ドライマウス

ドライマウスとは

ドライマウス（口腔乾燥症）とは、何らかの原因によって唾液の分泌量が減少し、口の中が慢性的に乾燥する状態のことです。単に口が渇くだけでなく、口の中のネバつき、舌の痛み、口臭、食べ物の飲み込みにくさなど、様々な症状を引き起こします。

唾液には抗菌作用や消化作用、粘膜保護作用などの重要な働きがあります。そのため、その分泌が減少することで口腔内の健康バランスが崩れてしまいます。

日本におけるドライマウス人口は約800万人と推定されており、潜在的な患者数は3000万人に達するとされています。これは日本人の4～5人に1人がドライマウスの症状を抱えていることを意味します。特に中高年の女性に多く見られる傾向があり、近年患者数は増加傾向にあります。

ドライマウスを放置すると、まず虫歯や歯周病のリスクが大幅に増加します。唾液の自然な洗浄作用が失われるため、口腔内の細菌が繁殖しやすくなり、歯垢や歯石が蓄積されます。

さらに進行すると、口腔内にカンジダ菌などの真菌が増殖し、口内炎や舌の痛みが慢性化します。食事が困難になることで栄養不足に陥り、味覚障害や嚥下障害を引き起こす可能性もあります。

最悪の場合、誤嚥性肺炎や感染症のリスクが高まり、全身の健康状態に深刻な影響を与える恐れがあります。単なる口の渇きと軽視せず、早めの対処が重要です。

ドライマウスの原因

当院にはこれまで多くのドライマウスの方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、ドライマウスの原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考えるドライマウスの原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、唾液腺の機能が低下することで発症しやすくなります。また、複数の薬を服用している場合は発症リスクが高まります。ストレスが多い現代社会では、自律神経の乱れによるドライマウスも増加傾向にあります。

ドライマウスは他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、ドライマウスの方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

ドライマウスを改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々なドライマウスの治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。ドライマウスは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

唾液分泌促進薬は効果に個人差があり、副作用として発汗や頻尿、消化器症状が現れることがあります。また、根本的な原因解決にはならない場合があります。長期間の服用により効果が薄れてくることもあり、継続的な治療が必要になります。

人工唾液の使用

一時的な症状緩和にとどまり、継続的な使用が必要です。コストがかかり、根本的な改善は期待できません。外出時に常に持参する必要があり、日常生活に制約が生じることもあります。

原因疾患の治療

基礎疾患の治療が長期間にわたる場合があり、ドライマウスの症状改善まで時間がかかることがあります。疾患によっては完治が困難で、症状の管理が中心となることも少なくありません。

薬剤の見直し

他の疾患の治療に必要な薬剤の場合、変更や減量が困難なことがあり、ドライマウスの症状が継続する可能性があります。薬剤の変更により他の症状が悪化するリスクもあるため、慎重な判断が必要です。

ドライマウスを改善するために

まずはあなたのドライマウスの原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でドライマウスの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院では、ドライマウスの根本的な原因を特定するために、詳細な検査を行います。メタトロン測定により、自律神経の乱れや体質、栄養状態、ストレス状況などを総合的に分析します。

多くの場合、ドライマウスは自律神経の乱れが大きく関与しています。当院では、脊椎の調整により自律神経のバランスを整え、唾液腺の機能回復を促します。

また、栄養状態の改善や生活習慣の見直しも重要な要素です。一人一人の体質に合わせた食事指導や、ストレス管理方法もお伝えします。薬に頼らない根本的な改善を目指すことで、症状の再発防止にも取り組んでいます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

当院では、一般的な治療院とは異なり、特に検査を大切にしています。湘南カイロ独自の検査と5カ国の医学で多角的に検査し、当院の豊富な臨床データベースと照合して原因を分析します。

分析結果から施術期間とあなただけに必要な生活習慣の改善点を提案し、計画に沿って施術を行います。定期的な検査で改善率を数値化することで、確実な改善を実現しています。

湘南カイロ40年の臨床から生まれた施術と最先端機器を用いた治療システムが当院の最大の特徴です。現在の症状改善はもちろん、最短で根本改善に導きます。

施術スタッフ全員が医療系国家資格を取得しており、安心して治療を受けていただけます。また、ロシアで開発された最先端の検査機器メタトロンを使用し、あなたに何が必要なのかを明確にします。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

ドライマウスのQ＆A

ドライマウスは自然に治りますか？

原因によって異なりますが、薬剤性や一時的なストレスが原因の場合は改善の可能性があります。しかし、加齢や慢性疾患が原因の場合は適切な対処が必要です。

ドライマウスの人がやってはいけないことは？

アルコールやカフェインの過剰摂取、喫煙、口呼吸の習慣は症状を悪化させるため避けるべきです。また、刺激の強いマウスウォッシュの使用も控えましょう。

ドライマウスと口臭の関係は？

唾液の減少により口腔内の細菌が増殖し、口臭の原因となります。ドライマウスの改善により口臭も軽減されることが多いです。

どの診療科を受診すればよいですか？

まずは歯科やドライマウス専門外来を受診することをお勧めします。全身疾患が疑われる場合は内科や膠原病内科への相談も必要です。

薬を飲まずに改善する方法はありますか？

生活習慣の改善、唾液腺マッサージ、適切な水分補給、ストレス管理などの方法があります。根本的な体質改善が重要です。

ドライマウスは遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患には遺伝的要因が関与することがあります。

食事で気をつけることはありますか？

水分の多い食事を心がけ、よく噛んで食べることで唾液分泌を促進します。酸味のある食品も唾液分泌に効果的です。

マウスウォッシュは使っても大丈夫ですか？

アルコール系のマウスウォッシュは口腔内を乾燥させるため避け、保湿効果のあるものを選ぶことが大切です。

ドライマウスが原因で他の病気になりますか？

虫歯、歯周病、口腔カンジダ症のリスクが高まります。また、免疫力低下により感染症にかかりやすくなる可能性があります。

症状が改善するまでどのくらいかかりますか？

原因や症状の程度により異なりますが、適切な対処により数週間から数ヶ月で改善が見られることが多いです。継続的なケアが重要です。

ドライマウスで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

ドライマウスは決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術とドライマウスは非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

ドライマウスが改善されることで、これまで制限されていた日常生活が大きく変わります。食事を美味しく感じられるようになり、人との会話も楽しめるようになります。

質の良い睡眠が取れるようになることで、日中の活動量も増え、より充実した毎日を送ることができるでしょう。口臭を気にすることなく、自信を持って人とのコミュニケーションを楽しめるようになります。

当院では、あなたのドライマウスの根本的な原因を見つけ出し、一人一人に最適な治療計画を立てます。薬に頼らない自然な改善を目指し、再発しない健康な身体づくりをサポートします。

ドライマウスは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。