
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。最近、患者さんとお話しする中で「ストレッチボードを毎日使っているのに、腰の痛みが変わらない」という声をよく聞きます。
足首を伸ばすストレッチングボードは、確かに多くの人気を集めており、健康グッズとしても注目されています。しかし、実際には単にこれを使っているだけでは、根本的な問題解決につながらないケースが多いのが実情です。


ストレッチングボードは足首の柔軟性を高めるのに役立つ道具ですが、体全体の仕組みを理解したうえで使う必要があります
なぜ、このような器具がこれほど注目されているのでしょうか。その理由は、使い方が簡単で、自宅にいながら手軽にケアができるという点にあります。毎日、わずかな時間だけで足首やふくらはぎの柔軟性を高められるというメッセージが、多くの人々に響いているのです。
特に、デスクワークが多い方や立ち仕事をされている方は、一日の終わりに足の疲れを感じることが多いはずです。そうした中で、自宅で簡単にストレッチができるというのは、確かに魅力的に映ります。
また、インターネットやSNSでは「このストレッチボードで冷え性が改善した」「むくみが取れた」といった口コミが多数目にできます。これらのポジティブな情報が、購入を検討している多くの方の背中を押しているのでしょう。
確かに、足首の柔軟性は体全体の健康に大きな影響を及ぼします。足首が硬くなると、歩き方が変わり、その結果として腰や膝に負担がかかるようになるのです。ふくらはぎの筋肉が硬い状態が続くと、血液循環が悪くなり、むくみや冷え性の原因にもなりやすいのです。
つまり、ストレッチングボードを使って足首をケアするという考え方自体は、医学的にも理にかなっているのです。ただし、ここに落とし穴があります。
多くの人がストレッチングボードを使い続けても改善しない理由は、足首の問題だけが原因ではないからです。これが、私が臨床の現場で患者さんとお話しする際に、何度も繰り返してお伝えしてきたポイントなのです。
体の痛みや不調というのは、見た目に問題がある部分だけが原因ではありません。例えば、腰が痛いからといって、腰だけをストレッチしていれば改善するわけではないのです。その背景には、骨盤の歪み、姿勢の悪さ、内臓の状態、自律神経の乱れなど、複数の要因が隠れていることがほとんどなのです。
ストレッチングボードは「足首の柔軟性を高めるための道具」です。確かに足首が硬い状態を改善することは大切ですが、それだけで肩こりが消えたり、腰の痛みが無くなったりすることは、実はごく稀なのです。
自宅でできるストレッチングボードは便利です。だからこそ、多くの人が「毎日これを使っていれば大丈夫」と考えてしまいがちです。しかし、実際には自分の体がどのような状態にあるのか、何が真の原因なのかを理解していないまま、器具を使い続けることになってしまいます。
さらに言えば、使い方が間違っていると、かえって体に負担をかけてしまうケースもあるのです。特に、痛みを感じながら無理にストレッチボードを使い続けることは、症状を悪化させるリスクがあります。
腰が痛い、肩がこるという症状に悩まされている多くの方が、その原因は「筋肉が硬い」「ストレッチが足りない」と考えています。ところが、私が患者さんを診ていく中で見えてくるのは、もっと複雑で多層的な原因なのです。
厚生労働省の調査によると、腰痛は日本人の自覚症状の第1位であり、全国で3000万人を超える患者さんがいるとされています。それにもかかわらず、多くの医療機関でその原因が特定できていないというのが実情なのです。
体の痛みというのは、通常、ひとつの原因ではなく、複数の原因が絡み合っていることがほとんどです。例えば、デスクワークが多い方の場合、座った姿勢が悪い、運動不足、ストレスが溜まっている、睡眠が不足している、栄養バランスが偏っているなど、これらすべてが腰痛につながっていく可能性があるのです。
また、骨盤や脊椎の配列に歪みがあると、そこから全身に影響が波及します。見た目には問題がなくても、体の内部では多くのバランスが崩れているということは珍しくないのです。
朝起きると腰が痛い、座った後に立つと体が伸びにくい、夜中に痛みで目が覚めるなどの症状を訴える方は、実は姿勢や日々の習慣が大きく影響していることがほとんどです。
足首のストレッチは重要ですが、同時に日中の姿勢を改善する、適切な運動を取り入れる、内臓の状態を整えるといった、より包括的なアプローチが必要なのです。
痛みや不調を真に改善するためには、まず自分の体がどのような状態にあるのかを正確に把握することが最も重要です。これを抜きにして、いくら器具を使い続けても、症状は繰り返すのです。
