鵞足炎

鵞足炎とは

膝の内側、脛骨のやや下にある「鵞足」と呼ばれる部分で筋肉の腱が集まる場所やその周囲の滑液包に炎症が起こり、痛みや腫れが現れる状態です。ランナーやスポーツ愛好家、中高年の方に多く、膝の曲げ伸ばしや長時間の立ち仕事で悪化しやすい特徴があります。

膝の痛みを訴える方の中でも、特に40代以降やランナーなどのスポーツをされる方に多い症状です。膝の曲げ伸ばしや階段の昇降、運動後などに痛みが強くなることが多く、日常生活にも支障をきたします。

鵞足炎を放置すると痛みが慢性化し、階段の昇り降りや歩行が困難になることがあります。膝をかばうことで反対側の脚や腰にも負担がかかり、二次的な痛みにつながる場合も。進行すると膝関節の動きが悪くなり、運動能力や生活の質が著しく低下し、最悪の場合は変形性膝関節症や手術が必要になることもあります。

鵞足炎の原因

鵞足炎の原因としてはオーバーユース（使いすぎ）、筋肉の硬さや柔軟性の低下、不適切なトレーニングやフォーム、肥満や体重増加、下肢アライメント異常、加齢や筋力低下、外傷などが挙げられます。これら複数の要因が絡み合って発症するため、人によって原因は異なります。単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは十分な改善に至らないこともあります。根本的な改善には原因の特定が重要です。病院や他の治療院で改善しなかった方も、諦めずにご相談ください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

安静とアイシング

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善にはつながりにくいです。

薬物療法

痛み止めや湿布は対症療法であり、長期的な効果や再発予防にはなりません。

理学療法・リハビリ

継続が必要で、個人差が大きく効果が出にくい場合もあります。

インソール療法

全ての人に有効とは限らず、根本的な原因解決にはならないことがあります。

ステロイド注射

回数制限があり、繰り返すと治癒が遅れる可能性もあります。

手術

身体への負担が大きく、一般的な選択肢ではありません。

鵞足炎を改善するために

痛みをその場しのぎで抑えるのではなく、膝や全身のバランス、筋力、柔軟性、生活習慣まで多角的に見直すことが大切です。当院では独自の検査と施術で一人ひとりの原因を見極め、根本改善を目指します。趣味や仕事、日常生活を思い切り楽しめる身体を取り戻しましょう。

当院の特徴

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、40年の臨床実績と最先端の検査機器を駆使し、原因の特定と根本改善にこだわっています。国家資格を持つスタッフが全身を丁寧に検査し、あなたに合った施術計画を提案します。再発しない身体づくりを目指し、施術後も生活習慣やセルフケアのアドバイスを徹底。完全予約制で待ち時間もなく、通いやすい環境を整えています。

鵞足炎のQ＆A

鵞足炎は自然に治りますか？

軽症なら安静やセルフケアで改善することもありますが、慢性化や再発が多いため早めの専門的対応が大切です。

鵞足炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して運動を続けたり、無理なストレッチやマッサージは悪化の原因になるので避けましょう。

ランニングや運動はいつ再開できる？

痛みが完全に消え、専門家の許可が出てからが安全です。

手術しなくても治る？

多くの場合、保存療法で改善しますが、長期間続く場合や重症例では手術が検討されることもあります。

痛み止めや湿布だけで大丈夫？

痛み止めや湿布は一時的な対症療法であり、根本的な治療や再発予防にはなりません。

何科に行けばいいの？

整形外科が一般的ですが、膝の専門クリニックやスポーツ整形も選択肢です。

再発を防ぐにはどうすればいい？

筋力バランスを整え、柔軟性を高める運動や適切なフォームの指導が再発防止に役立ちます。

他の膝の病気との違いは？

鵞足炎は腱や滑液包の炎症が主な原因で、変形性膝関節症など他の膝疾患とは異なります。

放置するとどうなる？

痛みが慢性化し、関節機能が低下、日常生活に大きな支障が出るリスクがあります。

仕事や日常生活にどんな支障が出る？

痛みで集中力が落ちたり、趣味や仕事に制限が出るなど、生活の質が大きく低下します。

鵞足炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

症状が改善すれば、もう膝の痛みを気にせず、今まで通りの生活を取り戻すことができます。あなたの毎日がもっと快適で、前向きなものになるよう全力でサポートいたします。