変形性股関節症

変形性股関節症とは

変形性股関節症とは、股関節を覆っている軟骨が年齢とともに徐々にすり減り、骨と骨がこすれ合うことで痛みや炎症が生じる病気です。軟骨のクッション機能が低下することで、股関節の動きが制限され、日常生活に大きな支障をきたすようになります。

変形性股関節症の有病率は全国で1.0～4.3％とされており、これを日本の人口で換算すると約120万～510万人の患者がいると推定されています。男性の有病率が0～2.0％であるのに対し、女性は2.0～7.5％と女性の方が圧倒的に多く、約7倍の発症率となっています。特に50歳以降の中高年女性に多く見られる疾患です。

変形性股関節症は自然に治癒することはなく、放置すると確実に症状が悪化していきます。初期は歩き始めの痛み程度ですが、進行すると安静時でも痛みが続くようになります。

最終的には歩行が困難になって杖や車椅子が必要になる場合があります。また、足の長さに差が生じて姿勢のバランスが崩れ、膝や腰など他の関節にも負担がかかり、全身の健康状態に悪影響を及ぼします。

日常生活では階段の昇降が困難になり、靴下を履く、足の爪を切るといった基本的な動作も制限されます。夜間の痛みにより睡眠の質が低下し、精神的なストレスも増大していきます。

変形性股関節症の原因

当院にはこれまで多くの変形性股関節症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、変形性股関節症の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える変形性股関節症の原因としては次のものが挙げられます。

変形性股関節症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、股関節の可動域減少や股関節周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、変形性股関節症が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。変形性股関節症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると痛みが戻り、長期使用による副作用のリスクもあります。胃腸障害や肝機能障害などの副作用が現れる場合があり、根本的な軟骨の修復には至りません。

ヒアルロン酸注射

効果が一時的で定期的な注射が必要になり、人によっては効果を実感できない場合があります。注射による感染リスクや、進行した変形性股関節症では効果が限定的になることも多いです。

運動療法

継続的な運動が必要で、適切な負荷を保つためにプロフェッショナルの指導が必要です。動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。痛みがある状態での運動は継続が困難で、効果を実感するまでに時間がかかります。

人工股関節置換術

手術のリスクや合併症の可能性があり、術後のリハビリテーションも長期間必要になります。人工関節の耐用年数には限りがあり、将来的に再手術が必要になる可能性もあります。また、手術後も活動制限が残る場合があります。

変形性股関節症を改善するために

まずはあなたの変形性股関節症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で変形性股関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

変形性股関節症のQ＆A

変形性股関節症は自然に治りますか？

変形性股関節症は進行性の疾患で自然治癒することはありません。しかし適切な施術とセルフケアにより症状の改善や進行の抑制は十分可能です。

変形性股関節症の人がやってはいけないことは？

激しい運動や重い物を持つ作業、長時間の同じ姿勢は避けるべきです。また痛みを我慢して無理をすることは症状悪化につながります。

変形性股関節症と股関節症の違いは何ですか？

股関節症は股関節の痛みや機能障害の総称で、変形性股関節症はその中でも軟骨の摩耗と骨の変形を伴う特定の疾患を指します。

変形性股関節症は必ず痛みを伴いますか？

初期段階では痛みがない場合もありますが、進行とともに痛みが現れることが一般的です。早期発見と適切な対処が重要になります。

変形性股関節症は完治しますか？

完全な完治は困難ですが、適切な施術により痛みの軽減や日常生活の質の向上は十分に期待できます。進行を抑制することも可能です。

手術以外で改善する方法はありますか？

カイロプラクティックや整体による根本的なアプローチ、適切な運動療法、生活習慣の改善により手術を避けて症状改善を図ることは可能です。

どのような運動をすれば良いですか？

水中ウォーキングやストレッチ、股関節周囲の筋力強化運動が効果的ですが、個人の状態に応じた適切な運動プログラムが必要です。

日常生活で気をつけることはありますか？

体重管理、正しい姿勢の維持、適度な運動、股関節に負担をかけない動作を心がけることが大切です。長時間の同じ姿勢は避けましょう。

遺伝的な要因はありますか？

臼蓋形成不全などの先天的な要因は遺伝的な影響があります。家族に股関節の疾患がある場合は早めの検査と予防対策が重要です。

症状が悪化するサインはありますか？

安静時の痛み、夜間痛の出現、歩行距離の短縮、日常動作の制限が増加した場合は症状悪化のサインです。早めの対処が必要です。

変形性股関節症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

変形性股関節症は決して珍しい病気ではなく、特に中高年の女性に多く見られる疾患です。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と変形性股関節症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

変形性股関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。