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背中の張りと内臓の関係|部位別に見る危険なサインとは

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、デスクワークで肩がこるなと思っていたら、いつの間にか背中全体に張りを感じるようになっていませんか。

背中が張るだけなら疲れだろうと思いがちですが、実は背中の張りや痛みは内臓からのサインである可能性があるのです。私のところにも、単なる筋肉疲労だと思っていたら実は内臓の不調が隠れていたという方が多く来院されます。

院長:高木

背中の張りを感じる場所によって、関係している内臓が違うんです

今日は、背中の張りと内臓の関係について、部位別にどんな病気の可能性があるのか、そして整体院に来院すべきタイミングについてお話しします。

目次

背中の張りが内臓疾患のサインである理由

背中に張りや痛みを感じる時、多くの方は筋肉の疲れだと考えます。確かにデスクワークや長時間の立ち仕事で背中の筋肉が疲労することはよくあります。しかし内臓に何らかの問題が生じた時にも、背中に張りや痛みとして現れることがあるのです。これは「関連痛」と呼ばれる現象で、内臓と背中の神経が同じ経路を通っているために起こります。

内臓そのものには痛みを感じる神経が少ないため、脳が痛みの場所を正確に認識できず、背中に痛みや張りを感じてしまうのです。ですから背中の張りだけでなく、吐き気や発熱、倦怠感などの症状が併発している場合は特に注意が必要になります。

私が以前診させていただいた方で、右側の背中の張りがずっと気になっていて、マッサージに通っても改善しなかったという方がいました。詳しくお話を伺うと、最近疲れやすくなった、食欲がないといった症状もあったため、一度内科での検査をお勧めしました。結果として肝機能の低下が見つかり、早期に対処できたケースがあります。

背中の張りは体からの大切なメッセージです。単なる疲労なのか、それとも内臓からのサインなのかを見極めることが、健康を守るための第一歩になります。

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右側の背中が張る時に疑われる内臓疾患

右側の背中に張りや痛みを感じる場合、肝臓、胆のう、胆管、十二指腸などの疾患が関係している可能性があります。これらの臓器は体の右側に位置しているため、何か問題が生じると右の背中に症状が現れやすいのです。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり悪化するまで自覚症状が出にくい特徴があります。肝炎や肝硬変、脂肪肝などが進行すると、右側の背中から肩にかけて重だるさや張りを感じることがあります。また黄疸が出たり、尿の色が濃くなったり、白目が黄色っぽくなったりする症状が見られたら、早めに内科や消化器内科での検査をお勧めします。

胆のうや胆管に結石ができた場合も、右側の背中や肩甲骨の下あたりに激しい痛みや張りが生じます。特に脂っこい食事の後に症状が強くなる傾向があり、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

十二指腸潰瘍の場合は、空腹時に背中の右側に痛みや張りを感じることが多く、食事をすると一時的に楽になるという特徴があります。胃もたれや胸やけを同時に感じる方も少なくありません。

当院に来院される方の中には、デスクワークで右肩ばかり使うため右側の背中が張ると思っていたら、実は肝機能の数値が悪化していたというケースもあります。健康診断の結果で肝機能の数値に異常があった方は、背中の張りを軽く見ないようにしてください。

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左側の背中が張る時に疑われる内臓疾患

左側の背中に張りや痛みがある場合、心臓、胃、膵臓、脾臓などの疾患が考えられます。特に心臓疾患の場合は命に関わることもあるため、注意深く観察する必要があります。

狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患では、左側の背中から肩、腕にかけて締め付けられるような痛みや張りを感じることがあります。冷や汗が出たり、息苦しさを感じたり、胸の圧迫感があったりする場合は、すぐに救急車を呼ぶことが大切です。特に高血圧や糖尿病、脂質異常症などの持病がある方は、左側の背中の張りを感じたら慎重に対応してください。

