顎関節症

顎関節症の症例報告

顎関節症とは

顎の関節や周囲の筋肉に問題が生じることで、口の開閉時に痛みや音が生じたり、口が開けにくくなったりする症状の総称です。顎関節は耳の前にある関節で、口を開けたり閉めたりするときに動く部分です。

この関節の動きがスムーズでなくなったり、周囲の筋肉が緊張したりすることで、様々な症状が現れます。

平成28年歯科疾患実態調査によると、顎関節に何らかの症状がみられる患者数は約1900万人と推定されています。これは日本人の約6人に1人が顎関節に何らかの問題を抱えていることを意味します。特に女性に多く見られ、男女比は約1：2.8となっており、20代から30代の女性に最も多く発症する傾向があります。

顎関節症を放置すると、口が開かなくなる開口障害が進行し、食事に大きな支障をきたします。固形物が食べられなくなり、栄養状態の悪化につながる可能性があります。顎の動きをかばうことで首や肩の筋肉にも負担がかかり、頭痛や肩こりなどの二次的な症状が現れます。

また、睡眠時の歯ぎしり食いしばりが悪化し、歯の摩耗や破損を引き起こすことがあります。最悪の場合、顎関節の変形が進行し外科手術が必要になることもあります。さらに、慢性的な痛みによるストレスで精神的な負担も増大し、日常生活の質が著しく低下してしまいます。

顎関節症は初めは症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すため様子をみていたけれど、最近症状が毎日出るようになったと当院に来院されるケースが多いです。その頃には食事や会話が通常通り出来なくなっている方がほとんどのため、我慢せず早めに私たちにご相談ください。

顎関節症の原因

当院にはこれまで多くの顎関節症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、顎関節症の原因は一つではく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える顎関節症の原因としては次のものが挙げられます。

これらの複数の原因が引き金となり、顎関節の可動域減少や顎周囲の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、顎関節症が発症します。

顎関節症を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

マウスピース療法

効果が現れるまでに時間がかかり、装着時の違和感や唾液の増加により睡眠の質が低下することがあります。また、根本的な原因の解決にはならない場合があります。マウスピースの作成や調整に複数回の通院が必要で、定期的なメンテナンスも必要になります。

薬物療法

一時的な症状の緩和にとどまることが多く、長期使用による副作用のリスクがあります。また、薬の効果が切れると症状が再発することが多く、根本的な改善にはなりません。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。また、適切な指導を受けないと症状が悪化する可能性があります。慢性的な症状や重度の顎関節症がある場合は理学療法だけでは改善は難しく、他の治療法との併用が必要になることが多いです。

外科手術

手術による合併症のリスクがあり、術後の回復に時間がかかります。また、手術をしても症状が完全に改善されない場合があります。手術後の口の開閉制限や神経損傷などのリスクもあり、手術を避けたいと考える患者さんも多くいらっしゃいます。

顎関節症を改善するために

まずはあなたの顎関節症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で顎関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

当院で顎関節症が改善する理由

顎関節症の改善には、症状の根本原因を特定することが最も重要です。当院では初診時に詳細な検査を行い、なぜ顎関節症が発症したのかを明確にしていきます。単に痛みのある部分だけでなく、全身のバランスや生活習慣、ストレス状態まで総合的に評価します。顎関節症は局所的な問題だけでなく、頸椎の歪みや自律神経の乱れなど全身の問題が関わっていることが多いからです。

検査結果をもとに、あなただけの改善計画を立て、施術と生活指導を組み合わせた包括的なアプローチで根本改善を目指します。

顎関節症のQ＆A

顎関節症は自然に治りますか？

軽度の顎関節症は生活習慣の改善により自然に治ることもありますが、多くの場合は適切な処置が必要です。放置すると症状が悪化する可能性があるため、早期の対処が重要です。

顎関節症の人がやってはいけないことは？

硬い食べ物を食べる・大きく口を開ける・頬杖をつく・歯を食いしばる・ガムを長時間噛むなどの行為は避けるべきです。これらは顎関節に負担をかけ症状を悪化させます。

顎関節症は完治しますか？

適切な処置により多くの場合改善が期待できますが、完治するかどうかは症状の程度や原因によって異なります。早期治療と生活習慣の改善により良好な予後が期待できます。

顎関節症と顎関節炎の違いは何ですか？

顎関節症は顎関節や周囲の筋肉の機能障害全般を指し、顎関節炎は関節内に炎症が起こっている状態を指します。顎関節炎は顎関節症の一つの病態として含まれます。

顎関節症は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、顎の形や歯並び、筋肉の特徴などの遺伝的要素が発症に影響することがあります。家族に同様の症状がある場合は注意が必要です。

顎関節症の治療期間はどのくらいですか？

症状の程度や治療方法により異なりますが、軽度の場合は数週間から数ヶ月、重度の場合は半年以上かかることもあります。継続的な治療と生活習慣の改善が重要です。

顎関節症でも普通に食事はできますか？

症状の程度によりますが、硬い食べ物や大きく口を開ける必要がある食べ物は避け、柔らかい食べ物を中心とした食事を心がけることで食事は可能です。

顎関節症は年齢と関係ありますか？

20代から30代の女性に最も多く見られますが、あらゆる年齢で発症する可能性があります。加齢により関節の変化が生じることで症状が現れることもあります。

顎関節症は他の病気と関係ありますか？

頭痛、肩こり、首の痛み、耳鳴りなどの症状と関連することがあります。また、ストレスや睡眠障害などの精神的な要因とも密接な関係があります。

顎関節症と歯ぎしりの関係は？

歯ぎしりは顎関節症の主要な原因の一つです。睡眠中の歯ぎしりにより顎関節や筋肉に過度な負担がかかり、症状を悪化させます。

ストレスと顎関節症の関係は？

ストレスは歯ぎしりや食いしばりを引き起こし、顎関節症の主要な原因となります。ストレス管理は症状改善に不可欠です。

子供でも顎関節症になりますか？

子供でも発症することがあります。特に思春期に多く見られ、歯並びの問題やストレスが関与することが多いです。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

顎関節症が改善されることで食事の楽しみを取り戻し、家族や友人との会話も心から楽しめるようになります。

当院の施術と顎関節症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。痛みや不安から解放され、制限のない生活を送れるよう全力を尽くします。

とても心強い存在です