副鼻腔炎

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎とは、鼻の周りにある空洞（副鼻腔）に炎症が起こる病気です。風邪やアレルギーなどがきっかけで鼻の粘膜が腫れ、副鼻腔と鼻をつなぐ通り道が塞がることで、副鼻腔内に膿や分泌物がたまってしまいます。

俗に「蓄膿症」とも呼ばれ、症状が4週間以内のものを急性、3ヶ月以上続くものを慢性と分類されます。日本における副鼻腔炎の患者数は100万人から200万人と推定されており、これは総人口の約0.8～1.6％にあたります。約100人に1人の割合で発症している計算になり、決して珍しい病気ではありません。

副鼻腔炎を放置すると、約30％が慢性化し、ちょっとした体調不良で症状が再発しやすくなります。慢性化した副鼻腔炎は治療が困難になり、長期間にわたって症状に悩まされることになります。

さらに炎症が広がると中耳炎を併発したり、目の神経に影響して視力低下や失明のリスクが生じます。鼻と目は解剖学的に近い位置にあるため、炎症が眼窩内に波及する可能性があるのです。最悪の場合、脳の神経に炎症が及び、神経障害や麻痺、脳膿瘍、髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

これらの合併症は生命に関わる危険性もあるため、早期の適切な治療が不可欠です。気合いで乗り越えられる、自分は大丈夫と思わずに早めに私たちにご相談ください。

副鼻腔炎の原因

当院にはこれまで多くの副鼻腔炎の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、副鼻腔炎の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える副鼻腔炎の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、免疫機能が低下することで副鼻腔炎が発症しやすくなります。また、家族にアレルギー疾患の方がいる場合は発症リスクが高まります。

副鼻腔炎は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、副鼻腔炎の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

副鼻腔炎を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な副鼻腔炎の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。副鼻腔炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

抗生物質の投与

長期服用により耐性菌の発生リスクがあり、腸内細菌のバランスが崩れて消化器症状を引き起こす可能性があります。また、根本的な原因の改善には至らず、症状の再発を繰り返すことが多いです。

ステロイド治療

長期使用により免疫力低下、骨粗鬆症、糖尿病などの副作用のリスクがあります。症状を抑える対症療法にとどまり、根本改善には至りません。

鼻処置・ネブライザー療法

定期的な通院が必要で、根本的な改善には至らず対症療法にとどまることが多いです。時間的・経済的な負担も大きくなります。

手術療法

全身麻酔のリスクがあり、術後の痛みや出血、再発の可能性もあります。手術による身体への負担も大きく、回復に時間を要します。

副鼻腔炎を改善するために

まずはあなたの副鼻腔炎の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で副鼻腔炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

副鼻腔炎のQ＆A

副鼻腔炎は自然に治りますか？

軽度の急性副鼻腔炎は10日以内に70％の人が自然治癒しますが、慢性化したものは適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化し、合併症のリスクも高まるため、早期の治療をお勧めします。

副鼻腔炎の人がやってはいけないことは？

鼻を強くかみすぎる、市販の点鼻薬を長期使用する、症状を放置することは避けるべきです。また、炎症を悪化させる砂糖や小麦製品の過剰摂取も控えることが大切です。

急性と慢性の副鼻腔炎の違いは何ですか？

急性は4週間以内、慢性は3ヶ月以上症状が続くもので、原因や治療法が異なります。慢性化すると治療が困難になるため、急性の段階での適切な治療が重要です。

副鼻腔炎は完治しますか？

適切な治療により完治可能ですが、好酸球性副鼻腔炎など難治性のものは長期管理が必要です。当院では根本原因から改善することで、再発しにくい身体づくりを目指します。

好酸球性副鼻腔炎とは何ですか？

好酸球という白血球が原因の治りにくい副鼻腔炎で、国の指定難病に認定されています。通常の治療では改善が困難なため、根本的なアプローチが必要です。

副鼻腔炎で手術が必要になるのはどんな場合ですか？

薬物療法で改善しない場合、鼻茸が大きい場合、重篤な合併症のリスクがある場合です。しかし、当院では手術を避けたい方に対して、根本的な治療法を提供しています。

副鼻腔炎は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、アレルギー体質などの遺伝的要因が関与することがあります。体質改善により症状の軽減は十分可能です。

副鼻腔炎の予防方法はありますか？

風邪の予防、アレルギー対策、鼻うがいなどが効果的とされています。また、免疫力を高める生活習慣や栄養摂取も重要な予防法です。

副鼻腔炎と蓄膿症は同じ病気ですか？

基本的に同じ病気で、蓄膿症は副鼻腔炎の俗称として使われています。どちらも副鼻腔内に膿や分泌物がたまる状態を指します。

副鼻腔炎でも仕事は続けられますか？

症状の程度によりますが、適切な治療により仕事への影響を最小限に抑えることが可能です。当院では働きながら治療を受けられるよう、効率的な治療計画を立てます。

副鼻腔炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

副鼻腔炎は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と副鼻腔炎は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

副鼻腔炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。