胃炎や胃潰瘍の場合も、左側の背中に痛みや張りが出ることがあります。食後に症状が悪化したり、空腹時に痛みを感じたりすることが多く、胃のむかつきや胸やけを伴うこともあります。ストレスの多い生活を送っている方や、不規則な食生活の方は胃の不調から背中に症状が出やすい傾向にあります。

膵臓の疾患、特に膵炎や膵臓がんの場合は、左側の背中から腰にかけて持続的な鈍い痛みや張りを感じます。お酒をよく飲む方、脂っこい食事を好む方は膵炎のリスクが高くなります。体重が急激に減少したり、便の色が白っぽくなったりした場合は、早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。

私が施術させていただいた方の中に、左側の背中の張りがずっと気になっていて、ストレッチをしても改善しなかったという50代の男性がいました。よく話を聞くと、最近胃の調子が悪く食欲もないとのことでしたので、まず内科での検査を受けていただきました。結果として胃潰瘍が見つかり、適切な検査を受けて本当によかったとおっしゃっていました。

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腰周りの背中が張る時に疑われる内臓疾患

背中の下の方、腰に近い部分に張りや痛みを感じる場合は、腎臓、尿管、膀胱などの泌尿器系の疾患が関係していることがあります。また大腸の疾患でも腰周りの背中に症状が出ることがあります。

腎臓に結石ができたり、腎盂腎炎などの感染症が起きたりすると、背中の腰あたりに激しい痛みや張りを感じます。排尿時の痛みや頻尿、血尿などの症状を伴うことが多く、発熱することもあります。むくみが出たり、尿の色がいつもと違ったりする場合は、早めに泌尿器科や腎臓内科を来院してください。

大腸がんや大腸憩室炎などの大腸疾患でも、腰周りの背中に痛みや張りが出ることがあります。便秘や下痢を繰り返したり、便に血が混じったり、お腹が張ったりする症状がある場合は注意が必要です。

女性の場合は、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科疾患でも腰周りの背中に痛みや張りを感じることがあります。生理痛がひどくなった、生理以外の時期にも下腹部に痛みがあるといった症状がある方は、婦人科での検査をお勧めします。

実際に当院に来院された方で、腰痛だと思って整体に通っていたけれど改善せず、詳しく話を聞いてみると排尿時に違和感があるとのことで、泌尿器科を紹介させていただいたケースがありました。腎臓に小さな結石が見つかり、早期に対処できて安心したとおっしゃっていました。

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筋肉疲労による背中の張りとの見分け方

背中の張りが単なる筋肉疲労なのか、それとも内臓からのサインなのかを見分けることは、とても大切です。いくつかのポイントを押さえておくことで、自分の体の状態を判断しやすくなります。

まず筋肉疲労による背中の張りの場合は、特定の姿勢をとったり、体を動かしたりすることで痛みや張りが強くなったり弱くなったりします。マッサージやストレッチをすると楽になることが多く、お風呂に入って温めると症状が改善する傾向があります。また押すと痛い場所がはっきりしていて、その部分の筋肉が硬くなっていることが触ってわかります。

一方、内臓疾患による背中の張りの場合は、じっとしていても痛みや張りが続き、姿勢を変えても症状があまり変わりません。マッサージやストレッチをしても改善せず、むしろ症状が日に日に強くなっていくことが多いのです。

併発症状の有無も重要な判断材料になります。発熱、吐き気、嘔吐、食欲不振、体重減少、倦怠感、黄疸、血尿、便の異常などの症状が背中の張りと一緒に現れている場合は、内臓疾患の可能性が高くなります。

以下のような症状がある場合は、早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。

  • 安静にしていても背中の張りや痛みが続く
  • 痛みや張りが日に日に強くなっている
  • 発熱や吐き気などの症状を伴う
  • 黄疸や血尿など明らかな異常がある
  • 急激な体重減少がある
  • 夜間に痛みで目が覚めることがある

私の経験では、2週間以上背中の張りが続いている場合や、日常生活に支障が出るほどの症状がある場合は、一度詳しい検査を受けることをお勧めしています。自分の体を守るためには、早めの対応が何よりも大切です。