多くの医療機関では、症状が出ている部分だけに目を向けます。腰が痛ければ腰を診る、肩がこれば肩を診る、というように部分的なアプローチが中心になりやすいのです。しかし、これでは根本的な改善には至らないのです。
体を全体的に見ていく必要があります。骨盤の状態、脊椎のアライメント、筋肉のバランス、そして内臓や自律神経の状態まで、包括的に評価することで、初めて本当の原因が見えてくるのです。
例えば、胃や腸の調子が悪いと、その影響で腰に痛みが生じることがあります。子宮や卵巣の問題が腰痛につながることもあります。血液検査で栄養状態を調べることで、筋肉が硬くなってしまっている根本原因が明らかになることもあるのです。
同時に、日々の生活習慣の改善も欠かせません。運動をすればいいのか、休むべきなのか、どのような栄養を摂るべきなのか、これらは患者さんごとに異なるのです。一般的な「腰痛にはこの運動」といったアドバイスではなく、個別の状態に合わせたオーダーメイドのアプローチが必要なのです。
当院では、ただ痛みを一時的に和らげることではなく、体の根本的な改善を目指しています。そのために、私たちが行っているのが、包括的な検査と分析なのです。
当院では、ロシアで開発された最先端の医療機器メタトロンを用いた検査を行っています。この機器を使うことで、単なる触診では把握できない、体の深いレベルでの状態を数値化することができるのです。
神経の乱れ、体質、栄養状態、食材との相性、ストレスレベルなど、目には見えない様々な情報が、これによって明確になります。その結果をもとに、その方にとって本当に必要な施術や生活指導を行うことができるのです。
最新のAI技術を用いた姿勢分析システムにより、体の歪みを数値化することができます。自分の姿勢が具体的にどのように歪んでいるのかを、視覚的に理解できるというのは、その後の改善意欲や、生活での気づきにも大きく影響します。
提携する医療機関での血液検査により、栄養状態、ホルモンバランス、炎症マーカーなど、体の内部的な状態を客観的に把握することができます。この情報があることで、食事のアドバイスや栄養補給についても、科学的根拠に基づいた指導ができるのです。
ストレッチングボードは、自分で気軽にケアができるという利点があります。しかし、それは「維持」のためのツールであり、「改善」のためのツールではないというのが、私の臨床経験から感じていることなのです。
痛みや不調が既に生じている状態では、自分で判断しながらセルフケアを続けるだけでは、改善する前に時間が経ってしまうことがほとんどです。むしろ、早い段階で専門家に診てもらい、真の原因を特定し、それに対応した施術を受けることで、改善期間は大きく短縮できるのです。
当院の施術は「優しい刺激」を心がけています。これは、体に無駄な負担をかけないということです。一度で劇的に改善させるのではなく、体が本来持っている自然治癒力を引き出し、段階的に改善していくというアプローチです。
重要なのは「改善率」だけではなく、「その後の再発を防ぐ」ということなのです。多くの医療機関では、症状が消えた時点で終了になりがちです。しかし、原因が解決されていなければ、時間とともに症状は繰り返すのです。
当院では、施術を通じて改善するだけでなく、その後の再発を防ぐための生活指導や、定期的なメンテナンスについてもお伝えしています。つまり、「今の痛みを治す」ことと、「今後も健康でいるための体づくり」の両方を目指しているのです。
ストレッチングボードで足首をケアすることは、決して悪いことではありません。ですが、もしそれを続けているにもかかわらず、腰痛や肩こりが改善しないのであれば、それは別の原因があるということなのです。
「湿布をしてもその場しのぎで悩んでいる」「運動をやめないと治らないと言われたが、続けたい」「手術を勧められたけれど、できれば避けたい」といった、多くの方々の思いを聞いてきました。
そうした方々の多くが、当院での検査と施術を通じて、症状の改善を実感されています。長年苦しんでいた痛みが「いつの間にか気にならなくなった」「朝起きるのが楽になった」「仕事に集中できるようになった」といった喜びのお言葉をいただくことが、私たちの何よりの励みなのです。
繰り返しになりますが、痛みや不調というのは、単純な原因ではなく、複数の要因が複合しているのがほとんどです。だからこそ、自分一人で対処するのではなく、専門家に診てもらい、正確な原因を見つけることが、最も確実で早い改善への道なのです。
腰が痛い、肩がこる、その他の不調で悩んでいるなら、どうぞ一人で抱え込まないでください。いつでも、どんなお悩みでも構いません。当院にご相談いただきたいのです。あなたが本当に健康を取り戻すためのお力になることが、私たちの最大の目的なのですから。

