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皮膚の一部が黄色い…これって柑皮症?黄疸?

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湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。鏡を見た時や、ふとした瞬間に自分の肌が黄色っぽくなっていることに気づいて、不安になったことはありませんか。特にお子さんの肌の一部が黄色くなっているのを見つけると、もしかして病気なのではないかと心配になりますよね。

実は肌が黄色くなる原因にはいくつかのパターンがあり、それぞれ対処法が異なります。今日はこの症状について、みなさんが安心して適切な判断ができるよう詳しくお話ししていきたいと思います。

院長:高木

肌が黄色くなる症状は緊急性の高いものから様子を見ても大丈夫なものまで様々なので、まずは正しく見分けることが大切です

目次

肌が黄色くなる主な原因について

肌の一部が黄色っぽく見える症状には、大きく分けて三つの原因があります。それは黄疸と呼ばれる病気によるもの、柑皮症という食事が関係しているもの、そして黄ぐすみという肌の老化現象によるものです。それぞれの特徴を理解することで、どのように対応すればいいのかが見えてきます。

私の治療院にも、肌の色が気になって来院される方が多くいらっしゃいます。特にお子さんをお持ちのお母さんから、保育園の先生に指摘されて心配になったというご相談をよくいただきます。

黄疸かどうかを見分けるポイント

最も注意が必要なのは黄疸です。黄疸は肝臓や胆道の病気が原因で、ビリルビンという物質が体内に蓄積することで起こります。黄疸の場合は肌だけでなく白目の部分も黄色くなるのが大きな特徴です。

もし白目が黄色くなっている場合は、速やかに内科や消化器内科への来院をおすすめします。黄疸は肝機能障害や胆石、膵臓の病気などさまざまな疾患のサインとなるためです。体がだるい、尿の色が濃い、便の色が白っぽいといった症状を伴うこともあります。

食事が原因の柑皮症とは

次に多いのが柑皮症です。これはみかんやにんじん、かぼちゃなどカロテンを多く含む食品を大量に食べることで起こります。特にお子さんに多く見られる症状で、好き嫌いがあって特定の食品ばかり食べている場合に起こりやすいです。

柑皮症の場合は白目は黄色くならず、手のひらや足の裏が特に黄色くなります。体調不良を伴わないことがほとんどで、原因となっている食品の摂取を控えれば数週間から数ヶ月で自然に元に戻っていきます。健康上の問題はありませんが、栄養バランスが偏っているサインでもあるため、食生活を見直すきっかけにしてください。

加齢による黄ぐすみについて

顔全体がなんとなく黄色っぽくくすんで見える場合は、黄ぐすみの可能性があります。これは肌の糖化やカルボニル化という現象によって起こる老化現象の一つです。

糖化とは体内の余分な糖とタンパク質が結びついて、AGEsという老化物質を作り出すことです。このAGEsが肌に蓄積すると黄褐色に見えるようになります。また脂質の酸化によって起こるカルボニル化も、肌を黄色くくすませる原因となります。

あざが黄色く変化するメカニズム

打撲や転倒後にできたあざが、時間の経過とともに黄色く変化することがあります。これは実は傷が治っていく正常な過程なのです。最初は赤紫色だったあざが青黒くなり、その後緑がかった色を経て黄色に変わっていきます。

この色の変化は、内出血した血液が体内で分解されていく過程を表しています。ヘモグロビンという赤い色素が分解されてビリルビンという黄色い物質になるため、あざが黄色く見えるのです。通常であれば1〜2週間程度で消えていきますので、あまり心配する必要はありません。

ただし痛みが強くなってきたり、腫れが引かない場合は骨折などの可能性もあるため、整形外科での検査をおすすめします。

生活習慣で改善できる黄ぐすみのケア方法

黄ぐすみは日々の生活習慣を見直すことで予防や改善が期待できます。まず大切なのは食生活の改善です。糖質の摂りすぎは糖化を促進しますので、甘いものや炭水化物の量を控えめにすることが重要です。

抗酸化作用のある食品を積極的に摂ることもおすすめです。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどを含む野菜や果物、ナッツ類を意識して食べるようにしてください。またタンパク質も肌の材料となる大切な栄養素ですから、魚や大豆製品をバランスよく取り入れましょう。

スキンケアでの対策

外側からのケアとしては、保湿を十分に行い肌のバリア機能を整えることが基本です。乾燥した肌はターンオーバーが乱れやすく、くすみの原因となるためです。

また紫外線は活性酸素を発生させて肌の酸化を促進しますから、日焼け止めをしっかり塗ることも忘れないでください。室内にいても窓から紫外線は入ってきますので、一年を通して紫外線対策を心がけましょう。

睡眠と運動の重要性

質の良い睡眠は肌の新陳代謝を促進します。夜更かしは避けて、できるだけ規則正しい生活リズムを保つようにしてください。寝る前のスマートフォンの使用は睡眠の質を下げますので控えめにしましょう。

適度な運動も血行を良くして肌の代謝を高めます。激しい運動でなくても、ウォーキングやストレッチなど軽い運動を習慣にするだけで効果が期待できます。

子供の肌が黄色い時の判断基準

お子さんの肌が黄色くなっている場合、まず確認していただきたいのは白目の色です。白目まで黄色い場合は肝臓や胆道の病気の可能性がありますので、すぐに小児科を訪ねてください。

白目が正常で手のひらや足の裏が特に黄色い場合は、柑皮症の可能性が高いです。普段の食事内容を思い返してみて、みかんやにんじん、かぼちゃなどを大量に食べていないか確認してください。離乳食期のお子さんでにんじんやかぼちゃのペーストを毎日たくさん食べている場合によく見られます。

柑皮症自体は病気ではありませんが、食事が偏っているサインです。いろいろな食材をバランスよく食べられるよう、少しずつ食事内容を調整していきましょう。不安な場合は小児科で相談すると安心です。

病院を受診すべき症状のサイン

以下のような症状がある場合は、早めに医療機関への来院をおすすめします。まず白目が黄色くなっている場合は、黄疸の可能性が高いため内科や消化器内科での検査が必要です。

また体のだるさや倦怠感が続く、食欲がない、吐き気がする、尿の色が濃い茶色になっている、便の色が白っぽくなっているといった症状を伴う場合も注意が必要です。これらは肝臓や胆道の病気のサインかもしれません。

急激に肌の色が変わった場合や、黄色くなっている範囲が広がっていく場合も、念のため専門医に診てもらうことをおすすめします。自己判断で様子を見るよりも、専門家の目で確認してもらう方が安心です。

体の内側から健康を取り戻すために

肌の色の変化は、体からの大切なメッセージです。表面的な変化だけでなく、その背景にある生活習慣や体の状態に目を向けることが重要だと私は考えています。

当院では単に症状を抑えるのではなく、体全体のバランスを整えることで根本的な改善を目指しています。メタトロンという検査機器を使って体の状態を詳しく調べ、一人ひとりに合った施術や生活指導を行っています。

肌の黄色みが気になる、体調が優れない、病院では異常なしと言われたけれど不調が続いているという方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは西洋医学だけでは改善しづらい症状にも対応しています。

小さな体の変化も見逃さず、健康な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。一人で悩まず、どんなことでもお気軽にお話しください。あなたの健康を全力でサポートいたします。


院長:高木

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