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整体院と医療機関、どちらに行くべきか

背中の張りを感じた時、整体院に行くべきか、それとも医療機関を来院すべきか迷う方は多いと思います。私の考えとしては、まず自分の体の状態をよく観察することが大切だと思っています。

急激に症状が悪化した場合や、激しい痛みがある場合、発熱や吐き気などの明らかな異常症状がある場合は、迷わず医療機関を来院してください。特に胸の圧迫感や息苦しさを伴う左側の背中の痛みは、心臓疾患の可能性があるため、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

健康診断で肝機能や腎機能の数値に異常があった方、糖尿病や高血圧などの持病がある方も、背中の張りを感じたらまず内科で検査を受けることをお勧めします。血液検査や画像検査で内臓の状態を確認してから、必要に応じて整体院での施術を検討するのが安全です。

一方、デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢が続いている、最近運動不足である、ストレスが溜まっているといった生活習慣に心当たりがあり、他に特別な症状がない場合は、筋肉疲労による背中の張りの可能性が高いでしょう。

当院では初回の問診とメタトロン測定で体の状態を詳しく調べ、内臓に問題がないかを確認します。もし内臓疾患の可能性が疑われる場合は、提携している医療機関をご紹介し、まず検査を受けていただいています。検査の結果、内臓に問題がなく筋肉や姿勢の問題であることがわかれば、安心して施術を受けていただけます。

状況対応
激しい痛み、急激な悪化すぐに医療機関へ
発熱、吐き気、黄疸などの症状内科や専門科を来院
持病があり背中に張りを感じるかかりつけ医に相談
姿勢や疲労が原因と思われる整体院での施術も選択肢
判断に迷う場合まず医療機関で検査

大切なのは、自分の体の声に耳を傾けることです。何か違和感があれば、それは体からの大切なメッセージだと受け止めて、適切な対応をとってください。

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生活習慣で気をつけるべきポイント

内臓の健康を守り、背中の張りを予防するためには、日々の生活習慣がとても大切になります。私が患者さんにいつもお伝えしているポイントをいくつかご紹介します。

食生活では、脂っこいものや刺激物を控えめにすることが肝臓や胃、膵臓の負担を減らします。アルコールの飲み過ぎは肝臓や膵臓に大きな負担をかけますので、休肝日を設けることをお勧めします。野菜や果物を積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけることで、内臓の働きをサポートできます。

水分補給も忘れてはいけません。十分な水分を摂ることで、腎臓の負担を減らし、老廃物の排出を促すことができます。ただしカフェインの多い飲み物やジュースばかりではなく、お水やお茶を中心に摂るようにしてください。

ストレスは胃腸の働きに大きく影響します。仕事や人間関係でストレスを感じている方は、適度な運動や趣味の時間を作って、ストレスを発散することが大切です。質の良い睡眠も内臓の回復には欠かせません。

デスクワークの方は、長時間同じ姿勢でいることで背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。1時間に一度は立ち上がって軽くストレッチをしたり、肩甲骨を動かしたりすることで、筋肉の疲労を軽減できます。

定期的な健康診断も忘れずに受けてください。血液検査で肝機能や腎機能、血糖値などをチェックすることで、内臓の状態を早期に把握できます。異常が見つかれば早めに対処することで、重大な病気を予防することができます。

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背中の張りは、単なる疲れのサインである場合もあれば、内臓からの重要なメッセージである場合もあります。私自身、小児喘息で苦しんだ経験から、体の小さな変化に気づくことの大切さを身をもって知っています。背中の張りという症状を軽く見ず、自分の体と向き合う時間を持ってください。

もし背中の張りが長く続いている、他にも気になる症状があるという方は、一人で悩まずにぜひ当院にご相談ください。メタトロン測定で体の状態を詳しく調べ、必要であれば医療機関をご紹介することもできます。あなたの健康を守るために、私たちができることを全力でサポートさせていただきます。


院長:高木

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