状態が覚醒後も続きやすいのではないかと考えられています。

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こんな症状があれば注意が必要

単発的な睡眠麻痺であれば特に心配する必要はありませんが、頻繁に起こる場合や他の症状を伴う場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。当院にも様々な症状でお悩みの方が来院されますが、以下のような状態がある方は早めに専門家に相談されることをおすすめします。

日中の強い眠気や居眠り

朝に体が動かないだけでなく、日中に我慢できないほどの眠気に襲われたり、気づいたら居眠りをしていたりする場合は、ナルコレプシーという睡眠障害の可能性があります。ナルコレプシーは脳の覚醒を維持する機能に問題がある疾患で、睡眠麻痺はこの病気の代表的な症状のひとつです。

笑ったり驚いたりしたときに突然力が抜けてしまう、夢と現実の区別がつかなくなるといった症状も伴う場合は、早めに睡眠を専門とする医療機関への相談をおすすめします。

朝起きられない・立ちくらみがする

特に10代から20代の方で、朝なかなか起き上がれない、起きたときに立ちくらみやめまいがするという症状がある場合は、起立性調節障害の可能性も考えられます。この疾患は自律神経の働きが不十分なために、朝の血圧や心拍数が上がらず起床が困難になるものです。

体が動かない状態とは少し異なりますが、起き上がろうとしても体に力が入らない、動悸や吐き気がするといった症状を伴うこともあります。学校や仕事を休みがちになってしまう前に、適切な施術や生活指導を受けることが大切です。

気分の落ち込みや意欲の低下

朝起きられないことに加えて、何をするにも気力が湧かない、楽しいと感じることが減った、食欲がないといった症状がある場合は、うつ状態の可能性も考えなければなりません。心の不調は睡眠の質に大きく影響し、睡眠麻痺を含む様々な睡眠トラブルを引き起こします。

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体が動かないときの対処法

実際に朝目が覚めたのに体が動かないという状況になったとき、どうすればよいのでしょうか。まず大切なのは焦らないことです。この状態は一時的なもので、必ず数分以内には動けるようになりますから安心してください。

深くゆっくりと呼吸をする

体が動かないときでも呼吸は続けられますので、まずは深呼吸を意識してみてください。ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐き出すことを繰り返すと、副交感神経が働いて体の緊張が和らいでいきます。

パニックになって浅く速い呼吸をしてしまうと、かえって体の緊張が高まり動けない状態が長引いてしまうことがあります。落ち着いて呼吸に意識を向けることで、自然と体が動かせるようになってきます。

指先や足先など小さな部分から動かす

全身が動かせなくても、指先や足先、目玉などは比較的早く動かせるようになることが多いです。まずは動かしやすい小さな部分から少しずつ動かすことを試みてください。

指をピクピクと動かしたり、つま先を曲げ伸ばししたりすることで、徐々に体全体の筋肉が目覚めてきます。焦って一気に起き上がろうとするのではなく、段階的に体を動かしていくことがポイントです。

誰かに声をかけてもらう

もし家族や同居人がいる場合は、あらかじめこの症状について説明しておき、動けなくなったときには声をかけてもらうようお願いしておくとよいでしょう。外部からの刺激があると、脳がより早く完全に覚醒状態に移行できることがあります。

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再発を防ぐための生活習慣

睡眠麻痺を繰り返さないためには、日々の生活習慣を見直すことが何より大切です。当院でも施術と併せて生活指導を行っていますが、以下のようなポイントを意識していただくことで多くの方が改善されています。

規則正しい睡眠リズムを作る

毎日できるだけ同じ時間に寝て同じ時間に起きるという習慣をつけることで、体内時計が整い質の良い睡眠がとれるようになります。休日だからといって昼過ぎまで寝てしまうと、せっかく整えたリズムが崩れてしまいますので注意が必要です。

理想的な睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7時間から8時間程度が推奨されています。自分にとって十分な睡眠時間を確保できるよう、就寝時刻を逆算して決めるとよいでしょう。

寝る前のスマホやパソコンを控える

就寝前にスマートフォンやパソコンの画面を見ていると、ブルーライトの影響で脳が覚醒してしまい寝つきが悪くなります。できれば就寝の1時間前からはこれらの電子機器を使わないようにすることが理想的です。

どうしても使う必要がある場合は、画面の明るさを下げたりブルーライトカットの設定を利用したりすることで、影響を最小限に抑えられます。寝る前の時間は読書やストレッチなど、リラックスできる活動に充てるのがおすすめです。

ストレスを溜め込まない工夫

日中に感じたストレスをそのまま就寝時まで持ち越さないことも重要です。軽い運動や趣味の時間を持つこと、信頼できる人に話を聞いてもらうことなど、自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。

当院ではカイロプラクティックの施術によって自律神経のバランスを整え、体の内側からストレスに強い状態を作っていくお手伝いをしています。体の歪みを整えることで血流が改善され、脳への酸素供給も良くなり睡眠の質が向上していきます。

横向きで寝る習慣をつける

前述の通り仰向けの姿勢は睡眠麻痺が起こりやすいため、できれば横向きで寝る習慣をつけることをおすすめします。特に右を下にして寝ると心臓への負担が少なく、消化器系の働きも良くなるとされています。

ただし同じ向きばかりで寝ていると体の歪みにつながることもありますので、時々寝返りを打てるような環境を整えておくことも大切です。枕の高さや布団の硬さなども、自分の体に合ったものを選ぶようにしましょう。

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当院でできること

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、朝起きたときに体が動かないという症状でお悩みの方に対して、根本的な原因を探り改善へと導く施術を行っています。睡眠麻痺そのものは病気ではありませんが、その背景には自律神経の乱れや体の歪み、ストレスの蓄積などが隠れていることが多いのです。

当院ではまず最先端の検査機器メタトロンを用いて、自律神経の状態や体質、ストレスレベルなどを詳しく調べていきます。その結果を基に、カイロプラクティックの施術で背骨や骨盤の歪みを整え、神経の働きを正常化していきます。

また鍼灸の国家資格を持つ私の知識を活かし、東洋医学的な観点からも体質を見極め、一人ひとりに合った生活習慣のアドバイスもさせていただいています。睡眠の質を高めるための食事指導や、自宅でできる簡単なストレッチなど、日常生活で取り組めることも丁寧にお伝えしています。

私自身も幼少期から喘息で苦しみ、様々な制限のある生活を送ってきました。その経験があるからこそ、体の不調で悩む方の気持ちが痛いほどわかります。朝起きたときに体が動かないという恐怖は、経験した人にしかわからない辛さがありますよね。

でも必ず改善できる症状ですから、どうか一人で悩まずにご相談ください。当院はあなたが健やかな朝を迎えられるよう、全力でサポートいたします。質の良い睡眠がとれるようになれば、日中のパフォーマンスも上がり人生がより豊かになっていくはずです。

朝目が覚めても体が動かないという症状でお困りでしたら、ぜひ一度当院にお越しください。あなたの体の状態を丁寧に検査し、最適な施術プランをご提案させていただきます。


院長:高木

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