
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。走ることが好きな方にとって、膝の外側に感じる痛みは本当につらいですよね。ランニング後に膝が痛くて湿布を貼っている方も多いのではないでしょうか。膝の痛みを感じながらも「まだ走れるかな」「湿布で何とかなるかな」と考えてしまう気持ち、よくわかります。
実は当院にも、走っている最中や走った後に膝の痛みを感じて来院される方がたくさんいらっしゃいます。その多くの方が「とりあえず湿布を貼っておけば大丈夫だと思った」とおっしゃるんです。でも実際のところ、湿布だけでランナー膝が改善するのでしょうか。今日はランナー膝における湿布の効果と、本当に必要な対処法についてお話ししていきますね。


ランナー膝で悩む方の多くが湿布に頼っているけれど、実は湿布だけでは根本的な改善にはつながらないんです
ランナー膝は正式には腸脛靭帯炎と呼ばれ、膝の外側に痛みが出る症状のことを指します。走っている時や走った後に膝の外側がズキズキと痛んだり、階段を降りるときに違和感を感じたりするのが特徴です。特にランニングを始めたばかりの方や、急に走る距離を増やした方に多く見られる症状なんですよ。
膝の外側には腸脛靭帯という長い靭帯が通っていて、走る動作を繰り返すことでこの靭帯と骨が擦れ合って炎症を起こしてしまいます。太ももの外側の筋肉が硬くなっていたり、体の使い方に癖があったりすると、この摩擦がさらに強くなってしまうんです。痛みを感じているということは、すでに炎症が起きているサインだと考えてください。
では湿布を貼ることで、ランナー膝にどのような効果があるのでしょうか。湿布には炎症を抑える成分が含まれていて、痛みを和らげる効果は確かにあります。特に走った直後の急性期には冷湿布を使うことで、炎症の拡大を抑えることができるんです。
ただし理解しておいていただきたいのは、湿布はあくまでも対症療法であり、根本的な原因を取り除くものではないということです。湿布を貼ることで一時的に痛みが和らいだとしても、それは炎症による痛みを抑えているだけで、なぜランナー膝になったのかという根本原因はそのまま残っています。
ランナー膝に湿布を使う場合、まず急性期と慢性期で使い分けが必要になります。走った直後で膝が熱を持っているような状態では冷湿布を使って炎症を抑えます。逆に慢性的に痛みが続いている場合は温湿布を使って血行を促進させることも有効です。
貼る位置は膝の外側、ちょうど痛みを感じる部分を中心に貼るようにしてください。ただし湿布を貼ったまま走ることは絶対に避けてほしいんです。痛みを感じなくなったからといって無理をすると、さらに炎症が悪化して回復が遅れてしまいます。
また湿布の長期使用には注意が必要です。皮膚がかぶれたり、成分によっては光線過敏症を引き起こしたりすることもあります。数週間使い続けても痛みが改善しない場合は、湿布以外のアプローチが必要だと考えてください。
なぜ湿布だけではランナー膝が改善しないのか、その理由をお話ししますね。ランナー膝の原因は単純に膝の炎症だけではないんです。体全体のバランスの崩れや筋肉の硬さ、走るフォームの問題など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどなんですよ。
たとえば骨盤が歪んでいると足の着地の仕方が変わってしまい、膝の外側に余計な負担がかかります。太ももの前側や外側の筋肉が硬くなっていると、腸脛靭帯が引っ張られて摩擦が強くなってしまいます。こうした根本的な問題を解決しない限り、湿布で一時的に痛みを抑えても、また走れば同じ痛みが戻ってくるんです。
当院に来院される方の中にも「湿布を貼れば走れるから大丈夫」と思って無理を続けた結果、症状が悪化してしまった方が少なくありません。痛みは体からの警告サインです。その警告を湿布で隠してしまうのではなく、なぜ痛みが出ているのかを考えることが大切なんですよ。
ではランナー膝を根本から改善するには何が必要なのでしょうか。まず大切なのは体全体のバランスを整えることです。膝だけを見ていても改善しないケースがほとんどなので、骨盤の歪みや股関節の硬さ、足首の可動域なども含めて全身をチェックする必要があります。
太ももの外側や前側の筋肉が硬くなっていると、腸脛靭帯に負担がかかります。当院では筋肉の緊張を緩めるための施術を行い、膝にかかる負担を軽減していきます。単にマッサージをするのではなく、なぜその筋肉が硬くなっているのかという原因を探りながら調整していくんです。
走るときのフォームに問題があると、いくら施術を受けても再発してしまいます。足の着地の仕方、体の重心の位置、腕の振り方など、細かい部分を見直すことで膝への負担を減らすことができます。当院では必要に応じて走り方のアドバイスもさせていただいています。
普段の姿勢や体の使い方も、ランナー膝と深く関係しています。デスクワークで長時間座っている方は股関節が硬くなりやすく、それが走るときの膝への負担につながることもあるんです。日常生活での体の使い方を見直すことも、改善への大切なステップになります。
当院では初回の検査を最も大切にしていて、なぜランナー膝になったのかという根本原因を徹底的に探っていきます。メタトロンという最先端の検査機器やAI姿勢分析を用いて、体のどこに問題があるのかを数値化して確認するんです。
膝周囲の筋肉のバランスを整えるのはもちろんですが、骨盤や腰椎の調整も行って全身のバランスを整えていきます。また栄養状態のアドバイスや自宅でできるケア方法もお伝えして、早期改善と再発予防を目指しています。
これまで多くのランナーの方が当院で改善され、また痛みを気にせず走れるようになっています。湿布に頼る日々から解放されて、本当に楽しくランニングができるようになったと喜んでいただけることが、私たちにとって何よりも嬉しい瞬間です。
ランナー膝に対して湿布は痛みを和らげる効果はありますが、あくまでも一時的な対症療法に過ぎません。根本的な原因である体のバランスの崩れや筋肉の硬さ、フォームの問題などを解決しなければ、本当の意味での改善にはつながらないんです。
湿布を貼り続けていても痛みが繰り返すようなら、それは体からの「このままではダメだよ」というサインかもしれません。大好きなランニングを長く続けるためにも、早めに根本的な対処をすることが大切です。
当院ではランナー膝で悩む多くの方を改善してきた実績があります。「また思い切り走りたい」「マラソン大会に出たい」そんな目標を持っている方を、全力でサポートさせていただきます。一人で悩まずに、ぜひ一度ご相談ください。あなたが痛みなく走れる日々を取り戻せるよう、私たちが全力でお手伝いします。

